000様 はじめまして (有)文隣堂あつみ薬局 薬剤師の渥美です。
印象では、だいぶ ストレスに満ちた 豪快な生活を送られてきたようですね。
関西人の特徴をそなえています。
体質も、なよなよした感じではなく、肝のたかぶりも 人一倍強かったようですね。
あまり ご自身の体からの信号に 頓着しない性格だったとのこと。
鼻炎も春と秋の季節の変わり目のストレスが生ずるころに 鼻の粘膜にステロイドを注射してき
たことが、増悪の原因でもあります。
鼻炎のステロイド注射は、ステロイドの服用を長期間続けたことと同じ作用があります。
鼻炎に対するステロイドの注射は、長期間ステロイドが、徐々に血中に放出され、
強力なステロイドを毎日飲んでいるという意識を持つことなく、
体内のステロイドホルモンを出す副腎皮質の、委縮を招くことが予想され、
医師にも 反対意見の多い治療方法です。
ステロイドの注射は、長期間ステロイドの作用が持続するため、体質の弱い方には
ステロイドのもつ さまざまな副作用を生ずる可能性があるからです。
第一、鼻炎に対するステロイド療法は、急性増悪期に限るべきだ というのは、
西洋医学の常識です。
副作用の発症の可能性を無視した、鼻炎にたいして強力なステロイドの注射を続けることは、
鼻炎のつらい症状を緩和するためといいながら、患者集めの人気取りの面が否めず危険です。
あまりに鼻炎の症状が強い人には、とても救いになるのでしょうが、あとでツケを払うことに
なるかもしれないのです。
更年期障害の女性ホルモン補充療法でも リウマチを惹起することが、よくあります。
それは、体内のストレスを軽減せずに、ホルモン剤で、気血のエネルギーをたかめるため、
気血のエネルギーの流れが太くなり、筋の拘縮部分で流れの渋滞を引き起こしやすくなるからです。
漢方の考えでは、痛みや、腫れや炎症は 渋滞部分で生ずるのです。
「通じなければ、痛みが生ずる」というのが、漢方の病理観です。
慢性疲労によるストレスと、胃腸を傷めて生じた、慢性鼻炎に対して長期にステロイドを使うと、
無理矢理 血糖値を上昇させたり、精神的にハイになるので 動き続けたりして 気血不足を
さらに招きやすくなり、精神症状のアンバランスを生じて 動悸や不眠やめまい、
不安感を 生じやすくなります。
おそらく、肝のたかぶりや慢性疲労が、鼻炎の当時にも 併存していたのでしょうが、
鼻炎のステロイド注射のステロイドの力で それを覆い隠し、体質を崩し、
リウマチ発症の後押しをした可能性はあります。
さて、最初に、平成18年7月に 手首と肩に激痛が生じたとのことで、
流れるエネルギーは細っているはずなのに、強い痛みが生じたのは、
関西人の 肝のたかぶりが、人一倍強く、それほど気血の損傷はなかったのでしょう。
2-3年前から、手のこわばりは生じていたとのこと。
その時は、急激なスジの拘縮が起きたと思われます。
気血が本当に弱っていると、そんなに 急激な劇痛は生ずることはなく、
ものをつかむ力が落ちてくるのですが、動かさなければ それほど痛まないものです。
ながれる気血が細い流れになっているため、かえって 渋滞が少なく 痛みが軽いからです。
気血の虚弱が進むと、関節を動かすエネルギーが無いので、動かすと気血不足が生じて痛む
、細かい筋が拘縮しているのに 動かしてひっぱられるから痛む・・という痛み方になります。
体質の特徴は・・・
色白で冷え性で、手指の肉や肌はやわらかく、白くふっくらとして 無力となります。
気血不足は 栄養失調を部分的(拘縮部分)に生じ、関節の筋を伸縮すると痛むようになるのです。
一方、劇痛が生じ じっとしていても 強烈な痛みが生ずる状態は、肝のたかぶりは強く、
気血の流れは まだ細くなっておらず、筋はコリ性で 手のスジも硬くはっているので、
手を握ると分かります。
気血が弱ってくると、疲れ果て、肝のたかぶりも弱々しくなるので、痛みも劇痛ではないが、
回復しずらい状態に陥ります。
鼻炎に対する、ステロイド注射は、5年間で 春・秋に計15回も続けたのに、
リウマチでステロイドを使おうと言う医師に対して使いたくない、というのは、
まったく片手落ちで、鼻炎用のステロイド注射は その意味では、患者に錯覚をおこさせる
方法です。
鼻炎の注射は、ステロイドを長期に服用するのと なんら変わらない副作用の可能性のある、
強力なステロイド療法です。
西洋医学においては、
鼻炎は、抗アレルギー剤や鎮痛消炎剤、最少量のステロイドの点鼻薬でコントロールすべきです。
メソトレキセート(リウマトレックス)を飲むと、しんどくなるのは、
その副作用に まちがいありません。
それは、観察すればわかることで、添付文書に書いてなくても、
そのメカニズムはわからなくても、原因と結果を よく洞察すれば、わかることです。
観察して、自分の頭で考えるということが 大切です。
握力が10に落ちたときに、関節注射をしたのも、ステロイド注射だと思いますから、
ステロイドの内服を避ける意味は、余り有りません。
鼻炎治療のステロイド注射による副作用は、個人差がありますが、
今回の場合は、精神症状や女性ホルモンへの異常、リウマチ症状の隠蔽となって現れています。
最初の出産は、ストレスが強かったとのこと。
35歳くらいから、肝のたかぶりは極期を迎え、それによって、鼻炎の症状も強まり、
鼻のステロイドの注射を開始した時期と同じだったとのこと。
胃腸を疲れさせる多食や、肝のたかぶりを招くストレス を生ずる生活方法は、
強い鼻炎を、通年性に生じさせるので、とても苦しかったことでしょう。
それが、季節の変わり目の 春と秋に増悪したことは 予想に難くありません。
季節の変わり目は、ストレスの季節だと、漢方では分析しています。
鼻がつまるということは、息が苦しく、とてもストレスが強まるものです。
人の目を見てしゃべれなくなり、顔だけ噴出したように汗が出、内科にも行きましたが、
何も言われなかったのでたいしたことでないんだ。。。? とインターネットで調べたら
自律神経失調症かも。とおもい薬膳酒などを飲んでいました。
次第に それがなくなりました。・・とのこと。
幸い、人の目を見てしゃべれなくなったという 心の栄養失調状態は、回復して胆虚という
キモのほそくなる状態は 脱したようですが、また、だるさが とても強くなり、
手先がこわばったり、関節が痛んだりして 育児と教育のストレスが強くなったようですね。
その後は、うつ病の方向に行かずに、リウマチの体の痛みと変化したようです。
精神的なストレスがかかった時、冷えたとき、じっとしていた後、昼寝の後に、症状が悪化する
のは、典型的なリウマチの症状です。
重だるく痛む、刺すように痛む、切られるように痛む、
ひっぱられるように痛む、ひりひり痛むと、さまざまな痛みが、強くあるというのは、
もともとの体質が強く、肝のたかぶりが猛烈で、体の変化に対して それほど気にとめない性格
だったというのは、ご自身のおっしゃるとおり、真実だったようです。
とにかく、症状が強烈で、それをこなしてこられたので、
体内のアンバランスは 相当なものでしょうが、なんとかなりそうです。
ご自身の強烈な性格が、治る方向に顔が向けば、時間はかかりますが、
必ず良くなりそうな感触があります。
メールをすべて読んだ! というのは、強烈な肝のたかぶりを感じさせますが、
なおるように、実行できる ということを予感させるからです。
どちらにしても、いまのしんどい疲労状況を、4〜5ヶ月で半減させたいものです。
それが、リウマチを治すための第一歩として、どうしても必要です。
どうぞ おだじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
こんばんは!
ここ一ヶ月の報告をしたいと思います
四週間で飲むところ 飲み忘れが多く 5週間もかかってしまいました
リウマチのことを忘れるのもいいですが これでは忘れすぎだ と先生に叱られそうですね
最近は 子供が可愛くて可愛くて・・・
一歳三ヶ月に入りましたが 表情豊かに また いろんな芸?が できるようになり
毎日主人と 我が子の成長を楽しみに暮らしています
そういう時期なのでしょうが、もしかすると
私に心の余裕ができたことが子供にもいいように伝わっているのかもしれません
以前は 本当に よく泣く子で 困っていたものです
また プールも楽しく 週2のペースで通っています
最初と最後にジャグジ。ウオーキングを少し。
30分のアクアビクス、またはクロールや平泳ぎの教室。
教室に間に合わない時は クロールで300メートルから400メートルを20分程かけて泳ぎます。
この前は 生理中にもかかわらず 調子にのって500メートル泳いだところ
やはり 2、3日 かかとが痛くなりました
生理痛は 全くないのですが 本当は 泳がないほうがよいのでしょうか?
暑い時期ですので プールの気持ちよさ倍増です
泳いだ日も 疲れにくくなりましたので 少しづつ 体力がついてきたのかもしれません
傷めていた左肩も スムーズになりました
夜もよく眠れます
軽くストレッチをし 腹式呼吸をしていると あっという間に寝ています
子供が泣けば起きますが それ以外は 後で寝る主人の物音にも気づかないことが多いようです
昼間も 疲れたなと感じる時は横になりますが 15分寝るだけでスッキリします
元気になってきたおかげで 子供を 自分でお風呂に入れられるようになり
二時間も早く寝かし付けれるようになりました
主人が帰ってくるのをイライラしながら待っていた頃に比べ 夜に 自分の時間が持て
夫婦の会話も増えた気がします
これは一番の進歩です!!
しかしイライラすることも もちろんあります
子供が泣いてぐずり 家事がはかどらないとき。
予定通り物事が進まないとき(主人と出かけると多い・・・)
この二つが多いようですが 後をひかないようになりました
肝心な体の症状が最後になってしまいましたが・・・
手の指・・・ごくごくたまに人さし指と中指の第一関節が痛む程度
手首・・・スーパーなどで冷えた時痛む(生理中) 一日で治る
ひざ・・・たまに数日痛むが しらないうちに治る
かかと・・・生理前と生理中にジンジンするが ずいぶん軽くなっている
足の指の付け根(足の裏)・・・疲れやすい
足首のまわり・・・たまに痛だるい
生理前は便秘、生理開始とともに下痢
食べ過ぎると下痢
こんな感じで たまに痛くなっても ひどくなく 気持ちも 暗くなることはありません
以前は リウマチという文字を見たり聞いたりするだけで 気分が悪くなったものです
ここまで回復したのも このホームページと薬のおかげです
完治めざして がんばりたいと思いますので ご指導よろしくお願いします
(返信)
000様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
調子が良いようで なによりです。
漢方薬を飲み始めて、気持が明るくなることが大切です。
それによって、気血の巡りがよくなっていると推察することができます。
1日2回の漢方薬服用でも お仕事で忙しくなければ、疲労感が強くなければ 効きます。
お子さまの状態は、「母子は合わせ鏡」と 漢方では言われているのです。
母子同服という、同じ薬を飲むような状態になるのです。
アクアビクスは、全身の関節の可動域が スポーツのなかでは、一番広がるスポーツです。
30分間は、とてもきついので 力加減をして続けてください。
生理前や最中は、イライラしやすく、気血のながれが渋滞しがちなので、
スイミングはつづけてください。
やりすぎなければ、悪化はしません。
イライラすることが、リウマチの根本原因です。
肝のたかぶりを産む状況は、色々あり ご自身で洞察して改善することが もっとも効果的です。
買い物に行くときは、夫婦で 大体の おちあう時間を決めて、
本屋やレコード店へ行き、好きな物を選んで、待ち合わせ先のレストランなどで、
ビールを飲みながら 本を読みながら、食事をしながら 先に来た方が 待つとよいでしょう。
000様のリウマチを招いた体質は、胃腸が弱いために気血の生成が少なかったことが上げられます。
出産による、出血や育児疲れによる腎虚も、踵痛の原因として、ひきずっています。
もちろん、すべてを仕切ろうと頑張って、肝がたかぶっていたことが原因です。
血が満たされてくると、大腸が潤い、便秘が軽くなり、
気血がつくられてくる胃腸になると、生理時の軟便や下痢が改善されてくるのです。
漢方薬の効果を判定するには、生理時の軟便・下痢の改善です。
それが、完治までの時間の予想期間を推定させます。
通常は、1年半程度を目標にしますが、00様は優等生です。
優等生である必要はないのです。
一生懸命治そうとすると、肝がたかぶります。
体が丈夫?で、すべてを自分の価値観で押し通してこられた方も なおるのに時間がかかります。
丈夫な故に、最初に生じた痛みは 無理を重ねた末の劇痛が多く、
七転八倒しながら、漢方薬の服用をつづける方が多いのですが、
思い切りが良いので、転換が早く、気性がさっぱりしていて実行力があるので、予後は良いです。
スイミングを やりすぎずに、しかし、悪化を厭わずに 試してみることです。
リウマチのなおりにくいのは、冷え性で臆病になって 運動ができないことが原因です。
その点では、漢方薬の服用前からスイミングにチャレンジしていたのは、
慢性疲労による冷え性の程度が弱かった という幸運があります。
試みて、ころびながら、次第に、上手にころぶようになり、回復がはやくなります。
どうすると悪化するのかを知り、こころの緩め方をゆっくり学ぶことです。
ご両親や配偶者と喧嘩している方、不満の強い方は、今までの経験では、
なおりにくいリウマチです。
ゆるしはゆるみ と同擬語と思われます。
患者自身はこのホームページを読んで、改革することはできるのですが、
ご両親や配偶者は そのプライドや過去の経験をひきずっているために、
改革を期待することは難しいのです。
それを嘆くのではなく、反発するのではなく、ご自身が変わるほかはありません。
それによって、やがては 周囲も変わっていくのです。
お子さまの変化したように。
お薬、早ければ、明日には着くかもしれません。
どうぞおだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
渥美 様
こんにちは。お世話になっております、000です。
いつもアドバイスを頂き ありがとうございます。
体重は 今も37キロ代と少ないですが、減少は 最近ここで止まってます。
家事では、子供が2歳児の男の子で 休みなく動き回るので
朝から晩までよく動きますが、それ以外では特段 激しく体を動かす事はしておりません。
雨で無い日は、子供と公園で軽くサッカーをしたり
教えて頂いた、早歩き10分程度を心がけております。
家事と子守で、時折ぐったりするものの 夜までしっかり、体を動かせております。
食事も三度、量も内容も 普通に摂ってます。
子供の運動量を考えると、これだけ体が動かせてるのは、以前では考えられませんでした。
先生に、本当に感謝しております。
おっしゃって頂いた様に、胃は相変わらず弱いですが
少しムカつきや、ストレスが多くなるとキリキリする位で止まってます。
最近は、何故か やたらと眠くなります。
夜も しっかり睡眠はとってるのですが
日中、激しく眠くなる事が しばしば有り
そう言う時は、あまりにだるいので 少し横になります。
そしてリウマチ自体は、お陰様で 殆ど痛みが出てません。
朝も日によって、多少のこわばりがある程度で
痛みは、出ても軽いです。
やはり生理の日は、手足も冷えて、痛みが出やすいようです。
最近は、この様な状況ですが
少しづつ 良い方向へ向かってる嬉しさが有ります。
それとは別に、相変わらず 体がだるいですが
これも 少しづつ良くなっていくと思って 毎日過ごしております。
いつも 長々と近況報告になりまして 宜しくお願い致します。
暑くなってきましたが
渥美先生も、どうぞいつもお元気で
いらっしゃって下さいませ。
(返信)
000さま こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
根本的な、原因は胃腸が弱いことから、気血不足になっているようですが、
胃腸が弱い もともとは 思慮過度や ストレスの多かった 過去の経験の記憶 によるものです。
過去のことは 忘れてください。
今は、そのツケを払っているようなものです。
ツケとは、筋の拘縮です。
あまりに誠実な態度・対応は、すべてのストレスを背負うために がんじがらめの筋の拘縮を招きま
す。
少しずつ、自分をしばりつけている鎖をほどく作業が リウマチを完治させる道です。
無理をすれば、拘縮が起きている部分に栄養失調が生じ、炎症や腫れや痛みを生じます。
すこしずつ、ほどいていくことが 大切です。
こだわらず、過去にしばられず、人の言葉にまどわされず、治すのは自分だと いう意識が
大切です。
薬だけにたよりすぎず、魔法のような方法やカリスマ性に もたれかかることなく、
爽やかな軽い運動を、おそれずに、やりすぎずに、あきらめず つづけることが 大切です。
夢のような新薬を 期待することは 希望と夢をもつことなのでしょうが、
リウマチの根本原因をわすれ、自らの体を鍛えることをわすれた、
本末転倒な 他力本願の考え方です。
新薬を使わねば治らないほどの、リウマチにおいて、体のアンバランスや脆弱さを放置して、
新薬にたよるのは、たとえ強いリウマチの症状は軽減させても、完治には ほど遠いと考えられます。
難病の難病たる所以は、
カリスマ性のある大学病院の壮大な門構えや、マスコミの報道にまどわされ、
夢のような 新薬の開発の吹聴におどらされ、
大言壮語する、治療者の言葉や恫喝に恐怖を憶えていて、
みずから、発症の原因や治す方法を 洞察し 実行し
その結果を観察して また実行するということが できていないためです。
漢方と漢方薬の真髄を 少しずつ理解し、誤解を修正しつつ、実行することです。
それは、ご自身の人生をゆるやかに、ストレスを少なくする方法と同じ意味をもちます。
魔法ような治療法や カリスマ性にたよりたくなるのが、人情でしょうが、
難病の完治には、簡単な方法などなく、正当な方法で 漢方の正道を歩むほかありません。
ご自身のリウマチ発症の原因が洞察できなければ、治すことはできないのです。
絶えず初心にたちかえって、このホームページを ゆっくり読んで洞察してください。
すこしずつよくなっているようなので、心身が 漢方を理解していると思われます。
薬にたよりすぎず、漢方の考え方が大切です。
今回の漢方は、胃腸を丈夫にして、心を軽やかにする作用がメインになっています。
失敗をおそれず、よいことを実行して、よく休み、心を空にす、人生を楽しむことです。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
渥美先生
こんにちは、000です。
(服薬3ヶ月目にはいり、出産が来月になりました)
現在の症状をお伝えしておきます。
実家に戻って 一月になろうとしています。
こちらは曇りや雨の日々です。
湿気も多く、じめじめと 蒸し暑い日々が続いています。
こちらでは 母の助けもあり、イライラしたり カッとなることも 随分少なくなりました。
やはり実家だと 心身ともにリラックスできます。
子供たちは2人とも 保育園に行っていることもあり、のんびりしてます。
現在の症状
右手の指は腫れています。
ここ数日、特に 親指の腫れがひどくなりました。
ときどき 何かの拍子で うっかり曲げると ピリッとした痛みが走ります。
左手は人差し指の腫れは 少し引いたと思いますが、まだ完全には曲げられない状態です。
薬指も腫れてます。
左手首が腫れ て自由に動かせない状態です。
左肩は 以前と変わらず 違和感があり 腕を 自由に回したりはできません。
その関連か、首も凝ったような状態です。
しかし、以前のように じっとしてても痛む ということは今のところないです。
左足甲は変わらず 腫れたままで、歩きにくい状態です。
寝る時に疼くことも しばしばです。
右足裏は、圧迫すると 多少違和感がありますが、あまり気にならなくなりました。
(左足の方に気を取られてるからかもしれません。)
また、あまり歩いたりしてないためか 体力は落ちて、疲れやすくもなっています。
なるべく 動くようにはしていますが。
(返信)
000さま こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美光廣です。
今までの メールを読み返して、分析した印象をお送りします。
本来なら 妊娠晩期になって 女性ホルモンが増えて生命力が高まれば、症状が軽くなるものですが、
あまり、改善していないようですので、気血の不足・生命力の低下は 元々ひどくないようです。
学生時代は 体育会系で 体には自信があったようですが、体力的にも 二人の育児でも
そんなに気血や生命力は 損傷されていないようですが、逆に、運動を急にやめて
ストレスがたまっていて、さらに 忙しい二人のお子さまの子育てでイライラが募っていたようです。
ご主人の育児の援助にも ご不満があったとのこと。
たぶんきっちりした奥様と、ゆったりしたご主人の 多少の齟齬が生じていて、
育児に対する理想に格闘されてていて、肝のたかぶりが強くなって発症したと思われます。
ご主人が疲れていることは わかっていてるとおっしゃていましたが、
二児の育児を一手に引き受けて さらに、妊娠している状態が 肝のたかぶりを強めました。
ゆったりしたご主人は、あまりお子さまが何をしようが、一緒にいても 無関心な様子とのこと。
ご来局いただいたときも、お子さまをかまうわけでもなく、超然としていて そんな印象を受けまし
た。
妊娠終末期になると、胎盤の働きも極期になり、女性ホルモンも通常の200倍に達し、女性ホルモンは
ステロイドホルモンと同じ様な働きをそなえているので、単なる 気血不足・腎虚なら
もうすこし 順調に回復するはずですが そのようになっていないと診ます。
