『週刊かすてら・愚か者の退屈な生涯』2017年第19号

17年 4月 9日 日曜

 曇時々雨。
 林檎、唐揚、掛け饂飩。外出せず。昼寝。読書『新編 日本幻想文学集成5』。豚カツ。ビデオ。『目がテン』かがくの里エビ養殖▽里の池を改良!海で育つエビを淡水で育てる挑戦スタート▽新たな農業専門家登場で春のおもてなし会。「コシヒカリより美味?」新品種を育てる宣言!。『所さんお届けモノです!』空前の猫ブームにゃん★みんな猫好きになるBOX。新番組。見なくても良いかな、という感じ。『BS世界のドキュメンタリー』ピカソの遺産〜女神たちから生まれた傑作。その時々に愛した女性を描き、傑作を生み出すと同時に、ピカソは多くの女性の人生を狂わせていった。『地球ドラマチック』ゾウ追跡!1000頭が大集合。乾季の始まり、どこからともなくゾウの群れがケニアのサンブル国立保護区へと集まってくる。GPS技術を駆使し、親を殺された子どもだけの群れや伝説の巨大なオスなど、ゾウたちの3週間のドラマを追う。

17年 4月10日 月曜

 曇。
 林檎、豚カツ、掛け饂飩。買い物。読書『新編 日本幻想文学集成5』。焼売、厚揚げ。ビデオ。『美の巨人たち』アッピウス・クラウディウス「アッピア街道」後編。『イッピン選』上品!豪快!味わいの器〜徳島 大谷焼。『小さな旅』シリーズ わたしの東京物語(1)母の面影〜銀座・宮本亜門。『THE 世界遺産』放送1000回記念 サンガイ国立公園 エクアドル 標高3800m!アマゾンが生んだ森噴/火し続けるアンデスの火山/標高5260m!“南米の富士山”に初登頂。

17年 4月11日 火曜

 雨。
 林檎、唐揚、掛け饂飩。外出せず。昼寝。読書『新編 日本幻想文学集成5』。ハンバーグ。ビデオ。『ダーウィンが来た!』強いぞ!日本の国鳥キジ。『美の壺・選』肥後象がん。400年前、肥後・熊本で生まれた「肥後象がん」。鉄の表面に金や銀で緻密な模様を施す工芸品で、ペンダントやネクタイピンなど種類はさまざま。『サイエンスZERO』ゲームの最新技術 異世界が現実に!?。『100分de名著』三木清“人生論ノート”第2回 自分を苦しめるもの。「怒」「虚栄心」「嫉妬心」。誰もがふとした瞬間に陥ってしまうマイナスの感情は、暴走を始めると、自分自身を滅ぼしてしまうほどに大きくなってしまう。これらの感情をうまくコントロールするにはどうしたらよいのか?『ブラタモリ』#67 奄美の森。

17年 4月12日 水曜

 晴。
 林檎、唐揚、冷やし饂飩。買い物。昼寝。『新編 日本幻想文学集成5』視覚的空間優位の作家と聴覚的時間優位の作家が在るとすれば、乱歩は明らかに視覚優位であろう。これはよく言われている事だが、今回新たに発見した事は「入れ替わり」という主題へのこだわりである。俺が新たに発見した気に成っているだけで、ファンには周知の事であろうが。入れ替わりは、鏡像にも通じる処が在ろうと思う。解説で別役実が「白昼夢としての都市」と言っているが、東京出身でありながら乱歩には都市が一種の不条理として見えていたのかも知れぬ。人間が設計して拵えたという意味で、都市は虚構には違いない。佐藤春夫は、再読だがやはり「美しき町」が一番面白い。理想郷を作り上げようとする話には奇妙に惹かれる。宇野浩二の「夢見る部屋」も一種の理想郷を作る話だが、「パノラマ島」「美しき町」に比べると、みみっちくて面白い。また、「人癲癇」の隣人達、「さ迷へる蝋燭」の三木田など、奇矯な人物の造型が楽しかった。稲垣足穂はよくA感覚という事を言われるが、俺には余り強い印象を持たない。寧ろ、宮沢賢治に通じる幻想と科学の通分のような交錯が印象に残るのは、SFファンだからであろうか。大森望編『ヴィジョンズ』読み始める。豚肉の生姜焼き。ビデオ。『カラオケ★バトル』。『華麗なるミュシャ 祖国への旅路 パリ・プラハ 二都物語』。19世紀末、艶やかな女性のポスターで人気だったミュシャは50歳で祖国チェコに帰国。大作「スラヴ叙事詩」に挑む。

