上美流渡小中学校
美流炭鉱大正7年開鉱した北炭系の炭鉱です。閉山は昭和41年。今も一部には炭鉱住宅が残るこの地区は美流渡アートパークとして芸術家の方を中心に様々な人が住んだり週末を過ごしていて活況を呈しています。陶芸では玄窒、珪奏窒、ガラス工芸ではミルトガラス工房、そしてスクラップアート美術館やミルトマップ木工房、パン屋のミルトコッペとたくさんの施設があり、美流渡の今はワンダーランドではないかとも思うのです。
美流渡炭鉱には万字線の美流渡駅から専用線が分岐していました。その選炭工場があったと思われる若葉町周辺はホッパー等すべてが撤去され広大な平原が広がります。写真左はシコロ沢川右岸の丘の上より若葉町方面を見渡したもの。丘の上には廃屋が一軒残りますが用途不明。
現在の道路の下に昔の道路の橋梁がありました。
平成19年5月、2回目に訪問した時に初めて見つけたコンクリート構造物。密閉された竪坑なのか、何なのか。
モリタンの工場からさらに奥の楓町に唯一残る建物。
昭和45年に廃校になった上美流渡小中学校。市の施設で陶芸体験などができる栗沢工芸館が跡地にあります。
美流渡炭鉱のズリ山の直下にあるスクラップアート美術館。この建物もかつての炭鉱の事務所として使われた施設の一部ということです。ババッチさんのスクラップを使った作品が多数展示されています。1階は工房になっています。
美流渡小学校、一部煉瓦造の建物があります。
北海道旅情報巻頭 3-1.炭鉱町を旅する