出産が近くなると、肝がたかぶる という影響も あると思います。
気血不足・腎虚という 漢方的な栄養失調・生命力の低下でなければ、
いわゆる リウマチの第一の原因である、肝のたかぶりによる 筋の拘縮がそのままで、
ホルモンが増えて 生命力のエネルギーが増えたことが 今回の症状の少しの悪化の原因です。
実家にお帰りになって いらいらしたり かっとなったりしなくなったとのことですが、
拘縮した筋をゆるめるためには、運動不足や安静では ゆるみません。
爽快な汗をかき、炎症の熱をさまし、心地よい軽い発汗で 気持を緩めて 肝のたかぶりをしずめ、
筋をゆるめ、太くなったエネルギーの強い渋滞による痛みを 解消するように努めてください。
ゆったりしていては、肝のたかぶりは生じなくても、筋の拘縮状態は 緩めません。
不安感や将来に対する不安、配偶者に対する不満は、肝のたかぶりを高めます。
すくなくとも、筋は緩めません。
なにも考えずに、散歩を楽しむみ 季節の変化を楽しむことができて、うっすらと汗をかき、
途中ストレッチをしながら、歩きすぎずないことも大切です。
散歩から帰って すぐに入浴して、汗をながし、ゆったりしてください。
それが、妊娠後期でエネルギーが増えてきていて、拘縮している隘路で 交通渋滞がひどくなり、
痛みが 強くなっている状態を解消します。
今回は、エネルギーの流れを促進して、ストレスを解消する処方に重点を置いています。
将来を考えず、今の幸せを再認識してください。
不満感があると 筋はゆるみません。
忘れて下さい。
また一週間ほどしたら メールしてください。
今回の処方が どれほど効果があるかで、体質が想像できます。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
渥美先生こんにちは。
心配した台風も、近くを通っていったはずなのに、思ったより大したことなく済んだのは
運がよいということなのでしょうか。
ここのところ、梅雨空で雨の多い日々でしたが、大きく崩れることもなく、時折首や、
こめかみの辺りのあごの関節、耳が少し痛むのと、両足の裏がひどくはないけれど痛いような感じ
がずっとしていて、それに加えて 膝がたまに痛むというような毎日でした。
筋肉にくる痛みは かなり減ってきていて、たまに太ももにさすような痛みがありますが、
以前にくらべれば ぐんと楽になってきて、薬を飲むのを忘れそうになるくらいでした。
それが、この3連休の初めに 朝起きると、
左手の中指の第一関節と、右手の親指、人指し指、薬指の第一関節が
虫にさされて痛がゆいような感じで、手でつまむと痛むのです。
左手の親指の第二関節が 少し前から痛むなと思っていたのですが、指で力を入れるとすごく痛いで
す。
腫れや赤味はありません。
19キロある子どもをだっこするのに、腋に手を入れて持ち上げても痛みは感じません。
寝る前にクーラーをつけていて、身体を冷やしてしまったのか、鼻水がでます。
この連休中は、最近ほとんど痛むことのなかったくるぶし(内、外)や右足の親指、中指、薬指や
手首、足の甲、足の裏、膝、膝下、足首の上が時々痛くなり、二の腕にもビリビリと痛みがきました
が、
以前のような 首筋から肩にかけての ひどい痛みはありませんでした。
足の裏が痛だるいので、青竹踏みをしてみると、特に 右の足の裏の中央部が痛く、
指で抑えてみても かなり痛いです。
このところ、食後に 腹痛が起こることはほとんどありませんが、
どちらかというと軟便傾向だと思います。
お風呂あがりに 冷たい飲み物を飲みたくなりますが、養命酒と常温の炭酸の入った100%りんご果
汁
か水を少し飲むくらいにしています。
夜もぐっすり眠れるようになってきました。
よろしくお願いします。
(返信)
000様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
台風は、あまり神奈川県には 影響がありませんでした。
しかし、台風情報をテレビでみているだけで、ストレスが生じるものです。
阪神淡路大震災の時は、うつ病の傾向のある方は、だいぶ具合が悪くなりました。
不安感や悲しみは 伝染するのです。
つまり、七情(喜・怒・憂・思・悲・驚・恐)は、体調に影響を与えるのです。
こめかみ・顎、耳の周囲の痛みは、ストレスの肝のたかぶりの経絡です。
耳のなかになると、腎の経絡ですが。
3-4日でおさまる痛みは、無視しても よいでしょう。
夜は、冷えや風邪(ふうじゃ)によって 痛みが生ずる人がいます。
一般的には、だるい程度は、正常な範囲です。
ピリピリ痛むのは、オ血の症状で、血流が悪くなっていますが、
ひどくはないようですね。
あちこち痛むようですが、以前のような 重篤な印象はうけません。
すこしずつ、体質が 改善されているようです。
キモのすわりも感じられます。
痛みを気にせずに、体をすこやかに動かすクセ・習慣をつけるとよいでしょう。
ちょっとした距離は ストレスなく 気持ちよく 自然を感じながら 歩くことです。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
000様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
台風が直撃しそうで、疲れが加重になっていないか 心配しています。
一昨年までは、陰虚という血虚のひどい状態の栄養失調(漢方的な)だったので、
汗もかけなかったのだと思います。汗も 栄養物質と漢方ではみます。
午後になると、疲労がつのるようです。
疲労とは、漢方では、胃腸の疲れをあらわすのですが、
食事は美味しくとれても、体の疲れは、胃腸の疲れと診て、気血がつくられ難いと診ます。
漢方理論では、胃腸と肺は、母親と子供の関係なので、
胃腸(母)が疲れると 肺(子)を養われず、
肺もつかれて、おそらく 深く息をするようになるのでしょう。
ため息は、肝のたかぶりを表しますから、疲れを感じなくても、肝のたかぶりから
ため息?が でるようになるのでしょう。
肝のたかぶりがある方は、疲れを感じないと 何度も述べています。
そして、知らない内に、気血両虚という栄養失調と元気不足になるのですが、
本人は、それほど疲れを感じなくても、あるとき 急に体の一部が痛くなり、
全身に波及するのが、リウマチです。
肝のたかぶりは、筋の拘縮を来たし、血流を阻害し、
慢性疲労は、胃腸を傷め、水毒・食毒をためて むくみやすくなり、組織を圧迫し、
やはり血流や水分のながれを阻滞させます。
部分的な栄養失調が 筋の拘縮の強いところに 全身 あちこちにでるのですが、
ストレスは 手足に現れやすく、手の指、手首、肘、肩、くるぶし、膝 股関節など、
あちこちいたみだします。
肝のたかぶりの経絡では、首の後ろや、顎関節、なども痛くなりやすいですが、
筋があるところ、全身の至る所にリウマチの痛みは生じ得るのです。
朝は、リウマチの方、うつ病傾向の方は、体や心が固まっています。
夕方、具合がよくなるのは、うつ病傾向が、リウマチの症状とともにあります。
そのような方は、うつ病傾向に重点を移した処方にしなければ、なおりにくいです。
普通のリウマチは、朝起床時や午前中で拘縮が軽くなるのですが、
ひどく拘縮するようになると、一日中、痛みがつづきます。
000さまは 両膝と肘が特に痛むようで、頑固な拘縮が残っています。
CRPが17あったときより、3の今の方が痛みが強いというのは 喜ぶべきです。
17の時は、気血不足が極端だったので、全身にあまねく軽い炎症が起きていたのでしょう。
痛みは、気血や水分の渋滞をあらわすシグナルでしたね。
痛みは、流れが悪く、渋滞しているということです。
流れる気血が少なければ、渋滞は隘路では少ない(CRPが17の時)のですが、漢方で、
少し、気血が増えてくれば、隘路での渋滞は強くなり、痛みも強くなるのです。
隘路とは、拘縮している場所を表します。
このような時は、渋滞をながす、ストレスを洗い流す・・ことが大切です。
しこっている場所は、心拍数を少しあげて、15〜30分続け、流れを呼び戻す必要があるのです。
治りにくい人は、薬に頼りすぎては治りません。
体を、心拍数を軽くあげて、体を温め、やりすぎて、疲れないようにします。
疲れると、今度は、体が冷えて・拘縮して痛みがでてしまうのです。
思い切って運動を始める勇気と、ちょうど良い運動量を決めることができる、洞察力の差が
完治への差となります。
一生懸命は、横において、のびやかに・きもちよく・ゆったりと動かすことです。
心地よい疲れは、肝のたかぶりをしずめ 筋をゆるめてくれます。
やりすぎると、翌日必ず 悪化します。頑張ってはいけません。
生理の長いのは、いまだ、気血が十分につくられていないことを表します。
気血不足が続いているのは、・・思慮過度は、胃腸を傷めるのです。
一生懸命や意地は、なかなか 改められません。
リウマチは、人生の再構築の契機です。
どうぞ あきらめず、心地よい状況を 意地や頑張りや見栄をすてて、
自由につくっていってください。
自分自身の考え方、生活習慣から、精神生活から縛られずに、自由になる。
それが、なおりにくい リウマチを治す方法です。
渥美
渥美先生、おはようございます。
じめじめとした梅雨の時期に入り、朝起きるとすぐに活動できません。
そのままぼーーーーっとソファに座って、10分くらいしてから慌てて動きはじめます。
血圧がもともと低めのため(いつも病院ではかると低いですねといわれますが
いくらか忘れてしまいます・・)でしょうか?
それとも、お天気のせいでしょうか・・。
お昼ぐらいにやっと、エンジンがかかり始めるという感じです。
体の調子は 気になることはそれぐらいで、おかげさまで好調です。
この間、何人かの友達と会っていて、生まれ年の話をしていました。
私は酉で、友達はいのしし、羊、酉といろいろでしたが、
羊のように の〜んびりしていたいよねぇ〜って 酉、いのししの人と話していました。
今日は 実家のお手伝いが休みの日なので、
子供たちが帰ってくるまで 自分の時間を のんびりと楽しみたいと思っています。
いらいら病も気をつけなければならないです。
お薬が あと1日分になってしまいました。
よろしく お願いいたします。
000
(返信)
000様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
調子がよいようで、なによりです。
心の安定は、心を遣いすぎないことに コツがあります。
薬指からの発症は、心の疲労が原因 と分かります。
爽快になる方法を 生活の中にとりいれ、好きなことでも やりすぎないことです。
がんばったら 休む ホットする時間を 挟むように意識してください。
どうぞ 上手に 漢方薬を使って 幸せな生活をお送りください。
渥美
こんばんは。
先日の漢方は 種類が違っていたのですね。
いつも、1日体調がよく 2日間悪い日が続く といったサイクルだったのが
ここ先日(7/4)メールをもらってから 大変調子がよく、手の腫れも ぜんぜん なくなりました。
足は まだ 少し腫れがありますが あきらかに改善いたしました。
ありがとうございます!!!!
お薬の説明を お願いしたいのですが、おひまなときに よろしくお願いいたします。
あと もう少し様子をみて、主治医にリマチルやリウマトリックのお薬を減らす方向で
お願いしてみようと思っております。
000
(返信)
000様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
急によくなっているようですが、治療のコツは、今のよい状態を変えないことです!
まだ、漢方薬服用2ヶ月目に入ったばかりです。
5月に、症状がつらくなり、お仕事を退職されて、6月は急に悪くなり、歩けなくなったというの
に・・。
3ヶ月は 同じ状態を続けて、一直線によくなるようなら、諸薬を変更してもよいですが、
対応が ちょっと性急すぎます。
主治医に、二回目の漢方薬に変えたら 急に効いてきたので、
リマチルやリウマトレックスはやめたいのですが・・と反感を買うような対応は 慎むべきです。
痛み止めの継続も もうしばらく必要です。
一般的に、リウマチ医は、漢方薬が そんなに効くとは知りません。
ご自身の西洋薬が効いたと 思いたいのは人情です。
それを 患者から否定されて、いい気持ちには ならないでしょう。
おかげさまで良くなってきました・・と言う方がよいでしょう。
漢方薬のことは お話にならないように。
誰でも、自尊心はあります。
三ヶ月は そのまま同じにして、生活方法の変更や対応のストレスを
生じさせないようにすごします。
リマチルやリウマトレックスは、その後 黙ってやめてかまいません。
リウマチ医は、リマチルはやめてもよいが、リウマトレックスは
副作用が生じないかぎりやめない方がよい・・
・・というリウマチ学会の方針に したがうからです。
今回の漢方薬は、うつ病傾向とオ血の改善を主眼とした処方です。
心をのびやかにして、気のながれをよくして、オ血という古い血の滞りを解消する
処方になっています。
前回の処方は、ストレスを軽減し、慢性疲労の消耗(血虚や陰虚)をおぎなう処方でした。
すべての症状や体質を一度に治すことはできないのです。
治すにも 治すべき体質には 順番があります。
漢方薬の処方名よりも、漢方的な考え方が大切です。
今の改善状態が とてもよいなら、すべて、今と同じようにして、変えないことです。
医師の受診も対応も、生活方法も。
治療方針について、ご自身で、あれこれ 考えてはいけません。
あれこれと なにからなにまで、ご自身の采配で いままで 一家を切り盛りされてきて、
頑張ってきて 心と体が疲れてしまって、ついに リウマチを発症したのです。
治療方針にも、ご自身の采配を優先されたがる傾向は、仕事ができるけれども、
心が疲れてしまって、再度 性急に、同じ様な道を歩む生活方法を採りがちです。
なぜリウマチになったのかを、よく考えて、ゆったりと 今の治療に身をゆだねることが、
再発を防ぐ 最良の方法です。
同じ道を歩めば、必ずまた 同じ症状がでてきます。
リウマチも うつ病も、ゆっくりと治すのが、よい 方法です。
6ヶ月程度は 漢方薬を、続ける方がよいでしょう。
もちろん このまま一直線によくなってきて、大丈夫だ という自信が生ずれば
いつ 漢方薬をやめてもかまいません。
再発したら、また 漢方薬を始めればよいのですから。
ご自身に対してやさしくなければ、何らかの程度の痛みを 今後もずっと抱えることになります。
痛みを抱えているということは、何らかの 人生が困難だったストレスの証 だと思います。
その注意信号を無視するか、生かすかで 今後、ことなった生活を送ることになります。
どうぞ ゆっくり なぜリウマチになったのか 考えてください。
今までのメールのやりとりを なんども読んで下さい。
でも 本当に よかったですね
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
000様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
ホームページで いろいろと 思い当たることがあるとのことで、
おそらく洞察力をそなえている方だと思いますが、
実際に行動して、改善できるかどうかは、キモのすわり具合によって
実行できるかどうかが決まり、完治までの期間に差がでてきます。
生活習慣を 全部一度に治す必要はありませんが、生活の改善すべき点を列挙してみます。
おそらく ご自身でも 気づかれていることと思います。
不安感が強く、対人関係やストレスで落ち込みやすいとのこと。
心を遣いすぎると、心の栄養失調となり、心が冷えて、鬱的な心情となります。
考えてもしょうがないことは考えない、
楽しいことを考える、
一生懸命考えたら、思考停止する、
言葉の裏を考えないなど、さまざまなコツがあり、
これを実行すると、心の栄養失調を回復させることができます。
心を遣いすぎると、心の血虚になって、夜 寝付きが悪くなったり、
夢を多くみるようになります。
現在は、そのような 心の栄養失調状態の傾向にあるようです。
五臓(肝・心・脾・肺・腎)は、相互に関係がありますから、
一部分の血虚やアンバランスは、他の臓にも影響をあたえます。
生理がとんだり、不規則だとのことですが、肝のたかぶりによって、
生理は 前後して不定期になり、あるいは、生理が早く来るようになります。
子宮筋腫も乳房のしこりも ストレスから生ずるものです。
子宮筋腫や元気不足で、生理の出血が 多い人も 不安感が生じやすく、肝のたかぶりをもたらしま
す。
ストレスの 上手な解消方法や思考方法を このチャンスにかえることで、今後の人生が
心が、楽になるものです。
不安感や悲しみに彩られた人生を ずっと続けている方は多いのです。
常に、安定剤や抗うつ剤を服用しながら、不安な 鬱的な人生を送っていますが、
それは、薬が大切だと思っている、生活方法や人生に対する考え方の、思い違いなのです。
今の人生が幸せだ という、認識が欠けていて、上ばかり見ていて うらやましがっている人や、
一生懸命や上昇志向が、人生でもっとも大切で、ゆったりすることに 罪悪感を感じる人は、
幸福感が いつまでも得られません。
のびやか・・ということを もう一度考えて、生活に生かすことです。
上には上のなやみや 多額な金銭の不足や 家庭問題など もてる者の悩みが あるのです。
どんな状況でも しあわせと感謝 を感じることができる人は たとえ それが
客観的にはそう思えなくても、勘違いであっても 幸せなのです。
食事については、1日2食が多く、多食であるというのは、胃腸に負担をかける食べ方です。
食べ過ぎると下痢をする という体質は、胃腸が疲れていると診ます。
おいしく食べても、胃腸が疲れている人は、気血がうまくつくられません。
そのような胃腸体質になると、知らない内に疲れやすくなり、しらない内にストレスが生じており、
朝は 食欲がわかず、
あるいは 体がだるくなり(肝のたかぶりがあると、朝食をとらなくても平気なことが多いが)
生理がとんだりするようになり、
考え事をすると寝付きが悪くなり、多夢の体質になります。
これらは すべて、ホームページで 述べていることです。
それを、ご本人にあてはめて 述べているのです。
朝は、少量でも バランスよくとります。
しかし、食欲がないのに、朝 多食すると 胃がもたれ、よくありません。
胃腸が丈夫になるまでは、朝食は少量にします。
夕食を減らすことも大切です。
ストレスが強い人は、夕食を多食することを やめることができません。
ストレスを、夕食で解消しているのです。
多食とのことですが、頭で ストップをかけて、食事の1回の量を減らして下さい。
多く食べても、うまく気血がつくられないのです。
むしろ ぶくぶく肥って、体は だるくなるのです。
肝のたかぶりがある方は、あまり 疲れを感じないので、自然に 気血不足となり、
ある時、何かのストレスをきっかけにリウマチやリウマチ様疼痛を発症するのです。
今回の薬は、胃腸のバランスをとり、
気血の不足を、直接、漢方で少しおぎなって、不安感を軽減します。
下痢をしにくいように 胃腸を建て直しますので、多食しないように。
とかく、多食によって、無意識に ストレスを発散しようとしているものです。
よくなるには、コツがあるのです。
気持が前向きになったら、ウオーキングをして散歩で気血のめぐりをよくしてください。
1日20-30分 毎日歩くのです。
夜中や夕方は 考え事をしないクセをつけます。
歩いているときは、考え事をせず、季節の変化をたのしみます。
ご自身の症状を、気にしないという態度も大切です。
毎日、症状をさがす人、毎日、症状を克明に記録する人は、なおりにくいのです。
どうぞ 漢方薬を楽しみに飲んで下さい。
それが、漢方薬によって ご自身の内に隠れている 快復力をひきだすのです。
おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
渥美様
こんにちは。00の000です。
梅雨時ながら 暑い日も多くなって参りました。
先生の日課?である ランニング&スイミングも 気持ちがよい季節と思います。
表題のお願い(○命酒の併用の可否)の前に、近況を少し。
夏は好きな季節で、体調も安定していたのですが、
先々週の東京出張時、朝 目が覚めたら 背中に 普段とは レベルの異なる張りを感じ、
何となく苦しく、気分もすぐれない状態が(「うつ」的な感じ) 1週間ほど続きました。
背中が痛いときは心臓が悪い との思いがあったため、週末に 病院で検査をし、
レントゲン、運動負荷試験、ホルター心電図をとりました。
運動負荷試験は問題なし。ホルターは 結果待ちです。
不整脈も自覚しました。
元々 疲れると不整脈を自覚するのですが、現在も 不整脈が出やすい状態になっているようです。
ドクターは あまり心配はないと思うが。。。との診断です。
発症後、整体に2回ほど通い、自分でストレッチ(真向法)をやって、
現在はほぼ元の状態に戻り、背中の痛みはほぼありませんが、
心臓の方は やはり若干 たまに不整脈を感じるかな? といった程度です。
今思えば、出張に出かける前の2日間も、睡眠時間は 4、5時間程度だったのと、
4月からの環境変化(人事異動による)による気疲れ等で 疲れがたまっていたものと思います。
(相変わらず 自分の身体への配慮に欠けますね)
さて、本日は表題の件につき お聞きしたく、メールをいたしました。
本日、日経新聞に 表題の記事が載っておりました。
早速 試してみようと思うのですが、現在調合いただいている漢方薬との相性など、
一度 先生にお伺いしてからと思い、メールいたしました。
手足の冷え(特に足)が なかなか改善されないため、試してみようと思います。
血の巡りが悪く、色々な症状の一因になっているのでは? と考える次第ですが、
先生はどう思われますでしょうか?
