季刊カステラ・2000年春の号
◆目次◆
方法的怠惰
プリンプリン物語大辞典
軽挙妄動手帳
奇妙倶楽部
インモラル物語
かなり重症
編集後記
●2000年問題クリア、おめでとうございます。●
2000年問題クリア、おめでとうございます。
2000年問題クリア、おめでとうございます。
2000年問題クリア、おめでとうございます。
2000年問題クリア、おめでとうございます。
2000年問題クリア、おめでとうございます。
2000年問題クリア、おめでとうございます。
2000年問題クリア、おめでとうございます。
2000年問題クリア、おめでとうございます。
2000年問題……
↑誤動作。
●21世紀チキンラン●
現在渡辺はま子を抜いてきんさんがトップです。
森繁とぎんさんに絞られてきた感があります。
森繁がどこまで我慢できるかが勝負の分かれ目でしょう。
ダークホースは天本英世か、鈴木清順か。
あっ、北林谷栄がいた。
俺だったりして。
●コント●
商店街にて。
八百屋「へいらっしゃい」
主婦「北千住まで、お願いします」
八百屋「あんた誰」
主婦「マリー・アントワネットと申します」
画面の外から屈強な男が二人現われ、主婦を拉致していく。
シーン変わってギロチン台の前に連行される主婦。
押さえつけられ、エプロンに買い物かごのままギロチンにかけられる。
再び八百屋。
野菜と一緒に主婦の頭が並んでいる。
主婦の頭アップになる。
突然目を開き、にかっと笑う。
●ちょっと似てるシリーズ●
気後れ と 後れ毛
言語道断 と コンゴ動乱
公序良俗 と 皇女陵辱
●大喜利・心の中の日本編●
【出題】モーリタニアの歌手ターラさんは、日本に行ったことは一度もなく、日本人の知り合いもいません。彼女が日本という言葉から思い浮かべるものは、「ちょんまげ、芸者、寿司、腹切り、禅、空手」それから何。
【回答】南京たますだれ
【回答】人間ポンプ
【回答】金魚すくい
【回答】からし明太子
【回答】スーパーカーブーム
【回答】クリネックスティッシュ
【回答】こまどり姉妹
【回答】うただヒカル紅白出場拒否
【回答】動物占い
【回答】天中殺(こんな字だっけ?)
【回答】ラジオ体操
【回答】トランプマン
【回答】紙ずもう
【回答】しりあがり寿
【回答】宮竹骸骨
【回答】山田うどん
【回答】山田まりあ
【回答】後ろから膝カックン
【回答】運動会の紅白の帽子をつばの部分が頭頂にくるようにかぶってウルトラマン
【回答】丹下左膳
【回答】仏頂面
【回答】思い出横町ってしょんべん横町のことだろ?
【回答】カトちゃんぺっ
【回答】達磨落とし
【回答】スピード解散の本当の理由
【回答】神田の天麩羅屋「富士竹」には「上天丼」のかわりに「聖・天丼」があります。ご主人がクリスチャンらしいんですが。
【回答】クラリオンガール
【回答】『壇ふみ』は、中学まで自分の本名が『ふみ子』であることを知らなかった(家族全員『ふみ』と呼んでいた)。
【回答】カゴに乗る人、担ぐ人、そのまたワラジをつくる人
【回答】食べた後はねっころがってつまようじでしーする。
【回答】西麻布ダンス教室
【回答】オーロラ輝子こと河合美智子
【回答】ストレイシープ ポー
【回答】ネクタイをはちまきにして頭に締め、寿司折りを片手にぶら下げ、千鳥足で歩く
【回答】大根の季語は冬
【回答】だっちゅーの
【回答】ゼンジー北京の中国人のマネ
【回答】タモリのハナモゲラ外国語
【回答】上沼相談員「返す必要は無い」
【回答】義経ジンギスカン説
【回答】小林一茶忍者説
【回答】空海は二人いた説
【回答】プラズマ大槻
【回答】ためしてガッテン
【回答】事件は会議室で起こってるんじゃない!
【回答】がちょーん はらほろひれはれ
【回答】行司は式守伊之助
【回答】楊貴妃が実は狐の化け物で(九尾の狐)遣唐使と一緒に日本に逃げ込んだと言う話
【回答】こっくりさん
【回答】BBクイーンズのボーカルの男の人ってブルース歌手の近藤房之助でしょ?
