廃止後の楓駅



平成16年3月12日に廃止になった楓駅を4月29日に訪問してきました。楓の集落自体はそれなりの人口を有しています。しかしながら列車は最後は日曜日運休の一日一往復の運行ということで地域の交通機関としての役目はすでに終えている状態でしたがそんな期間が長く続く訳もなくついに廃止になったのです。



まだ廃止になってからわずかしか経っていなかったため駅は以前列車で訪れた時とほぼ変わらないまま出迎えてくれました。駅舎に楓駅の文字が残っていたのは嬉しかったです。駅前には国道沿いに郵便局も健在でその奥には集合住宅が立ち並びます。



本線沿いのホームとそのホームに下りるための階段。残念ながら正規の定期列車がここを使用することはありませんでした。



駅の裏手にある炭鉱住宅。忘れ去られたように一棟だけ残っていますが人は住んではいません。


(地域別情報4-8-1.夕張周辺に地図と周辺案内があります。)

北海道旅情報巻頭  3-1.炭鉱町を旅する  3-5.北の鉄路 
廃止後の楓駅