The Other Side of Myself

 

15th May, 2000

 

30歳を過ぎてから、突出した人と会う機会ができた。

それまでも機会はあったのかもしれないけど、何しろこっちに感受性がなかったので

会いようがなかったのだ。

 

わたしの両目から鱗を落としたふたりの女性を忘れないために記す。

ひとりは「価値判断」の切れ味が誰よりも鋭く、あらゆる人にまつわる

日常茶飯事を判事のようにばっさばっさと片づけることの出来る人。

あなたなしでわたしのこの3年間のサバイバルは語れない。

 

もうひとりは、ドーパミンか何かのせいで、超高速回転で仕事をし、

それがまるでブルドーザーでジャングルを突進するような印象の人。

どうしていつもあなたは私の人生の曲がり角にいるのだ?

 

わたしの人生をより簡単にわかりやすくしてくれたふたりの功績は

計り知れない。

 

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