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暫く足が遠のいていた定常観察地を歩きました。
台風の後遺症で倒木等が目立ち、昆虫への影響も気掛かりな状況でした。
しかし大丈夫。秋の主役とも言える種類に出会えほっと胸を撫で下ろしました。 |
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アキアカネがいよいよ東京に戻って来ました。数も結構多い。
夏、信州の高原で出会ってからの久しぶりの再会です。
お帰りなさいと声を掛けたい感じ。勿論相手には伝わらないでしょうが・・ |
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ツマグロヒョウモンも秋の陽射しが似合う蝶。
特にメスの斑紋は秀逸です。ブルーブラックのインクで色付けた様な・・
これ迄オスには何度か出会っていましたが、メスとは初遭遇。嬉しい体験でした。 |
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ヤブガラシの花の蜜が大好物みたい。小さな花に口吻を伸ばして吸蜜していました。
左上方からニアミス気味に近づいて来たのは、これも秋の主役ウラナミシジミです。
秋の蝶の世界もいよいよ佳境に入った様です。 |
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蝶が賑やかなら蛾も。但しこれはまだ成虫の手前ですが・・
クズの葉にいた葉巻みたいなこれはスズメガの一種のイモムシと思われます。
ぴーんと張り出したアンテナで大いに自己主張していますね。結構でかいです。 |
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秋の主役が賑わいを増す中、セミの世界は終焉近しと言う雰囲気になって来ました。
それでも元気に鳴いていたのはツクツクボウシ。でも止まっている場所に違和感あり。
手を伸ばせば届きそうな場所です。とても敏感で人の接近を許さなかった筈なのに・・
感覚の衰えを表しているのでしょうか。一寸寂しい出会いでした。
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