2000年3月 パリ・イタリア旅日記

 ラヴェンナ;フィレンツェへの途中で  319(2)


サン・ヴィターレ教会
San Vitale



八角形の聖堂である。
6世紀始め、殉教者聖ヴィターレにささげるため、
個人の銀行家が、出資して着工したという。




ガラ・プラキディアの廟では、彼女の人生にまつわる
物語のこともあり、皆、神妙な気持ちで、少し緊張もしていたと思う。
でも、この教会は、廟と、正反対で、
明るく、天井も高く、広々としている。
リラックスして、天井から壁一面を埋めるモザイクを鑑賞出来た。








豪華にまばゆい模様



静かに脇を固める模様




大きい写真は、ここをクリック




ポポロ広場
Piazza del Popolo




ガラ・プラキディアの廟とサン・ヴィターレ聖堂を見学後、
ポポロ広場で、自由時間となる。食事をしたり、
ちょうど開かれていたフリー・マーケットを見たり、
ダンテのお墓を見る。



ポポロ広場にて



フリー・マーケット



犬を連れて散歩中のご夫妻と





通りすがりの家の玄関あまり綺麗なので撮る
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ダンテのお墓
Sepocro di Dante




ラヴェンナは、フィレンツェを追われたダンテが、落ち着いた町でもある。
ダンテは、この町で、「神曲」を書いた。
その中で、彼は、町の宝であるモザイクを讃えて、
「色彩のシンフォニー」と表しているそうだ。
後年フィレンツェは、どうにかして、ダンテの墓を
フィレンツェに返してほしいと、ラヴェンナに申し入れを続けているが、
ラヴェンナは、それを拒否し続けているとのこと。
そこで、
フィレンツェは、ダンテの墓に消えることなく
灯している明かりの油を奉納しているのだそうだ。



ダンテのお墓




扉から覗いた正面にある彫刻




消えることのない灯明






フィレンツェ到着へ


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