特に問題がなければ 試してみようと思います。
記事をスキャンしたもの、配合情報などを添付いたしました。
1日3回x20mlが推奨量のようですが、アルコールのため、就寝前にだけ 飲むことにしようと思っ
ています。
ご多忙とは思いますが、よろしくお願いします。
○命酒製造:生薬配合
(返信)
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
相変わらず お忙しそうですね。
メール読み落としました、申しわけ有りません。
患者メールを 全部、フォルダに設定するのが とても 大変だということに気づきました。
新しいインテルマックなら、勧誘メールは 自動削除してくれるのですが・・、
どうしても 使い慣れたシンプルなソフトのあるG3機を使ってしまいます。
さて、心臓疾患で 夜中や明け方に 背中が痛くて目が覚めるのは、心の症状です。
漢方では、五臓の心の生理は、精神活動などの、うつ的心情も 狭心症も 両方含みます。
夜中や、明け方に、背中が痛くて、理由もなく暗い気持(鬱的な感情)をともなって、目がさめるの
は、
心の疲労・機能失調の症状で、ご推察のとおり心の症状です。
うつ的心情でも、狭心症でも生ずる、心の疲れをあらわします。
元気という 気のエネルギーが心臓の拍動をつかさどっているのです。
疲労すれば、当然、心臓を動かす力も低下するのです。
疲労によって、精神活動も心臓の力も 機能が落ちるのです。
高齢者は、風邪の発熱のあと、解熱してほっとしたときに、心停止で亡くなる方がいます。
発熱して疲れて、元気が落ちたときに心不全になるのです。
ホルター心電計に 異常はなくても、心の機能低下ですので、注意信号と受け止めることです。
心の機能低下は、疲労や冷え、睡眠不足、慢性疲労、鬱的身体状況、水毒・食毒で生じます。
現在の、漢方薬は、不整脈に効くはずです。
不整脈を感じたら、すぐに一服飲むことです。
30分ほどで、効いてくるはずです。
おさまらないようなら、次回、処方を考えますので、ご連絡ください。
不整脈を感じたら、
理想は、すぐに漢方薬を服用して、休むことですが、やむを得ない場合もあるでしょう。
不整脈を生ずるような 無理な働き方は しないことが理想ですが、
忙しい時は、あらかじめ、漢方薬を 1日3-4回服用します。
睡眠時間4-5時間では、4回飲んで 予防することが大切です。
忙しくない時は、寝る前だけ 1服服用して、朝 気分良く目覚めることが、健康の秘訣です。
朝、気分がよいということは、健康のバロメーターです。
1日4回飲んで、仕事に頑張るような状態を続けることは、推奨いたしません。
寿命を縮めることになります。
予防が大切です。
食事が遅くなったり、睡眠不足で、忙しくなるときは、あらかじめ 一服飲みます。
不整脈を生じないようなタイミングで 漢方薬を飲むことが大切です。
根本は、休息と栄養(脂の少ない焼き肉)と、普段からの運動で 体力をつけておくことです。
手足の冷えは、漢方の見方では、ストレス性の冷えです。
ストレスによる手足の冷えは 温めても 温まらないのが特徴です。
体力をつけ、働き方を工夫されて、ストレスに強い体をつくり、対処法によって、
ストレスを軽くしなければ、冷え性は改善しません。
冷え性を改善しようとするのではなく、ストレスの軽減方法を考えてください。
○命酒は 併用して、寝る前に飲んでも良いです。
主成分は、ほとんどが アルコールとブドウ糖です。
甘みは、肝のたかぶりを緩め、ストレスを軽減します。
ブドウ糖で疲労感がとれ、アルコールで 胃腸が温まり、気分がゆるみます。
江戸時代、砂糖は 薬として使われました。
000様の場合は、冷え性を治すには、適度な休養と栄養、軽い運動しかありません。
当薬局の漢方薬にも、冷え性を治す効果はあるのですが、働き過ぎと運動不足なので、
効果が それほど でてこないのでしょう。
○命酒に、たよっても 結局は働き過ぎですので、いたちごっこになるのです。
昔から、疲れたときは 糖分をとり、汗をかいたら 塩分をとるように言われましたが、
○命酒は、それと同じで、さらにアルコールで 気分をリラックスさせ、
昔から、女性でも 遠慮せずに 甘いアルコールが飲めたので、人気がありました。
昔は、女性が飲酒することは 気がとがめる風潮があったのですが、おおぴらに薬として飲めたので
す。
今 お飲みの漢方薬と アルコールとブドウ糖を 一緒に飲んでも 同じような効果があります。
○命酒に入っている、漢方成分は、すべて、今の漢方薬に含まれていますが、
○命酒の方が、私は おいしいと思いますので、好きずきで お飲み下さい。
陶々酒(甘口)の方が、まむしが入っているので、ワンカップが、お奨めです。
キオスクでも、コンビニでも 売っています。
心の疲労の徴候をうまくとらえ、疲労を回避する工夫をとり、予防的な漢方の飲み方と、
日ごろの鍛錬と 軽い運動や休息で 爽快な気分を味わうことが大切です。
サウナやマッサージや散歩、焼き肉など、仕事が忙しい時ほど、
ちょっとした、息抜きを入れて下さい。
まじめだけでは、つぶれてしまいます。
東京に出張にでたら、ちょっとした憩いや楽しみも計画することが 大切です。
心のエネルギーが充溢していると、箸がころがっても笑う・・という心情になります。
気配りをしすぎると、ほっとしたときに、暗い表情で物思いにふけっているような姿に
なります。
ご自身の姿を想像してください。
それを 注意信号にして 仕事のやりすぎに注意してください。
「仕事は人生のひまつぶしだ ばい」・・と がばいばあちゃん が言っていましたが、
まさに至言です。
仕事で 押しつぶされてしまいそうな この社会においては、ほっとさせる言葉です。
皆の 体と心をこわしてまでする意義のある仕事など そうそう ないと思います。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
000様 こんばんは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
風邪で、発熱したあとに リウマチの症状がストンと楽になったのは、
風邪の発熱のせいです。
風邪による緩解は、よくなるきっかけになりますが、気血が充実していないと、
しばらくして また 痛みや腫れが 幾分か、ぶりかえします。
しかし、がっかりしないで、どの程度の揺り戻しになるのかよく観察して ご報告ください。
それによって、漢方による 気血の充足度が分かります。
以前ほどの程度の症状には、逆戻りしなければ順調です。
風邪の時に、嘔吐・下痢した時に、気血の消耗が それほどなかったと思いたいのですが、
発熱によっても、弱冠 気血も消耗します。
発熱して、無駄なエネルギーの渋滞による熱のこもり による炎症・腫れが、
一時的に解消されるのが、風邪による緩解作用です。
なおりにくい、慢性的なリウマチ症状の箇所を 突き崩すきっかけになることがあります。
多くのリウマチ患者では、肘の拘縮は、心のこだわりを 現しているようです。
過去のこだわり が多いのですが、それに加えて、頑固さも 現しているようです。
すなおな気持ちを大切に、物事に怒らない習慣を 少しずつつけてください。
まるで、宮沢賢治の詩ような 要求ですが。
スイミングを 少しずつ、始めて下さい。
ご自身の縛りを 少しずつ理解して、ご自身にやさしくなれているようで 安心しています。
時間が必要です。
それを ゆったりと 待てるかどうか 人生を楽しめるかどうかに かかっています。
お返事遅くなりました。
のびやかになって きっと よくなります。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
(その続き)
渥美先生こんにちは。
00市の000です。
7月に入ってから、梅雨らしいお天気が続いていますね。
先月の風邪による発熱と体調の変化の、その後の経過をお話します。
発熱後に ストンと一段身体が楽になった状態は、数日間続きました。
その後、渥美先生が予想された通りに、揺れ戻りがありました。
一番(悪く)戻ったのが 右の足首から甲にかけてで、腫れ方も、
内くるぶしの斜め下前あたりの痛みの具合も ほぼ元通りになり、
右足を ずるずる ひきずらないと歩けない日もありました。
その他のところは そこまでは戻らず、全体で見ると、
発熱で良くなった分の8割くらい 揺れ戻ったか、という感じでした。
その状態が 数日続いて、ちょうど 今月の漢方を飲み始めて5日ほど過ぎたころ、
今度は また状態が楽になり始めました。
その方向で 今日まで進んでいるようで、今は 発熱後の楽になったころに
近いかなと感じています。
個別に状態を書いてみますね。
首や肩の凝り−発熱後より少し凝りがある。
肘−発熱後と同じ程度。
右は外側の太い筋の出っぱりがだいぶ減り、伸ばしやすくなってきた。
左は右に比べ拘縮が強い。
外側の筋の出っぱりも大きく、曲げ伸ばしも右よりできない。
手首−発熱後と同じ程度。
右は拘縮が強く、前に倒すのは直角の3分の2くらいまで、
反らせる側は直角の3分の1くらいまでの動き。
ひねる動きは以前よりしやすくなっている。
左は前に倒す方も反らせる方も直角の3分の2くらいまで動く。
手の指−発熱後よりも少し腫れがある。
1番腫れがあるのは、右薬指と左中指の第二関節。
他の指は 以前よりもすっきりしてきて、両人差し指付け根の
腫れと痛みも少なくなってきた。
膝−発熱後と同じ程度。
右はよくみればわかる程度の うっすらとした腫れがあり、
動かすとゴリゴリいうが、痛みはあまりなくなった。
左は時々違和感を感じる程度で 痛みはほどんどない。
足首から甲−右のみ発熱後より やや腫れと痛みがある。
痛む箇所は 両くるぶしの斜め前下あたりで 特に 内側が強い。
左は発熱後と同じ程度で、右と同じ箇所だが 程度は軽い。
足の指−発熱後と同じ程度で、あまり強い痛みは感じない。
このような感じです。
その他では、生理は28日で始まり6日間で、今月は生理前の痛みの悪化や
不快な症状は感じませんでした。
湿疹は出なくなっています。
雨の日が続くようになって、手の指や足首まわりの腫れやむくみを感じます。
今月は楽しいことがありまして、、、いよいよプールデビューできました!
先週 初めて行ってみたのですが、もともと 水泳は得意じゃない上に、
かなり久々だったので、全然 ちゃんと泳げなかったです。
でも、水に入っているのは すごく気持ちよくて、とりあえず今回は、
歩いたり 時々泳いだりで、15分位やってみました。
そのうち歩くじゃなくて「泳ぎに」行けるようにしていきたいです。
でも実は、泳ぐ以上に大変だったのが、プールから上がる時で、
足首が痛いのと脚に力がないのとでサッと上がれず、
銀色のはしごを登ったり降りたり・・・我ながら かなり かっこ悪かったです。
でも、久しぶりのスイミング、楽しみました。
今回 たった15分でしたけど、けっこう疲れるんですねー。
それも、歩いたりするのとは また違う疲れ方で、なんというか
全身が 心地よく疲れてる、という感じで。
家に帰って漢方を飲んだあと、少し 昼寝してしまいました。
プールが ちょっと家から遠いので、初めは 主人が送り迎えしてくれる週末に
週1回ペースで通ってみようと思います。
それでだんだんに行く日を増やしていけばいいかなと思っています。
それから、私は ものすごいド近眼なのですが、度付きゴーグルというのが
あるそうですね(渥美先生は視力はいいですか?)。
今度 お店に見に行ってみようかと思っています。
ベランダのアサガオも だいぶつるが伸びてきました。
あんなに小さな種だったのに、虫にくわれても 私につるを折られても
めげずに ぐんぐん伸びていて、すごいなあと感心して 眺めてしまいます。
眺めながら、花が咲いたら嬉しいだろうねー、と主人と話しています。
プールとアサガオで、今年は夏が楽しくなりそうです。
よろしくお願いいたします。
(上記に対する返信)
000様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
今夜は 七夕ですが、曇り空のようです。
症状の描写が とても正確です。
全身の筋を緩めるというのは、なかなか むずかしい技術を要します。
動いていると、たとえば、泳いでいると つい 夢中になり 自分の姿が客観的に
みれなくなって、力が 入ってしまい 生活のなかで、肝がたかぶります。
いつまでも泳ぎの上達しない人がいるように、リウマチの治りの遅い人もいます。
力を抜いて泳ぐことがむずかしいように、
肝のたかぶりを鎮めて生活することも むずかしいのですが、
000さまは 生活を楽しむ 自然を観察するなど、徐々に体得されているようで、
また、幸運にも恵まれているようで 安堵しています。
怖がりの人、細かいことを気に病む方も 治りが遅くなります。
プールから上がるときが、かなり かっこわるかったと 主観的にごらんになっていますが、
人の目は 関係なく、自分の好きなように 心地よく 思い通りに のびやかに 行動出来ることが、
完治につながります。
外聞や外見や批判を気にすると、キモが細くなり、肝がたかぶり、筋が拘縮して血流がほそり、
炎症を引き起こします。
ストレスというものは、すべて、流れ が悪くなることによって生じます。
気にする・気に病む・・・ということは、流れが悪くなりストレスが生じ、痛むようになるのです。
ストレスは 出す という行為で、発散されます。
発汗が もっとも 爽快な気分となり、
かつ、五臓(肝・心・脾・肺・腎)を丈夫にするので、お奨めです。
スイミングは、水の中に入るだけで、水圧により負荷がかかり、末梢の血流が改善します。
入浴が効果があるように、つかるだけでも 効果があるのです。
泳ぎが上手になると、もっと楽しいのですが、スイミングの本を読むことも お奨めです。
週2回行かれればよいのですが、理想は 3回がお奨めです。
習慣にすることと、休息日を間に挟むことが、今は必要です。
最初は、疲れすぎないように、短時間で やめます。
温水のジャグジーなどがあるとよいのですが。
私も ド近眼なので、度付きのゴーグルを使っています。
25mを何秒で、何本 泳ぐと指定されても、時計が見えません。
水中では、上級者の泳ぎは 男女ともに、イルカのように 無駄が無く きれいに見えます。
レンズの曇り止めもご購入ください。はっきり見えます。
レンズだけ交換するタイプで、視力のもっとも上がる度数を ご自分で選んで下さい。
大体全部で 5-6千円です。
それを ゴーグルの枠に はめ込みます。
ちょっとした、大きなスポーツストアに売っています。
足の内くるぶしの前の炎症は、脾経・肝経・腎経のめぐっているところで、
それぞれ、胃腸が弱っている、肝のたかぶりがある、生命力が低下気味という
ことが 予想されますが、よくなっているので、ガッカリしないことです。
雨の日のむくみは、胃腸や肺や腎の弱りですので、特に 胃腸に気をつけ、
食事を楽しく 食べ過ぎないように 摂ります。
思慮過度も胃腸を傷めましたね。
000様は、キモもすわっていて、すなおで、勇気もあるようですので、
実行力があり、プールに行けました。
プールは 冷たくて 怖くて 入れないリウマチの方は多いのです。
怖がりだから、リウマチは なおりにくいのだ とも言えます。
怖いという こだわりは、キモの細さを連想させ、回復に時間がかかりそうだと感じます。
治るには、洞察力とともに、勇気や思い切り が必要なのです。
プールは、素敵な水着や帽子から 入るのもよいです。
ゴーグルも度付きは 以前は 黒色しかなかったのですが、今はどうなのでしょうか?
およぎは、高齢者になっても 体の調子がよくなるので やめられないと 最近、友人から聞きまし
た。
それが、生活の一部になっているひとは 健やかな体調が自覚できて、幸せだと 思います。
どうぞ 一生懸命を 心おきなくお休みして、十分 この人生の休暇を 楽しんでください。
渥美
000様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
不安感は、体調が落ちているとき、つまり心を遣いすぎたり、体が疲れたり、
睡眠が浅かったり、短かったり、血虚であると 生ずるのです。
元気をつけるには、漢方薬を1日1-2回から2-3回服用に増やし、あるいは焼き肉でレバーを食べ、
ぐっすり眠ることです。
血虚になると、睡眠が浅くなり、夢を見るようになり、心のエネルギーが充電されにくくなると、
不安感やうつ的な気分となります。
不安感が生じた時は、疲れているのだという注意信号だ と心得、なるべく物事を後回しにして、
手を抜きます。
元気になってくると、不安感がなくなり、仕事が はかどるようになります。
不安感に 不安になると、癌ノイローゼなどに とりつかれます。
頑張りすぎて、体が気血不足だと考えればよいのです。
いわゆる不安の消耗の輪の中に入ってしまうと、すこぶる 消耗をきたすようになり、
うつ病になる人もでてきます。
体がだるい人が、仕事だからと出社して、人の批判を畏れる性格では、
一生懸命頑張って仕事を続けると、うつ病やリウマチになるのです。
体のだるさを軽減して、力の抜き方を学び、体を鍛えて疲れにくい体をつくることが大切です。
疲れのとれる漢方をのみ、体をきたえて体力をつけても、それ以上に頑張って働く方は、
リウマチの治りが遅いです。
病気と健康は、生活方法と精神生活の バランスの具合で 決まるのです。
血がたらないと、確かに、生理の時に頭がぼーとします。
リウマチ気質の方は、貧血になりやすいのです。
逆に、貧血になりやすい体質・生活方法だから、リウマチになるとも言えます。
気血が十分で、肝のたかぶりが少なく、心おだやかならリウマチにはならないのです。
リウマチの治し方 ともいえます。
プールにでかけるのが、おっくうなのは、心の気血のエネルギー不足です。
鬱的な傾向がある方は、リウマチもうつ病も 根は同じなので、治すのに時間がかかります。
治すための、生活の切り替えに とてもストレスを感じ(肝のたかぶりが強いから)また、
気血不足のため、行動に移せないという、やる気(気血)も不足しているのです。
運動をやりすぎなければ、気血の生成不足は 徐々に回復していくのですが、そこまで到達でき
ません。
元気な人、気血が充溢しているひとは、じっとしていられないので、
どんどん やるべきことをこなします。
その方が、エネルギーの流れがよくなるからです。
気血不足の人は、動いた後に生ずるだるさ を予感して、行動が始まりません。
それが、気血不足であるリウマチの治りにくい原因の一つです。
頑張れば、気血不足でも、肝のたかぶりがあるので 動けるのですが、過緊張のために、
さらに気血不足が生じて、疲れてしまうので、さらに肝がたかぶり筋が拘縮します。
足の甲と足首が、はれているのは、リウマチのせいです。
水毒が足の下部に溜まっている状態です。
体の疲れは、胃腸のつかれです。
胃腸がつかれると、湿気や食毒、水毒が 体の下部にたまりやすくなります。
下肢の浮腫がひどくなると、喘息や胸苦しさなども 生じやすくなります。
下肢の浮腫をなおすには、元気をつけ、胃腸を回復させ(思慮過度は胃腸を傷める)ることです。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
突然のメール失礼いたします。
インターネットで リウマチについて色々、検索していた所 ここのHPが目にとまりました。
リウマチの検査はしていないので リウマチかどうかはわかりませんが
関節の痛みが続いていて 毎日、不安な日々を過ごしています。
症状は 2月中旬に 風邪で熱を出したことがきっかけで
それまで 何事もなく過ごしていた体に 変化が生じる様になりました。
両足がぴりぴりとしびれ 頭のふらつきが起こり しばらくすれば治るだろうとほっておいたのですが
一向によくならず 脳など色々と調べてもらった所、異常なしでした。
医者が 異常なしだ と言ってるのだから大丈夫だろう と思っていたのですが
頭のふらつきは治ったのに 足が一向によくならず心配になり整形外科で調べてもらいました。
やはり なんでもないと言われました。
そこでは 電気、マッサージベットなど軽いリハビリを続けていたのですが
よくなる気配はなく どうにかならないものかと 色々と調べていたら
東洋医学の指圧に出会い 3回だけ治療してもらった所 少しですが前よりよくなりました。
しかしながら そこの治療院は遠いので(交通費、治療費もかさむため)
続けて通うことが出来なくなり 飲んで治る薬はないものかと思い調べておりました。
補足ですが そこの治療院の先生に リウマチではないか と言われました。
現在の症状ですが 両足の膝周りと 足の部分部分の つれる様な固まっているようなひりひりとした痛み
と2〜3日前までは 手にもしびれるような症状が出てきました。
朝起きたときに 指全体がびりびりしびれるような でもすぐには治ってしまいます。
足の場合は一日中、違和感がありとても不快です。
でも 歩くことは出来ます。
見た目からしてみれば どこが痛むのとか 言われますが
私自身は かなりの違和感があり 苦痛で 不安で 仕方ありません。
関節、炎症にいい と言われる健康食品を現在、飲んでおりますが
飲むのを止めると再発するとかあるので 漢方で完治したいと思い 思い切ってメールをしてみまし
た。
(返信)
000様 はじめまして (有)文隣堂あつみ薬局 薬剤師の渥美です。
2月の発熱後に、発症したとのことですが、
その当時の発熱は 長く続かなかったでしょうか?
リウマチやリウマチ様疼痛や成人スチル病は、二週間以上、微発熱や高熱が続くばあいがあります。
熱があっても 肝のたかぶりがあるので、仕事ができる人が多いのが、特徴です。
風邪の節々の痛みや喉痛・咳などの、色々な症状は ありましたか?
発熱の程度・持続時間は どうでしたか?
そのような 発熱は、ストレスや慢性疲労が 長期に続いていたというある期間が事前にあり、
強いストレスや 睡眠不足や 過興奮 をきっかけに、発症しやすいものです。
また、普段から 過緊張があり、ストレスや不安感の強い方に 起きやすいのです。
お仕事は、いつまで、どのような労働条件だったのでしょうか?
今現在 強い精神的なストレスを、この症状以外に かかえていますか?
強い怒りや 親族との不和があると悪化しやすいのです。
リウマチの原因は、このホームページにあるように
ストレスの強くかかった、癇のたかぶり、肝のたかぶりから生じるものです。
そのような状況が長くつづいていなかったかで、診断ができます。
まず、不安でしたら、リウマチの検査を 近くの整形外科で 再度されたらいかがですか?
血液検査と総合的な診断で リウマチは診断されるのですが、そうでなくても、
適切な漢方薬で この症状は 治すことが出来ます。
初期のリウマチは、リウマチ反応は でない場合が多いのです。
両足のぴりぴり感や 頭のふらつきは 肝のたかぶり で生ずることが多い症状です。
漢方では、「めまいは みな 五臓の肝によって生ずる」 と説明しています。
両足のぴりぴり感は、肝は血流をつかさどるので、筋の拘縮による血虚でも生じます。
いわゆる 正座していた後に生ずる ぴりぴり感と同じような感覚です。
つよい不安感や、症状の程度に比較して、強い違和感を抱く症状は、
肝のたかぶりの存在を疑い、リウマチ様疼痛の場合が 多いものです。
膝や足の所々が つれるような固まっているようなひりひりとした痛みというは、
とても 特徴的な症状です。
人によっては、その部分の長軸方向に まだらに赤い湿疹がでることがあります。
しかし、皮膚の色の変化はないようですので、症状は 軽そうです。
リウマチはリウマチ様疼痛は、肝のたかぶりという 精神症状が原因ですが、
その他、冷え性(寒邪・腎陽虚)やむくみ(湿邪・痰飲)体質、胃腸の疲れなども増悪因子となり、
それらを 解消することも必要です。
当初は、不安感や不快感を早期に軽減する漢方薬が 順調な回復には必要です。
痛む・・という症状だけでなく、このホームページを読んで、原因に思い当たることがあれば、
記載していただければ、適切は処方を選定することができます。
症状が 軽そうなので、不安感を引きずらなければ、6ヶ月〜10ヶ月で 治ると思います。
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
先日は お薬すぐに送っていただき ありがとうございました。
6月になり 痛みのため 寝たきりの状態が続き 主治医に相談し、痛み止めの座薬をもらい
なんとか 動けるようになっております。
ここ2、3日は調子がよく、いろんな効果がでていれば 嬉しいのですが・・・・
座薬は 毎日使用しておりますが、調子が良いので ちょっとお休みしてみようか 迷っています。
先生の励ましの言葉に ほんとうに助けられ、感謝しております。
今後とも どうぞ相談にのってくださいませ。
(返信)
000様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
鎮痛剤の坐薬が 効いているとおもいますので、やめないことです。
まだ、漢方薬は 2ヶ月目に入ったばかりです。
調子が良いときほど、漢方薬による 体質改善効果はあがるのです。
西洋薬を飲んでいるから、漢方薬の効果がおちるとか、わからなくなるということは、
ありません。
漢方薬で体調がよくなると、西洋薬の効果もあがってきて、いずれいらなくなります。
状態の良いときに、漢方薬を飲んでいる時間がながいほど、有効なのです。
リウマチの痛みに苦しんだり、色々なストレスを感じているとき、不安感が強い時は、
漢方薬の体質改善の効果も落ちるのです。
適度に体を動かしていないと、固まってしまうので、寝たきりから解放されたのは、よいことです。
伸びやかに 心身が動いていることが、スムーズな血流・気血の流れを 全身にもたらします。
心はおちつき、体は痛みからまぬがれ、心地よくなります。
固まることをおそれて 動きすぎると、血虚(部分的な栄養失調)がおきて
じっとしていると、かたまり方が強くなります。
今、調子が改善されているのですから、坐薬を使いながら、ゆったりと動いてください。
漢方薬の本当の効果発現には、順調でも 3〜6ヶ月程度の 時間がかかるのです。
気持も 体も スムーズに 無理なく動かし、
がっかりしたり、よくなったので動きすぎたり、歩きすぎたりしないことです。
何事も 適当な状態、漢方は中庸を尊びます。
適度に、ゆっくり歩きます。
やりすぎると、翌日必ず 悪化するので、やりすぎだとわかりますが、
運動量を減らし、ストレッチの力を緩めればよいのです。
失敗することを怖がったり、効果をあせったりしないように。
一喜一憂せず、キモを据えることです。
ストレッチを全身、ゆっくりと30分ほど 時間をかけて 気持をゆるめて おこなってください。
ラジオ体操でも かまいません。
000様は、不安感が やや強いので、何か気になることがあれば、
すぐ メールしてください。
しかし、本当は、自分の頭で考えること、キモをすえることが、完治のためには 大切です。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
渥美先生、こんにちは。
むしむしした毎日が 続いていますが、先生は お元気ですか?