【回答】1コン、2コン、サンコン
【回答】小さな子供に無理矢理おつかいに行かせ、そのあまりの残酷さに視聴者が泣く幼児虐待番組「はじめてのおつかい」
【回答】スクールメイツ
【回答】学校にはひとりずつ番長がおり、男子生徒は全員、美人で成績優秀でスポーツ万能でハイソな生徒会長を争っている。
【回答】松方弘樹は愛人とのオーストラリア旅行の目的を「鮫退治」と言った。
【回答】「ごんぎつね」読みます。悲しい。「ごん…お前だったのか。」
【回答】賽の河原の石子積み
【回答】江戸の町を威勢よく駆け抜ける一心太助
【回答】飛脚
【回答】人面犬
【回答】日本の国技は「花見」だが、アメリカで生まれたベースボールというスポーツも大変に人気がある。日本ではベースボールを暗闇の中で行う「ナイター」という独自のルールがあり、当然選手は夜目がきく方が有利である。そこで最近日本でも解禁となった臓器移植により、夜行性の動物の目を移植する選手が増えている。これを「猫の目打線」という。
●大喜利・超能力編●
【出題】超能力者のユソゲラー氏、インチキだという噂が立ってから、人気は急落。そこで彼が汚名返上のため、厳しい修行の末に会得した、今世紀最後で最大の、ゴージャスでビューティフルでエキサイティングでキュートで(中略)豪快で繊細な超能力とはどんなもの。
【回答】コンピュータをフリーズさせる。
【回答】シルクハットから鳩を出す。
【回答】ヘソで茶を沸かす。
【回答】榎本健一のものまね。
【回答】ハムスターの咆哮。
【回答】がまんづよいという超能力。
【回答】気にしないという超能力。
【回答】ひょうひょうと落ちついて何度もまちがえるという超能力。
【回答】物忘れが良いという超能力。
【回答】仏頂面という超能力。
【回答】一日16時間眠れるという……もういいか。
【回答】北方謙三を自在にあやつる。
【回答】絶対音感。
【回答】処女膜再生。
【回答】革命。
【回答】世界平和。
【回答】家内安全。
【回答】商売繁盛。
【回答】ササもってこい。
【回答】順風満帆。
【回答】豪邸。
【回答】鼻高々。
【回答】デリバティブに手を出す。
【回答】油断大敵。
【回答】借金倍増。
【回答】失業。
【回答】家庭崩壊。
【回答】自殺未遂。
【回答】疾走(全力疾走)。
【回答】ダンボールハウス。
●大喜利・福袋編●
【出題】正月に屋台で買った福袋。中から出てきた意外なものとは。
【回答】起きたきり老人。
【回答】これは「福袋」という袋が商品なのです。と書かれた紙(とんち彦一か)。
【回答】久米宏の「無精ひげを生やす自由」
【回答】角、触覚、羽、しっぽ、脱皮した皮。
【回答】幼い頃に行方不明になった友達。
【回答】始祖鳥。
【回答】ボートピープル。
【回答】ぐうの音。
【回答】マタニティーブルー。
【回答】履くと物凄く足が臭くなり、靴自体も異臭を放ち、車の中に置いておこもうものなら車中に異臭が漂うという呪いの黒い靴。
●大喜利・景気対策編●
【出題】あなたの提案する景気対策を教えてください。
【回答】みんなで貧乏を我慢する。
【回答】小渕首相切腹番組放映権売却。財政問題一挙解決。福祉充実。国民活力。
【回答】鎖国。
【回答】もういっぺんパールハーバーからやり直し(そしてもういっぺん原爆)。
【回答】日本解散。海外売却。
【回答】やっぱさあ、年寄りを働かせようぜ。たくさんいるんだからさあ。それと、不法滞在外国人。活かさず殺さずで、搾り取れるだけ搾るのよ。
【回答】大蔵大臣がテレビのインタビューでどんな質問にも大声で
「 な る よ う に な れ っ !!」
って答えていたら、なんとなく元気が出るような気がしない?
【回答】ハッスルする。
【回答】景気対策としての(あるいは村おこしとしての)売春。
【回答】景気対策としての共産主義。
【回答】景気対策としての大麻解禁。
【回答】景気対策としての動物占い。
【回答】景気対策としての点とり占い。
【回答】景気対策としての戦争(多分本気で「また朝鮮で戦争起きねえかなあ」と思っている人はいるはず)。
【回答】輸出品としての埴輪(アンティークドール)。
【回答】輸出品としての自殺。
【回答】輸出品としての交通渋滞。
【回答】輸出品としての満員電車。
【回答】輸出品としての天皇制。
【回答】輸出品としてのポケモン(赤と青の光を点滅させて毛唐共を殲滅する)。
【回答】輸出品としてのコンビニで次々に発明されるが、万にひとつもおいしくない
チーズまん、インドカレーまん、プリンまん、ワインまん、ずわいガニまん……。
【回答】輸出品としての「ここは一部の常連達が結託して私を排除している閉鎖的な会議室である」という被害妄想(たまに現実)。
【回答】自分達だけで卒業式をやるとか言い出す。
【回答】徴モーニング娘。令。国策としてモーニング娘。のメンバーを徴用。健康な女性は全員、十代後半から二十代前半の十年間のうち3年間だけモーニング娘。となることを義務づける。徴モーニング娘。忌避のために醤油を飲んだりする。
●大喜利・死因編●
【出題】人によって天竺は異なる。ならば、親王が目指した天竺は、親王ひとりだけの天竺ということになりやしないか?
