岩見沢駅構内の奥にある煉瓦造の魅力的な建物がこの北海道炭礦鉄道岩見沢工場です。幌内鉄道が開拓使から北海道炭礦鉄道に明治22年に払い下げられた後に建築されたものですが詳細については資料がなくわかっていません。当時は機関庫などたくさんの煉瓦造の建物があったはずですが今はこの一棟が残るのみです。現在はJR北海道の岩見沢レールセンターとして使用されているため通常は外観のみの見学となります。
全体の外観。結構大きな建物です。
北炭の社紋が建物の両側の上部2箇所に見ることができます。片面は写真のように立体的で立派なものですが、反対側は平面状で当時のものが崩れてそのようになったのか、それとも当初からそのような形だったのかわかりません。また煉瓦の上部の補強のために様々な細工がしてあるのがおもしろい。
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入り口は増築されていました。
側面です。
北海道旅情報巻頭 3-1.炭鉱町を旅する