6月は 右肩から首にかけて痛むことが多く、今週も きのうから痛みが出ています。
一週間で考えると、週の初めの月曜日より 週末の金曜日の方が 調子が良く、
一日で考えると、朝より夜の方が 調子がいいです。
スイミングの後から就寝までが 身体が一番楽です。
それを楽しみに スイミングに通っています。
以前のホームページの中で、「腕で泳がないで肩で泳げば楽」なようなことを書かれていましたよね。
それを意識して泳ぐようにしています。
確かに、楽に大きく泳ぐことができて、とてもリラックスできますね。
身体が喜ぶ泳ぎ方 だと思います。
残念なことに、平日は 9時までだったスイミングが、大人の会員が来なくなったのを理由に、
8時30分までになってしまい、30分程度水に入っています。
大人のスクールもなく、子供中心で、空いた2から3コースを自由に歩いたりしています。
ますます、みんな来なくなり、8時からは 私ともうひとりかふたりしかいません。
サウナ設備などが整ったスポーツクラブに移ってしまったらしいです。
そこは繁盛して、混雑しているようですが・・・。
別の施設が 近所に建設中です。
この秋に オープン予定らしいです。
ちょっと気になりますが、今のプールも気楽でいいので 続けることになると思いますが・・・。
胃腸の調子が 今ひとつ”ちゃん”としません。
軟便気味が続いています。
先生の漢方を開始して、ちょうど3年です。早いものですね。
残念ながら 痛みがまだあり、完治まで到りませんが、考えてみると
リウマチになる前よりも 現在の方が、「健康的」だと思います。
先月 先生に言われた、夜30分のストレッチが なかなか習慣になりません。
部屋で音楽を聴いたり、ギターで弾き語りをしたりするうちに寝る時間になってしまいます。
泳いで帰って、夕食を食べて、風呂に入ったら11時です。
入浴前に ストレッチができたらいいのでしょうね?
それでは、よろしくお願い致します。
(返信)
000様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
私も、また スイミングを再開しました。
スイミングスクールは、昨日で二回目で ばた足を頑張ったのですが、レッスン50分後くらに、
左足の中指と薬指の付け根が 痙攣して歩けなくなり リウマチ患者が よく痛がる場所と
まさに 一致しているので、よく観察しました。
この部分の痙攣が 肝のたかぶりによって生じて、痙攣自体は軽くても、
それが長時間続くと、立ち上がって歩き出そうとする時に 痛くて歩けなくなるのです。
患者の 腫れている足の裏を見ると 中指と薬指の中間を中心に 直径2cmほど
ほぼ丸く うすく赤く腫れています。
なれないスイミングで、知らず知らずの内に 緊張したり、無駄な力が入ったり、
普段 つかわない筋肉を無理矢理がんばって使ったから 痙攣が生じたのだと思います。
伸びやかでない、過緊張の 無駄な力が 入っているのでしょう。
のびやかな 緩急のきいた、水にのった動きができるようになると、痙攣がおきなくなります。
思い出すと、スイミングスクールに通いはじめて、最初の1年以上は、60分クラスの終盤になると、
脇腹がズキンと痛くつったり、足がつったりしたものです。
一度、痙攣がおきると、もう その日は 痙攣が起きやすくなり、泳ぐことができなくなります。
ばた足は、足先の上下運動が、つま先を伸ばそうとするので、足の陽明胃経の経絡の拘縮を生じて
負担がかかることがわかります。
足の胃の経絡の部分の痙攣なので、通常は、食べ過ぎの人や、食事が不規則でも疲れを感じず
働き続け、胃腸をいじめている人に生じやすく、また、じっと緊張して飛行機に乗っていたりした後に
生ずる部分痛です。
この疼痛は、心たかぶる楽しみな外国旅行や、これからストレスの生ずる案件が待ち受けている状況で
飛行機に乗っていて、降りる時に生じやすいです。
肝のたかぶりがあり、じっと 狭いところで我慢して座っていると、疼痛発症の引き金になります。
リウマチは、根本原因は、肝のたかぶりですが、
促進因子として、胃腸も弱いので、手の指の肉が痩せていたり、肌がかさついたりしています。
肉が痩せているのは、血虚を示します。
足の裏の指の付け根痛は、食事をしなくても 仕事が頑張れる人に 生じやすい疼痛部分です。
あるいは、胃腸が悪い人が、過緊張の状態で 生じやすい疼痛の場所です。
湿気は、強い過湿ストレスが 動物・人間にも 生じます。
実験動物のステロイドホルモンを測定すると、湿気は 影響がでてくるので、
恒温・恒湿度の環境で、マウスやラットや犬を飼育し実験しました。
また おこらせたり、おそれさせたりすると、血中のステロイドホルモン値は 変動するのです。
私は大学時代、ラットの血液中のステロイドホルモンの測定をして、卒業論文をかきました。
ステロイドホルモンは、ストレス防御ホルモンの性格をもち、ストレスに満ちた生活、
精神生活を送っていると、過剰に分泌され、それによって血糖値を上げ、体は戦闘状態を維持し、
さらに 頑張り続けていくと、しらない内に、体は疲弊して、血虚や筋の拘縮をおこして、
リウマチを発症していくのです。
あたかもスイミングスクールで、一度痙攣を起こすと ちょっと動いただけで、痙攣が再発するような
状況と同じように・・・
リウマチ患者の体質は、・・・筋の拘縮は、ちょっとした環境の変化や天候、湿気、精神的ストレス、
洗濯干しなどの、動作で、簡単に引き起こされるのです。
ゆったり、充電する休息や、丈夫で、酷使されていない胃腸が欠けていると 発症するのです。
漢方の病理では、
首から上は、風邪(ふうじゃ)や寒邪(かんじゃ・冷え)という、外界からの影響を受けやすい部分で
す。
人体下部は、湿邪という雨の日や台風発生などの湿気に影響を受けやすく、
ふくらはぎや足首や足の甲の腫れやむくみや、腫脹による疼痛が 出やすくなります。
拘縮が長時間つづくと、しもやけのように赤く炎症が起きてきます。
週の初めや、朝が具合がわるいのは、心的エネルギーの枯渇・鬱的な要因があります。
週末や夕方は、気持ちが緩んでくるので、肝のたかぶりが鎮まり、血流が回復するのです。
前回のメールで、
「つれが鬱になりまして」の本を 途中まで読んで、すぐに夜やすんだら、不安感が高じて眠れず・・
というのは、仕事での 心の遣いすぎにで 心のエネルギーの枯渇気味の存在が推定されます。
それが、他の人より、リウマチがなおりにくい、原因です。
リウマチは、体のうつ病とも言え、一生懸命の人に生じやすく、
うつ病もリウマチも 根本的には 肝のたかぶり によって生ずるという
原因は同じで、でてくる症状が ちがうだけです。
しかし、両方とも おそれることはありません。
原因を理解すれば、おなじ漢方や運動で、両方とも 同時によくなるのです。
リウマチが治ることは、鬱的な心のエネルギー不足も 解消されることなのです。
心を遣いすぎない訓練は、坐禅でも瞑想でも 年単位の時間が必要ですが、
何年かかっても、改善しようという意識がないと 改善することができません。
意識があるときに、ゆったりと 頭の中を空にする訓練をすると、心のエネルギーが充足されると
考えられます。
心を遣わない・無駄なことは考えない・思い切りをよくする・
長時間一つのことを考えない・十分考えたら思考停止をする、こわがらない、
ぐるぐる堂々巡りをする考えの、消耗する輪からそれる・・訓練をする・・という意識です。
泳ぎ方のコツは だいぶ 忘れていましたが、泳いでいるうちに ふと 思い出します。
私が、毎晩のスイミングを継続しなくなった理由が同じです。
大人のスイミング会員が減ったので、午後7時からと、午後8時からの 毎晩あったスクールクラスが、
隔日で、午後7時と午後8時のどちらかの1クラスに減ったのです。
午後7時が 薬局閉店なので、間に合わない曜日が出来てきたので、
毎日行く というリズムが崩れたためです。
物事は何事も、習慣にすると リズムが生まれ スムーズにできるようになります。
ぜひ、スイミングを やめないように工夫してください。
軟便傾向は、漢方の処方を変えたからです。
もう 大丈夫だと思ったのですが、やはり、思慮過度は胃腸を傷める・・という環境や体質が
続いているようですので、元にもどしました。
心を遣いすぎると、軟便や通勤時腹痛下痢などの、症状がでてくるのです。
そして、知らない内に血虚になっているのです。
たとえば、
登校拒否児童の朝の腹痛や出勤時腹痛下痢は、ストレスによる 体の反応なのです。
腹痛して下痢するのは、ストレスが胃腸の力を弱めているので、知らない内に血虚になり
夜は寝られなくなり、昼夜逆転の登校拒否となるのです。
心の痛みが腹痛となっていて、漢方で改善できるものですが、難治性のものの根治には
50分程度のジョギングなどの運動による、精神の解放も必要です。
スイミングができれが、夜の30分のストレッチは 必要ありません。
スイミングの後の夜の、ゆったりした時間を大切にしてください。
今度 お会いするときは、さらに 逆三角形気味になっているでしょう。
メールの交信記録が 175頁になりました。驚いています。
歩くのも不自由だったものですが、もう漢方薬開始から 3年になるのですね。
治りにくかったのですが、回復にむかう、幸運というチャンスもあり、うまく行きました。
じっと根気よく漢方をつづけていて、幸運の女神の前髪を うまく捕まえられ回復傾向になりました。
お仕事が、とても肝のたかぶり をもたらす種類ですから、
遅い回復は、いたしかたないのでしょう。
でも、この仕事を続けられるということは、他の人では、難しいことをやっているという証拠でしょ
う。
角力のように、相手に真っ向から対するのではなく、上手にそらすことは、可能でしょうか?
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美様
こんにちは。00の000です。いつもお世話になっております。
7回目のお薬をお願いします。
この1ヶ月の状況をご報告します。
今月は 週1〜2回のスイミングと、それ以外の日 週3〜4日はウォーキングをしています。
スイミング初日は、200mの水中歩行と 600mの平泳ぎをしたのですが、
久しぶりの泳ぎで 力が入りすぎたのか、その晩は 37.7℃の熱が出てしまいました。
その後は 全力で泳がないで、力を抜くことをこころがけ、
最初の何回かは 1日 200m水中歩行+500m平泳ぎ をしていました。
最初は どうしても 人の目が気になっていましたが、
昨日は 人の目を気にせず、自分のペースで 気持ちよく泳ぐことに意識を向け 泳いでいました。
すると 心地良いリズムと力のバランスが 少しわかってきて、するすると800m泳げました。
気持ちよかったので、もうちょっとと思いましたが、やめておきました。
これから身体の様子を見つつ、徐々に距離を増やそうという感じです。
やっと スイミングの気持ちよさがわかってきました。
泳いだ後は施設のお風呂で温まって帰ります。
先月まで「午前0時就寝、朝10時半起床」だったのですが、やはり改善が必要と思い、
「23時就寝、7時起床」を目標に リズムを立て直しています。
夜 なかなか眠れない原因として、朝起きるのが遅かった事と、
働いていない分 疲れていないので 夜も頭が働いてしまうのかな と思いました。
今回は 朝、肩から指にかけてのこわばりは あるものの、起きやすくなりました。
目のかゆみは 先月メールをお送りしてから、すぐに治まりました。
目の乾きは ほとんど気になりませんでした。
口の渇きは先月と変わらず少しあります。
生理:今日で42日目だがまだ来ない。
便通:1〜2日に1〜2回ある。普通の便。
(手首)
前回…両手首に違和感。
現在…変わらず。
(手の指)
前回…親指の軽い痛みは消失、右中指の腫れはあるものの、腫れが目立たない日も増えた。
皿洗いが苦痛なくできるようになった。
現在…朝は相変わらず全体がむくみこわばるが、普段は右中指の腫れがさらに目立たなくなった。
(肩、二の腕)
前回…少しごりごりする感じはあるものの痛みは軽減。
現在…変わらず。
(肘)
前回…両方拘縮。左ひじのつる様な痛みは消失。相変わらず右肘に水が溜まっているようです。
現在…両方拘縮。左ひじのつる様な痛みが伸ばす動作をするとたまにでる。右肘の腫れはややひく。
(膝)
前回…前回より さらに調子が良い。
現在…前回と変わらず調子が良い。
(足首)
前回…左のくるぶし周辺が熱く、少し腫れる日があった。
現在…出かけた時 慣れない道をだいぶ歩き、翌日まで痛むも、翌々日には回復。
(首)
前回…うっかり冷やすと 寝違えたような痛み。普段は 違和感程度。
現在…首の痛みだけ たまに突発的に出る。冷えや湿度も原因にあるかもしれないが、よくわからな
い。
昨日は スイミングをすると(首の)痛みが ほとんど消えた。
今月は 雨が多かったですが、悲観的になるほど 痛むことはありませんでした。
リウマチのことを考えている時間が、少し 減ったような気がします。
気持ちの焦りも、お薬を飲み始めた時期と比べて だいぶ減りました。
この調子で行きたいと思います。
それでは、よろしくお願い致します。
000
(返信)
000様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
スイミングとウオーキングが続けられて なによりです。
6年前からのリウマチで、20代半ばです。
治りにくい慢性病は、ご自身で 心身の改善をしなければ 治りにくいということが、
長くリウマチを患ってきていて 実感されていることと思います。
難病は、このホームページで、ご自身で 発症原因を悟り、
自分で治す方法を あせらずに 少しずつとりいれて、改革していくと 治るのです。
こだわりをそのままにしていて、運動もせずに、爽快な気分になるように努力せずに、
医者任せ、薬任せでは、治らない ということが、難病の所以です。
他人や神秘的な薬に たよるようでは、ご自身の体の具合は 洞察できないでしょう。
自分の体は、自分でしか その変化は分からないのですから、どうすればよくなるのか?
知ることが 完治の鍵です。
さて、泳ぎすぎたり、疲れると 発熱する人がいます。
子供などは、遠出をすると、必ず発熱する子供がいます。
陰虚発熱・疲労発熱と言って、成長期の栄養失調・胃腸虚弱・血虚などで起こります。
漢方薬でよくなりますが、それと同じ様な、陰虚状態であるか、単なる風邪かもしれません。
一晩でなおったので、血虚・陰虚という漢方的な栄養失調の可能性が高いです。
胃腸を丈夫にしないと、食べても、気血が余りたくさんつくられませんので、
胃腸を丈夫にする処方になっていますが、食べ過ぎて胃腸を傷めないように。
胃腸を丈夫にするには、最低でも6ヶ月、長ければ1年半という 時間がかかります。
メールの状態で、スイミングで、ご自身の体調・心理状態の観察ができていて、
上手なコツがつかめていると思います。
うまくなってきても、たくさん泳いだりするよりも、ストレッチを入れたり、
ゆっくり、スムーズに 泳いだりする方がよいです。
心拍数を少し上げて、筋肉や筋を温めて 拘縮をゆるめ、血流を回復して炎症を治し、
かつ、爽快な疲労感・筋肉の緩みによって、肝のたかぶりを鎮めることが必要なのです。
泳いだ後の、爽快な気分と 帰宅した後、翌日までの体調のよさ を実感することが大切です。
翌日、疲れが残っているようでは やりすぎです。
人の目や批判を気にしない キモの太さを大切に育てて下さい。
他人の目は、ご自身の生き方には、関係ないのです。
心地よい、居直り感が大切です。
心地よい 気持ちの持ちようが 完治のためには必要です。
夜も、休めるように処方してありますから、徐々に 効果がでてくるでしょう。
血虚や陰虚が強いと、夜になっても 頭がさえて寝付けないのです。
血虚では、漢方理論では、健康な眠りが得られず、不眠や多夢となったり、疲れる夢を見るのです。
心理的に良い傾向なので、快復力が湧いてきていると推察します。
あせらず、この心地よさを 大切にそだててください。
私も、最近は、また スイミングを始めました。
ジョギングは手軽ですが、ジョギングより スイミングの方が、体の具合は スムーズに
なります。
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
000様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です
生理は、精神的な影響がホルモン分泌に影響を与えるので、
イライラが強いと、生理の日が 7日以上 前後することが、2ヶ月以上続きます。
1ヶ月生理がずれるのは、正常範囲内ですが、
体内のストレスの閾値を超えていると、いつも そのような月経前後不定期になるのです。
ストレス・イライラというのは、精神的なものだけでなく、疲労や、湿気のストレスも
同様に ストレスになるのです。
生理不順によって、体内に限界以上のストレスがあることが分かりますが、
気にすることはありません。
今 是正中なのですから。
お腹が ポチャポチャいうのは、胃内停水といって、水をさばく力が落ちている人に生ずるので、
一度にたくさん水を飲まないように、喉が乾く前に 少しずつ補給するのがよく、
夏でも冷たいものよりは、温かいものをとります。
とても暑くて、汗をかいて、いくら飲んでも喉の渇きがとまらないときは、ビールは
おいしいです。
そのような 喉の渇きを我慢しないで 少しずつとるべきなのですが。
夏に、ビールをおいしくのもうと、飲水をがまんしていて、
腎臓結石や膀胱結石、尿道結石の発作を 起こしたりすることになります。
味の濃い物、脂っこい物を多食しないようにされているとのこと。
よいことです。
たまに たくさん食べたら、次の日は 少な目にしましょう。
運動も、頑張りすぎると、気力がある時はよいのですが、
やめないで 長く続けさせる工夫が大切です。
爽やかな、もう少しやりたい位で やめるのが、長続きさせるコツです。
そのあと、ゆっくり入浴して、幸せ感を満喫することが長続きさせるコツです。
漢方処方は、手指の腫れに考慮して選択してあります。
軽い発汗や、利尿、飲食の摂生、楽しい飲食が、湿気に弱い体質を改善するのですが、
痰飲という水毒・食毒を体外に出すのには、長い時間がかかるのが、漢方の教えです。
痰飲というのは、だるさだけでなく、鬱的な精神症状も もたらします。
それが、軽くなってきたので、精神的な充実感、安定感、キモのすわりつつある今の状態
が、導かれているので、運動が継続出来ているのでしょう。
飲食と精神生活は、とても関係があります。
漢方では、「胃腸は思考をつかさどる」・・と説明しているのです。
現代医学的には、おかしな考えですが、胃腸が弱っている人は 物思いに耽りやすく、
食毒をためている人は、気力が落ちたり、鬱的になりやすいのです。
会社の件は、上司や上層部といえども、営業成績で責められ、
その責任追及を逃れて、業績をあげるために、
責任転嫁を弱い者にもとめ、営業利益を上げようとするのは、常套手段です。
結局は、彼らも 脅かされている存在なのです。
000様は、一つの会社に しがみつかなくてもよい自由があるともいえます。
これからの10年間は とても貴重です。
自由になれる資格や能力や思考を、身につけるチャンスです。
苦しみ、痛みや悲しみ、くやしさ を経験された30代は、きっと これから正道をゆけば、
40代で花開くものです。そうであれば、とてもうらやましいことです。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
(59歳 女性)
梅雨のせいか 前よりも身体が重く、全身の痛みに毎日耐えています。
痛み止めの座薬も、もう効かないことが多く、やっと立ったり少しずつ室内を歩いたりの生活です。
ウォーキングどころではなくなってしまいました。
さて、お薬がもうすぐ切れてしまいそうですので、また お願いしたいのですが・・・
よろしくお願いいたします。
000
(返信)
1回目処方2007/5/30
2回目処方2007/6/25
000様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
症状が悪化しているようですが、ご心配はいりません。
今年の5月に 体が動かなくなって、退職されたのですが、退職前後は、とてもストレスがかかりま
す。
今まで、痛くても頑張って お勤めのために 無理に動いていたので、
まがりなりにも、固まっている筋が動いていたのでしょうが、
退職して、出勤しなくなると、動く動作も少なくなり、気力の落ちるので、
そのために、退職後は、全身が さらに だるく拘縮するようになるものです。
退職自体が、日常生活が変わり、知らない内に 強いストレスが生ずるのです。
お勤めがなくなったから、楽になって よくなるということはなく、逆に悪化するのです。
その悪化に 目を奪われないように。
いつから回復しだすかを 楽しみにすることです。
最初のメールの内容を引用すると・・・
自分も疲れているのに、三交代勤務で 不規則な時間帯に
夫の食事をつくることがストレスになっていて、
突然 全身の筋肉が痛み、動けなくなった。
毎日マッサージに行くが改善せず、医師に診断してもらった最初の病名は 多発性筋痛症であった。
ステロイドを飲むと すぐに痛みは改善し、働けるようになったが、
発症から約半年たった後、膝に水がたまったり、自分では感じてなかったが
37度5分くらいの微熱が続いていたため、大きな専門病院にいった結果、
わかりにくいがリウマチだといわれ、リウマトリックの処方が始まりました。
薬で痛みを抑え その後は、日常生活に支障なく、仕事も家事もできていたが、
(2007年)五月より 朝 動けなくなり、もう限界かと思い 仕事は退職しました。
調子が悪いので、リマチルという薬を10日前から飲み始めています。
今飲んでいる薬は
プレドニゾロン一日5mg(炎症を抑える)・フォサマック(骨粗鬆用)
アーチスト(血圧を下げる)・ブロプレス(血圧を下げる)
フォリアミン(貧血予防)・リウマトレックスを 金曜のみ4mg
(リウマチの進行抑制)・リマチル
今は 家でゆっくりした生活をしており、しかし 身体は悪化しているようです。
・・・とのことでした。
漢方薬は、まだ、1ヶ月目です。
まだまだ 漢方薬の効果がでてくるには 時間がかかります。
治りやすい産後のリウマチも 半月で 効果がある人がいますが、
産後のリウマチでも、膝の痛み等が 改善しだしてくるのは、多くは 6ヶ月程度かかります。
000様は、
最初にステロイドで、すぐに よくなりました。
回復力が まだあったのです。
しかし、また頑張って働きだしました。
その後、また悪化して、今度はリウマトレックスが処方されましたが、痛みがおさまり、
再度、頑張って働き、この五月まで勤めていましたが、
ついに動けなくなって、リマチルが始まり、
同時に 漢方薬を開始したのです。
生命力を使いつくして、体が動かないように 全身が固まっているのですから、
体内の血虚を潤し、五臓を潤すまでには、1年以上の時間がかかります。
心を緩められるようになるには、1年半以上かかります。
無理に動けば、部分的な血虚がすすみ、さらに筋が固まります。
硬く固まった筋に 血虚を回復して、潤いをもたらすには、時間がかかります。
植物の根が細って、枯れている状態ですから、
毛根がでてくるには、時間がかかります。
6〜10ヶ月程度で 改善傾向がでてくれば、とても順調です。
それが 今の状態です。
がっかりせず、不安感を抱かずに 軽いストレッチをして、毎日をすごしてください。
がっかりしたり、今の状態にいきどおったり、悲しんだりしなければ、
きっと よくなります。
まず、心の安定と 心理的な居直りが 必要です。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
こんばんは!