それはともかく。
作家に見られたければ作家ぶらないこと、エラく思われたければエラそうにしないこと、先生と呼ばれたければ先生と自称しないこと。昨今のマスコミはひねくれているから、けっして本人の希望通りなどには扱ってくれない。と、唐澤俊一氏がご自分のホームページでおっしゃっていて、そう言われれば、日常の場面でも、大人ぶっているところが、子どもらしい、というような状況はしばしばあるような気もします。悪魔の振りをしていると、周囲がみんなノってくれる、というような状況は非常に特殊なものなのでしょう。
じゃあ、俺らしい、というのはいったいどういうことなのか、とか、俺はサカナだ、と自称した場合、俺はどのように扱われるのか、とかいったことも気になります。
そういったこととはまったく関係なく出題。
あなたの死因どんな死因ですか? そしてあなたは誰ですか?
【回答】虎。飼育係。
【回答】阪神ファンをこじらせて。東京在住。
【回答】流れ弾の手裏剣。会社員。
【回答】物陰から吹き矢で。主婦。
【回答】藤原紀香(悩殺による脳死)。ロケンローラー。
【回答】吸血多量。ドラキュラ。
【回答】同僚と焼き鳥の食べ比べをしていて、串を喉に突き刺して。サラリーマン。
【回答】方角が悪かった。風水師。
【回答】何だか死んでいるような気がしたので自己申告で。新感覚派。
【回答】これは実話だが、三船俊郎の死因は「全機能不全」である。
【回答】そう言えば昔「奇人変人の番組に出場、ゴキブリの卵を食べそれが体内で孵化、内臓を食い破った」という話がありましたね。
●大喜利・禁止編●
【出題】「○○してはいけない」今度は何。「○○しては」のところ、さ変動詞でなくてもかまいません。さらに言えば、禁止を意味する内容であればどのような文章でもよいです。
【回答】ラッセンの絵を部屋に飾ってはいけない。
【回答】地下鉄内ダウジング禁止。
【回答】主人公がやたらかわいい女でしかも妙な特技を持っていたりして毎日がてんやわんや、というような漫画は今後一切禁止。
【回答】バレンタイン禁止。
【回答】最中に違うことを考えてみたり、遠くを眺めてみたり、数学の公式を思い出したりしてはいけない。
【回答】真面目、強い正義感、何かの権威に寄り掛かってアイデンティティを保つこと、人の悪口を言わないこと、真理はただひとつと思い込むこと、素直すぎること、間違ったこと曲がったことが許せぬ性格、正義は勝ち悪は滅ぶと信じ込むこと、美人はウンコしないという説、いつか王子様が白馬に乗って迎えにきてくれると夢見ること、自分のことを神様だと言い張ること、世の中には茶化してならないものがあるという信条、ネット情報の管理者を自認すること、等々禁止、っていうか誰か何とかしろ!!
【回答】「私が見ている緑は真の緑ではないに違いなく。誰も私と同じ緑はみていないんだわ…」とかそういうことを考えて一日つぶしてはいけない。
【回答】家政婦は見てはいけない。
●大喜利・旅情編●
【出題】旅行好きの森山さん、旅先で現地の人に「トイレはどこですか?」とたずねた時、返ってきた意外な返事とは。「変なトイレ」でもいいや。
【回答】大きく口をあけ、その中を指差した。
【回答】「なに、トイレじゃと。こんなところで旅の御方にトイレのことを聞かれるとは思わなんだ…。これは、わしのひいじいさんから聞いた話じゃ。ひいじいさんは若い頃それはそれは腕のいい大工じゃった……」こうしてその老人の三日三晩にわたる長い長い物語が始まったのだ。
【回答】「トイレってなに?」
【回答】その男の指差した門には「この門をくぐるものはすべての希望を捨てよ」という貼り紙。
【回答】「入った者はいるが出てきた者はいない」
【回答】現代科学の粋、原子力便所。
【回答】「これは賢者にしか見えないトイレです」
【回答】「トイレに入るためには、これから出題する72の問題にすべて正解する必要があります」
【回答】「このあたりのトイレは野性化していて狂暴だから気を付けるようにね」
【回答】トイレの中はとても広く、天井からはミラーボールがぶら下がっており、激しいダンス音楽が大音量で流れており、お立ち台がある。
【回答】とても深い便器のそこにはキャラメルやまねきねこなどの景品が置かれてあり、命中させるとそれがもらえる。
【回答】舌の長い猫のような動物がいて、排泄するそばから舐め取ってくれる。
【回答】人間を持ち上げるほど激しく吹き上げるウォシュレット。
【回答】「ご一緒にポテトはいかがですか?」
【回答】「お持ちかえりですか?」はい、と答えるとトイレを出る時、今出したモノを包んでくれる。
【回答】トイレはものすごい速度で移動しており、捕まえそこなうとドップラー効果を残して走り去ってしまう。
【回答】「この国ではトイレは非常に抽象的な存在です」
【回答】ものすごく急勾配のトイレ。
【回答】トイレは柔らかくて、あたたかくて、すべすべしていて、しなやかにうねる指ほどの太さの触手がたくさん密生していて、とぎれることなくうごめいている。
【回答】「偉大なる指導者同志の命令により、お教えすることはできません」
【回答】「よくかき回してから入るんだよ」
【回答】「動物占いによるとあなたのトイレはインク瓶です」
●大喜利・難病編●
【出題】どんな症状ですか?
