日本情報センターのムラタさん

■ペンネーム「斑鳩」さんからの投稿です。

 こんばんは、とおみ様。
 いつもROMさせていただいております「斑鳩」と申します。
 何かネタ提供できることがあればと機会を伺っていました所、今回ちょうど良いネタに出会いましたので投稿させていただきます。
 
 職場の事務所での事ですが、時はちょうど昼休み。
 私は昼食を2口ほど食べた頃、事務所の電話が鳴り、事務のお嬢様が対応に出ました。その時点で私には直感というか、何か感じる物があり聞き耳を立てていた所、電話の主は私に用がある様でした。
 昼食をジャマされた怒り?で既に超弩級不機嫌モードなのに、直感で戦闘ステータスに移行しているため、やる気満々で電話を替わりました。
 
斑鳩 「斑鳩ですが・・・」
相手 「ムラタと言う者ですが・・・」
斑鳩 「そんな名前の知り合いはいないんですが」
ムラタ 「斑鳩さんですよね」
斑鳩 「ええそうです、所でどちら様ですか?」
ムラタ 「日本情報センターのムラタです」
斑鳩 「そちらの所在地はどこですか?」
ムラタ 「斑鳩さん本人さんですよね?」
斑鳩 「本人ですよ!(怒)」(何回聞くんだよこの馬鹿)
「そちらの所在地はどこですか?」
ムラタ 「そちらがその様な対応をするなら、こちらもその様に情報を流しますので」(電話をガチャ切り)
 
 おいおい、わたしゃまだ何も言うとりゃせんがね〜と思いつつ、最後の捨て台詞をもう1回思い出した時、「情報を流す」っていう言葉に引っかかりが・・・。
 それって「個人情報保護法」に抵触してませんか?
 
 時節柄、悪徳業者も夏のボーナス商戦の開始って感じなんでしょうかね。
 後でWebで色々検索したら「悪徳商法マニアックス」の会議室に全く同じ名前の業者と担当者で同じ様な事例がありました。
 1年以上前の物と思いますが、まだそんな古い手口で動いているのかと思うと何か笑えてしまいました。
 
 ちなみにグーグルで検索して上位に出てきた「株式会社 日本情報センター」にメールでこの件を問い合わせてみた所、
「当社から個人の方へ直接お電話を差し上げることは一切ございません。」
 との回答をいただきました。

■悪マニの過去ログというと、「不良会員」ですね。この時の相談者のケースを大雑把に要約してみます。
 
 五年前。レジャー施設使用料や旅行代金などが安くなる会員権が60万円、でも会員権ではクレジットが組めないから、とダイヤを買わされた。
 さらにその三年後、VIP会員になると月三千円の会費が必要ないからお得だ、と40万円のネックレスを買わされた。
 そして現在。「情報保護センター」とやらから「あなたは不良会員。このままだと数百万払って強制退会か裁判」と連絡が。
 さらに「日本情報センター」が「あなたの情報がこれ以上広がらないようにしますが」
 そして八日後、「永田町セーフティネット」が「国の許可を得て、詐欺の被害者を救済する」
 またその二日後、「エムシーセンター」が「メンバーズクラブを統括管理しているのだが、何か苦情はないか」
 またまたその二日後、「メンバーズクラブ統括管理センター」が「不良会員として名前があがってきています」
 今度はその三日後、「メンバーズクラブ相談センター」が「あなたは不良会員で、75歳までの会費を払わなければならない」
 そしてまた三日後、再び「メンバーズクラブ相談センター」が以下略
 
 おそるべし、二次勧誘の執念
 
 ターゲットとなったこの方は、「日本情報センター」からの電話があった時点で悪マニ会議室に相談し、以降の電話は詳しい話を聞かずに断っておられますが、それでも続く怪しい業者からの電話・・・。同じ会社なのか、違う会社なのか、どちらにしても鬱陶しい話ですね。
 
■斑鳩さんが遭遇したムラタさんは、ずいぶんと弱腰というかヘタレのようですが、これは斑鳩さんの「所在地は」攻撃が有効だったからじゃないでしょうか。話が違うぞ、こいつ強いじゃねーの、って感じかな?
 それか、斑鳩さんの場合は「二次勧誘」じゃなかったとか。適当にゲットした何かの名簿を元に電話してみたけど、やっぱカモ度の低い奴は騙せねーわ、なんてね。
 
 それにしても、ムラタさん、「そちらがその様な対応をするなら」って、どの様に情報を流してくれるんでしょうか。
 名簿に「見込みなし」って書いてくれてたりして。

(2005.7.27)
(参考)
この他の、斑鳩さんの投稿は以下の通りです。
初めての2次勧誘:人の話を聞け!
無限ループの予感