漢方を飲み始めて 約2週間経ちました。
経過報告です。
自己流のクロールで 左肩の前を少し傷めてしまった(笑)以外は いたって順調です。
飲み始めた数日は 生理の始まりと重なったせいか 少し下痢気味でびっくりしました。
子供が熱をだし 一週間プールに行けなかった前半は、抱っこの時間が多く
ストレスが溜まったのか 膝や腰痛になりましたが、
後半 週に二回のペースでプールに通うと また 調子よく、かかとの痛みも激減しました。
朝のこわばりは 指の関節とかかと が 少し気になりますが、
以前に比べると 随分よくなっているのが わかります。
足首も 疲れにくくなっており、だいぶん 長く立っていられるようになりました。
気になるところといえば、左の人さし指と中指の関節が 押さえると痛む時がある程度でしょうか・・
薬も二回飲み忘れましたし、飲むタイミングもバラバラですが
体調がよいせいか そんなこともあまり気にならず
日中も リウマチのことを 忘れる時間が増えたようです。
努力していることといえば、子供の保育園の迎えまでに
あれもこれもと 家事を欲張ってしないようにしている ことぐらいです。
疲れたな と思った時は 軽く昼寝もします。
(返信)
000様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
昨年の5月の出産後10日目に、膝痛を発症してから、あちこちが痛み出し、
複数の医療機関にかかり、ずっと 痛みに悩んでいたとのことですが、
最近は、日中は リウマチのことを、忘れることがある、というのは、心の安定が得られつつあり、
心の消耗の輪から、逃れられる時があると推察できて、なによりです。
漢方薬を飲み始めて、まず 心の安定が得られることが 大切な一歩です。
心配性の方、性急な方は、こころの安定が得られず、肝のたかぶりが鎮まりません。
痛みを強く気に病み、苦しむ方も、肝のたかぶりが、なかなか鎮まりません。
リウマチやリウマチ様疼痛は、肝のたかぶりによって、筋が拘縮して発症します。
「肝は 筋をつかさどる」・・という、漢方の生理観から説明されます。
おこりっぽい方は、肝がたかぶっているため、すぐ怒り、そのため、また肝がたかぶるのです。
出産後の 出血や育児疲れと過緊張による血虚や腎虚がきっかけになる方は、漢方で治りやすいです。
一生懸命で過緊張があり、なにごとも人に任せられず、自分の方法に こだわりの強い方、
過去の成功体験によりかかり、いつまでも自分が一番・・という人は 治りにくいのです。
一生懸命が 何事にも先立ち、こころの安定ということを、人生の目的にして
これなかったからです。
怒ることを やめることです。
一生懸命、早く楽になろうという気持ちが、先立たたないように!
なぜ このようになったのか?という洞察と、
どうしたら、ホームページに示唆された方法を 自分の生活に生かすことができるのか?
という工夫を、一つずつ実行していけばよいのです。
実行する場合も、一生懸命やりすぎたり、全部 同時に行おうとして、失敗します。
悪いことは、記憶に残りやすく、反省したり、責めたり、
病気のこと等を 考え続けると、心に 深く刻み込まれ 病にとらわれてしまいます。
リウマチになって、よかったこともある・・と考えることです。
リウマチによって、ゆったりできる 生活や考え方に切り替える
チャンスが与えられたのだと 人生の幸せを感じるべきです。
たとえば、・・
家人に あれこれ頼りたいが、しっかり、気を回して やってくれない!・・ということで、
イライラしないことが 大切です。
イライラは、自分や他人を 無駄に疲れさせます。
せっかちに やろうとしなければ、自分で 気持ちよく 何事も 出来るものです。
同時に、何事も、早く、完璧にやろうとするので、頼りたくなったりイライラするのですが、
イライラする必要は あまりないことに気づくものです。
人の批判を 気にしすぎることはないのです。
頼る気持ちを捨て、頼られる存在になることは、心が安定する秘訣です。
かといって、すべてにわたって 主導権を発揮しようとすることは やめることが大切です。
ゆったりと、人にまかせる ゆとりが リウマチの完治には必要です。
保育園から帰る前に、なんでもやっておこう という気持ちがなくなったのは、
頭の良い 工夫のできる方だと 思います。
ご主人やお舅さんの ゆったりペースにイライラしなくなりましたか?
それが重要です。
飲み始めの 生理の時に、下痢となったのは よくなりましたか?
生理の時に、軟便となったり、下痢気味になるのは、漢方では、胃腸が弱っているとみます。
生理時に軟便・下痢体質なら、
今回の薬は、便通もよくなる 気の流れをよくする薬ですので、効果が倍増したものです。
しばらくして、落ち着いたのなら 心配いりません。
むしろ、最初は日に2-3回、お通じがあったほうが、オ血がとれるのです。
しかし、いつまでも、軟便体質ではいけませんので、その場合は、ご連絡ください。
プールに行くと、3日間の便秘体質が腹痛でよくなるというのは、
疲労による冷えと、血虚による便秘の解消か?
体を動かすことによる、ストレスの発散による気の流れの改善による便秘の解消だと推察しますが、
おそらく、両方の要因が重なっていることでしょう。
体力がつき、血虚の解消がなされる半年間は、
今回のように ストレスがたまれば、弱冠 揺り戻しは生じますが、
気にしなければ、快復力がつき 回復が早くなります。
こだわったり がんばりすぎると、翌日悪化しますが、気にしないことです。
2-3日でなおれば、軽い症状です。
翌日になおれば、もっとも軽いです。
人差し指の腫れは、イライラの現れ、
中指の腫れは、物事がスムーズに進まないと気の済まない煩躁の現れです。
なかなか、治せませんが、気にしないで 分かりやすい注意信号だと 認識すればよいのです。
プールに行ければ、6〜10ヶ月程度でよくなります。
漢方薬だけですと、1年半はかかります。
夜は、よく寝られていますか?
物音ですぐ目がさめなくなりましたか?
そのような 心身の生活状態の情報が大切ですので、次回 記載してください。
どこそこが痛む・・だけでは 処方が決められません。
処方の的確な選択には、・・今回は、なぜ痛んだのだろうか、どうするとよくなるのだろうか?
という、観察が 必要な情報なのです。
精神がゆったりする工夫を 今回のように知らせて下さい。
過去の こだわった、一生懸命な自分から、解放することが
リウマチを 完治させ、再発させないこととなります。
どうぞ おだいじ
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
こんにちは 000です。
よろしくお願いします。
現在 妊娠8ヶ月に入りました。
経過は順調で、時々 お腹の張る感じはありますが それほどひどくないです。
痛みは 手足に多少ありますが、
関節の腫れは治まっていて 生活には それほど支障はない程度です。
少し痛みが気になる時は、MS冷湿布を貼って 落ち着いています。
プレドニンは 現在 2mg飲んでいます。
妊娠と関係すると思うのですが、今は 体の痒みが強く、辛い時もあります。
(返信)
000様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
私の知人も 38歳で 8月末に 初産を迎える予定です。
最後の一ヶ月は、腹囲が急速に増大しますが、胎盤ホルモンの分泌も 最も活発となりますから、
最後の9ヶ月に入ってから、リウマチの痛みの症状がなくなれば、理想的です。
妊娠8ヶ月目に入って、ステロイドも2mgで、順調に減らせているようですので、安心しています。
無理に、減らす必要はありません。
むしろ、痛みがない状態の方が 理想的です。
ステロイドは 通常は 減らすたびに 痛みが 軽くでるものです。
しかし、妊娠後期では、少量ずつで、妊娠が順調なら あまり 影響は無いと予想します。
ステロイドが 1-2mg程度は、漢方でいうところの 漢方の精力剤的な効能が、期待でき、
副作用は 考えなくて良い量です。
出産時の出血が多かったり、産後に、育児疲労・授乳や食欲不振によって、精神的なストレスで、
万一、産後に痛みが出たり、強まったら、ステロイドを増やしてください。
その必要はないと、思いますが、看護師ですので、ご自身でステロイド量の対処はできると思います。
過緊張、あるいは過労気味、あるいは人一倍の持久力・集中力が、少量のステロイドを要求する
生活となります。
エネルギーが増えて、イライラがつのると、体内に加熱症状が生じます。
胎盤ホルモンにより、女性ホルモンが 通常の200倍に増えることも 胎児を育てるために、
エネルギーの強い流れを創り出し、渋滞を起こしやすく、それが、湿疹や炎症の増強原因です。
肝のたかぶりが強くなると、それに比例して 強まりますので、
妊娠中も産後も、精神的なストレスをためない工夫が大切です。
怒らない、イライラしない、あれこれ心配しない!
湿疹のでる部分によって、どの経絡や関係する臓の推定ができます。
リウマチ発症原因の 肝のたかぶりをもっている人の 湿疹は、
慢性の陰嚢湿疹や繰り返すトリコモナス膣炎など、肝の経絡に 生じやすいです。
胃腸が弱っていると、食べ過ぎたり、青みのサカナなどを食べて冷やすと、
あるいは梅雨時や雨の日など 湿気があると 湿気のストレスは 胃腸に負担をかけて、
胃腸が疲れて 逆に過熱して、体や腿の前側・内側に 真っ赤にカユミがでてきます。
出産は、体内にたまったストレスを 都合良く発散するメカニズムを兼ねています。
体内に溜まった有形無形のストレスは、慢性病の発症原因となりやすく、その点では出産は有利です。
適度な出産回数を経験した 女性は 養生が順調なら
一般的に それほどストレスをためない生活方法の方は 健康で長生きです。
そのゆえに、出産を経験しない女性は 体内にたまったストレスを解消できずに
乳癌や子宮癌など ストレス性の癌に かかりやすくなります。
イライラすると、子宮にひびく方は、子宮癌に 注意してください。
子宮にも 肝の経絡を まとっているのです。
軽く発汗運動が大切です。
スイミングなどの、全身運動で、ストレスを発散することが 効果的です。
しかし、出産過多では、
出血や疲労の繰り返しで、腎虚や血虚となり 生命力を削ぐようになります。
出産を利用して、妊娠中や出産後は 上手に養生し、うまく変身することが 大切です。
コツは、出産後に あれもこれもと 頑張らず、人に ゆったりとたよることです。
そのための、工夫をこうじてください。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
渥美先生
こんにちは。
全体的には、とてもいい感じできてる と思います。
先月の咳は しばらく断続的に続きましたが、5月末には 完全になくなりました。
関節は、
先月までは 腫れ、強い痛み、むくみなど違和感が出るのは、
脚、特に右脚、右膝に集中していましたが、今月は、脚は全体的に楽で、
両肩、両手、左ひじに痛みが 移動したかのようです。
冷えは、気温が上がったのもあるかとも思いますが、ほとんど感じず、
改善しつつあるように思います。
汗もかきやすくなったと思います。
暑いときに、冷たい飲み物を何度かのみましたが、下痢は おこしませんでした。
排便は1〜2日に一回。下痢なし、軟便はなくなりました
(前は 生ものを食べたあと、冷たいものをのんだあとは あったのですが)
生理痛は1日目にありましたが、その後は ほとんど痛みは無かったです。
食欲は、先月 やや落ちてましたが、戻ってきて普通になりました。
このところ、これまでは まず口にしなかった漬物を食べるようになりました。
体重は変わらずで、43.5キロです。
今月は 全体的によく眠っています。
時々は、カラダの力がよく抜けてリラックスして 深く眠れたと感じる日があります。
たまにですが、ふつうの夢をみるようになりました。
(前は 夢をみるとすれば、おおかた現実の状況が 最悪となってフォーカスされるといった
追い詰められるものだったのですが、そういう類は なくなりました。
これがあると 休んだ という実感もないものです・・)
生活ペースは そのまま、起床時間は遅めです。
でも 就寝時間は 前より早くなりました(今日はちょっと遅いですが・・)ので、
睡眠時間が延びたんですね。
今は、仕事も完全休養にしたので、時間的制約がなくなったので、
体の欲するままに まかせてみよう という気持ちで、好きなだけ寝てます。
世間的にはわかりませんが、自分のなかでは、前向きな決断ができたと感じています。
なんとなく、私には この環境が必要だったんだとも感じてます。
それでは、よろしくお願いします。
000
(返信)
000様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
漢方薬を 1年間服用して、ようやく 胃腸が落ち着いてきたようで なによりです。
胃腸は 思慮過度により、力が弱るものです。
頭を空にするのは、むずかしいことですが、心がけて下さい。
理想はもちながらも、今は、あれこれ考えず、今の心地よい状態を
罪悪感なく せいせいと味わうことです。
罪悪感や焦りのあるかたは、肝のたかぶりから 回復が遅れます。
人に頼りたくない とおもっていても、人は 何らかの関係が支持してくれているものです。
偏狭な気持ちにとらわれず、人の目は気にせず、ご自身の 今までの努力をほめてあげることです。
まだ、33歳です。
今は、のびやかに 頼れる人に、たよってください。
下半身の状態は改善されてきましたが、上半身の悪化があるようです。
精神的な過緊張などの影響は、上半身に生じやすく、
水毒や胃腸虚弱や慢性疲労・腎虚などの症状は、下半身に生じやすい傾向があります。
胃腸の元気がついてきたら、エネルギーの流れは太くなりつつあるので、
上手に、心を空にしてストレッチをすることが大切です。
音楽を聞いたり、
自然を愛でたりして、
ストレスを発散し、ゆったりと入浴してください。
無理に 強くストレッチをすると、悪化します。
ゆったりと、一つの動作と次の動作のあいだに 20-30秒ほど休息をいれて、筋をゆるめる時間をとり、
時間をかけて ストレッチをしてください。
朝晩30-40分かけて、ストレッチをしてください。
胃腸が回復してきても、一度に たくさん 食べ過ぎないように。
10年前からのリウマチですから、五臓の弱りを改良するには 時間がかかりますが、
あせらないように。
まず、胃腸を建て直します。
他の医院での漢方?治療法で、一時期、回復したこともありましたが、
リウマチの発症する根本原理を 漢方的にご存じ無いのか、知らされていなかったために、
やがて再発して、今回は 五臓のバランスが 極端にくずれてしまった状態です。
今は、このホームページを 何度もお読みいただいて、
発症原因を認識して、それを 少しずつ 生活の中に実践してください。。
複雑な体質になっているので、漢方は その実践による快復力の復元の お手伝いにすぎません。
しかし、漢方の支え無しには、リウマチの回復は、難しいものです。
スイミングができるようになったら、暑くなってきたら 始めて下さい。
リウマチ気質という心の問題解決が一番むずかしく、
これが強い方は、リウマチの回復に 一番ブレーキをかけやすいので、キモを据えて下さい。
心の障壁をとりはらって、勇気をもって、スイミングを始めてください。
不安感を呼ぶ、考え方をしないこと、
怒らないこと、おこることは ものすごくエネルギーを消費し、
なおかつ、肝のたかぶりをもたらします。
物事には多面性があり、ご自身の考えや過去の記憶に こだわらないことです。
のびやかな思考方法とは? 常に意識して、こだわらず 自分自身から自由になるように。
今、やらなくてもよいのでは?・・と 考えてみて、精神が追い立てられないように。
あれもこれもと 一度に、頑張ると 悪化します。
運動も早くよくなろうと やりすぎると、悪化します。
頑張ったら 休養と栄養を体に与えること
生活の中に、ホッとする時間を作り、折々に 心の休憩時間を挟みます。
忙しいと、心の栄養失調が生じて、不眠や多夢など、心が不安定になるという原理を知ることです。
コツとしては、
自分の過去を 反省しない。
その当時は つたなくても それで 精一杯頑張ったのだと 認める。
自分をほめることができるのは、自分しかいないので、自分を認めてあげることです。
頑張ってきたので、もう 頑張らないで
なにごとにも、追いつめられない、のびやかな行動をめざします。
よくなってきたという報告は、とてもうれしいですが、
悪化したところは、正確にメールしてください。
メールを拝読して、心持ちの変化に 安心しています。
きっと なおります。
治ると言うことは、無意識の 自分のこだわり・肝のたかぶりから 自由になることです。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
渥美先生 こんにちは
000です
> 考え込んだりしない習慣がつきましたか?
今は 資格試験のため勉強という やることがあるので あまり考えこまなくなりました
> 開き直るように キモがすわってきましたか?
嫌なことがあっても 人は人、私はわたし 鈍感力、鈍感になるよう心がけています
> 漢方薬を飲んで、軽い運動を続けて、体がひきしまってきましたか?
天気のいい日は 20〜30分くらいウォーキングを 天気の悪い日はストレッチをしています、
また 夕食も量を減らして、現在2キロくらいへりました、でも 先日 住民検診で
太りすぎなので あと5キロくらい 減らしてくださいとのことでした
最近は腰痛と肘 足の裏に痛がでてきました、毎日ではありませんが
湿度の高い日に多いです
(返信)
000様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
メールでは、ぶれの少ない キモのすわりが感じられ、うれしく思います。
体を丈夫にするには、適度な 居直りが必要です。
台風の多い季節になり 水毒・食毒をためているリウマチ体質の人は、
湿気や台風の影響を受けます。
軽く発汗することを、毎日30分前後行って 水毒をのぞけるように、体を活性化させてください。
思慮過度は 胃腸を傷めますね。
ストレスを発散するために食べ過ぎて、胃腸を疲れさせ、気血がつくられにくくなり、
かわりに水毒・食毒をためて、体がだるく・頑張りを続けていると鬱的、不安感となります。
今のように 目の前の事に集中して、あれこれ 考えないことが大切です。
ウオーキングの時も、何も考えず、季節の変化を楽しんでください。
考えすぎると、キモが細くなり、不安感がでてきます。
試験 頑張って下さい。
体重減少は、一ヶ月に1kg以下の減量ペースにしてください。
体重は、精神生活と密接に関係しているので、不安感やさびしさ、イライラが 安定しないと、
有る程度 具体的な 人生の目的や楽しみがないと、やせることはできません。
甘い物は、ストレスを緩める作用があるので、なかなかやめられません。
無理に甘い物を避けると、ストレスがたまり、やがてリバウンドが 1年後にやってきます。
ストレスを 無理のない運動で発散すると リバウンドを避けられます。
私も、スイミングスクールに行くと、アルコールを飲みたいと思いません。
へとへとになるまで行うと、あとで、体が栄養を 過剰に要求してきます。
運動は適度に おこなうことが大切です。
000様のように、お腹一杯までたべないという 習慣は称賛に値します。
試験という目的があるから できるのでしょう。
当面の目標がないと 安易なストレス発散である飲食が 過剰になります。
漢方薬は、なるべく食事の 1時間前頃に お飲み下さい。
元気をつけるので、空腹のストレスや疲労を緩和し、食毒・水毒を解消できる胃腸をつくります。
食べ過ぎると胃腸が疲れて、食毒・水毒をためるような体質になるのです。
体重が減れば、心臓への負担も軽くなります。
普通の方は、若い時でなければ、五臓を強化することは できません。
若いので、今が 体質を強化して、ストレスに強くなれるチャンスです。
どうぞ 理想を大切にしてください。
人生が 楽になります。
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
渥美先生へ
おはようございます。00市の000です。
こちらは しっとりした空気の中で 紫陽花が色濃く咲いています。
さて、体調ですが、全般的には いいと思います。
2週間ほど前、何をしたというわけでもないのに 右腕から肩にかけ違和感があり、
次の日 筋肉痛のような痛みに変わりました。
痛みは軽かったのですが、2年前の左腕の激痛に通じる痛みの質があったので、
マッサージに行き(まだ、炎症が起きているというより 凝りという感じだったので)
アイシングをして、2、3日パソコンを控えめにしていたら、ほどなく治りました。
早めに対応したのが 良かったのだなと思います。
指は 記述を忘れるくらい 調子よく、ツッパリ感はあるものの、見た目は ほぼ完全に曲がります。
調子が悪くなることも ありません。
ただ、今月は 2回ほど お腹をくだしました。
暴飲暴食はしていないと思いますが、
どうも 脂が多い肉類を食べると お腹の調子が悪くなるようです。
この年齢になると ちょっと恥ずかしいですが、私は肉が好きなので残念です。
下痢をした時は 納豆菌とビフィズス菌を主成分とした「ザ・ガード」という市販薬で対応していま
す。
なかなかよいようです。
生理はぴったり来ます。驚異です。
血塊はありません。
2日くらいで終わってしまうのは 年齢のせいでしょうね。
水泳ですが 5月は20回ほど、約8000m泳ぎました。
体重は 一番重い時に比べて2kg減り、ウエスト2cm減、胸囲2cmアップです。(ふふっ)
最近は 2日も泳がないと落ち着きません。
このようなところで 全般的には好調と言える と思います。
それから、子供も お願いします。
お尋ねなのですが、今、子供は中1で148cm、47kgです。
薬は まだ子どもの量が いいのでしょうか?