【回答】ギャグが出ない(ジョークでも何でもない)。
【回答】キーボードはだるく、ディスプレイはむくみ、CD-ROMドライブはうっ血しています。
【回答】魚の目が瞬きする。
●大喜利・秘境編●
【出題】地球上最後の秘境と呼ばれた岩手で(こんなこと言っていいのかな)発見された謎の民族の奇妙な風習とは。
【回答】雨乞いの際に生贄をささげる風習があり、そのため、住民は「いけにえ意思表示カード」を持っている。
【回答】創造者エロイムや、古代ムー大陸人、古代アトランティス人、小人族、未来の地球人、宇宙人などからの画像を含むテレパシーメッセージを受信して、そのことを話題にするのが挨拶になっている。
【回答】虫葬(食わせる)。
【回答】爆葬(発破をしかけて粉々に)。
【回答】主食が正露丸。
【回答】若い女性の間で、厚底のカンジキがはやっている。
●大喜利・惑星探査編●
【出題】NASAの惑星探査機ガリレオから送られてきた木星の写真に写っていた意外な物とは何?
【回答】ヘア。
【回答】死んだおばあちゃんがおいでおいでしてる。
【回答】座敷わらし(ひとり多い)。
【回答】風船おじさん。
【回答】看板「花嫁募集中」(嫁不足)
【回答】看板「ようこそ木星へ」
【回答】看板「木星まんじゅう」
【回答】恐怖の大王が大暴れしている。
【回答】大赤飯(大初潮の大祝い)。
【回答】通りかかる車を待つ猿岩石。
【回答】水素とヘリウムの海の家(貸しボートあります)。
【回答】JR木星駅。
【回答】首無しの押掛女房(すいません、まったく意味はありません)。
【回答】探査機ガリレオを異物と見なし、排除しようと迫ってくる巨大なマクロファージ。
【回答】今後の参考のためアンケートにご協力ください。「木星を訪れてみた第一印象は?」
【回答】もくせいの体気の中から現われたと思われる妖精が右手に金のパイオニア10号、左手に銀のパイオニア10号を持ち、カメラに向かって問いかけるように首を傾げている。
【回答】スプレーで「夜露死苦!」と書かれている。
【回答】前方後円墳。
●大喜利・オリンピック編●
【出題】次回のオリンピックから正式種目となる、誰もが予想しなかった競技とは?
【回答】大食い。
【回答】出産(芸術点あり)。
【回答】にらめっこ。
【回答】発ガン。
【回答】円盤寄せ(ベントラー)。
【回答】発汗。
【回答】シャクティパット。
【回答】地雷原駆け抜け。
【回答】おしっこ我慢。
【回答】アーチャリー(長女)。
【回答】絶望。
【回答】革命。
【回答】お見合い。
【回答】大ジョッキをダーッと一気飲みして、またダーッと戻す。
【回答】はにかみ。
【回答】学級崩壊(芸術点あり)。
【回答】昼寝。
【回答】体罰。
【回答】服役。
こうつう【交通】
交わり通じること。大変にいやらしいことである。
こっこ【国庫】
鶏がいる。
さるかにがっせん【猿蟹合戦】
生きた猿と蟹を投げ合う競技。相手チームの戦闘能力を奪った方が勝ち。猿は敵陣内で暴れるので、攻撃力は大きいが数をそろえるのが困難。また、逃げ出さないように捕まえておくのもむずかしい。蟹は投げてぶつけるだけだが、数をそろえるのは容易である。また、甲羅が固く尖った部分も多いので、大きなものを入手できれば、一撃で大きな威力を発揮する。
さらぶれっど【サラブレッド】
皿の上にパンが乗っている。
さんじょうのすいぐん【山上の水軍】
役に立たないことの例え。
しつりょうほぞんのほうそく【質量保存の法則】
質と量の合計は常に一定になるという法則。人数が増えるとひとりひとりの質が下がる。→モーニング娘。
すもーくさーもん【スモークサーモン】
煙草を吸う鮭。
ちぇーんすもーく【チェーンスモーク】
鎖を吸うこと。
てだれ【手だれ】
手から分泌物が流れ出すこと。→耳だれ。
せんこうはなび【閃光花火】
目を射るような激しい閃光を放つ花火。
ほうべん【方便】
方形の大便。尻の穴が四角いのであろう。
こくさいか【国際化】
日の丸君が代を国旗国歌とする一方で、第二公用語を英語とするなどと言っていてわけがわからない。例のどうにでも解釈できるようなお役所言葉をどう英語に訳すのか、という点に関しては非常に興味がある。
まわた【真綿】
首を絞める道具。
かや【蚊屋】
蚊を売っている。
そぼふるあめ【祖母降る雨】
成仏してください。
●不定形俳句●
前門の虎、習わぬ経を読む
火事場の馬鹿
「♪近ごろチタマではやるもの…」「大王様、チキュウです」
肘鉄クラウンライター・ライオンズ
(中近東を詠める)背伸びしている回教徒 今日も敵機が遠ざかる
はじめてのおつかい 身の代金受取編
素尋平太(すぴろへいた)
平幹次郎扮する鼻
千変万苦
シティ万苦
方法的無理
一種独特の猟奇的愚答地獄
二塁混雑会の情報
逆欠落
ジャガーサービスに関するアンケート
消極PR
聞くは一時の挑戦聞かぬは一生のデータベース
類は逃亡者を呼ぶ
捕らぬ恋愛の皮算用
シンデレラ的始祖鳥の事件
トースター返し
紹介研究所
乗りかけたエイプリル・フールには、ためらわず乗ってしまえ
科学の小林一茶
ミス・プロフィール
