「近衛兵の鉄人」ウィンザー城編
 ロンドンとその近郊の、いわゆる「衛兵の交代」はこれで全部です。実はウィンザー城に行くということは当初の計画にない行動でした。ところがこの日、ロンドン・マラソンなるはた迷惑な催しがあり、市内の交通が麻痺するのが目に見えていたために、急遽、出向いたのでした。まぁ、おかげで全部の「衛兵の交代」を見るということになってしまいましたが……。
 衛兵は城内の兵舎から式場まで行進してきます。この間、一旦、場外に出ますから、行進するシーンだけ見ればいい人は、入場料を払わずに済みます。城内でこれを見る観光客はあまり数がいません。その代わり、観覧場所も限られているので、良いポイントを得るには早め(といっても、30分ほど)に到着している必要があります。しかも、入場の際に厳しいチェックがあるので、その時間も考えなくてはなりません。


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交代式まであと30分

 交代式に先立って、軍楽隊員2人が準備を始めます。譜面台を並べ、楽器が入った箱を出します。奥に立っているのは、現在、警備中の衛兵です。もうすぐ交代。

旧衛兵が整列

 今まで警備に当たっていた衛兵の一部が整列しました。新衛兵の到着を待ちます。

新衛兵が到着

 軍楽隊を伴って新衛兵が到着しました。軍楽隊員の方が本隊より多いです。本隊の規模としては聖ジェームズ宮警備隊と同じくらいかな?

新衛兵が出場

 ギャラリーのすぐ横を通る部隊もあって、ちょっとびっくり。オートフォーカスだったのは助かりました。ずんずん近寄ってくるので、マニュアルだったら……でも、今度行くときは、絶対ビデオ持っていこう。

演奏する軍楽隊

 円陣をくんだ軍楽隊は新旧衛兵がそれぞれの持ち場で交代する間、映画音楽やポピュラー音楽などのメドレーを演奏します。その間、新旧衛兵の指揮官がサーベルを抜いて担ったまま、2人そろってゆったりと中庭を歩いていました。

旧衛兵の出場

 旧衛兵の残りが到着すると、軍楽隊を先頭に出場します。


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