|
テムズ河上から見たロンドン塔
犯罪者の出入りに用いたトレイターズ・ゲートはテムズ河に面し、小舟で出入りしました。現在は閉鎖されています。上流からカナル・ボートで下ってきたホーンブロワーも、この姿を見たのでしょうね。 |
|
中庭には戦利品の大砲
フランス陸軍の野砲、12ポンド砲です。フランス陸軍の大砲は砲自体の大きさに比して車輪の直径が大きいのが特長で、高速での移動を実現しました。ナポレオン軍の行軍の速さはここにも起因します。 |
|
何門もある戦利品
たくさん、並んでいました。パリの廃兵院にあるものより保存状態が良いようです。何より、ちゃんと砲架に載っているのが嬉しいですね。フランスの大砲を見るなら、ロンドン塔。でも、英国の大砲は廃兵院にはありません。 |
|
中庭の警備兵
近衛兵ではありません。英国陸軍ですが、所属連隊は不明です。やはり、近衛兵に比べると、所作がぎこちなく、一瞬、モデルガンを担いだガードマンかと思ってしまうほどでした。どーも、決まらないんだな。なお、ロンドン塔でも深夜に近衛兵の儀式があるようです。 |
|
英国陸軍のマスケット銃とサーベル
武器庫には鎧や大砲など、様々なものが飾られていました。しかし! 全てガラスの向こうだったり、いろいろあって、ろくな写真がありません。1眼レフを失ったのは痛かったです。 |
|
英国国内最多のマスケット銃
1カ所にこれだけ並んでいるのは英国でもロンドン塔だけだそうです。とにかく、見るところが盛りだくさん。松本城程度だろうと甘く見た私も悪いのですが、訪れたのが夕刻だったために駆け足で見るはめになってしまいました。じっくり見ると1日以上、かかります。 |
|
ピストル
これもナポレオン戦争の頃のもの。考えようによっては、とても贅沢な飾り付けです。当時の英国の物量が偲ばれます。日本史家は日本における火縄銃の大量生産を誇っていますが、これを目にしたら、アッテンボロー提督ならずとも「それがどうした」と言いたくなります。 |