キエフ  街角の風景


 旧ソ連の都市はたっぷりの緑に覆われているところが少なくない。キエフはとりわけそうで、街路樹のカシタンなどが夏の日の南の日差しをよくさえぎってくれる。 (1985年8月撮影)


 フレシャチク大通りに面したオープン・カフェ。今でこそロシアあたりでもこんなお店は珍しくないが、当時のソ連としては垢抜けした印象を受けたものだ。独立後の96年夏に訪れた時も、街頭で売っている缶ジュースやクワスがちゃんと冷えていてびっくりした。こういう面では常にロシアより半歩先を行っていたのかもしれない。 (1985年8月撮影)

 同じフレシャチク大通りから入る路地。9月の新学期を前にして制服やら学用品やらのセールをやっていた。 (1985年8月撮影)

 ウラジーミル通りで見た建物。この通りはフレシャチク大通りに比べると地味だがこうした伝統を感じさせる建築物は決して少なくない。 (1988年1月撮影)



 キエフの旧市街は河岸の丘の上にあるため、ドニエプル川に降りるにはこうした急な坂を下ることになる。そのためのケーブルカーも運行している。市域の拡大に伴って河岸の低い地域や対岸に新市街が伸びている。 (上は1996年8月,右は1985年8月撮影)

 市内を散歩していたら、公園で縁台将棋大会をやっているのを見つけた。時計付きの本格的なやつだった。
  (2003年8月撮影)

 河港に面した通りの早朝の風景。ちょっと古びた町並みにこれもややレトロな感じの市電がよく似合う。    (2003年8月撮影)


 市の中心部で見かけた風景。街路樹のむこうのパステルカラーの建物がお洒落。 (2003年8月撮影)







キエフ  街角の風景


 キエフ市内のあちこち。  (2019年9月撮影)


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フレシャチク大通り (キエフ)


 ペテルブルクでいえばネフスキー大通りに相当するキエフいちばんの繁華街フレシャチク(クレシャチク)大通り。年の瀬で人々の動きもせわしい。 (1987年12月撮影)

 中央郵便局付近。現在の独立広場のあたり。道幅が広く、当時は「渋滞」という言葉とは無縁だった。 (1985年8月撮影)







フレシャチク大通り (キエフ)


 前頁の写真を撮ってから30年以上の月日が流れた後の同じ通り。急ぎ足ではあったが、ヨーロッパ広場からベッサラビア市場の間を徒歩で往復してみた。前頁の中央郵便局は現在でもそのまま郵便局であった。 (2019年9月撮影)

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