アンドリュー・ロイド・ウェバーの世界!!

プロローグ
1905年、パリのオペラ座にて・・

「ロットNo664、木製のピストルと三つのしゃれこうべ。

 マイアーベア作、1831年の”Robert Ie Diable”からのものです。」

「ロットNo665、手回しオルガンの形をした張子のオルゴール。

 ペルシャの着物を着てシンバルをたたく猿の絵がついてます。

 これは、劇場の地下室で発見されました。まだ動きますよ。」

 こちらの品です。

ラウル「まさに、収集家が求めるもの・・・
    細かなところまで彼女の言ったとおりだ・・・
    友よ、彼女はよく君の話をしていた・・・
    ベルベットの裏切り、その姿・・・

    我々が皆死んでもなお、君は曲を奏でるのか・・・?」    
「ロットNo666、破片になったシャンデリアです。
 あの奇妙な、オペラ座の幽霊の事件を思い出す方もいらっしゃるでしょう。
 事件の謎は完全に解明されていません。このシャンデリアは、まさに、
 あの有名な惨事を引き起こしたシャンデリアそのものである、と言えるのです。
 これは、当劇場の製作所で復元され、電気がつくように施されました。
 当時の姿が想像できるように。
 そのささやかな明かりによって、我々は何十年も前の幽霊をおびやかし、

追い払う事ができるでしょう!!

(Overture)

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