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梅雨時はこんなものと思うしかないのですが、すっきりしない空は気分的に今一つ。
そんな今ですが、昆虫の世界が一段と賑わいを増す時期であることは間違いなし。
蒸し暑さに汗をかきかき歩いた今日もそれを実感出来ました。 |
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今の時期に照準を合わせる様に誕生するコシアキトンボ。
休みなく飛び交う姿を今年も目にすることが出来ました。
このトンボの飛翔シーンの背景は毎回こんな感じの白っぽい空。今年もずばりでした。 |
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今の時期頻繁に目にするのがキマダラセセリ。今日もアカツメクサに来ていました。
私はこの斑紋を見る度に、びかっと光る稲妻を連想してしまいます。 |
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同じ個体が翅をやや閉じた状態。強烈な印象が薄らいでごく平凡に見えてしまいます。
この蝶の観察アングルは、翅が開いた状態を上から俯瞰するのがベストだと思います。 |
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クズの葉の上で見つけたクビキリギスの成虫です。
成虫の状態で越冬し初夏迄生存すると言うことなので、この個体もそれと思われます。
それしてもこの姿勢、後ろ足が長過ぎるのでこうなってしまうのでしょうか。
人間だったら頭に血が昇ってしまいそうですが・・ |
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クビキリギスとしてはごく当たり前の姿勢らしい。
このままじーっと静止していました。面白いので前からも一枚。
ぎょろっと睨んでます。うっかりつかむと、噛み付いて放さないと言うから要注意!。 |
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キリギリス系をもう一枚。
成熟したヤブキリのメスが持つ巨大な産卵管です。まさに凶器と言う感じ。
こんなに長くなくても?と思いますが、子孫を確実に残す為に必須な物の様です。
強力な草刈りが行われるこの場所ですが、春先には驚く程多数の幼虫が誕生します。
その秘密は、卵を地中深く産み落とす親虫のこの周到さなんだと思います。 |