楽園

清蒸海紅斑


中華街大通り善隣門から入ってすぐ右手にある不思議な店がここ楽園です。 何が不思議かというと、あれこんな店にも行列がと言った感じでほとんどの店が満席になる土日でもこの店は必ず空席があるのです。 それじゃ超まずいんだろうって。 とんでもございません。普通の店ががらがらになる平日でもこの店は満遍なくお客さまが入っているのでございます。 要するに、ここは一見さんではなく常連客や地元の人に評価の高い店なのです。 その甘味をほとんど添加しない味は素朴そのもの。派手さはありませんが毎日食べても飽きのこない味は美食に疲れ果てた人々の口にも充分に魅力的なはずです。

この店の一押しはなんと言っても「清蒸魚(蒸し魚)」です。 希には上の写真のように「あかはた(紅斑魚)」などが入ることもありますが、いつでもあるお勧めはゼラチン質の多い「メジナ」です。 もちろん「石鯛」も常備されていていて小ぶりなものは4、5千円ぐらいから楽しめます。

これ以外のお勧めには「牛百頁(センマイ)」、「牛肚(ハチノス)」といったモツの類とか本場のものとはかなり異なりますが塩味ベースの素朴な味わいを持つ「河粉」などがあります。


白灼牛百頁



基礎データ
住所横浜市中区山下町154(中華街大通り善隣門から入ってすぐ右手)
電話641-9308
営業時間
お勧め料理清蒸魚、白灼牛百頁、白灼牛肚、河粉など
取材日時1998年




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