メイン松岡きっ子
自分の名刺に「結婚上手」と刷る
自分の名刺に「踏み台昇降魔」と刷る
盗聴マニアの持っている知識
求職の粘膜
くしゃみとなる恋
もう一度「土建屋とそれにたかる政治家学」を志す
電撃抜け毛
今日1年分
「若い女の子の声」様に対する信心
必然性・オブ・ザ・イヤー
ホテル・ニューアレルギー
17才のレスビアンの女子高生温泉芸者
暴力哲学芸者
こむらがえり銀行券
恋の平将門ダンス
自分の目的にあったアレルギー症状
雰囲気先行的肩甲骨
使用済み家族の回収再利用システム
マケドニア軍本願寺
呼吸は下手です
全ての道はフラストレーションに通ず
唯心論的コンピュータの誕生
共生的進化論と因縁話
鑑賞用東京
墓的存在者
流星企業
オスカー・ワイルド付き雨降りの香り
不自然環境
不自然公園
不自然史博物館
不自然数
不自然科学
不自然選択
不自然淘汰
不自然治癒力
不自然発火
不自然保護
死に馬に蹴られる
●空想発明展覧会・戦争を奏でる楽器●
ここにひとつの機械があります。小山のように大きな、複雑でグロテスクな機械です。鬼神がうずくまっているようにも見えます。鬼神は人間に禍をもたらすために現れた悪魔の使者のようにも、悪人を懲らしめるために現れた正義の使者のようにも思われました。
この機械は楽器でした。戦争を音楽に変える楽器です。憎しみや悲しみなどの感情は音色に、進軍はメロディーに、戦闘はリズムに変換されるのでした。演奏するのは戦争を行っている人間たちです。殺す人間たち、殺される人間たち。戦争が激しいほど、悲惨であるほど、この楽器は美しい曲を奏でるのでありました。
●空想発明展覧会・駅弁の宅配●
やっぱり駅弁は窓から顔出して買うもんだな。
●空想発明展覧会・コードレスバンジージャンプ●
「コードレスってあなた」
いや、ヴァーチャル、ヴァーチャル。
「フライトシミュレータみたいなものですか」
そう、着地の衝撃も正確に再現される。
「死にます」
●空想発明展覧会・こっくりさん●
電池で動く「こっくりさん専用コイン」 地球に優しい充電式。
●都市伝説・個のアイデンティティが存在しない民族●
その民族の自己同一性は家系にある。自己同一性を形作る物語は、内面的な活動を含めた経験記憶によるところが大きいが、この民族ではそれが、口伝えで伝わるそれぞれの家系の物語となっている。個人を表わす名詞や人称代名詞はなく、「俺が昔…」としゃべり出すと、それは何世代も前の人物の話だったりする。現在の「彼」の身体は、その家系に属するものすべてということになる。ある家系に属するものは、定期的に集まって「記憶」の習合を行わなければならない。身体全体の自己同一性を調整、あるいは再編成するのである。したがって、家系というのは、必ずしも血筋ではなく、「記憶」を共有するものということになる。その家系の規模が大きくなりすぎたり、地殻変動によって一部が隔離されたり、などの何らかの理由で「記憶」の習合が不可能になるとその家系は分裂する。これがこの民族の「増殖」であり、個体数が増えることは「成長」にすぎない。個人という概念がないので、個体の死はケガ、あるいは新陳代謝にしかすぎない。したがってこの民族には「寿命」という概念はない。単細胞生物のように、ケガや病気で死なない限り、分裂を繰り返しながら永遠に生き続けるのである。個人の感情もない。あるのはその家系全体の感情だけである。ひとりが「今、俺は嬉しい」と言えば、それはその家系全体の感情を表わしている。そのひとりの感情を尋ねても彼には理解できない。われわれが、自分の細胞一つ一つの感情を理解できないように。
メモです。いずれ小説として書くかもしれません。「彼が目覚める時」の彼のバリエーションですね。未開人ではなく、日本の山奥の村にいたりするとおもしろいかも。
●世紀末出血大サービス。●
唐澤俊一氏のホームページより引用。
桶川の女子大生殺し事件容疑者、屈斜路湖で自殺。かと思うと九歳のときから十年の間、男に部屋の中に閉じ込められていた女性、保護。男は親と同居にも関わらず、親は息子にオドされて十年間、二階に誰がいたのかも知らなかったという、珍事中夭言語道断な事件。その他、オウムは依然としてゴタゴタしているし、加江田塾のミイラも、復活の儀式を行っていたとかいう猟奇的様相だし、最近のニュースのカルト化には、すでにこれまでの一般常識では立ち向かえなくなっている。
都市伝説の現実化、とでも言うべき事件の数々。世の中、おもしろくて困る。養老猛司先生風に言えば、都市化によって抑圧されて続けてきた人間の身体性が、ヒステリー症状的に噴出してきた、ということになるのであろう。
●万国の死体団結せよ●
宮沢章夫氏のホームページより引用。
京都の小学生殺人事件の参考人の自殺。女子大生ストーカー殺人事件の容疑者の自殺。死体を勝手口に二日間放置したまま営業を続けていたスナックの事件。少女を九年間監禁していた男。ミイラ化した死体を生きていると断言する者ら。「死」と「生」がべつの意味を持って存在している。「死」が、やけにフィクショナルなこの「感じ」はなにか?
