「旅日記」番外編 **骸骨寺の怪**

この旅日記の最終日、ローマでのことです。
日記はもうお読みいただけましたか。私達は、ガイド・ブックを片手に
地下鉄に乗って、バルベリーニ広場に行って、その近くにある「骸骨寺
確かに行ったのです。それなのに、日記に書いた通り、きつねにつままれたまま
出てそのまま、そこを去ってしまいました。
本当の「骸骨寺」を見ずにです。

帰ってから、友人との話で、私達が、完全に間違ったことを知りました。
友人が
そこに行ったのは、数年前なので、記憶の細部までは、もはや戻れない状況です。
彼女が見せてくれた内部の写真によると、中には、確かに骸骨が、一杯。
そして、「骸骨寺」の玄関は、まるで普通のお宅の玄関先の
ようです。そこには、何の問題もなく、行けたとは、彼女の話です。

では、私達は、なぜ、行けなかったのでしょうか?
今、とてもスッキリしない気分でいます。ガイド・ブックに載っている写真は
確かに下の写真で、私達もそこへ行きました。でも、その階段を上って
入った教会は、ちょっと暗いけれど、普通の教会でした。

そして、改めて、その本を読みなおすと、骸骨は、地下にあるとのことでした。
でも、そこへは、どうやって?
中から、行く場所は、あったのでしょうか。あるいは、友人Cさん達が、その前で、
写真を撮ってきた外からのドアは、どこにあったのでしょうか。

とてもスッキリしません。今更もう遅いのですが、知りたいのです。
ぜひ、どなたか教えて下さい。
あるいは、私達のような間違いをされた方が、いらっしゃったら
その方も「掲示板」で、ご一報を。

ここに限らず、似たような失敗をされた方がいたら、それも、
ちょつと、掲示板などに書き込みいただけたらと思います。
間違い仲間を探して、安心したい気持ちも、正直のところ、少しあります。
でも、これから出かけられる方のために
少しは、お役に立つかもと思うのです。



写真に撮った内部
まさか、この枠の向こう側に、階下への
階段があったなんて・・ないでしょうね

骸骨寺 情報 1

7月27日 けいちさんより

お初です。
『フィレンツェ美術巡り』から来ました。
僕もイタリアという国が好きで(語学、芸術、カルチョ・・・)、
人生で一度だけ海外旅行に行った時はイタリアに30日間行きました。
で、骸骨寺ですが・・・。
あの教会の正面の階段を降りて行ったら、入口があったような気がします。
ただ、別に行かなくてよかったのでは?という感じです。
あそこはたしか『地球の歩き方』では載ってますけど、多分、
オモシロ半分で載せているのだ、と思います。
芸術的見地からキチンとした見所を載せる『ミシュラン』には
載ってなかったような気がします。
もちろん、行くのは自由ですが(僕は、行った・・・。バカ。)
他にたくさん行くところはあるような気はします。
見に行っても気持ち悪くて、その悪趣味ぶりに妙な笑いがでてくる
だけですよ!!(笑)
ちなみに、僕は、パレルモでも、ミイラを見ました
( 上の文に太線をしたのは、管理人です。ギョッ!)
こっちはとても広い地下室にミイラだらけ。
右を向いても、左を見ても、ミイラ・・・。
場所によっては、上を見ても・・・。
そのヒンヤリとした空気にあいまって、僕の背中にも
何かヒンヤリとした汗が流れました。
悪趣味なのは僕なのかもしれません。(泣)
【PS】
そういうのを展示しているところって、修道士が妙に寄付を
要求してくる傾向にある。
日本人は多めに払いすぎるようなので、適度にしか払わない!
という気の強さも必要。
世界中で日本人のお人好しが付け込まれています。

情報提供者けいちさんのページ:  http://www.rimnesia.net/home/keiti
下へ続く

管理人

情報、本当に有難うございます。今のところ唯一の情報です。

でも、そうなんです。
確かにおもしろ半分、とは、思います。美術とは、何の関係もありません。
そうとは、予想しつつも、我が家も、結局、行っちゃったんですよね。
そして、すっきりしなくて。(と、言ってもこだわっているのは、私一人、ですけど。 )

「正面の階段」が、写真のところとしたら、その真中のところのすぐ下には、
少なくともドアは、なかったと思うのです。それとも、あれは、壁に見えて、
壁では、なかった!!。あー、ムズムズ。
他の人が、ちゃんと行けたのは、どうしてなんででしょう。
他にもきっと、ワザワザ足を運びつつ、
間違った人がいるはず・・・と。
しつこいですよね。文化とも、教養とも何にも関係無いのに。


友人が撮った骸骨寺の入り口の写真



そもそもこの件のきっかけとなった、友人が、彼女達が行った時に
入り口で、撮った写真を送ってくれました。
(場所の詳細は記憶にないそうですが)
彼女の説は、初め、「私達は、骸骨寺には行っていなかった。」というものでした。
でも、こうして見ると、無理はありませんよね。
上の私達が行った骸骨寺の写真と、この入り口のドアの
雰囲気、何だか全然違います。???
こんな入り口、発見
「ちょっと大きな写真集」の仕上げに当たって、
ビデオを見なおしていたら、
「骸骨寺」の階段を上ってから、
階段上にこんな入れ口があるのを見つけました。
これは、何かのヒントになるのでしょうか。

その表札の辺りの文字は、こうです。
イタリア語の辞書でも引いてみると、何かわかるのかも
しれません。 2001年 1月21日


ローマ最終日 ナヴォナ広場へ

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