100ルーブル紙幣 (ロシア)



 ソ連が崩壊した後のロシアの中央銀行券。100ルーブルといえば前のページの紙幣に比べてはるかに高額に見えるが、想像を絶するインフレで、最後は日本円で2円ぐらいの値打ちになってしまったと記憶している。

前のページへ
次のページへ
目次へ戻る







500ルーブル紙幣 (ロシア)


 旧ソ連のものほどではないが比較的小さなサイズの500ルーブル紙幣。この紙幣でもたいした買い物はできなかったような記憶だ。

前のページへ
次のページへ
目次へ戻る







1000ルーブル紙幣 (ロシア)


 というわけで次々と高額の紙幣が発行されるようになり、1000ルーブルといった「大金」も通りの露店でごく普通に受け渡しされた。やがて店で商品の値段を尋ねて「1」という返事が返ってきたらそれは1ルーブルの意味ではなくて1,000ルーブルというのが当たり前になっていった。

前のページへ
次のページへ
目次へ戻る







ルーブル硬貨 (ロシア)


 そうなるとかつて使われたコペイカという補助単位は出番がなく、ルーブルのコインが製造された。いや最後にはこのコインでさえ役に立たなくなり、店頭で見かけなくなってしまった。
 裏面はソ連の国章からロシアの国章である双頭の鷲に変わっているが表面のデザインはソ連時代のコペイカ玉によく似ているのがおわかりと思う。

  前のページへ
  次のページへ
  目次へ戻る