2002年10月17日〜22日

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10月17日(木)

成田にて

今回は、NW航空のマイレージを使ったので、国内は、JAS。
成田空港経由。
成田発は、16:45だったのだけれど、悪天候の場合も考慮して、
当地出発は、午前中にしていた。


成田発--北京着

さぁ、もう着く。あれが、北京の町の灯り、と思ったあたりから、
文字通り、雲行きが怪しくなってきた。眼下では、どんどん雲が厚くなり、
時々、飛行機が揺れた。10分、20分・・・あれ、同じところを
回っているのかしら。やがて、アナウンスが流れた。
雷雨による悪天候のため、しばらく上空を旋回するとのこと。

結局、飛行機は、45分ほど北京上空を旋回した後、上海に向かった。
えぇーっ、どうしよう。Masamizuさんが、空港に迎えてくださっているのに。

(注)Masamizuさんは、北京在住のご夫妻のハンドルネームです。
中国貴州省の苗族の村に私費で、刺繍の学校を作り、
運営されています。私は、そのMasamizuさんと、ネットで
知り合い、その趣旨に賛同、ネットでささやかながらお手伝いをさせて
いただいています。今回の旅で、初めて、お二人に会い、
北京を案内していただくことになったのです。



心配をよそに飛行機は、上海に着く。「給油をして天候の回復待ち。機外には、
出られない。」旨の案内。やがて、又、新しいアナウンスがある。
上海で、入国手続きをすることになる。もう時計は、夜中を回っていた。


入国審査を済ませて私達は、又、広い空港の中を長〜いこと
歩いて、飛行機に戻った。



10月18日(金)

北京到着

17日の夜9時半位に着くはずだった飛行機が、
北京空港に戻ったのは、18日の未明4時半だった!
結局、Masamizuさんご夫妻を7時間も空港で、お待たせして
しまったことになる。
でも、空港で、お二人は、プレートを持って、
暖かく迎えてくださった。

こうして、思い出しても、何とも申し訳ない冷や汗ものの状況で、
私は、お二人に初めてお目にかかることになったのだった。

Mizuさんとは、一度お電話でお話したことがある。
とてもかわいい声の持ち主である。そして、
お目にかかると、その声の通り、何とも
チャーミングな方だった。一方、ご主人のMasaさんは、
瑞さんのお話から、想像していたのだけれど・・・
これが又、イメージ通りの素敵な紳士。
こうして絵になる美男、美女のお二人に迎えられて、
私の北京少数民族刺繍事情見聞の旅は、始まった。


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