死というものの重み、とか、死に対する実感、とか、死をどう扱うか、ということが統一なくでたらめに多様化しているらしい。個人的には、一概に悪いことだとは思わぬのだが、困ったことではある。都市では「死」や「死体」に直接触れることが極端に少ないから、こういうことになるのはしかたのないことではあろうが、勝手口に死体が放置してあっちゃあなあ、やっぱりあれだよなあ。
死と生の境界が実は曖昧なものであることは、脳死問題が明らかにしたが、なんか「死のイメージ」とか「死の定義」がずれてくると「あそこを走っているあの死体は…」とか「すいません、俺死んでるものですから…」とかいうことが起こりはしないか。起こってはいけないのか、と問い詰められると、いけなくはないような気もするのだが、でもねえ。
●現在の都市●
再び唐澤俊一氏のホームページから。
不思議なことに、宮崎勤も酒鬼薔薇も彼(カステラ注: 9年間少女監禁の彼)も、オタク文化が温床となった犯罪のように言われながら、典型的オタクよりはるかにスマートな好青年なのである。・・・・・・それにしても、精神病で通院歴があるとか責任能力があるかないかとか、そんな犯人像などいくら追及したって本質は見えてこない。現代はそういう連中は掃いて捨てるほどいる。それよりも一番問題にされるべきなのは、うまくやれば9年間少女を監禁しといて気づかれない、現在の都市生活というもののスタイルだと思うのだけど。
本来なら「魔」は、自然(あるいは超自然)の側にあるものであり、人工の空間である都市には、そういうわけのわからないものは本来いなかったはずなのである。だって、人間が設計してこさえたんだから、人間には全部わかる。ところが時間が経つにつれて、増改築を繰り返して迷路化した旅館のように、都市に闇の部分が増えてきた。まるで意図することができない自分、無意識のように。都市はわけのわからないもの、すなわち自然を排除しようとしてきたが、人間という自然は排除できなかったのである。
理解できない部分があると、人間はそこにいろんなものの幻を見てしまう。都市伝説はそのようにして成立する。コンピュータネットワークにも、闇の部分はたくさんあるな。
早くこのネタで書いておかないと、現実に先を越される。まあ、闇としての人間は永遠になくならないから、あせることはないけど。
●シュール●
安易なシュールやナンセンスはおもしろくない、と、俺も思う。むずかしいのは、それが安易なシュールかどうか自分で判断できないことだ。「これは絶対おもしろい」という確信はどうしたら得られるのか。
●金とリスクとリスクとリスクとリスクとリスクと……●
金融においては、投資者と運用者の間に金融機関が介在することにより、投資者は自分が何に投資しているのか見えにくくなることがある。デリバティブというのがその最も極端なものであろうが、つまり、そこでは投資者は製品やサービス(含む情報)の生産といった実体に対して投資をするのではなく、数字とかデータとか言った抽象的な言わば記号の操作を行っていることになる。これが暴走したものがバブル経済であると考えられる。製品やサービスではなく、記号だけが動いて好景気を作り出していたのだ。
売買とは等価のものを交換する行為ではない。システム間において価値の差異があるとき、初めて商行為は成立する。つまり、ある場所では価値の低いものが別の場所では価値が高い。価値の低いところで生産し、価値の高いところで交換する。その差が交換の際の利益になる。
貨幣というのは、その差を目に見える形にするための基準にすぎないという側面を持っている。しかしその一方で、貨幣自体がひとつの「商品」としての価値を持ってもいる。これについては、貨幣というものがかつては、金銀などの実質的価値を持った実体であったことと関係があるかもしれない。しかし、現在ではクレジットカードなどの現金が介在しない形式の商行為が非常に増えている。金額で言えば、そちらの方が圧倒的に多いだろう。そのようなわれわれの貨幣に対する印象の変化は、貨幣の商品性に対してどのような影響を与えるか。
この貨幣の商品性と記号性を論じることが、現代において貨幣を論じることではなかろうか。
なんつって、経済のことはよくわからないんです。誰か教えてください。
●めぐる●
タイムトラベルテーマのSFで次のようなエピソードを持つものがあります。
主人公はある日未来からやってきたと名乗る人物にあるアイテムを渡される。それを持って未来へ行った主人公は、タイムマシンに乗って(あるいはタイムトンネルをくぐってetc.)過去へもどり、そのアイテムを過去の自分に渡す。最初に出てきた未来からやってきた人物は未来の自分だったのである。
ここで問題となるのは、そのアイテムはいったいどこからやってきたのか、ということです。
