■ペンネーム「SG」さんからの投稿です。
会社にかかってきた先物取引で私の会社でも良くかかってきます。
会社の代表番号でもある総務にいるので、よく、
相手 「社長様いらっしゃいますか?」
私 「どちら様でしょうか?」
相手 「社長様に代わっていただきたいのですが」
私 「お名前と用件を言われないとつなぐことが出来ないのです」
相手 (怒)「お前じゃ話にならない。いいから社長に代われ!」
私 「何度言われようと、おつなぎ出来ません」
相手 「お前じゃ話にならん! 上司を出せ!」
私は横にいて、この私の声だけでやり取りが大体解っている部長に小声で
「社長出せしか言わないんで、代わってもらえませんか?」
と言うとそこは、社長に見込まれている総務部長が
「まかせろ」
といってくれて替わって貰い
部長(普通の声で)「はい変わりました。私が総務部長ですが」
相手 「社長に用があるのに、おたくの社員に社長に代わってもらいたいと言ったのに変われないといわれたのはいったいどういう教育をしているんだ!」
部長 「それでは、そちらの会社の社長宛に名前を名乗らずいきなり社長出せといってきたら出しますか?」
相手 (絶句)「・・・。いえ出せません(小声)」
部長 「同じことですよ! なんという会社ですか」
相手 「Aです(ぼそっと)」
部長 「では切ります。失礼します」
と普通のしゃべり方できられました。
会社名を調べると、某有名な先物取引の会社でした。
断り方でも、切れず、かつ普通に的を得た対応をするとお互いすっきりしますね。
■おお、素晴らしいです。
総務部長さんの、貫禄や威厳といった名状し難い要素も、多分に関わってくるでしょうから、皆が皆この方法ですんなり勧誘電話を撃退することができるわけではないでしょうけど、こんな風に冷静な対処は理想ですよね。
でも、たま〜に(しばしば?)、無理を押して道理を引っ込ませる逆切れテレアポさんも存在しますから、なかなかこの道も険しいものです(笑)。
(2006.7.11)