何故、ドールか?


当初、ドールを導入したのは、少女マンガ体型のポーズ人形が欲しかったからでした。普通のポーズ人形はリアルのヒトの体型そのものなので、ちょっと使いにくかったのです。

そこで当時まだ店舗があったドールの専門店「ノアドローム」に行きました。そこで、あの社長に捕まっちゃったんですね。 いろいろ吹き込まれた結果、瞳デカールと5番頭、SAJボディを買ってオリキャラ2人が完成、赤色葡萄酒艦隊主計課が始まりました。

それが2人以上になってしまったのは、「CGより楽」とスケベ心からです。それに、2Dであれ3Dであれ、CGは描いたところで、ただそれだけのもの。何かの間違いでパソコンのデータが飛んだら、消えてしまいます。まさに「バーチャル」な存在で、実際には存在しません。「何かむなしい」と、元1/700軍艦模型モデラーとしては心に秋風が吹きます。

一方で、1/6ドールなら上着一着にかかる手間は2DCGの1枚程度。その上、ポーズもアングルも自由自在で、着せ替えもできます(むしろ世間一般では、それが主任務)。

でもそれだけの理由で、人口爆発が起こるわけはありません。ノアドロームで開かれた展示会に出てみたら、きらびやかな金モールと銀モールが4人も並んでいるのに、誰の注意も引かなかったんです。完全に、両隣の20〜30人規模の娘さんたちに迫力負け。仮にも「艦隊」を名乗るものが数で負けたとは!

「量より質」など、数を揃えられなかった用兵者の負け惜しみにすぎません。一挙に拡大して、オリジナルとジェニー・フレンド併せて20名ほどになりましたが、ノアドロームのイベントがなくなってしまい、オリジナルを中心にリストラしました。

一方、コミケではメカミリでもスーパー・ドルフィーを看板娘に使うサークルも登場、迫力負けしたのが悔しくて、ついにスーパー・ドルフィーに手を出します。とりあえず、最初は2人。ところが、いざコミケ参加となったら、最後のコミケ参加が初代看板娘2人の引退試合になってしまい、SD13の2人は参加できませんでした。

それなんて戦艦大和&武蔵……。

現在、ただただ愛でております。

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