私も子ども もうっかり者なのでいけないのですが、朝、夕は忘れず飲むのですが
就寝前が忘れがちです。
大人の分量を朝・夕という飲み方ではいけないのでしょうか?
もちろん 問題があるならば 従来どおりで がんばりますが。
子供は中学に入り、念願の吹奏楽部に入部して 管楽器を担当しています。
文化部とはいえ 吹奏学部はかなり練習量の多い部活です。
それに 塾など習い事もあり、忙しそうだなあと思うのですが、小学校の時より はつらつとしていま
す。
気持ちの張りと 漢方のサポートかな? と思っています。
しかし、今の子どもたちって みんな忙しそうですね。
私は 3人子どもがいますが、「勉強しなさい」と言うより「もう寝ればぁ?」
という回数ののほうが ずっと多いです。
何といっても 体が資本ですよね。
よろしく お願いします。
00市・000
(返信)
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
今日は 暑くなりました。
こちらもアジサイが満開で きれいです。
右腕から右肩にかけて違和感は、一時的に 筋が拘縮したものです。
拘縮する原因が お分かりのようですので、対処方法も適切でした。
何事も やりすぎると 筋の痙攣や拘縮を おこすことがあります。
拘縮すると ヒモで 腕や肩を縛ったような状態になります。
色々な誘因があります。
第一は、仕事のスピードが早すぎて、肝のたかぶりが生じた。
肩のこる人と長時間一緒にいて、ストレスを感じた。
観光バスに長時間坐っていたが、隣りに他人がいたので 無意識に力が入り 肩がこった。
あたらしい人間関係や職場に慣れるのに、ストレスを感じた。
ストレッチを強くやりすぎて、筋を痛めた。
スイミングで 強く水をかきすぎて、肩を痛めた。
朝夕、涼しくて 寝ているとき肩を冷やして、寒邪が、肩と腕の経絡に侵入して筋の拘縮を起こした。
たべすぎて・下痢をして、手の胃腸の経絡上に拘縮・痛みが生じた。
カゼ(風邪)を潜在的にひいて、腕の経絡上に拘縮が生じた。
腕の どの部分の経絡上に生じたかで、原因が あるていど推測できます。
小指・薬指の甲側から腕の外側真ん中をとおり肩までの延長上(手の少陽三焦経)か?、
小指の甲側から肩胛肩までの延長上(手の太陽小腸経)か?、
人差し指と親指から肩までの延長上(手の陽明大腸経・手の太陰肺経)か?、
中指掌側から腕の内側の真ん中をとおり肩までの経絡(手の厥陰心包経)か?
などで、風邪や寒邪、湿邪で経絡が阻滞すると生じます。
病が深くなると、経絡上だけでなく、さらに 肝・心・脾・肺・腎にも 影響を与えます。
2-3日で治るのは、経絡上に限局した病変と考え、軽いものです。
一晩で治れば 特に、軽いです。
人は、誰でも、リウマチ様疼痛が 瞬間・一時的に・一晩・2〜3日続くことがあります。
なおれば、快復力があり、気にする必要はありません。
気にすると、キモが細くなり、胆虚となり、ストレスを抱えやすくなります。
リウマチでないか?と気にしすぎて、持続的に肝がたかぶると 疲労感から、
不安感なども加重されると、経絡の拘縮が持続して、炎症や発熱、痛みを生じてきます。
長期間の過緊張に、さらに 慢性疲労や冷え性体質が加わると、
肝・心・脾・肺・腎の力が弱まっているので、五臓が相互に 悪影響を与えるようになると
なおりにくいリウマチ様疼痛やリウマチに伸展します。
ホームページで 何度も 述べているとおりです。
不順だった生理が 28日周期でぴったりくるが、生理が2日で終わるというのは、
仕事でスピードが人一倍早く、集中力が並はずれているので、
血を消耗しすぎるので、生理で血の不足をきたさないようにする
生体の防御作用が正常に働いていると 思われます。
血虚が 長期間持続していたので、腎(生命力・精力をあらわす)の力も落ちているのでしょう。
白髪と同じ様な物です。
体が使った血の余りが、髪の毛になり、部分的な血虚が体のあちこちに生じて、まばらに白髪になりま
す。
元気がおちると、血虚だったりすると、生理の出血を支えられずに、
貧血なのに、どっと生理の血液が あふれるようにでたり、不規則に出血したり、
経血の出血量は 少ないのに、いつまでも だらだらと印ていどが つづくようになるのです。
最近は 2日も泳がないと落ち着きません。・・というのは、
体の快適な状態の感覚が持続してきて、その心地よいからだの状態が分かってきて、
それが、記憶されてきたためです。
不調をためて、じっと ストレスをかかえて エネルギーの流れが滞っている状態が
爽やかでないということが、分かるようになってきたのです。
さらには、元気がついてくると、たまってきた 太い元気の流れが強いため
それをスムーズに流したくなり、
じっと我慢していることが不快で、落ち着かなくなってくるのです。
お子さまのお薬は、
吹奏楽部で、肺の元気を使うので、胃腸の力と肺の力を 補う処方になっています。
マラソン選手がゴールした後、はあ〜 と 肺の力が落ちるような状態を補います。
普段は、1日2回、1回 半包でよいでしょう。
疲れたときや、顔がげそっとしているとき、表情が暗いとき、なんとなくイライラしている時
に 1回1包 1日2〜3回 服用してください。
1回1包、飲むタイミングの捉え方には、コツがあるのです。
1回1包 飲むのは、
試験勉強で疲れているときは、(1日2-4回 飲んでもよいです。)
お皿のカチャカチャいう高い音が、耳障りな時、
人混みで 目が疲れるとき、人混みで 頭痛がするとき、
初めて経験して 緊張する様な場面のとき、
やだな!とおもう行動を起こすとき、
食べ過ぎたとき、
つかれて食欲が無いとき、
気力を出しすぎたときなどに 1回1包飲むとよいです。
ストレスを緩和して、胃腸や肺を丈夫にするだけでなく、
成長期に必要な漢方が 入っています。
落ち着いた、やる気のある、食欲の湧く、喘息や風邪を予防する効果があります。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
お仕事にも慣れてきたようで、安心しています。
経験は、人を育てるものですが、一生懸命すぎても 急ぎすぎても うまくいかないようです。
今は、ゆっくり養生してください。
忙しくても、おいつめられない心持ちが 心地よい ちょうど良い 働き方なのでしょう。
私は、先週、4年ぶりで スイミングスクールに行きましたが、
とても体調が 良くなりました。
なつかしい コーチの方が三人、 顔見知りも一人いました。
一人で泳ぐのと、ペースを設定してもらって泳ぐのとでは、効果が まるで違います。
息があがって 肩で深呼吸をしている自分に気づき、久しぶりに一生懸命?泳いだと感じました。
泳いだ後、頸動脈の動脈硬化のような症状がとれて、とてもスッキリしました。
あらためて スクールの効用を感じました。
00様は、まだ ご自身のペースで泳ぐ方がよいと思いますが、1年くらいして
よくなってきたら、是非、指導をうけて ペースを設定してもらって泳ぐと よいかもしれません。
一列になって、泳ぐので、他の人に気をつかうかもしれませんが、慣れれば平気です。
バタフライが タイミングがあわず、25mも泳げなくなっていたのには、驚きましたが、
ジョギングと 泳ぐ筋肉や動きが違うので、筋肉が忘れているのだと思います。
泳ぐと、その後、全身が 太いバネになったようで、力がみなぎります。
飲み過ぎて、最近 体重が 3kgほど増えたので、
10月の地区リクレーション大会で 1000mを走るために、鍛え直そうと思っています。
しかし、去年も おととしも 減量に失敗し、欠場しました。
できれば 脂肪を5kgは 減らしたいのです。
お腹の脂肪を減らすと、1000mを スピードを出して 無理なく走れます。
今までの最高順位は、3位(息子が2位でした)なので、一度は 優勝したいと考えています。
肥っていると、とても苦しくなり、走っている最中に このスピードで行けるのだろうかと
不安になります。
1000m競争を 走り終わった時に、両手が 肘から先が しびれた感覚になります。
交感神経の過興奮の状態だと分かります。
リウマチの患者のしびれと 同じだと思いました。
笑顔は とても人をなごませます。
笑顔の効用を 忘れないように。
笑顔は 幸せを呼ぶと信じています。
心が疲れてくると、笑顔が失われ、人の目を気にしない時に、怒ったような顔になります。
箸がころがっても コロコロ笑うのは、漢方では 心のエネルギーが満ちあふれているためと診ます。
疲れている人は、笑顔で癒されます。
家に帰っても、奥様が ぶすっとしていると 男性は、帰宅したくなく、外に出たくなるのです。
酒場のママは それがねらいよと うそぶいています。
ツンとした美人は飽きるけれど、笑顔は 何度みても 飽きません。
人の魅力とは、その笑顔を思い出し 愛しいと思うものです。
赤ちゃんの笑顔は、誰もが引きつけられます。
それは 本能といえます。
笑いで リウマチをなおそうという 試みが医科大で 行われている話をTVでみました。
その試みは、効果は別として、見当違いでは ありません。
なぜなら、リウマチの根本原因は 思慮過度・過緊張・一生懸命による 肝のたかぶりです。
湿気や冷えや慢性疲労は、リウマチの増悪要因にすぎません。
笑いを、生活の中に取り入れることは、肝のたかぶりを緩める精神生活をめざします。
暑くなってきましたが、朝夕 涼しかったり、梅雨の湿気が 体に影響すると、
適度に発汗しないと、湿気によって 体はおもく、だるく、眠気を催させます。
スイミングに行きたいと思うのも、泳いだ後の 体調の改善効果が
麻薬のように心地よいことが 記憶に刷り込まれてきたからでしょう。
運動によって 脳内に麻薬様物質、エンドルフィン・エンケファリンが分泌されると言われています。
ランナーズ・ハイ も同じメカニズムでしょう。
その感覚を忘れないように。
日頃、気血を消耗しすぎないように 軽く爽快に運動して、上手に発汗させるとよいでしょう。
あるいは、胃腸に負担をかけないように 上手に飲食してください。
ムラ食いや、水分のとりすぎ、睡眠不足は、胃腸がつかれ、だるくなり、喘息や鼻炎の
改善に不利です。
00様は、首から肩、顎にかけては、やはり、過緊張で 無意識に力が入るためと
胃腸虚弱のため、以前から 湿気(痰飲)が固まっているため痛むのだ と想像します。
ご自身の殻をやぶり スムーズに気血水が流れるように、自由になる工夫をしましょう。
心の壁を つくらないことです。
右足首の腫れは、湿気は 下に集まりやすいので、拘縮している隘路に、湿気がたまって、
筋の周囲を圧迫させているため痛むのでしょう。
肝のたかぶりをしずめ、軽く発汗させる運動を行い、解消に努めます。
元気をつけて、胃腸を丈夫にして、水毒を 上に引き上げる力をつけて解消します。
慢性疲労があると、足が夕方 浮腫むようになるのです。
拘縮を解くためには、疲労をとり、心身のストレッチを行い、こだわりを少なくします。
他人の視線を気にしないように、ゆったりとした笑顔で 仕事をしてください。
固い・緊張した表情や姿勢は、首や肩や背中や顎のコリや痛みをもたらします。
まだ、漢方服薬後、7〜8ヶ月ですので、胃腸を丈夫にするには、1年半はかかります。
ゆっくり 治していって下さい。
仕事前に、痛みの予防のために、鎮痛剤は飲んでいってください。
翌日は、泳いだ後は、ゆっくりして 心を空にしてください。
泳いだ後の、感想を聞かせて下さい。
最近、年をとって 湿布薬をあちこちに貼る人というのは、
心の張りや肝のたかぶりが強い人生を 送ってきた人だと 感じるようになりました。
まったく 痛みを感じない高齢者は しあわせです。
心身の痛みのある人は、自分を無意識に縛っている よけいなものから、自由になることが、目標で
す。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
渥美先生 ご無沙汰しております。
6月4日に 整形外科を受診しまして、4月の血液と膠原病の検査の結果に 異状がないので、
ステロイドは副作用もあるので 痛み止めを使うようにして 薬を止めてみましょう、ということで
以後 薬を飲んでいません。
(ステロイドは 長期の頑張りなどの消耗による 生命力の低下である腎虚に効果がありますが、
痛み止めは 漢方的には ストレスを発散する作用があります。
鎮痛剤は、だるい時、気力が湧かない時、痛くなりそうな時の 仕事や遊びの前に、
上手に 予防的に 使うのは よい方法です。
痛みがでてから、痛み止めを使うのは 下手な使い方です。
ご自身の状態が 分からないことが問題です。
誰でも、調子の悪い時でも 動かなければならない時はあります。
痛みが強く、痛み止めを使いながら、頑張って働くのも よくありません。
鎮痛剤を飲んで 長期に頑張り続け、休養を挟まないでいると、気血不足が強まり、
徐々に 生命力を低下させ腎虚となり、体を支えられなくなったり、骨が変形したりします。
体力以上に、長期間 頑張り過ぎては いけないのです。
いつもより多く動いた翌日は、休息時間や 胃腸が許せば栄養を 多めにとりましょう)
症状は 特に ひどくなることもなく、ここのところは かえって よい感じでした。
(何かの拍子に、ストレスが過重にかかり、痛みが急に悪化したり、痛みと微熱が続いたりしたら、
躊躇なく、ステロイドの服用を再開すべきだ、ということを憶えておいて下さい)
最近は 筋肉の症状も 関節の痛みも すごく 減ってきているように思いますが、
水仕事で 手に水がかかると、チクチクと針でさすように 甲や指の関節が 痛いことがよくありま
す。
とうとう梅雨に入りましたが、以前のように 腕や肩から首にかけての痛みは あまりありません。
(思慮過度や過緊張で胃腸の力がおちていて、肺や腎の五臓の力もおちると、水毒・食毒がたまり、
台風や湿気の影響を 強く受ける体質になりますが、少しずつ改善されているようです)
でも 時々、肘や膝、足のくるぶしやアキレス腱のあたりに 強い痛みがくることがあります。
(睡眠不足や疲労がたまっていたり、食べ過ぎたり・食事を抜いたり、水分をとりすぎたりしていて、
過緊張や、風にあたりすぎたり、薄着で冷えたりすると、急に 強い痛みが生ずることがあります)
今日は 朝から曇り空で、お昼前から雨が降り出したのですが、朝から 身体が重く感じられ、
だるくて あまり 動きたくありませんでした。
顎や顎の関節に 軽い痛みがあったり、肩甲骨の横あたりが 痛かったりしました。
あと、昼食時に 夫が窓をあけていたのですが、膝から下が少し寒いな と思っていたのですが、
やはり冷えたのか 食事のあとで お腹が痛くなり、少し軟らかめの便がでました。
ここのところ、腹痛がすることは なかったのですが。
精神的には、以前は、あれもこれもしないといけないのにと、
脳が ひとりで暴走状態をおこしていたのですが、
同じような状況でも、不思議と平静でいられるのです。(肝のたかぶりが 鎮まってきました。
すると 筋の拘縮がゆるんできて、痛みが緩和されてくるのです。
何かの拍子に、寒さや・湿気や肩の凝るストレスで、比較的大きな関節、肘・膝・足首に拘縮が生じ、
痛みや腫れを生ずるのです)
セントジョーンズワートは ずっと飲んでいます。
(セントジョーンズワートは、うつ病の薬なので、心的エネルギーの枯渇があったと思われます。
下痢・軟便体質や便秘体質の人に 生じやすいのですが、
心を遣いすぎる思慮過度・過緊張や長期のストレスは、心の栄養失調をもたらすので、
不安感を呼び、さらに気になるという・・心的消耗の輪に入ってしまうことを学んで下さい)
それと、真向法体操というストレッチを 朝、晩するようにしています。
時々 時間がなくて、夜だけになってしまうこともありますが・・・
また、おねがいします。
渥美様
ご無沙汰しております。
続けて処方をお願いしようと思いつつ、遅れてしまい、メールを出しにくくなってしまいました。
半年も経ってしまいましたね。
でも、体調改善のために、まだ(もう一度)漢方の力をかりたいので、意を決してメールしました。
よろしくお願いいたします。
ともかく、睡眠は とるようにしています。
ストレスも 抱え込まないように(といっても、入ってきてしまいますが)、
木に登りっぱなしにならないように、注意しています。
夜更かしや緊張が続くと、耳がぼーっとする ので、わかりやすいです。
(耳は、腎の症状が現れやすく、精神的なストレスの肝のたかぶりでも耳の閉塞感が、
生ずることがあるので、診断としては 腎虚、肝鬱をかねていると診ます)
リウマチ症状の方は、毎年春先から初夏が出やすいので、このところ、少し出ています。
疲れやすさ、だるさと、関節痛ですが、だるいときには無理しないように
(状況が許されるときには、もう一度ベッドに戻ったり)しています。
足の冷えも、冬場より、今頃の方が 感じます。
冬は暖房があり、厚い靴下を穿いているからでしょうか。
夏でも 靴下をはいたほうがいいのはわかるのですが、
それはそれで、暑苦しく感じて 耐えられません。
(掌や足の裏や胸が 暑苦しく火照るのは五心煩熱という、陰虚の症状が隠れていると診ます。
靴下が暑苦しい というのは、陰虚がありそうです)
運動は とくにしていませんが、一日に 10分くらい腹式呼吸をすること、
駅まで15分の道のりを 自転車に乗らず 歩くことくらいです。
人前で話す機会が多いのですが、声が通らないので、ボイストレーニングをうけています。
これが、気分転換になっています。
更年期の症状は とくに出ていませんが、そろそろ 気をつけたほうがいいのでしょうね。
(体にストレスがない人は、更年期症状は生じません。更年期症状は、ストレスがあると診ます)
先日体脂肪を測ったら 体脂肪20 内臓脂肪レベル3 でした。
3月頃は、やたら高カロリー、高脂肪の身体に悪そうな食品を食べて、お腹のあたりが重く感じまし
た。
この2ヶ月くらいは、(ダイエットのためではありませんが)肉を食べる気がしなくなって、
以前の体重(体型)に戻りました。
なんとなく 肉を食べない方が体調がいいような気がします。
(お肉は、脂肪の少ないよいお肉でないと、胃腸の弱い人は食毒となりやすく、体がだるくなります。
お肉も生体には必要なのですが、胃腸が疲れないような、よいお肉を少量とりましょう)
タンパク質や鉄分等は、他のもので補うようにしています。
思いつくまま、最近の体調を書きました。
よろしくお願いします。
(返信)
00様 (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
折角、8ヶ月程度で、関節の痛みが軽くなったのですから、完治まで止めないように。
これだけ、漢方薬で よい改善効果が現れたのですから、回復力が残っていたのでしょう。
病根が深いと 改善効果が現れるのに、時間がかかるものです。
相変わらず、仕事人間のようですが、リウマチやめまいや難聴と 仕事のしすぎの関係が
ご自身にも 明らかになり、漢方の効果もわかっているので、 安心しています。
難しいのは、体力の維持・増進と 仕事の仕方のペース配分でしょう。
そのお手伝いをするのが、漢方薬や漢方の考え方です。
何度もころびながら、学ぶことが大切です。
常に、ぎりぎりの体力や気力で、仕事に対して 勝負しないように。
子供の頃からストレスが強く、忍耐することに慣れてしまったというのは、悲しいことです。
年齢を重ねたら、楽になっても バチはあたらないと思います。
ご自身に、もう少し やさしくしてあげてください。
そうすれば、体が反逆することは ありません。
このまま ガンバリを続ければ、更年期だけでなく、癌年齢に近づいてきますので、危険です。
仕事のペースや 疲れ具合を、次回もメールしてください。
それによって、客観的な評価が ご自身で できることでしょう。
漢方薬によって だるさが軽減することでしょうが、それに頼って働きすぎないように。
寿命を縮めます。
それが、漢方の本意ではありません。
漢方は、人の幸せのためにあるのです。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
渥美先生、今年の1月に 初めてメールでご相談したバセドー病気質の00です。
いつも 先生のメールを読み返し、穏やかに 心優しく過ごす様に努めています。
おかげ様で 1年前は4錠だったステロイドが 3錠、2錠と減り、今は1日1錠です。
CRPは ここのところずっと正常値なのですが、
血沈が40台から10台に下がったものの16辺りでそれ以上、下がりません。
数値ばかりにとらわれてはダメな事も よく分かっていますが、
先生のお考えを お手すきの時にお聞かせください。
指は もう痛くないですが、疲れやすいですし、
甲状腺の数値は正常ですがチウラジ−ルは7日に1錠飲んでいます。
(返信)
00さま こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
ステロイドは順調に減量できたようで なによりです。
ステロイド5mgは、いずれ4mg、3mg、2.5mg、1mgへと減量するでしょう。
いそいで、減らさない方がよいです。
特に、1-2mg/日なら、ゆっくり 時間をかけて減らして下さい。
ステロイドホルモンは、ストレス防御ホルモンの性格をもっていますから。
持続的な疲労をもたらす、作業を長時間つづけるクセがないようにしてください。
ご本人は、あまり疲れを感じないと よくいいますが、
客観的にみて、忍耐力を人一倍必要とする 根気のいる面倒な作業を続けているものです。
生じた原因を よく洞察されて、それを 少しずつ改良してゆくことです。
疲れやすいのは、持続的な 爽快な運動が足らないようです。
もう一つの疲労の原因は、ステロイドは血糖値を上げて、疲れにくくする作用があるので、
少しずつ減らすたびに、それに対して、体の副腎がホルモンを出して対応してくれるようになるまで、
疲れを感じるものです。
減量を 何度も繰り返しているので、そのたびに、ホルモン不足となり、疲れが持続しているのです。
体調にあわせて、30-40分、毎日 歩いて 少しずつ五臓を鍛えてください。
チウラジールは、その程度は のんでいてもよいと思います。
肝のたかぶりがあると、甲状腺機能亢進となり、喧嘩ぱやっくなります。
イライラすると、腹痛・軟便・下痢・動悸や手のふるえをもたらすのです。
疲れてくると、元気不足となるので、そのため 大汗をかきやすくなります。
バセドー病は、ご自身の怒りが抑えられない、怒るクセのある、過緊張の、不安感のある、
肝のたかぶりから 引き起こされます。
肝のたかぶりは、甲状腺ホルモンにも 影響を与えるのです。
代謝の過剰な亢進となり、消耗した結果、疲れやすくなり、慢性疲労の状態となり、
それでも頑張ったので さらに リウマチになったのでしょう。
ホルモン変化が先ではなく、肝のたかぶりが先に生じて、ホルモンへ影響を与えるのです。
それが、漢方の見方です。
怒ったり、こだわったりしなければ、バセドーもリウマチも いずれ よくなります。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
(これに対する返事)
渥美先生、さっそくありがとうございました。
もう1つ少し気になる事があります。コレステロールの事です。
1年前にステロイドを飲むまでは 220位で 確かに上限でしたが正常値でした。
ステロイドを飲み始めてから ずっと 241とか250とか高くなっています。
主治医はこれぐらいの量ではコレステロールは上がらない、と言われるのですが、
私としては、ステロイドとの関係があるように思ってしまいます。
私に出来るコレステロールを下げる方法を教えてください。
よろしくお願いします。
(返信)
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美光廣です。
最近は、コレステロールが270でも、脳梗塞や狭心症などがなければ
かまわないということになっています。
中性脂肪の高値や 悪玉コレステロールが多かったり、
善玉コレステロールが少ないのが 問題になっています。
また、この程度のステロイドで コレステロールは あがりません。
むしろ、心ゆったりしなければいけなということで、 動くことが少なくなっているのでは?
