昆虫を飼ってみよう
対象:カブトムシ、クワガタムシ
クワガタムシを飼ってみよう!


日本でみられるクワガタムシで有名なのはオオクワガタ、ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタ、コクワガタなどですが、日本にいるクワガタは種類も多く同一種内においても大きさにより表現型が異なるようで、種類をみわけるにはある程度専門的な知識が必要なようです。成虫の飼育方法はだいたい共通です。カブトムシは通常1年で死にますが、クワガタの種類には3、4年位生きるものもあります。クワガタを野外で採集する場合は、節度のある採集を心がけましょう。繁殖地を荒したり、卵や幼虫を大量に持ち返ることは種を絶滅の危機にさらすことになります。
クワガタに関するリンク
STAG BEETLES-クワガタの種の検索が出来ます。
Antler's page-幼虫等の詳しい飼育方法が載ってます。
飼育方法
- 用意する物:水槽(すいそう)、エサ、オガクズ(市販の昆虫マットでよい)、木の枝
- 買う場合の選び方:
- 活発に動く。
- 白いむしがついていない(ダニのようです)。
- 世話のしかた:
- オガクズはだいたい深さ3cm位あればよいが、それ以上でもよい。
- エサはモモ、メロン等の糖分の高い果物や砂糖水、ハチミツ、クヌギ等の樹液を十分に与える。果物は腐ったらすぐ取り替える。各種のエサが市販されているのでそちらを使うと便利である。
- ダニがついたらハブラシなどで取ると良いそうです。
- 気をつけること:
- たくさん飼いすぎないこと、ケンカがひんぱんに起こるとストレスで死ぬのがはやくなるかもしれません。特に、ミヤマクワガタやノコギリクワガタの大型のものとカブトムシを一緒に飼うときは十分な余裕がないとカブトムシがはさまれて穴をあけられてしまうので注意が必要です。
- エサは同じものばかり与えず、たまに違ったものもあたえること。栄養がかたよって死ぬことがあります。特にスイカは、スイカばかりあたえると死んでしまうので気を付けましょう