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信州の爽やかな空気の中で出会うトンボたち。
高原でそして田園で、それぞれの個性を存分に発揮していました。 |
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アキアカネの避暑生活もそろそろ終盤でしょうか。
残り少ない高原での日々を精一杯エンジョイしている感じでした。 |
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赤く色づいた胴体は成熟の証。郷愁を誘う赤とんぼの姿への変身はほぼ完了です。 |
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雨上がりの水田。戻った陽射しを受けて輝く稲の緑が眼に眩しい。
眼を凝らすと所々に小さなトンボの姿が確認出来ます。
ここを定住地とするマユタテアカネ。雨に濡れた翅を乾燥中でした。 |
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前回7月末に多く見られたハラビロトンボの姿は既になし。
今やこの水田での主権は完全にマユタテアカネに移っていました。
とは言え権勢を誇る様なトンボではありません。身体も小さいし、あくまでも控えめ。
お腹が赤いこのオスなんて、よく見りゃ可愛いって感じでした。 |
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派手な雄、地味な雌と言う昆虫界で多く見られる現象はこのトンボの場合もずばり。
着飾る必要なんてなし。放っておいても私の魅力に、雄はいちころよってことかな。 |
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同じ水田近くで見かけたミヤマアカネ。
数は多くないけれど、毎年の信州の旅では必ず一度はこのトンボに出会えます。
遠来の客を出迎えてくれているんでしょうか。あっち向いちゃってますが・・ |
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爽風が吹き抜ける白樺林。その樹間で翅休めしていたのはノシメトンボでした。
本当にここは心地よい。高原に住むトンボにはこんな贅沢が許されているんだなぁ・・ |
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日陰に逃げ込むなんて甘っちょろい。
縄張り防衛に余念のないオニヤンマ。日向を忙しく飛び回っていました。
さすがに疲れたのか翅休めをしたところを一枚。威圧感たっぷりの体形です。 |
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何しろこの風貌です。カメラをかなり接近させてもたじろぐ様子は無し。
度胸がどでーんと座った感じ。正に王者の貫禄十分でした。 |
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高原の夏は短い。秋風が似合う細身の草が数を増やし始めていました。
それにぴたり似合うものと言えば、やはりトンボ。
こんなシチュエーションが至る所に展開されるのも、もう間近と思われます。
※掲載画像は8/17〜19に湯の丸高原、八千穂高原、上田市の農村で撮影しました。 |
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Digital Camera: OLYMPUS E-P3/M.ZUIKO D 14-42mm(1st & 2nd image),
/M.ZUIKO
D 40-150mm(6th image),
OLYMPUS E-3/SIGMA 105mm MACRO(other images),
Exp.Date:
2011/8/17-19 at Nagano(長野),
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved. |
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