ランチ



 軽い昼食をと思って、修道院の敷地内にある食堂に寄ったときの写真。スメタナを添えたブリヌィとサリャンカ(具の多い美味しいスープ)、それに黒パンと紅茶といういかにもロシアらしいメニュー。これで何ルーブルだったかは忘れたけれど、そんなに高くはなかった筈。あと、写真をよく見るとわかるけど、昨今のロシアでお茶(紅茶でも緑茶でも)を頼むと、煮出したのをサモワールのお湯で割ってなどというのではなく、たいていこうやってティーバッグで寄越す。日本でならちょっと考えられないことだけど、あちらでは「常識」。   (2014年12月スズダリ市内で撮影)



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学生食堂での昼食



 短期留学していた大学の学生食堂でのある日の昼食。ここでも、食後のお茶は、ティーバッグを渡された。   (2016年3月撮影・モスクワ)



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街の食堂での軽食



 サハリン南岸の町コルサコフ市内の食堂での昼食。イカのリング・フライなんて日本に近いサハリンならではだ。   (2019年8月撮影)



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街の食堂での軽食


 サハリン西岸の町ホルムスク市内の食堂での昼食。いかにも町中の軽食堂というメニュー。   (2019年8月撮影)

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街の食堂での軽食



 こちらは州都ユジノ・サハリンスク市内の食堂での夕食。昼食ではないからスープが付かないが、デザートがブリヌィのイクラ載せと、ちょっぴり豪華。   (2019年8月撮影)

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機内食



 1980年代後半からソ連国内線の機内食はハンで押したように鶏モモと決まっていて、私なぞはアエロフロートが国内に巨大な養鶏場を持っているんじゃないかと思ったほどだ。写真はアエロフロートが分割された後のウラジオストク航空・新潟〜カムチャッカ線の機内食だが、やはり鶏モモだった(右端)。もっとも中央にカニ脚がドンと出ているのはさすがカムチャッカ線だ。この便、日本からの往路の機内食は紙箱に入った純駅弁型幕の内弁当で、乗り合わせた日本人客の度肝をぬいた。  (2000年8月撮影)




 私はアエロフロート以外のエアラインにそれほど乗ったことはないから真偽のほどは不明だが、ソ連時代にはアエロフロートは世界でいちばん機内食が不味いなどと陰口をたたかれたものだ。ところが、今やそんなことは誰にも言わせないといった雰囲気の機内食が提供される。写真は東京からモスクワへ行く便でのものだが、長時間飛行なので機内食が二度出るけれど、二食目もコールド・ミールではないという点で評価が高いらしい。  (2016年12月撮影)
 機内食は、原則として出発地の業者が納品したものが提供されるから、日本発の便では私達がよく慣れている日本風(必ずしも「和風」という意味ではない)のお弁当になったりもする。左の写真は、成田発ユジノ・サハリンスク行きのオーロラ航空の機内食。  (2019年8月撮影)

 近年、近距離線の機内食は、簡素化の傾向にあるらしく、これまでに経験したものの中でいちばん凄いと思ったのは(ここではその内容の詳細に触れないものの)S7航空の極東の都市と日本を結ぶ路線だが、他の航空会社にしても離陸後上昇して安定飛行に入ったと思ったらまもなく着陸準備に入るわけだから食事に時間をかけていられない事情は同じらしい。右の写真は、モスクワからミンスクへ行くアエロフロート機で提供された機内食。そもそも食器が何も無い点で、長距離線とは異なる。  (2019年9月撮影)





車内食



 「乗り物」の章にも書いたが、近頃になって“フィルメンヌィ”とよばれる特急列車の内装やサービスを各鉄道総局が競うようにして改善しつつある。列車によっては、機内食ならぬ「車内食」が提供される場合がある。私が初めてそれを経験したのはモスクワ〜ペテルブルクの「赤い矢」号だったが、そのときは日本でも経験のないサービスを受けてずいぶんびっくりしたものだ。写真はベラルーシ国鉄の急行列車「ベラルーシ」で出されたもの。  (2001年1月撮影)



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日本食



 ロシアだけではないかもしれないが、ロシアでは、日本食、とりわけ寿司の人気が高いそうで、モスクワだけでも150軒もの寿司バーがあるとか。私は海外へ出かけて日本料理を食べるという趣味はないが、ムルマンスクに行ったときに現地ガイドが連れて行ってくれた時のがこの写真。


 左右にフォークとナイフが置いてあったりするのも雰囲気を壊すけれど、最大の問題はロシア料理風にコースで出てくることだ。まず出てきたのが「吸い物」だったが、澄まし汁が澄んでないばかりか、隠し味にレモンが使ってあってビックリした。いずれにしても、これを下げてもらわないと寿司は出されない。

 左がメインの寿司で、にぎりと巻きもの。海老やサーモンなどの食材には不自由しないようだが、しゃりがパサパサの長粒種米で、寿司とはちょっと遠い食感であった。しかし、値段は日本で食べるのと比べてもそう安くはなかった。

 あがりは寿司の皿が片付けられてから出てくる。これもうっかりするとジャスミン茶などを出されかねないから、気をつける必要がある。 (2005年12月撮影)





うどん店



 讃岐うどんのチェーン店がモスクワにも進出している。私が行った時、うどんを提供してくれたのはロシア人スタッフのように思えたが、うどんは日本で食べるのと変わらない味だった。  (2016年3月撮影)

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