青い池



青い池は美瑛市街から白金温泉へ向かう途中の美瑛川沿いにあります。昭和63年の十勝岳噴火に伴う火山砂防事業により平成元年12月に美瑛川の氾濫原にコンクリートブロックが設置され、本流の水が滞留し、美瑛川独特の青い水と立ち木枯れの風景が出現し、いつしか青い池と呼ばれるようになりました。平成14年頃には「気ままにドライブHOKKAIDO」、「自己満足北海道」等で紹介。平成16年にはおとなのいい旅北海道の表紙に紹介されることにより徐々に知名度が上がり、今では美瑛の代表的な訪問スポットとなっています。



現在は道々十勝岳温泉美瑛線に「白金の青い池」の案内板が出ていますが、それ以前は白金インフォメーションセンターにある手書きの案内図が頼りでした。



駐車場は今は大型バス、乗用車のスペースが分けられ、通行路も歩車分離されています。



案内に沿って歩くとコンクリートブロックの上の道に辿り着き、右側に青い池が出現します。位置によって水の青さが変化するのでずっと歩いてみることをお薦めします。



終点は美瑛川。青い水は砂防ダムにより幾つもの場所でせき止められていました。



せき止められた水が青い池に溜まるのです。



火山砂防事業は美瑛川は国直轄、富良野川は道の管轄で進められました。写真は日新奥の林道沿いの富良野川2号ブロックダム。



知名度が上がる以前はクレー射撃場に隣接していることから立入禁止の措置がとられていた期間もありました。



立入禁止のため右に折れ行った先の砂防ダム。ここにも立ち木枯れの木々が青い池に浸る風景を見ることが少しできます。



北海道旅情報巻頭  3-14.富良野・美瑛周遊


青い池