2000年3月 パリ・イタリア旅日記 


  フィレンツェ 二日目 320 (4)


ヴェッキオ橋



アルノ川にかかるフィレンツェ最古の橋。
彫金細工店や宝石店が、橋の上にびっしり並んでいる。
階上は、ヴェッキオ宮と、ピッティ宮を結ぶ回廊になっている。
かって、この場所には、
肉屋やなめし皮屋が、集まっていたのだそうだ。
川の水を利用するためだ。
でも、ヴァザーリによってその回廊が建設されるや、
それらの店は、全部立ち退かされたのだと言う。
肉やなめし皮屋が、辺り一帯に異臭を
放っていたためだ。その後、宮殿にふさわしいもの
として、宝石店が、店を並べることになったと言う。






ヴェッキオ橋を向こう側まで、渡ってから、帰りは、隣の
サン・トリニタ橋を戻ってくる。




通勤帰りの人




橋の欄干の外の橋げたに出ている二人。危ない!
・・・でも、この建物の並び方と、色合い!



再び賑やかなシニョーリア広場に戻り、
ヴェッキオ宮を見学することにする。




おまわりさんと一緒に
写真を撮らせてもらう





ヴェッキオ宮(現市庁舎)
Palazzo Vecchio



15世紀初めのゴシック建築の建物。
かつての政庁舎が、今も市庁舎として使われている。
コジモ一世が居城とし、内部をルネッサンス様式に
改装したのだそうだ。





ヴェッキオ宮の天井の模様


一日中歩き回って疲れたため、早めにホテルに戻る。
食事は、通り道、ピザ屋さんで買ったピザで済ませる。


でも、夜になると、又、ビデオを持って出かけた主人、
ドゥオモの夜景を見、近くに、ネットカフェを発見して帰る。
普段は、歩くの大嫌いなのに、なぜか旅に出ると、
普段出さないエネルギーを始動出来るのが不思議だ。




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