17年 4月13日 木曜

 晴。
 林檎、唐揚、雑煮。買い物。図書館。河合隼雄著『子ども力がいっぱい 河合隼雄が聞く「あなたが子どもだったころ」』読み始める。『ヴィジョンズ』読了。アンソロジー。円城塔「リアルタイムラジオ」に登場する「初めから存在しない身体の幻肢、多重幻肢」の着想が面白い。円城塔には屡々こういう「多重変換」のアイデアが在るように思う。唐揚、卵焼き、肉まん。ビデオ。『人名探究バラエティー 日本人のおなまえっ!』【山田】。書類の氏名欄の記入例に「山田太郎」がどのくらい在るかを調べる調査など、馬鹿馬鹿しいようだが実証的で素晴らしい。『所さん!大変ですよ』霜降り牛肉に異変!? おいしい牛肉の謎。『モーガン・フリーマン 時空を超えて』光の速度を破れるか?。映画『バビロンA.D.』。脚本は退屈。未来世界が舞台だが、全体像が良く見えない。見せない事で意図的に観客を苛立たせるという演出でもない。冒険物語なのに肝心の活劇がつまらない。俳優にも魅力なし。美術がちょっと良いのが救い。

17年 4月14日 金曜

 晴。
 バナナ、唐揚、雑煮。買い物。昼寝。『子ども力がいっぱい』読了。対談、インタビュー。トンテキ。ビデオ。映画『コネクテッド』。香港映画にしては良く纏っているなと思ったら米国映画のリメイクだった。二人の主人公が最後の場面まで会わない処が良い。『タモリ倶楽部』「お腹の緊急事態に備える!お尻を拭きやすい葉っぱ図鑑」トイレットペーパーより快適!?極上葉っぱの数々。『奇跡のレッスン〜世界の最強コーチと子どもたち』野球編(後編)。

17年 4月15日 土曜

 晴。
 バナナ、魚フライ、雑煮。外出せず。昼寝。昏々と眠る。宮内悠介著『彼女がエスパーだったころ』読み始める。河合隼雄 小川洋子著『生きるとは、自分の物語をつくること』読み始める。餃子、炒り卵。ビデオ。『ダーウィンが来た!選』サバンナのネコ 強烈パンチ!。アフリカ・サバンナに棲む大きな耳が特徴の野生のネコの仲間・サーバルが主人公。獲物が出す超音波を大きな耳でキャッチし、2メートルもの華麗なジャンプで百発百中で捕まえる。猛毒をもつヘビには得意の連続ネコパンチを繰り出し戦う。『地球ドラマチック』シマウマ追跡!アフリカ最長の大移動。ボツワナ北部の乾燥地帯。雨季の到来に合わせて、毎年、何千頭ものシマウマが食料を求めて250km離れた草原へと南下を始める。GPSを駆使して過酷な大移動に密着。メスの多くは妊娠中、あるいは幼い子どもを連れ、小規模な群れ単位での移動だ。途中で他の群れがすべてUターンしても唯一進み続ける群れや、数が3分の1に減ってしまう群れも。目的地も含め、この移動は遺伝子に組み込まれていることがわかる。映画『ダ・ヴィンチ・コード』。暗号を解きながら進む形式の宝探しサスペンス。暗号その物に新味は感じないが、キリストの血統、ダ・ヴィンチ、ニュートン、テンプル騎士団など歴史を絡めた処が面白い。大傑作とは思わぬが、何故そんなに批評家の評判が悪かったのか良く判らない。まさか宗教的冒涜性が問題に成った訳ではあるまい。
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