これらに異常がなければ、コレステロール値は 問題ありません。
コレステロールは、毎日1時間の 軽いおもりのダンベル体操をテレビを見ながら3ヶ月でさがります。
スナック類の摂取は避けます。
50分程度の 持続する軽い運動が必要です。
色々な本に載っています。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
(返信)
渥美先生、ありがとうございました。
コレステロールの事は とても安心しました。
先生の言われた通り、リウマチ様になってから 自分を嘆き、いたわり過ぎているように思います。
その心を もっと家族のために使うべきだと 心から思います。
もう1つ気がかりがあるのです。
私は色白で、肌が透けるような感じの皮膚なのです。
皮膚をつめでかくと 皮膚が盛り上がり、字がかける皮膚です。
以前から多少はあったのですが、頬に糸ミミズのような血管があり
それが このところ目立ってきて数も増えてきましたし、太ももにもポツポツでてきました。
ステロイドも減って 自分も「良くなっている」と言う実感があるし 気の合う鍼の先生にもめぐり会
い
渥美先生にもご相談できるようになって、1年前の精神状態とは比べ物にならないぐらい
気持ちは落ち着きつつあります。
この糸ミミズは何でしょうか。
お手すきの時によろしくお願いします。
(返信)
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
なやみはつきないようですね。
〜するべきや 〜が不安であるということから、自由になることが大切です。
なにがあっても 引き受ける・大丈夫・という キモのすわりが大切です。
それが リウマチ様症状から離脱できる条件です。
家族のためなどと、きばらないで よいのです。
理屈ではないのです。
引き受けるという いさぎよさが 不安感を軽くしてくれます。
症状を こわがっていては、際限のない 疑問や杞憂が 生じてきて、不安感の強い生活を導きます。
それが、リウマチ様疼痛の原因です。
考えて下さい。
突き詰めると、年をとることが、一番怖いことに なってしまいます。
だれでも 死に向かって、老化していくのです。
しわや白髪などの老化を、嘆くのではなく ひきうける潔さが必要です。
よくなっているのですから、それに満足することです。
もっとと、よくばると 不安感や血虚の増進で 悪化します。
目の前のことを 心おちつけて のびやかに 行うことです。
しあわせな感覚は・・、
ご自身のことに 目が向きすぎているあいだや
〜すべきこと に縛られている間は 得ることはできません。
皮膚のもりあがりは、ケブネル現象といって、爪でひっかくと 線状に盛り上がり、
蕁麻疹体質の方に生じます。
これは、過緊張や思慮過度・不安感が強く、感受性が亢進していて(肝のたかぶり)、
それによって、胃腸を傷めている人が 代謝の過剰亢進で、過熱体質になって、生じます。
漢方では、蕁麻疹が、ある方は、肝のたかぶりから生ずる加熱を体内にもつと見るので、
神経質が隠れている と診ます。
改めるコツは、物事に、すぐに反応せず、一歩退いて、鷹揚にかまえることです。
すぐには なおせない性格です。
色白は、血虚の症状です。
思慮過度が、胃腸を傷めているため、肌がすけるように白くなります。
血虚も 外見上は、色白となり、悪い面だけではないようですね。
アトピー体質の子供は、皮膚炎がなければ、抜けるような色白で 若いうちはきれいです。
高齢者の、妙に色の抜けた、色白の肌とは違い、生命力が内側から かがやいている肌です。
アトピーもひどくなると、子供であっても 疲れた高齢者のような顔貌になります。
これは 血虚だけでなく、腎虚の症状です。
何事も、人にたよることは やめましょう。
たよることが クセになり、頼りたい人が欲しくなり、それが得られないと、
不安感をおぼえるようになります。
聞きたいことを、聞けば聞くほど、つぎつぎに 不安材料が増してきます。
人にたよらない、という肝のすわり が 安定感を得るために必要です。
自分自身が 頼られる存在になることです。
自分の頭で 考えるのです。
とらわれすぎることはよくありませんが、考える材料は たくさんあります。
しかし、すべてを 知る必要はありません。
理想は、よけいなことは考えない、言葉にださない、聞かない、
そんなものだ・・・という思考停止です。
おしゃべり・・な方は、不安感を内側にかかえていて、話に 際限がありません。
話すことによって、さらに不安感が増大するのです。
話さないと さらに不安になるようですが、泥沼に陥ります。
このホームページも 利用して、他の本や ホームページも参考にして、
自分で、洞察し改革するのです。
洞察力のない方は、いくら説明を受けても、つぎからつぎに 疑問が生じて、
不安感は解消されず、症状を悪化させやすくなります。
糸ミミズは、細絡と言って、血液の渋滞をあらわす「オ血」の症状です。
ストレスや不安感は、気血のながれが 伸びやかでなくなり、オ血が体のあちこちに
生じ、細絡が生じます。
肝硬変などでも、胸や体のあちこちに蜘蛛状血管腫ができ、糸ミミズが集まったような症状に
なります。やはり、オ血の症状です。
肝炎も漢方の見方では、ストレスで生ずるもので、ウイルスで生ずるものではありません。
ウイルスをもっていても、肝炎にならない人はたくさんいるのです。
オ血の解消方法は、蜘蛛状血管腫でなければ、軽い運動で めぐりを良くすることで 解消されます。
要は、五臓を丈夫にすることで、症状があるからといって、すぐに治療に走る態度は、よくありませ
ん。
蜘蛛状血管腫も 長期の、適切な漢方薬服用でよくなります。
もう一つの原因は、ステロイドは 蛋白合成阻害作用があるので、
長期間のステロイドの服用で、血管の壁がもろくなり、毛細血管が浮き出ることがありますが、
この程度のステロイドで 糸ミミズがでるのは、胃腸が脆弱で、血虚のゆえに(色白)、
血管への影響が 体質のせいで、強く現れていると思われます。
ステロイドのせいにするよりも、むしろ 胃腸や肺臓を 丈夫にすることが大切です。
ステロイドを 急にやめるのは、よくありませんが、
いずれ、ステロイドをやめて 1-2年ほどすると 糸ミミズは 消えていくものです。
こだわりのある方は、一部分は治りません。
五臓を丈夫にするとよくなります。
ステロイドを急にやめると、ステロイドの離脱症状で、
糸ミミズの周辺が更に症状が強くでて、 赤く湿疹ができやすくなりますから、
少しずつ 時間をかけて リウマチ様症状の様子をみながら 減量するようにします。
ステロイドを離脱している、最中なので、糸ミミズ症状が増えていると考えられます。
いずれにしても、これは たいしたことはない症状です。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
渥美先生
いつもお世話になり 有難うございます。
*************今月(7ヶ月目)の様子********************************
<関節の痛み>
手指……先月ー朝のこわばりはほとんど感じない様になりました。
起きた瞬間は動かしづらいですが、すぐに感じなくなります。
今月ーほとんど先月と同じだが、左手人差し指と中指が完全には曲がらない。
つっぱり感があってグーにしても手のひらにつかない。
手首……先月ー手首の痛みが一番強かった様に思います
直角に曲げられない
今月ー先月と同じ 痛みは強くなった様な気がする。
ひじ……先月ーきつく曲げると痛みを感じます。特に左手で、電話の受話器を
耳にあてるような時痛いです。
今月ー先月より痛みが強い時がある。左手で顔を洗えない。90度以上に曲げられない。
まっすぐに伸びない。右腕には痛みはない。
肩……先月ー殆ど痛みを感じない
今月ー先月と同じ。痛みはない。
首……先月ーじっとしていて 動き出す時動かしにくい
今月ー先月と同じだが、痛みは軽くなってきている。
膝……先月ー殆ど痛みを感じない
今月ー痛みはない。
あご……先月ー違和感をかんじる 夕方疲れてくると違和感が強くなる。
今月ー先月と同じ
足……気温が高くなってきて 足先の冷たさは感じません。
<ウォーキング>
先月は あまり歩けませんでしたが、今月は歩こう という気持ちが でてきました。
暖かくなったので、うっすら汗をかきながら歩いています。
<生理>
先月は28日ぴったりで始まりましたが、今月は 56日たった今でも まだありません。
<夜中のトイレ>
先月 前半は4〜5日に一回、後半は10日間起きずに 朝を迎える事ができていました。
今月は 1週間に1回か2回程度です 仕事があって疲れた日の夜は 起きやすいようです。
<排便>
便秘ではありませんが、コロコロの便です。 軟便はありません。
*****************************************************************
新しい整形外科の先生を捜しました。
そこの先生はリュウマトレックスなんて飲んではダメだ リュウマチは自分で治すんだよ すぐ捨てな
さ
い とおっしゃる先生で、快く プレドニンと痛み止めを 出していただきました。
リュウマトレックスは リウマチに対して ミサイルを撃っているようなもの。
ミサイルは撃っちゃだめだよ。自分の体もボロボロになっちゃうよ。とおっしゃる先生です。
同じ整形外科でも 随分 考え方が違うんだなぁと思いました。
ツムラですが、漢方薬も処方する整形外科です。
プラセンタ注射で 激痛のあるリウマチの患者さんに 治療の効果をあげているようですが、
私は まだ その必要はない と言われました。
*********************
ひとつ気になる症状が 一週間程前からでてきました。
最初の症状は 舌の先のピリピリ痛でした。
今は ピリピリする感じはあまりありませんが、食べ物の味が 半分程しか感じられません。
舌と唇が ほんの少しですが、しびれているような感じです。
見た感じでは 舌は少し赤いかな という感じです。
口内炎の様な できものはありません。
口の中が石鹸のような味がします。
*************************
保育の仕事も楽しいし、子供たちもかわいく、その笑顔からエネルギーを貰っています。が、
大縄をまわしてあげたり、野球(紙を丸めたバットとボールですが)をして
一生懸命(もちろん とても楽しんで)遊んだあとは やはり 手首やひじの痛みが増します。
************************************
娘は相変わらず・・
もちろん ゆっくり見守っていこうと思っていますが、心がザワザワと波立つ時があります。
明日が見えない 不安定な感じのとき、まだ 肝がすわっていないなぁと思います。
不安になったり、思い直して「これでいいんだ 大丈夫」 と思ってみたりの繰り返しです。
トイレに貼ってある「あいだ みつを」さんの日めくりカレンダーのことばを思い出しながら
軌道修正しています。
「しあわせは いつも 自分のこころがきめる」
「なやみはつきないなぁ 生きているんだもの」
「つまづいたっていいじゃないか 人間だもの」
「一番わかっているようで 一番わからぬこの自分」
「考えてばかりいると 日がくれちゃうよ」
*********************************************************
宜しくお願いいたします。
00
(返信)
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
人差し指の腫れは、イライラの象徴
中指の腫れは、煩躁・焦りの象徴です。
仕事の早い方や、体力はあるが そのため 肝のたかぶりを持続させる働き方をされる方は、
体力があるが故に、肝のたかぶる力も強く、拘縮も頑固で 長引きます。
長引いても 完治すればよいのです。 長くても 1年半〜2年ほどで なおるでしょう。
そのタイプの特徴は、他の指も腫れるが、人差し指が 腫れることです。
しかも その腫れ方は、エネルギーがあるので 最初は元気良く 少し赤黒くなって、
パンパンに腫れます。
10ヶ月ほどして、気血の流れがよくなってくると、パンパンがゆるんで、
普通の皮膚の色に近くなって行きます。
しかし、本当に ゆっくりと治って行くのです。
なにごとも 一生懸命だからです。
仕事のスピード違反や 次々に すべきことが頭に浮かび 肝のたかぶりを 治せないのです。
あれこれ考えてはいけないと・・何度も、指摘されて やっと そうかな?と思うものです。
気血の喪失が多くて 弱っている人は、エネルギーが無いので イライラすることもできないので、
力無く 腫れ あるいは腫れは少なく 皮膚は色白で
体を動かすと痛み じっとしていると痛まないのが特徴です。
そのような人は、プラセンタ(胎盤ホルモン)の注射が 痛みに効くタイプです。
今度かかった整形外科の医師は その違いが分かる方のようです。
プラセンタの注射は、今の西洋医学で 効果が認められていませんが、効く人には 効くのです。
腎虚に使う薬で、気血がそれほど損傷しておらず、イライラの強い人に使っても 改善しません。
リウマチ患者のなかには、気血の不足は、あまり深くならず、むしろ、漢方薬で、
気血不足が解消されてくると、肝のたかぶりも 一部 やや強くなる例があります。
そのような人のリウマチには、プラセンタの注射は 痛みに効きません。
過去の負の記憶を忘れなかったり、思い出したり、ストレスの塊となって体に残っていたり、
また、現在までもつづく 不安感・不満の感情が、肝のたかぶりを招き 筋の拘縮を招きます。
対処方法は、開き直ることです。
まっすぐな方も 治りにくいです。
ご自身の理想や方法に縛られると、肝がたかぶりやすい生活 を送りがちになります。
お嬢様の不登校気味は、ご自身の感受性と ご自分のこだわりの故に 苦しまれています。
00様の、リウマチも ご自身の価値観に対するこだわりによる、肝のたかぶりや、不安感で
がんじがらめになっている という点では まったく同じです。
ご自身の症状に慣れて、こだわりが まだ あちこちにあるな と開き直ればよいことです。
自分の方法にこだわると 衝突します。
知にはたけば かどがたつ・・ということです。
まっすぐな ご性格なので、ご自身のこだわった方法が、
よもや まちがっていると思わないのでしょう。
間違いではなくても、ものごとには、すべて 多面性があるものです。
多面性を認めて、衝突しない ゆるやかな方法が リウマチを治す 正しい方法です。
すべては 自分の思い通りにならない というのが あたりまえです。
お嬢様のことも、ご自身のリウマチも。
思い通りにしようと 知にはたくと 肝がたかぶり、症状が悪化します。
思い通りにならなくても、ご自身にやさしくゆるやかに、他の人に やさしく・・を。
物事を ゆるやかに 受け入れる開き直りがあれば、リウマチは良くなります。
リウマチがなおれば、お嬢様の気持ちも 緩んできます。
母子同服というのは、漢方の理論です。
意識されなくても、親子は 合わせ鏡です。
症状はちがっても、ストレスの根は同じです。
運動のために、歩かれているとのこと。
大切なのは、頭を空にして、爽快な気分を味わうことです。
自分を やさしく爽快な気分で包んであげることが 反逆してきた 体を緩ませる方法です。
爽快な気分が大切です。
舌の症状が、改善するように 処方してあります。
観察して、次回 お知らせ下さい。
舌先は、心の焦燥感が現れる場所です。 舌の横は、イライラの現れる場所です。
舌の痛みは、西洋医学では、治せません。
ご自身で 治すものです。
こだわると、舌の違和感は、再発を繰り返します。
お嬢様のことも、何があっても 大丈夫 と思う心が大切です。
お嬢様の不安感に 同調しないことです。
お母様は ご自身の 人生の楽しみを見つけるべきです。
あいだ さんの日めくりカレンダーは、すてきなカレンダーですね。
絶えず向上しようと 努力しつづける人の 焦燥感に 強く 訴える力を持っています。
色々とあるけれど、今がしあわせなのだ と感じられる人には、必要ないのです。
〜しなさい、と言われて そのまま実行出来る人には 悩みは ありません。
難しいことですが・・・
不安感を捨て、
未来を受け入れる 開き直る気持ちが 大切です。
思考を停止し、
爽快な気分を 軽い運動で味わい、人生を楽しむことが、リウマチを治す方法です。
きっと よくなります。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
渥美先生こんにちは。
もう6月ですね。
うちの周りのアジサイも、だいぶ色づいてきました。
この ひと月の体調ですが、少しずつですが、「良くなってるな」と実感できました。
全体的に こわばりがゆるみ、腫れが引いたところが出てきて
動かしやすくなった感じです。
動かしづらいのは やはり雨の時です。
先週、かぜをひいたのか 熱を出したのですが、それが治るころに、
特に その良い変化が はっきり出ました。
そのときの様子は、
5月30日(水)にゾクゾク悪寒がしたな と思ったら37度後半の熱が出ました。
翌31日には、37度ちょうどくらいまで下がり、1日にはほぼ平熱に。
1日、2日は、胃が痛く、食べたものをもどしたり、下痢気味でした。
3日から、徐々に普通のものが食べられるようになり下痢もなおり、
4日くらいからは ほぼ普通どおりです。
熱がひいて治ったな と思ったあたりで、リウマチのこわばりや腫れや痛みが
ストンと 一段楽になってるのに気がつきました。
前に先生が、高熱が出た後に良くなるケースについて、ホームページに書かれていましたが、
今回(高熱というほどではないですが)、似たようなことが起こったのでしょうか。
この ひと月での変化は、
首肩のコリ−だいぶ楽に なってきました。
肘−相変わらず硬縮がきついですが、少し動かしやすく。
手首−肘と同じで、やや動かしやすく。玄関の鍵かけが楽に。
手指−全体的に 腫れがひいてきた。特に 右手中指は ほぼまっすぐに。
(1番腫れが残っているのは、左中指と右手薬指)
膝−右膝の腫れが かなりひいて、痛みも少なくなった。
足首から甲 −腫れが少しひいてすっきりと。
(右足は、腫れと両くるぶし下あたりに まだ強めの痛みが残る)
というような感じです。
ストレッチをしたあとが 特に 身体が楽で、スッキリした感じが 気持ちいいです。
散歩は 右足首の状態をみながら、行ける時に行く、という感じです。
少し動かしやすい日は ついつい調子に乗って、地面を強く蹴ってかっこよく
歩こうとしてしまうんです。
それで、夜から次の日に 足首が腫れて痛くて、「あー、はりきり失敗しちゃった
なー」と反省したりします。
あせって動かすのは だめですね。
最近楽しいのは、ベランダの 小さなアサガオたちを ながめることです。
種をもらったので 植えてみたんです。
どうやって植えるのかな、と数年前に買った本を引っ張り出して 読んでいたのですが、
そこで ちょっと気がつきました。
当時育てていた草花のページに、肥料や薬や病気のことなど
あれこれ細かく書いた付箋が ついていたんです。
自分で調べたことや、かかった病気などを書きこんだみたいなんですが。
草花育てるのに、ずいぶん神経使って がんばっちゃってたんだなぁと思いました。
植物なんて、100パーセント 本通りにやっても、病気をするものはするし、
育つものは育つしで、適当に臨機応変にやるしかないんですけどね。
当時(リウマチになるころ)の自分の精神状態を見た気がしました。
そう思ったので、今回のアサガオはあえて 放任主義でやってみました。
案の定、せっかく出た本葉を虫に食べられてしまったり、アブラムシが大量発生して、
主人と2人大慌てで退治したりしていますが、そういうことが またおもしろいんです。
1人で 全て”管理”してたころより ラクだし 楽しいです。
まだまだ 小さい苗ですけど、夏に 少しでも花が咲いたらうれしいです。
また すっかり長くなってしまいました。
今月も よろしくお願いいたします。
00
(返信)
00様 こんばんは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
風邪で、発熱したあとに リウマチの症状がストンと楽になったのは、
ご指摘の通り 風邪の発熱のせいです。
風邪による緩解は、よくなるきっかけになりますが、気血が充実していないと、
しばらくして また 痛みや腫れが 幾分か、ぶりかえします。
しかし、がっかりしないで、どの程度の揺り戻しになるのか よく観察して ご報告ください。
それによって、漢方による 気血の充足度が 分かります。
以前ほどの程度の症状には、逆戻りしなければ順調です。
風邪の時に、嘔吐・下痢した時に、気血の消耗が それほどなかったと思いたいのですが、
発熱によっても、弱冠 気血も消耗します。
発熱して、無駄なエネルギーの渋滞による 熱のこもりが原因の 頑固な箇所の 炎症や腫れが、
発汗(感じない程度の発汗促進もある)によって、一時的に解消されるのが、風邪による緩解作用で
す。
風邪は、なおりにくい、慢性的なリウマチ症状の箇所を 突き崩すきっかけになることが あります。
発熱の後は、消耗によって 風邪の回復期は、心地よさも生じて、
無駄な力が抜けることも 肝のたかぶりを鎮めます。
肘の拘縮は、多くのリウマチ患者では、心のこだわりを 現しているようです。
忘れたい負の過去のこだわり が多いのですが、それに加えて、頑固さも 現しているようです。
批評しない、すなおな気持ちを大切に、物事に怒らない習慣を 少しずつつけてください。
まるで、宮沢賢治の詩ような 要求ですが。
批判精神が旺盛になると、肝のたかぶりが亢進します。
よくてもわるくても、エネルギーを集中して 頑張りつづけると、肝のたかぶりから もろもろの
流れが悪くなり、熱がこもり、渋滞も生じて 渋滞によって生じた塊が 更に加熱すると、変化して
肝臓癌になりやすいというのが、漢方の病気観です。
スイミングを 少しずつ、始めて下さい。
壁をうち破るきっかけになります。
メールから、ご自身の縛りを 少しずつ理解して、ご自身にやさしくなれているようで
安心しています。
時間が必要です。
それを ゆったりと 待てるかどうか 人生を楽しめるかどうか。
お返事 遅くなりました。
のびやかになって きっと よくなります。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
メールから分かるのですが、ホームページの理解力は、とても優れていますが、
優れている人の陥りやすいところは、きっちりと 早く治そうとすることです。
ご家族の おっとりしているところの長所を感じ取られたことは正解ですが、
ホームページの内容を すべて理解して、きっちりと実行しようとしないことです。
このホームページは 少しずつ読んで 参考にして、ご自身の頭で考え 体で感じることです。
ご自身の心に ゆとりが生まれるような 考え方・行動・生活方法を 少しずつ行うことが大切です。
急激な減量がリバウンドをもたらすように、急な変革は 縛りがきつく、
新たなストレスが 生じます。
こうあらねばならない、こうしてくれないと気に入らない という心に縛られると、
心に とてもストレスが生じ、ご自身の思い通りにならないと、つらい 悔しい気持ちが苦しめます。
このホームページは 参考にするもので、縛るものではありません。
ご自身の生活方法を ゆるやかな方法に変え、
漢方薬は それを実行するための たよりになる支え という意識が 自由でよろしいと思います。
自信がつけば、完全に痛みがとれなくても、いつ漢方薬をやめても かまいません。
でも 悪化したら 不安感が生じたら また 再開すればよいのです。
ここまで良くなれば、自分で治してやるぞ という開き直りができる 肝の太さも必要です。
それには、産後のリウマチ様疼痛では、6ヶ月程度は かかるようです。
00様の場合は、漢方の支えが無かったので、
プールは 1日おきのほうがよいと、体が 痛みとなって 教えてくれていますね。
水泳でよくなったからと、よくばると 血虚というエネルギー不足で 症状がぶりかえします。
漢方薬は、スイミングを続けられる支えとなってくれますが、やりすぎないことです。
ホームページに よく書いてあるとおりです。回復を急いで よくばると 悪化します。
ご自身の症状にとらわれすぎず、しかし、体と対話しながら運動してください。
運動するときは、頭を空にするのですから、難しいですが、
要は、運動後、症状が悪化したり、疲労が残ったりするのが、やりすぎのシグナルです。
それが、対話するということです。
二人目のお子さまが欲しいと、せくことは 焦る気持ちが 肝をたかぶらせよくありません。
父母の生命力を十分高めて、子供をつくる方が、丈夫なお子さまを授かるようになる・・
というのが、漢方の生理です。
焼き肉を食べ過ぎると下痢をする・・というのは、脾虚湿痰といって、
胃腸が 食毒をためていたり、疲労をためているという、弱った体質をあらわします。
あるいは、胃腸によけいな湿熱を与えて その湿熱過剰な食事のために 下痢すると思われます。
甘い物が 食後に欲しいというのは、少しの甘みは、胃腸の力を補う・・というのが、
漢方の見方です。
食物が胃に入ると、胃腸が疲れる体質なのでしょう。
今のように 食後に、少しの甘みを摂って下さい。
手首から先の痺れは、過緊張による交感神経興奮で、細い血管が収縮している状態です。
慢性的な疲労やストレス・過緊張があり、リラックスできる肝の太さがないと
生じやすく、過緊張をさけ、外見や外聞や ご自身の症状にとらわれないことが大切です。
頭で理解できることと、実行できることは別なのです。
坐禅や瞑想、呼吸法、自律神経鍛錬法なども、効果がでてくるのは、1年半はかかるのです。
のびやかさとは、ゆとりとは、何のために生きているのか? ご自身の 心地よい状況とは
どのように得られるのか?
