薄黄緑色をした、魅力的な瞳がこっちを見ている。
こいつはいつも警戒ぎみで近づくことが難しい猫。 心の呼び名は「グリーンアイ」。
いつも挨拶の声をニャーとかけるようにしていたせいか、 最近は近くに立ち止まっただけで逃げるようなことは無くなったが、 まだ撫でたことはない。
ところで、猫の瞳孔は、縦に細長い形をしていて俗に「猫目」と 言われたりするけれども、 ネコ科の動物がみんなそうかというと全然そんなことはなくて、 トラも、チーターも、ライオンも、ヒョウも、みんな瞳孔は丸い。 よく知られた動物で、他に猫目なのは「キツネ」くらいしかいない。 あとは爬虫類でワニとかトカゲとか。 いったい猫目であることの利点はなんなんだろうか?