起源はあるはずなのに、いったん循環のサイクルが成立してしまうと、その起源を問うことはできなくなる、という点でオートポイエーシスに似ているなあ、と思ったりします。
●同時性とはいかなることか●
課題: 宇宙全体のある瞬間の状態
観測者がある対象を観測している、というのは、その対象から発せられた信号(電磁波とか、重力波とか、それ以外の何らかの粒子とか、エネルギーとか)を観測者が受け取っている、ということですよね。
それでは、ある出来事が童子に怒った、違った、同時に起こった、というのはどういう時にいうのでしょうか。同時に起こったという言葉が使用されるのはどのような条件がそろった時か、ということですが。なんとなく「同時」という言葉のぼんやりとしたイメージはあるのですが、どうも、基準となる時計をどのように設定すればよいのかが、よくわからないのです。
「しかし今この瞬間の宇宙全体の状態というものを想定する事は本当に不可能なのでしょうか?」
この「今この瞬間」ということがどういう意味を持つのかがよくわかりません。「同時」をいうためには、なんらかの「時計」を共有することが必要だと思うのですが、それが何なのかがわかりません。
「宇宙全体の同時性をどう捕らえるかは、時間だけではなく実在論を扱う論者全てが避けては通れない問題であるようです。」
勉強不足でよくわからないのですが、宇宙全体の同時性を考えないと、どういう困ったことが起こるのでしょうか。あるいは、宇宙全体の同時性を考えると、どういうおもしろいことが考えられるのでしょうか。
特殊相対性理論の世界では、観測者によって時計が違ってしまう。ある観測者からは同時に見えた二つの出来事が、別の観測者からは同時に見えない、ということが起こってしまいます。宇宙規模でマクロなレベルでは、時間と空間は相互に影響しあっている。と言うより、時間と空間は別々のものではない。これを称して時空連続体という。宇宙全体で「同時」というような時計は設定できないわけです。
ところが、私達の日常的な経験世界では、空間と時間は「切れて」います。だから、時計を合わせて待ち合わせ、というようなことが可能になる。空間が時間に与える影響が私達の目に見えるようになるなるのは、アポロで月まで行って帰って来てようやく秒単位、粒子を光速の数%まで加速してようやく粒子の寿命の変化がわかる、といった程度ですから、日常的にはこれで問題ないわけです。
私達の感覚器官もこれにあわせて進化してきました。視覚にとって空間は自明ですが、時間は必ずしも自明ではありません。写真という「時間を止めた」表現に端的に現われますが、視覚には時間という広がりが感じ取れません。今見ている空間は、常に「今」であって、過去や未来が見えることはありません。
これに対し、聴覚にとって時間は自明ですが、空間は必ずしも自明ではありません。時間的広がりのない「止まった」音というのはナンセンスです。
これは余談ですが、視覚では捕らえられな時間というものを、視覚的に表現しようとしたものが時計です。しかし、どうも私達現代人は時間を捕まえようとして時計を作ったにも関らず、時計によって時間に捕まってしまった感があります。余談終わり。
ではなぜ、感覚的には「切れている」時間と空間を総合して、特殊相対性理論のようなことを考えることができるのか。これは言語というものの特性と関係があるのではないでしょうか。つまり、言語においては音としての聴覚的な言葉も、文字としての視覚的な言葉も、同じ文法規則で処理できる。言語においては視覚と聴覚が交換可能になっているから、時間と空間を一度に扱えるのではないか、などと思いました。
視覚と聴覚と言語のこの関係に関しては、脳の上では完全にアナロジーになっていて、視覚を処理する部位と聴覚を処理する部位の間に言語を処理する部位があります。
物理学や宇宙論で扱う「変化の量としての時間」と、聴覚や運動などの「感覚的に自明な時間」はよく似ていますが、どうも同じ物ではないようだ、という気がしてきました。
ところで、ある瞬間の宇宙全体の状態を言うことはできなくても、私達がいるこの宇宙を時空連続体として全体を語ることはできるかもしれません。ホーキングという人が熱心にやっていることですが。
「相対論による同時性の論議はあたかも、実在が確かな二つの系に対しその同時性が主張できないという見解を示しているように読む事ができるが、本来ならば実在の観測不可能性と類比的に同時性が観測不可能となると考えるべきではないか?」
前にも書きましたが、可能か不可能か、という問題ではなく「同時」とは、どのような状態か、ということが私にはわかりません。月へ行って帰ってきたアポロの時計は、実際に私達の時計とは進み方が違っています。SFではウラシマ効果などといいますが、もっと長い距離を、光速に近い速度まで加速減速をして帰ってくれば、この差はもっと大きくなり、自分の子供が自分より年上、というようなことも起こります。二つの時計は別々の時を示していますが、二つとも正しい時計なのです。このとき「今」とか「同時」というのは、どのような状態を言うのか、というのがよくわからないのです。
