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98.07.21 死語だっちゅーの! ![]() 「週刊文春」98.07.23 p.97の高橋春男氏のマンガ「いわゆるひとつのチョーサン主義」に、「っちゅ〜の」の形が出てきます。大学受験を目指す広末涼子が、家庭教師役のサンマ先生をバットで殴り倒して刑務所に入れられ、
〔広末涼子〕「これでたっぷり勉強できる」 さあ、これが分からない。広末涼子ちゃんの口癖か? とぼんやり思っていたら、「朝日新聞」98.07.20 p.38に掲載の「AERA」98.07.21号の広告コピーにも 地味ン党総裁、だっちゅうの。 と出てくる(ンは小書き)。しかもその同じ「朝日」p.4の「週刊プレイボーイ」広告コピーには パイレーツだッちゅうの!
ここまで立て続けに目にすると、いくら僕でも「これは流行語らしい」と気づかざるをえません。慌てて人に聞いたり、インターネットで調べたりすると、このことばは、二人組の女性タレント「パイレーツ」が発祥らしい。97.07からフジテレビ系「黄金ボキャブラ天国」(現在は「家族そろってボキャブラ天国」)にレギュラー出演している彼女らが、胸を寄せるポーズをしながら、この「だっちゅーの」を言うそうだ。
・もう、疲れたっちゅーの(パイレーツチックに)。 〔97.11.27〕
のように、後にひとこと説明を加えてあるものが目につく。まだまだ一部の人にしか知られていなかったからではないか? 流行語になったのは、それ以降と考えたいです。分類するなら、97年ではなく98年の流行語ということでいいでしょう。甘いか。 |
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