渥美先生 こんにちは。
連休も過ぎ、生活も普段のリズムに戻り 毎日忙しく過ごしていますが、
精神的には すごく落ち着いていられます。(連休は ゆったりすごしましたか?)
4月から 夫の帰宅時間が早くなり、子どもと遊んでいてもらえる様になったせいか、
仕事が終わって 子どもと買い物をするのも ゆったりとした気分でできますし、
帰宅時間が遅くなっても、あせらず 家のことができるようになりました。
今までのように、子どもを だっこやおんぶしながら食事の支度をしなくていいですし、
自分のペースで家事ができるので、ストレスが減り 精神的にすごく楽になりました。
時間を気にしながら、家の仕事を片付け、子どもを早く寝かさなきゃと 孤軍奮闘してきた日々から
開放され、仕事を終えて 家に帰るのが楽しく思えるようになりました。
(気持ちの転換は 精神的に とても楽になるものです)
今までは、帰ってからのスケジュールを頭の中で考えると 気が重くなったり、
子どもを 保育所に迎えにいくと 軽い吐き気がすることがありました。
(育児の疲労感の予見が、精神的に胃腸に影響をあたえていました)
精神的に明るく過ごせるのは、5月に入ってから飲み始めた「セントジョーンズワート」という
サプリメントのせいもあるかも知れません。
(抗うつ作用があり、元気になって あれもこれもと 動きすぎると
肝がたかぶり、疲れを感じなくなり、気虚・血虚をまねき痛みが出る)
最近の身体的な症状としては、前回の薬が切れ 今回の処方の薬に変えたとたんに あち
こち関節の痛みがでてきました。(処方はそれほど変わっていませんが?まだ敏感な胃腸を推定)
大きく調子を崩すことはありませんが、足の裏に 始終 軽い痛みがある日もあります。
(足の裏の指の付け根の痛みは、体力が落ちて胃腸が疲れているときの症状です。)
あと 肘、膝、手首、肩、鎖骨、足首、手、手の指なんかに 痛みが出たり治まったり、
たまに 足の甲や内くるぶしなんかに 強い痛みがきたりします。(肝のたかぶりをかんじます)
筋肉のビリビリと強い痛みは たまに、むこうずねや、ふくらはぎ、二の腕辺りにくる
ことがあります。(ふくらはぎや二の腕の痛みは、胃腸の疲れを推定します)
あと、夜のストレッチで無理しているせいなのかはわかりませんが、翌日、二の腕やら太もも、
ふくらはぎに 強い筋肉痛のような痛みがすることがありました。
夜のストレッチで、気持ちいいと感じる位 身体の筋をのばすようにして眠ると、
翌朝の身体の痛みが軽くなるように思います。(この力加減は、試行錯誤して観察力で習得します)
身体は あちこち痛むことがありますが、精神的には 楽に過ごしています。
夜も夜中に目がさめることもなく、眠れるようになりました。
(セント・ジョーンズワートや、漢方薬による心の栄養が補充されてきたと推察)
生理は今回29日でやってきました。
今回は 久しぶりに血の塊がたくさん出ました。(痛みの原因となるオ血が多く生じています)
量は多いほうでした。
便通は大体、日に1回ですが、休日は 朝食後にすんなりでますが、
平日は 時間がない日は 夜になることもあります。
食後におきる腹痛は 今回は ほとんどありませんでした。(腹痛は胃腸力が弱っている症状です)
食事は朝、昼は少なめですが、帰るとおなかがすいているので、間食をしてしまいます。
夕食は普通に食べています。
よろしくお願いします。
00
(返信)
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
仕事をされながらの、子育ては 母体を心身ともに 疲れさせるものですね。
子供をかかえて、スーパーの重い袋をさげて、
子供をせき立て しかり あやしながら ずっと一緒に行動しなければならない母親は、
仕事と家事で疲れてくると、本当に追いつめられたような気持ちになるものです。
肝のたかぶりが生ずるのは 無理ありません。
夫の手が借りたい・育児から一人になりたい・・という気持ちが生ずるのは、よくわかります。
体力と精神的なゆとりができると、
初めて、子育ての喜びや 希望が感じられるようになります。
ようやく そのような状況になってきました。
精神的に楽になることが、 どんなにリウマチにとってよいことかが、
なんとなく お分かりになっていると思います。
幸せだと感じる余裕が、肝のたかぶりを鎮め、リウマチを完治させます。
何々をしなければならない・・
次は何をしようか?・・と次々と考えてしまうことを やめにしましょう。
今日は、一つのことだけを予定に入れる・・という工夫をします。
あれも これも よくばらないことです。
さて、4月下旬は 天候が不順で、暑かった翌日が涼しすぎる日が くりかえしやってきて、
調子をおとしたかたが、神経を人一倍使い胃腸を傷めている方におおかったようです。
処方内容は、ほとんど変わっていなかったので、
しいていえば、胃腸を助ける作用が少なくなったことが ひびいたかもしれません。
今回は 修正しておきました。
五臓を丈夫にするには 1年以上かかるものです、
