■ペンネーム「SAYO」さんからの投稿です。
いつも楽しく拝見しています。
ふっと思い出す、遠い昔の勧誘電話 体験談を書きます。
その当時、私は中学1年生くらいでした。
そんな私は、昔から警戒心が強く、勧誘だとわかると電話をすぐに切っていました。
しかしある日、朝起きたら、両親が私を置いて遊びに行って夕方になっても帰ってきませんでした。
(両親は仲が良く、私に気づかれずに二人で遊びに行くのが楽しかったようです)
あまりにヒマでボーっとしているところに1本の電話。
「お母さんはいらっしゃいますか?」
いません、と言うと
「SAYOさんですか?」
そうです。
この時点で勧誘だと気づいていましたが、あまりにヒマでヒマで、この電話でヒマをつぶそうと思いました。
教材の販売をしたかったみたいですが、母がいないと返事できないと言うと、先方は切ろうとします。
しかし!!ここで切られてはヒマつぶしになりませんから、そのお姉さんの喜びそうなことを言いつつ、世間話や人生相談をしてみたりして、結局1時間半以上、お話しました。
そこに両親が帰ってきて
「あ、今お母さん帰ってきました。どうか訊いてみます」
と言って、母に訊きもせず
「ダメだと言ってます。すみません。」
お姉さんは1時間以上も話をして疲れてしまったんでしょう、あっさり切ってくれました。
後日、かかってきましたが話もせず「いりません」というと悲しそうにあっさり引き下がってくれました。
なんだか悪い事した気分だったのを憶えています。
■SAYOさんからの二回目の投稿です。いつもありがとうございます〜。
■上の子の産後すぐ、家に閉じこもりっぱなしで他人とのコミュニケーションに飢えていた時分、訪問販売の人とお話しするのがとっても楽しかったのを思い出しました。
まさしくヒマつぶしをしていたのですね、私は。
セールスの人は、商材に関係ない分野では悪い事言いませんからね。いや、むしろご機嫌をとろうと話を合わせてくれたり、お世辞言ってくれたり・・・。
電話勧誘業者によっては、電話の時間が長ければ長い程、見込み客だと見なされる場合があって、テレアポさんの評価がプラスになるらしいですよ。
SAYOさんの相手も、もしかしたら、くたびれ損だったわけではないかもしれません。・・・そんな事ないような気もしますが・・・
(2004.10.26)