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ペーパークラフト用のモデリング
3Dモデルのモデリングに付いては他(六角大王Super4の紹介や基礎知識)で行っています。
ココではペーパークラフト用のモデルに限定して3DCG用のモデルとは異なる点を紹介します。
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最終的に紙(厚紙)で作成しますので紙の物理特性特性を考えれば作成可能な形状は想像出来るかと思います。
面が交差していたり空中に浮いている物は作れないのは当然ですが、
基本的に、平面と円柱状の曲面に限られます。
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平面に展開出来ない歪んだ面は作れません。
この他、螺旋形状や接線曲面の一部も条件によって作れる場合と作れない場合があります。
※3Dモデルをレンダリングしても面の状態が分かりにくいので
←はマセマティカのサンプル画像です。 |
複雑な曲面の展開
ポリゴンモデルは平面の組み合わせで形状を表現していますので、ポリゴンモデラーで作成した形状は最終的には展開可能です。
展開が可能である事と、組み立てられる/組み立てた形状が美しいかどうかは別問題です。
例えば球を展開すると
←のような展開図が出来ますが、これを組み立てても綺麗な球になる気がしません。
紙の特性を考えれば容易に想像できますが、
曲げた部分は綺麗な曲面になりますが折った部分や貼り付けた部分は綺麗な曲面になりません。
※3DCGで言うとエッジが立っている状態のようになります。
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