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　2004年の札幌移転が決まりましたが、みなさんは日本ハムファイターズってチームのことをどれくらい知っているのでしょうか？えのきどいちろうさんや伊集院光さん、それに声優の富沢美智恵さんや、あの久保純子アナなんかもファイターズファンだったりするんですが、朝日・読売新聞などの最近の世論調査で 0% なんて数字が出ていたりするので、名前を聞いたことがあるって程度の人が多いんでしょうね。もしかすると、オフの番組で岩本の大活躍を見て、初めて知ったという人もいるかもしれません。(^^;

　人気がないのは、ロクな選手がいないからなんじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、いい選手はいっぱいいるんです。例えば、松坂のプロ初安打と初ホームランを打った小笠原は、2000年に打率 .329、ホームラン 31本、102打点、24盗塁という成績をあげ、犠打なしの『恐怖の二番打者』としてすっかり有名になり、今では首位打者争いの常連となっています。ニュースステーションの白木清かさんと結婚した事で話題になった金子は、96年のパリーグ新人王。98・99年と連続してセカンドでゴールデングラブ賞をもらっている、若いながらもいぶし銀の選手です。

　そんな、なかなかメジャーになれないところも僕は好きだったりするんですが、僕以外にもファイターズを応援し続けている熱心なファンは意外といるんです。特に、@nifty ベースボールフォーラムプロ野球館　【日本ハムファイターズ会議室】を中心として活動している FIFA のメンバーにはアクティブなファン活動をしている人がいっぱいいます。この文章を見て少しでも興味を持ったという人はまず、12球団中、最も情報量が豊富だと評判の日本ハムファイターズ公式ページを覗いて見て下さい。

　それにしても、2004年からファイターズを見れる札幌の人はお得ですね。確かに今年は片岡・ウィルソンの移籍とオバンドー・クローマーの不調で打線が弱くなって、B クラスになってしまいましたが、ファイターズはちょうど世代交代の時期に来ていて、2004年にはかなり楽しみなチームになっていることが予想できるからです。
　98年に防御率のタイトルを取るなど、安定感はチーム一ながら、たび重なる肩痛で『ガラスのエース』と言われていた金村ですが、徹底したリハビリで、昨年はじめてシーズンを通してローテーションを守り抜き、今年は 10勝 6敗。防御率 3.17と、本物のエースになりつつあります。それに、99年夏の甲子園優勝投手・正田がついに開花。今年は打線との兼ね合いが悪くて 9勝 11敗と負け越してしまいましたが新人王を獲得。リーグを代表する左腕になりえる素材だと思います。さらに佐々木・加藤・吉崎など、楽しみな左腕が力を発揮しつつあり、2004年には左腕王国になっているかもしれません。
　現在は弱体化している打線も、木元・田中賢介・森本など伸び盛りの選手がいますし、さらに、2001年度にドラフト入団した野中・佐藤などの楽しみな高卒選手が、ちょうど 2004年頃に出てくると予想できます。さらにさらに、ずっとファイターズの顔としてがんばってきた田中幸雄が、2002年度終了時点で 1835本と、2000本安打にあと 165本に迫り、ちょうど 2004年に達成する可能性が高いです。

　北海道のみなさん、ファイターズは成長途上のチームです。最初はもどかしい思いをするかもしれませんが、どうか、長い目で支えてやってください。よろしくお願いします。m(_ _)m