The Other Side of Myself

 

16th May, 2000

 

そういう病気なのか、と言われれば、残念ながら違うというしかない。

会社をいくつ変わっても毎朝の遅刻は変わらなかった。朝の7時から8時過ぎが1日のうち

最も安眠できる時間帯なのは万人共通ではないのだろうか。わたしだけなのか?

魔女の呪いか何かだろうか。軽いうつ病のようなものがずっと続いているのだろうか。 

兎に角この習慣を許容してくれるということが、仕事探しの最大の要点なので、

昼過ぎに始まる、ひとりでやる、お金を引く代わりに遅刻をうるさく言わない、というような

職場に限られる。フレックス制度というものにはまだ巡り会ったことがない。

好条件に目が眩んで自分を甘く見てはいけないのだ。最初のひと月は定時に出社できるが、

3ヶ月もったためしがない。遅刻を理由にくびになったことはないが、いつまで大丈夫なのか。

そもそも仕事とはいったい何なのか。

扶養家族がいる今、そんなことを考えている場合ではない。

明日の定時出社を目指すのだ。

 

 

目次へ