楊家厨房(Yang's Kitchen)のエントランス

楊家厨房(Yang's Kitchen)、ここの老板は台湾人とのことでなかなかいいお茶を出してくれます。 台湾製なのでしょうか。 今上海では天仁銘茶の支店があり台湾製のお茶が勢ぞろいしています。 でも、上海の水質はかなり悪いのでこのお茶はちょっともったいないかなという気もします。 いつもは菊花茶を注文するのですがこれだと不老不死の味というかなにか玄妙な味がして上海の水質の悪さがどこかへ行ってしまうような気がいたします。 菊の精を吸って不老不死の生命を得たという菊慈童のように菊花茶を喫するのは悪い気分ではありません。 これが花のお江戸の陰間茶屋のナンバーワンの菊慈童だとちょっと困りますが・・・。

鹹蛋黄獅子頭は鹹蛋を使ったスコッチエッグといったところです。 清燉系を期待したのですが残念ながら紅焼でした。 席家花園の名菜に高湯鹹蛋黄獅子頭というのがあるのですがこちらも現在は作っていないそうで残念な思いをいたしました。

蕃茄苹果小排骨は上海人屋の蕃茄猪肝湯に味をしめてまたまたトマト味の湯を注文して見たものです。 これも悪くないですね。 苹果(リンゴ)が日本製の甘いやつだったいまいちだったかもしれませんが中国のすっぱいリンゴだからうまくいっているのでしょうか。

ところでお値段その他は・・・。 蘿蔔干毛豆　８元、笋尖千層肉　26元、鹹蛋黄獅子頭　28元、蕃茄苹果小排骨　26元、刀豆焼茄瓜　18元といったところです。

店内風景

蘿蔔干毛豆と刀豆焼茄瓜(左)、笋尖千層肉(右)

鹹蛋黄獅子頭(左)、蕃茄苹果小排骨(右)

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