2000年3月 パリ・イタリア旅日記


パリ Paris 3月14

3日目 午前中


ヴェルサイユ宮殿



ヴェルサイユへもツァーで。
旅行中、この日だけが、小雨だった。









建物の外観の重厚さ



観光客は、ここでもあふれており、外から中まで
ガイドさん同志が、自分のお客さんを連れて、
立ち位置を確保するのに大変な状況である。




見るだけでも質感が伝わってくる
みごとな絨毯




定番ヴェルサイユ宮殿鏡の間




「鏡の間」のすごさは、こんな隅のところにもある。
宝石箱のような輝き。



このあたりの混雑と言ったら・・・




建物裏庭




午後、オルセイ美術館 Musee d'Orsay



ホテルの前の橋を渡った所にある。







オルセー美術館は、
元の駅舎を利用しているということで、その名残から独特の
趣がある。元駅舎の時計がそのまま残っているのもいい。
入り口の空間は、展示作品を眺めながら、特に芸術的な気分に浸れる。







ただ、鑑賞室については、
並びが複雑で、とても見づらい気がした。カウンターで、もらった
パンフレットを手に回るが、混雑もあり、
なかなか自分の居場所がわからない。

他の観光客の人達もパンフ片手にウロウロ探し回っているらしく、
人いきれに疲れた人達が、廊下のあちこちに座り込んで、一息ついていた。



後半は特に、混雑で、娘が具合が悪くなったりもして、
そそくさと見て回る事になってしまった。
美術館は、やはり、シーズン・オフに行くのがいいと、思う。


二つの美術館でとても印象に残ったのは、
「幼稚園」(!)から、多分「高校生」位までの
先生引率のグループ見学者が多かった事だ。こんな小さい時からちゃんと
美術を鑑賞する機会を作っているのだということに感心する。







主人が拘ったゴッホの
「アルルの寝室」

モネ「日傘の女」



時計の内側からモンマルトルの丘を見る
大きい写真は、ここを

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アール・ヌボーのステンド・グラス


印象派の絵ももちろん良かったのだけれど、落ち着いて
見れなかったので、エントランス近くでゆっくり見れたこのアール・ヌボーが
私には、何と言っても心に残った。日記本編からも別の作品が見られます。



オルセイの他のアール・ヌボー
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ホテルに帰る


ホテル前の「ジャンヌ・ダルク」の像



パリ在住の知人T氏ご夫妻と、レストランで、食事する。
料理の注文は、ご夫妻にお任せする。
私達の好みを聞きながら、選んで下さったのだが、
フランス料理の中でもおおよそ定番のメニューだったとのこと。





パリ4日目へ
手芸品店とポンピドー・センター


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