逆に言うと「こういう場合に同時という」という基準を示していただければ、この疑問は消滅します。
「今この瞬間の宇宙全体というものを、少なくとも形而上学的には想定する事が意味を持つのではないだろうか?」
ここまでくると、私にはついていけません。抽象的なことを考えるのが苦手なのです。神秘主義的にすら思えます。私の頭の限界でしょう。光速の壁ならぬ馬鹿の壁。ここでいう「意味を持つ」というのは、新たな時間像、新たな世界像の展開の可能性がある、というようなことだと思いますが、それもよくわかりません。
相対性理論は、世界を無矛盾的に体系化しようとした試みです。物理学というのは基本的にそういう性格を持った学問でしょう。しかし、世界を把握しようとする時、あるいは世界を記述しようとする時に、それとは別の経路もあり、別の世界像もあるだろう。そしてそれはともおもしろいことだろう、ということは私にもわかります。
もっとも物理学で還元論的に世界を説明すると、線的な因果論、決定論的な世界観になる、とは限りません。最近では(注目されだしたのが最近で本当は昔からある)、統計力学的な手法が導入されていて、ゆらぎ、カオスなど物理的な因果論に従いながらも、決定論的ではない科学が模索されています。
「今この瞬間の宇宙を想定する」という問題に対しては、「基準となる座標系を選択する」というような解決ではなく、「宇宙全体で普遍的に通用する『今』という言葉の使い方」についてなにがしかの見解を示す、あるいは「新たな『今』の概念を創り出す」ということを期待してしまいます。私達が普段使っている「今」という言葉とはひどく違っているにもかかわらず、「今」としか呼びようがない何か、が見つけだせればおもしろいなあ、と思います。
●サイエンスショック●
ブラックホールというのは、言い方をかえると、全方位、あらゆる方向から光の速度で遠ざかっている天体、といえます。この存在のありようのシュールさがいいですよねえ。実在なんだから、シュールではなくリアルなわけですが、日常感覚的にはシュールとしか言い様がない。
ここいらへんに、私にとっての自然科学の醍醐味があります。たとえば、電子はその運動量と位置を同時に決定することはできない。電子は雲のように確率論的に存在する。「確率論的に存在する」なんじゃそれは。もう、どんな前衛詩人も思いつかないような言い回しが、創作的意図とは別の経路で現われてくる。そこにわくわくしちゃうんですよねえ。
●彼岸●
「因果の地平の向こうはどうなってるの?ビッグバン以前に時間はどうなってたの? 物質はなかったの?」
これは自然科学では扱いません。因果地平の向こうからはどんな情報も伝わってきませんから、近代自然科学の基本的方法である観察と実験が成り立ちません。したがって、自然科学では扱うことができません。
では、何なら扱えるのか?大昔ならそれは神話や神秘体験の守備範囲でした。現代では?私にはわかりません。ただ、扱えない、ということは、ない、ということではないし、それを考えることが無価値である、ということでもないでしょう。キーワードはおそらく「想像力」あるいは「創造力」です。
最近発見したホームページ
●唐澤俊一「一行知識」ホームページ
ご存じ唐澤俊一氏のホームページ。俺は常々「荒俣宏氏は神秘主義の研究をしているが神秘主義者ではない」と思っているのだが、唐澤氏は「悪趣味の研究をしていて、ご本人もまちがいなく悪趣味である」と断言できる。ところで「無断リンク不可」とも「リンク自由」とも書いてない上に、メールアドレスもないので(知ってるけど)、勝手にリンクしました。
●テーマパーク4096
公園のフィールドワークがメインだけど、俺の目当ては「コラム息切れ」。関係ないけど俺も埼玉県民です。
●世紀末観念的退廃地獄お笑い箱
殺風景というデザインコンセプト。
●上々颱風
「上々颱風」はバンドの名前。ジャンルはチャンチキ。
●渋さ知らズ
「渋さ知らズ」はバンドの名前。ジャンルは野蛮なジャズ。
ここに掲載した文章は、パソコン通信ASAHIネットにおいて私が書き散らした文章、主に会議室「滑稽堂本舗」と「創作空間・天樹の森」の2000年1月〜3月までを編集したものです。私の脳味噌を刺激し続けてくれた「滑稽堂本舗」および「創作空間・天樹の森」参加者の皆様に感謝いたします。
◆次号予告◆
2000年7月上旬発行予定。
別に楽しみにせんでもよい。
季刊カステラ・2000年冬の号
季刊カステラ・2000年夏の号
『カブレ者』目次