気持ちは元気になっても、動きすぎたり 張り切りすぎて 痛みが悪化するかたもいますが、
気にしないで、無理なく 体を丈夫にしてください。
しかし、サプリメントや薬だけに たよるのは よくありません。
抗うつ剤で 精神を元気にして、動きすぎて、その後血虚が深まり 痛みが強まる方は多いものです。
疲れで、ぐったりすることはなくても、それは、
肝のたかぶりが 血虚の疲れを隠蔽し、筋の拘縮を悪化させていることがあります。
それが、リウマチの痛みとなって現れます。
セント・ジョーンズワートは、抗うつ作用をうたっており、動きすぎないように
癇を高ぶらせないように、注意してください。
つまり、気分がよくても 動きすぎないで ゆったりと 人生をたのしむ哲学に転換する
ことが根本治療となるのです。
健康食品や漢方薬だけに たよってはいけません。
漢方薬の支えを利用して、自分の生活方法・精神生活を 変えてゆくのです。
仕事でも開き直りが、必要です。
家庭では、少しずつ、変わって 楽になっているようで なによりです。
メールは、元気がよく 痛くても めげていない印象をうけますが、
やや 痛みの原因についての内省が不足していて
痛みが出てきていても、それを隠蔽する元気が こぼれるでている印象を受けます。
がんばりすぎないように。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美 様
引き続き、漢方薬の処方を お願いいたします。
現在は、リウマトレックスを止めています。(1ヶ月前から)
右肺にプラーク音が聞こえるとのこと。
副作用が考えられるそうです。
医師によると、漢方薬の影響などの場合もあるとのこと。
しかし、飲んでいることは報告していません。
免疫力が落ち、風邪をひきやすくなりました。
また、治りにくく 長引くようになりました。
免疫抑制剤を止めれて良かったと思っています。
症状は、小康状態です。
少しの痛みやこわばり、違和感は朝にあります。
以前のような 刺すような痛みはありません。
指の関節の腫れは引いていません。
よろしくお願いいたします。
(返信)
漢方薬で、間質性肺炎などが、起きるのは、漢方薬の使い方に誤りがあります。
以前、漢方メーカーは、柴胡剤と言われる高価な漢方薬を医師に処方するように勧めたため、
ウイルス性肝炎患者に、小柴胡湯や柴胡桂枝湯という柴胡剤が大量に使われた事がありました。
いまでも、免疫を正常にするという理屈付けで リウマチ患者に柴胡剤を西洋薬と
併用する医師がいます。
正しく漢方的な診断のもとに使われれば副作用は起きないのですが、
柴胡剤は、その性質として、冷やして・乾かす作用があるので、
肺の陰虚という 肺臓の栄養状態の悪い、高齢者や肺結核既往者や胃腸虚弱者に長期につかうと
肺を冷やし乾かして、繊維状の変化をもたらし、冷えすぎや乾燥は 逆に炎症を惹起し、
間質性肺炎を誘導することがあります。
そのまちがった使い方を、医師や医療用の漢方メーカーさえ知らないのです。
その回避方法はあるのです。
もし、リウマトレックスで間質性肺炎が起きたのなら、胃腸が弱っていて、
慢性疲労の状態にあることが推察されます。しかし、
食事の状態や体重の変化や疲労感などの情報が抜けているので判断できません。
症状が軽くなってきたら、五臓を丈夫にする軽い運動が必要です。
是非、漢方薬で心身の疲労を軽減しながら 始めてください。
お仕事の後、15分間歩くだけでよいのです。
ホームページを読んだ感想も書いて下さい。
症状が軽くなったからと 今の状態を続けていると 漢方薬でも治りにくいことがあります。
指の関節の腫れは、1年半くらいで無くなれば 順調といえます。
順調でない場合は、腫れや少しの痛みがあっても居直るか、生活方法を考え直す必要があります。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美光廣
渥美先生
いつもお世話になり 有難うございます。
お返事を頂き 有難うございました。
2回程 薬だけ送られてきて、メールがなかったので、少し寂しく思っていました。
やはり私は「褒められたい体質」の様で、先生から「理想的な考え方ですね」とか、
「うまく開き直りができていますね」等と言われると、俄然張り切ってしまいます(笑)
メールの一文字一文字を読みもらすまいと丁寧に読みました。
ところで、本日整形外科の受診の日でしたので、渥美先生から戴いた返事を持って、
リウマトレックスの使い方について 話してきました。
うまく言えないと思ったので、メールの一部を印刷していきました。
間違った事は言っていないが、今の学会のやりかたに逆行している、
僕は 漢方で完治した人を聞いた事がない、ステロイドやロキソニンをやめる事はあっても
リュウマトレックスをやめるなんてとんでもない、とおっしゃいました。
もし 私が漢方を選んだら、ステロイドと痛み止めだけを出していただけますか?と聞いたら、
それはできないと断られてしまいました。
あつみ先生のところではボルタレン錠やプレドニンは出して戴けないのですか?
