戦没者慰霊碑 (ユジノ・サハリンスク)



 東側の丘の麓にさきの大戦の戦没者慰霊碑かあるいは戦勝記念碑らしいものがあった。それだけならロシア中のどの町とも同じだが、おそらくここの戦没者の中には対日戦での犠牲者がある程度の割合で含まれているのだろう。事実、このモニュメントに隣接するソ連邦英雄の碑文の没年は判で押したように1945年になっていた。(1998年3月撮影)

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教会 (ユジノ・サハリンスク)



 キリスト教を受け入れてからでも1000年になるロシアの中ではサハリンの町々は新興都市ということになるから由緒ある教会があるわけではない。しかし、日曜の朝に訪ねてみたら大陸の教会と同じように荘重な合唱曲でのミサがとり行われていて、しばし時の経つのも忘れて聞き入ってしまった。 (1998年3月撮影)

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日本製車両 (ユジノ・サハリンスク)



 サハリンへ行っていちばん驚いたのは日本車の多いこと。なにしろ右ハンドル車のほうが左ハンドルのより多いくらいだから。写真のように日本で走り回っていたときの看板をそのまま背負って走っているのも少なくない。嫁に行った娘が嫁ぎ先でかいがいしく働いているようなものか。
 それに比べるとJR東日本から贈られたという気動車はどうも動いている様子がなく、「婚家」で大事にされていないという感じ。駅前の広場に置かれたいたD51はさきの大戦の戦利品か。 (1998年3月撮影)

 追記: 2020年10月からサハリン島内の鉄道は、基本的にロシア本土と同じ広軌となり、狭軌の日本製車両が走ることはなくなりました。

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花屋 (ユジノ・サハリンスク)



 駅近くの通りに、花を売るこんなお洒落なキオスクが並んでいた。 (1998年3月撮影)

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