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短時間とは言え、交通機関に影響が出る程の豪雨が降った翌日。
数を増している秋型昆虫への影響を心配しながら歩きました。結果は全然平気。
自然の中で生きる者達は、雨になんて負けていられないと言う逞しさの持ち主ばかり。 |
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これから秋の遅くまで目にすることになるオンブバッタ。
今日はその名の通り、オンブ状態になったカップルを目撃しました。
背中のオスは一旦この状態になると、食事もせず、ひたすらオンブし続けるとか・・
まだまだ先は長いけど、大丈夫かなぁ。 |
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イチモンジセセリの場合は、オスの執拗なプロポーズ動作が見もの。
メスのお尻に顔をくっつける様にして、しつこく求愛を繰り返しています。
メスは翅をぶるぶる振るわせて ”あんたはタイプじゃない” って言う意思表示?。 |
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細長い草にぽつぽつと異物が付いていました。草の実か棘の様にも見えるけど・・
近づいて見たら、これもばっちり昆虫でした。 |
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トビイロハゴロモ。白い粉をまぶした様な体色と、編み笠の様な体形が特徴です。
植物の汁を吸うハゴロモの一種で、毎年この時期になるとイネ科の植物に発生します。
今はイネ科の植物が盛りの時を迎える頃。しっかり時期を合わせて誕生した様です。 |
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遅過ぎず、早過ぎず・・自然のタイムテーブル通りに誕生する昆虫たち。
食料となる植物の繁殖度合いに絶妙に同期する生き様は、正に神的と言えそうです。
キバラヘリカメムシの場合は、ニシキギの実が実る頃に時を合わせて姿を現します。
昨日は一匹だけの目撃でしたが、今日は更に数を増やしていました。 |
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成虫と幼虫が一緒になって群がるのが、このカメムシの特徴です。
今日はその幼虫の姿も数匹確認出来ました。
この先更に数を増やして、ニシキギの実にびっしり群がる様子を目撃出来そうです。 |