出して戴けないとしたら、あつみ先生のところの患者さんたちは、
どうやって その西洋医学の薬を手にいれているのでしょうか?
整形外科の先生は 明らかに気分を害されたように感じました。
いつもやってくださる触診もなさらず、予定にあった血液検査もしませんでした。
なぜ漢方と西洋医学の両方でやっていこうとすると 非協力的になるのでしょうか。
とりあえず、今日はリュウマトレックスとフォリアミンとプレドニンを2週間分戴いてきましたが、
2週間後には 薬がなくなります。
2週間程まえ、晩のプレドニンを飲み忘れてしまった時の朝のつらさは大変なものでした。
ステロイドがないと、こうなってしまうのかと 少々恐怖も感じました。
お返事 お待ちしています
(返信)
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
リウマチの専門の先生の気分を害してしまいましたね。
ご自身が正しいと思って、理屈としては正しくても、
方法としては、相手の気持ちを推し量ったり、
プライドを害さないように、衝突を回避しながら、ご自身の望む方向へ舵を切ることが、
苦手なようです。
正しいことを 勇気をもって、すすめることは大切ですが、
まっすぐな性格は、人をきずつけるものです。
自分で言うのはおこがましいですが、私もそうでした。
一生懸命は、ご自身も傷つけ、ある人はリウマチを発症します。
年齢を重ねると、正しいことをそのまますすめることが 実は正しくないと思える
ことに 往々気づくものです。
正しいことでも 衝突が起きないように うまく タイミングをみて すすめるのが
正しいやり方です。
いにしえに 方違えという 旅の方法がありました。
自分の行きたい場所に向かいたいのだが、方角がわるいときは、別の方向に一旦旅をして
泊まってから、再度、目的地をめざすものです。
ご自身の希望や目的を実現させたいのなら、方違えの 方法をとることです。
リウマチの専門医に このホームページのコピーを見せる行為は、
専門家でない患者が 自分がよいと思う方法を 専門医に強いる行為です。
渦中にいる患者は分からないかもしれませんが、専門家のプライドを傷つけるものです。
自分の方法に 専門家が従わないのはどうしてか?ということに疑問をもつことは無理があります。
このホームページの漢方の方法を信じていただいているので、完治には有利ですが、
残念ですが、今回自分の望んだ方法をとらないからといって、熱心な医師を非難することはできませ
ん。
しかし、中には、患者の希望通りに、漢方を併用を認め、薬を出してくれる医師もいます。
漢方が効いたねと、喜んでくれる医師もいます。
そんな医師に出会えれば幸運です。
リウマチ専門医は、漢方の奥深い知識や力を知りませんし、漢方で治した経験も腕はありません。
しかし、リウマチ学会の最新の治療方法には 患者より精通しているというプライドがあります。
その医師を、上記の方法で説明しても、味方にするのは、難しいでしょう
漢方で治った例を知らないのですから。
私も、漢方で全員を治しているわけではありませんが、
漢方の方法を、患者全員が体得すれば、漢方薬の支えで治ると信じています。
体現が、難しく 時間がかかるので 苦労しているのですが、漢方を否定されれば、残念です。
皮肉なことですが、漢方の力を一番分かっている人は、漢方でリウマチが治った人です。
漢方薬だけではなく、漢方のすすめる生活方法が体得できた人です。
おそらく、一番不安に思っている人は、このまま漢方薬で治るのだろうかと不安に思って
いる人でしょう。
しかし、難治な場合は、漢方薬だけで、なおるのではなく、漢方の方法をとることで治るのです。
私は、漢方の方法を否定されたら、怒らないようにしていますが、
おそらく 治りにくい性格なのだろうと感じます。
すなおな性格・理解力・洞察力・観察力・実行力のある方がなおりやすいのです。
勘違いの方向に行く方は なおりません。
しかし、考え方の成長する人は、いつかは 漢方の方法とは知らず、
頭の片隅に知識としてある漢方の方法を体現して 治るのではないかと希望をもっています。
当薬局では、ステロイドもボルタレン錠もロキソニン錠も 法律上だせません。
当該医師が気分を害されて受診しにくいのでしたら、
親切な 近所の整形外科医や かかりつけ医を探し 上手に お願いして 出してもらって下さい。
そして、生活の上でも、引っ越しの時に経験された、方違えの極意を 生かしていかれますよう。
それが、リウマチ気質を修正する方法です。
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美