■ペンネーム「このん」さんからの投稿です。
しばらく忙しくて勧誘電話は無視していたのですが、今日の午後「間違い電話？」がありました。
一度目は留守電に切り替わった為か、無言でガチャンと切られました。
すぐに同じ番号から電話がかかってきたので、受話器を取ってみると･･･
相手 「もしもし佐藤さんのお宅ですか？」
私 「あの･･･佐藤さんは引越ししたか何かで５年以上前に電話番号が変わられていますよ」
(ここに引っ越してきてから５年目になりますが、佐藤さん宛ての電話が今でもよくかかってきます。)
相手 「佐藤さんのお宅じゃないんですか？」
私 「ええ、違います。佐藤さん宛ての電話がよくかかってきて、うちも迷惑･･･」
(私が話し終わらないうちに･･･)
相手 「それでですね、東京都にお住まいの２０代の女性にアンケートをお願いしているんですよ」
私 「だから、佐藤さんのお宅じゃないんですよ」
(人の話を聞いていないのでちょっとムッとしながら言いました。)
相手 「ただ今、東京都にお住まいの２０代の女性に･･･」
ここで、たまたま夜勤勤務になった為、家にいた主人が受話器を取り上げました。
主人 「うちは佐藤じゃないって何回言えばわかるんだ！ 何回も何回もかけてきやがって。うちは迷惑してるんだ！」
相手 「私が電話をするのは初めてです。それでですね、今東京都にお住まいの･･･」
主人 「佐藤さんに電話したんだろう？！ うちとなんの関係があるんだ！ こういう電話は迷惑してるって言ってるのがわからないのか？」
相手 「いえ、でも今、東京都にお住まいの２０代の女性にアンケートを取ってるんですよね。それで･･･」
主人 「佐藤宛の電話にうちが答える義務はない！ 二度と電話してくるな！」(ガチャン・終了)
うちはナンバーディスプレイの電話を使ってます。
「 0 7 5 2 5 7 * * * * 」
この番号は主人もなんとなく覚えていて、電話はとらなかったけど何度もかかってきているようです。
主人と相手の会話は、後で主人が話してくれたのですが、
「人の話を聞いていないで、同じことばかり繰り返して･･･あいつはなんなんだ！」と怒っていました。
会社名も名乗らなかったし、何のアンケートだったのか気になりつつも、主人の「佐藤さんって何者なんだ？」の一言で、全く知らない佐藤さんを想像してしまいました。
それにしても、電話をかけるときくらいは市外局番を調べないのでしょうか？
ここは 埼 玉。 私は ３０歳。
■ちゃっかりさんなのに加えて、うっかりさんでもありますね、テレアポさん・・・。20代と30代（しかも30歳）の声の違いを判別するのは難しいでしょうけど、市外局番ぐらいは確認して下さいよ。
「佐藤さんじゃないみたいだけど、ま、いいか」といわんばかりの臨機応変な態度と、「アンケート」と何度も果敢に食い下がる様子に、テレアポ魂を感じてしまいます。
それにしても、本当に何のアンケートだったんでしょうね・・・。
もしも、このんさんが「埼玉在住の30歳の女性」だと相手に伝えることができていたら。そして、もしも「それでも構いませんのでアンケート」なんて相手が言ってしまったら。
テレアポの目的が単なるアンケートじゃなくって何かのセールスだ、ということが暴露される訳ですが・・・。どうなんでしょうね。
(2004.7.8)