それを洞察して 少しずつ実行してください。
こころが おだやかになる 生活方法・精神生活、考え方、感じ方を
ご自身の心の 安定感・優しさ・幸せ感を 指標にして 改良していってください。
他の人を 自分の思い通りにさせることは ストレスを生じます。
ものの見方に 多面性をもってすると、心が楽になります。
誰でも 自分の方法や見方が あるのです。
いつも、自分の方法にこだわると 苦しくなり、他の方法を 許せなくなります。
多面性を認めて ゆるやかな巾で 受け入れてあげることです。
ご自身の 心が安定すれば、忙しくても ストレスなく できるようになると思います。
そうなるまで、無理をしないことです。
リウマチ様疼痛は、自分自身を縛っている心が 自由になるチャンスです。
よくなったときに、今より幸せな人生の感覚を 得られるようになるとおもいます。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
59歳 女性(初診)
こんにちは。
先日は ありがとうございました。
季節を楽しみながら、身体が動けるようになった2時くらいから30分歩いています。
お薬をいただいて、10日になりますが、物がおいしいと思えるようになり
なかった食欲が 回復しつつあります。
しかし、身体のほうは 右側の腫れと痛みが強かったのですが、
最近は 左のほうが悪くなっているように感じられます。
先生は何も考えずに頭をからっぽに・・・と 助言くださいましたが、やはり不安を覚えます。
不安を取り除いていただけたらと思い メールをいたしました。
1・2ヶ月の間は状態が 以前より悪くなるものなのでしょうか?
00
(返信)
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
一生懸命 治そうとしては 逆効果になります。
一生懸命 30分あるきすぎていませんか?
最初は、痛くないように ゆっくりと 歩くだけで よいのです。
歩くことがよい と言われ、何事も、やりすぎると 悪化するものです。
体と相談しながら、すすめてください。
15分歩いたら、途中で全身のストレッチをして、そしてまた 15分あるいてください。
体調によって、最初の15分でやめます。
歩いて調子がよくなると、歩きすぎて、運動しすぎて 悪化させることは よくあります。
つい よくばってしまうのです。
私もよく 失敗します。
リウマチの 体の右側の症状が、強かったので、右をかばって がんばって歩くと、
左が痛くなることは、普通にあることです。
たとえば、左膝が痛い人は、左足をかばっていると 右膝も痛くなります。
痛いのに 我慢して歩くのは よくありません。
炎症が悪化するからです。
痛くないように 歩くことが大切ですが、
痛みをかばって 体を傾けて歩くのもよくありません。
どんどん 姿勢がくずれてきて バランスが悪くなります。
姿勢をただしく、腕をかるく 痛くないように振って歩きます。
最初は、歩く時間を 短くして、ストレッチに重点をおくとよいでしょう。
ストレッチの本を買って下さい。強い力で行うと、やはり悪化します。
入浴後に 全身のストレッチを 心をゆるめて、30分 気持ちよい軽い力でおこなってください。
漢方開始後、3ヶ月前後は、新たに 痛む場所がでてくるというのは、このホームページに
何度もでている記述ですが、今回は、右半身をかばって歩きすぎたため
左半身の症状が 悪化したと思われます。
ホームページを読んで、よいと感じた方法を メールしてください。
ご自身の症状に とらわれすぎて不安にならずに、肝を据え、
このホームページを参考にして、よくご自身の体と 対話しながら運動すること が大切です。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
「産後、リウマチ、治る」で検索し、こちらのサイトに たどり着きました
突然のメール失礼します
私は昨年(2006年)五月に出産した00県の主婦です
どうせ 自分の体は治らない、少しずつ悪くなっていくんだ とあきらめておりましたが、
頭の片隅では 何かよい方法があるのでは・・・
と思って この一年を過ごしていたところ、先月 あつみ薬局さんのリウマチ返信メールに
めぐり会えたのです!
読んだ瞬間から 私が求めていたのはこれだ!と確信しました
治るんだ!と思った途端、気持ちも明るくなり プールの効果もあってか
少しずつ 体調もよくなってきています
生活に余裕はないのですが、とりあえず 数ヶ月 漢方を飲んでみたいと思います
現在の症状や今までの経過、問診表を入力しましたので、判断頂き
どれくらいで治るのか、また月にどれくらいの費用が必要か 返答いただけたらと思います。
よろしくお願いします!
00 (女) 33歳
身長 164cm 体重 51.5Kg(発症前の体重 53キロ)(血虚:やや痩せぎみ)
<発症時の様子>
平成18年5月ころに発症
H18.5月 中旬出産
産後10日後くらいに 朝起きると 突然 膝が痛む(日中も)
その2.3日後に かかとが痛む(朝だけ)
6月 かかとは気にならないが膝が痛む
授乳中のためカルシウム不足が原因だと思っていた
7月 膝の痛みが強くなる(階段の昇り降りもきつい)
8月 初旬、昼寝から起きたら指が強ばる(少しすると治るので気にしなかった)。
膝も痛い
9月 膝に加えて肘も痛む(抱っこのしすぎや添い寝のせいかと思っていた)
たまに かかとが痛む
10月 日中も指の関節が痛むことあり、へんだなと 初めて整形外科へ
RA(+)だが 血沈はいいので 気にするなと言われる
リウマチってなんだ?とネットで調べるが 原因不明で治らない という情報ばかりで落ち込む
気に病んだせいか 夜中に指が熱をもって痛む
(こんなホームページばかりで 症状を悪化させているので、このホームページを立ち上げました。)
11月 子供の抱っこが指、肘の負担になる
子供の夜泣きがひどく睡眠不足で症状悪化
整体で膝の痛みがとれる
総合病院受診するが気にするなと言われる
12月 日中も指が痛く 家事がつらくなり また 膝も痛くなる
睡眠不足
H19.1月 手首、指、かかと、くるぶしのまわりが痛む
睡眠不足。自分は なんで こんな病気になったんだろうと悲しみ、
子供を 思うように抱っこしてあげられない自分を責める。
リウマチクリニック受診。また気にするなと言われる。(今回は RAマイナス)
2月 症状は一月と同じ
育児が負担になり 四月から保育園に入れることを決心。(良い判断でした)
(家に子供と二人でいると 体のことばかり気にして 気持ちが沈むので)
睡眠不足
3月 症状は一月と同じ
水泳がいいと聞き、張り切って水着を購入
睡眠不足
4月 症状は一月と同じだが、子供を保育園にいれたことで 少し気が楽になる
断乳して 子供の夜泣きがなくなり 睡眠時間が増える
5月 後半から 週二回プールに通いだす
三回目くらいから 日中の指の痛みがとれ、朝の強ばりも減る。 かかとの痛みも減る。
新しいプールで 気分よく、水中は 関節が痛まず 気持ちよい。
母親でもなく 妻でもない 自分のためだけの時間が 最高にリラックスできる。(よいことです)
現在は、どこが、どのような時に、どのように痛みますか?
手首・・・子供の抱っこ(腱鞘炎のような痛み)
手の指(薬指、中指、人差し指の第二関節)
・・・第二関節が太くなっているが プールを始めてから 痛みはない。
プールをする前は 押さえたり 重たいものを持ったり 力を入れるだけでも痛んだ
肘・・・子供の抱っこ
膝・・・床に膝をたてたり 重たいものを持って立ち上がるとき
かかと・・・起床時から 一日中ジンジンする
アキレス腱、くるぶしの周り・・・30分以上の 立ち仕事や歩いたとき 重だるく痛む
悪くなったきっかけ といえるようなエピソードはありますか?
産後の睡眠不足、育児による身体的負担、ストレス
産後二ヶ月目には 実家から帰り、慣れない育児に家事等で 疲れた
(増築と出産が重なり 引越しの後片付けをしたり 掃除をがんばりすぎた)
なんでも自分がしきらなければと 気負いすぎていたと思う
(夫に任せることができなかった・・・)
<体質についてお聞きします>
産後や労働のしすぎの後に、朝起床時に 手や足のしびれが生じたことがありますか? (はい)
冷たい物を、よく飲みますか?(はい)
冷え性ですか? 暑がりですか?(冷え性)
今年の冬は ずっと家にいたのに 足の指が しもやけになりました
クーラーが好きですか? クーラーは好きだが 体がだるくなる)
<関節の痛みについてお聞きします>
温めたり入浴すると軽減しますか?(はい)
かかとのみ痛むとき 熱をもっているような気がする
関節の痛みは、重だるく痛みますか? かかとと くるぶしのまわり のみ
関節を圧迫すると痛みますか?(はい) (オ血)
夜中と起床時に手の指がしびれることがたまにある
関節のだるい痛みが、疲労によって強まりますか?
(はい) かかとと くるぶしのまわりのみ
筋肉が、リウマチ発症前後にやせましたか? (はい)
産後の運動不足のためでしょうか? (血虚・陰虚のために筋肉がやせたのです)
寝る前に水分をとりすぎると顔がむくむ。(脾陽虚:胃腸が疲れている)
便秘気味ですか? (はい)
お通じは、3日に1回
薬指 中指 人差し指 の第二関節が太くなった
寒がりですか?(はい)
どこが冷えますか?(手の先、足首、足先) (ストレス性の冷え性の特徴的な場所)
夜寝るときに、靴下をはいてねますか?(冬だけはく)
発病後、体が、重だるいですか?(はい) 四月以降は軽くなった気がする
尿の色が、濃いですか?(濃い色)
食欲はありますか? (はい)
夜中に、目が覚めやすいですか?(物音ですぐ目覚める) (心血虚)
お仕事に従事していますか? パート三時間
何分くらいつづけて 歩けますか? 20分
生理の周期は正常ですか? 。
(正常:30日周期) 今年の四月より再開
現在、なにかスポーツをしていますか? 週2でプール
以前、スポーツをしていましたか? 小中バレーボール 趣味でテニスとスキー
このホームページで、リウマチになりやすい体質や性格の方の例が出ていますが、
どれにあてはまるで しょう?
何事も計画をたてて行動しようとする
散らかっていると落ち着かない
取越し苦労するタイプ
好奇心は旺盛
(返信)
00様 はじめまして (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
メール 拝読いたしました。
確かに、すべてを取り仕切ることができた体力と頭脳の持ち主であることが、
メールの記載から分かります。
しかし、どんな人でも、ストレスが重なり、体力や精神の弦の張力の限界を超えると、
体のバランスをくずし、うつ病やリウマチに なりやすいものです。
ご自身で、このホームページを読み、リウマチ様疼痛の発症した原因を 的確に分析されています。
ご自身の解決方法として、プールに 週に2回行き始めて、指の痛みがとれてきたとのこと。
おっしゃるように、最初のお子さまの子育ては、誰でも
完璧をもとめる性格の方には、逃れようのない育児に つぶされがちになるものです。
二番目三番目の子育ては 順々に 楽になります。
それは、親が経験を積むにしたがって、経験によって、確実に成長するからです。
人の批判を気にされたり、こうしなければならない・・ということが
多すぎると(リウマチ気質)、育児も家事も 窒息しそうになるものです。
産後、やや痩せたようですが、産後の血虚・陰虚のために 痩せたようです。
胃腸が疲れているので、血虚の薬で補います。
もともとは、色々なスポーツをされていて、体力があったようです。
小中学校のバレーボールの経験者や激しい運動の経験者は、努力やストレスに強いのですが、
逆に 運動ができずに、縛られると、人一倍 ストレスを強く感じるものです。
プールは、今の状態なら、週に2-3回が よいでしょう。
スイミングは、ストレス発散になり 五臓を丈夫にしますが、やりすぎると 血虚が増悪します。
産後の血虚という、漢方的な栄養失調気味は 残っているようです。
産後の生命力低下という 腎虚も 生じているようです。
腎虚が生ずると、骨の中が熱く感じたり、かかとが痛くなったりします。
食事がおいしく食べられて、下痢や軟便がなければ、血虚は やがて回復するものですが、
産後の胃腸の疲労や 育児の疲労が残っていて、うまく気血が作れないと、
食事が 気血に変化しにくくなり、常に 不足状態が続きます。
寝る前に水をとると、翌朝 顔がむくむのは、胃腸が冷えて疲れている と漢方では診ます。
子育て中に、子供と一緒に食事をすると、こぼしたり・お茶碗をひっくりかえしたり、
泣いたりで親は食べた気がしません。
つくっているときに、つまんで食べて下さい。
食事は、楽しくゆったりしないと、もたれやすくなり、気血がつくられ難くなります。
こどもは、泣くのが仕事、泣くことで呼吸器官やストレスの発散ができるのです。
こどもは、こぼすのが当たり前、こぼしても気にしないことです。
子供の家庭内の事故だけは、前もって 注意していてください。
一般的に、膝やかかとの痛みは、腎虚の痛みと診ますが、胃腸や肺の疲れも影響します。
要するに、五臓(肝・心・脾・肺・腎)を 丈夫にすることが大切です。
リウマチは、体を丈夫にせずに、鎮痛剤やステロイドや対症療法薬だけで
一般には 治すことはできません。
今回は、産後に 一般的に生ずる 腎虚の症状が強くでたのでしょう。
普通は、産後の肥立ちのなかで 自然に解消するものですが、
ものごとを一生懸命する、過緊張で、肝のたかぶりのある方に、ストレスや疲労が
二重三重にかかると リウマチやリウマチ様疼痛が 産後すぐや
2-3ヶ月後に 発症することがあります。
増築の掃除や産後の育児が重なり 肝のたかぶりが 強くなったのでしょう。
肝のたかぶりがあると、余り疲れを感じずに、動きすぎて発症するのです。
お子さまの夜泣きや 育児疲れと睡眠不足がかさなると、
たいがい 産後の三ヶ月間は、育児疲れが強くのしかかり 母親は フラフラになるものです。
私も、最初の子供のときは、夜中に 二回授乳を交代して つらかった経験があります。
睡眠時間の合計は、足りているはずなのに、いつも睡眠不足で倦怠感がありました。
今まで、夜中に一度も目覚めずにいたのに、二度も 30分かけて授乳させたのは、
自律神経を狂わせました。
夜中に、こどもが一息、大きく呼吸をしたり、小さく声をだすだけで、すぐに目覚める体質になり、
昼間は、常に 睡眠不足の感じがあり、仕事中に 何となく クラクラしました。
最初の、子育ては 慣れないために とても神経の疲れを生ずるものです。
00様は、産後や育児に重ねて、人任せにできない性格で 増築の疲労も重なったようですね。
あちこちに整形外科で、気にするなという アドバイスは あたっていますが、
それに対する、漢方的な対処方法をご存じ無いので、そのようなアドバイスに終始するものです。
心配するな と言われても、ご本人の安心感が得られなければ、
同時に、胃腸を丈夫にして、血虚を回復させないと、
心身の疲労のストレスや不安感で リウマチは 悪化しやすいのです。
リウマチに なりにくい方は、
心の安定感があり、追いつめられない、疑いのない心、
どうにかなるというアバウトな心の緩み、開き直り、
自分や他人の行動に対して やさしく、完璧を求めず、
人の行為をちくいち批判せず 自分の方法を押しつけない人には、
生じないものです。
若い方には、むずかしい要求です。
年をとっても、この心構えが出来ない人は、年をとってからも リウマチを発症します。
60歳代になると、自己の殻が固く、不安感が強く、背負う物が多すぎて、治りにくい傾向があります。
一生懸命や真面目な人、頑張る人、自分の方法にこだわる人に リウマチは 生じやすいのです。
若くて、自己の殻が固くない人、自己変革できる洞察力・柔軟性のある方は 治りやすいです。
過緊張があると、首や肩や肘や手首が拘縮してやすく、
また、手首や指の付け根が拘縮して、指がはれます。
ストレスは、手や足の先に症状として現れ、冷えたときは、温めてもあたたまりません。
ストレスは、筋を拘縮させる作用があると、漢方では説明しています。
膝や足首や手の先、足の先は、筋のかたまりです。
つまり、肩こり、目の疲れも ストレスの現象です。
手の先、足の先は 筋のかたまりなので、ストレスを 強く反映しやすい場所で、
その間の 気血や水分のながれも渋滞させ 手首やすねが パンパンに腫れたりします。
足が腫れて、足全体が圧迫されて血流が渋滞すると、細絡という赤紫色の
こまかい糸くずのような血管が、浮腫んだ足の皮膚に 見えてきます。
血管が圧迫されるので、行き場を失った血液が、毛細血管を拡張して糸くず状の細絡が
浮き出てくるのです。
人によっては、足の長軸方向に向かって、まだらな赤い斑点状の内出血のような症状が現れ、
時間とともに 茶色く変色して行きます。
この症状は、肝のたかぶりを伴う働き過ぎの人や、疲れているのに 旅行などで遊びすぎた人に
よくでる、足の症状です。
これを 2-3度、くりかえす人には、気を使って働きすぎたシグナルですと 注意しています。
深刻でない場合は、足の斑点の症状は 5-6ヶ月の漢方服薬で 通常の皮膚の色になり良くなります。
産後の出血や疲労で、産婦は一時的に、頭がボーットして 細かいことに鈍感になり、
育児疲労でも睡眠不足でもイライラせずに、子育てできるのが、
自然の安全弁なのではないでしょうか?
ゆるみがないと 肝のたかぶりから疲労感が生じ イライラして 子供の虐待などが生ずるのでしょ
う。
産後に、十分な養生をせずに、完璧に 理想通りに子育てし、家事もすべて仕切り、
人任せに出来ず、ゆるみがないと 肝のたかぶりから、心や自律神経の栄養失調である血虚から、
産後のうつ病 になったり、産後にリウマチを発症したりするのです。
その道理が、ホームページをお読みになって お分かりのようですので、
スイミングをつづけて、漢方薬の服薬10ヶ月程度で 完治すると思います。
服薬開始、3ヶ月前後は、新たに 痛くなる場所がでてきたりという、揺り戻しがありますが、
それを気にせずにいると 徐々におさまってきます。
不安感が強かったり、肝のたかぶりが強く、ご自分の方法にこだわると、
産後のリウマチ様疼痛でも、完治には 1年以上かかります。
スイミングがつづけられ、理想通りなら 産後のリウマチ様疼痛は 6ヶ月程度で治るでしょうが、
ゆっくり 治していった方が、再発を予防できます。
なぜなら、生活習慣や精神生活・不安感や過緊張、価値観、生活環境、人間関係は
すぐには、かえられないからです。
スイミングは、生活を変革する 大きなきっかけになります。
しかし、
すべてを、無理に急にかえようとすると、ストレスが残り、リバウンドが生じやすくなります。
まず、漢方薬を飲んで、心身の疲れが軽くなり、精神的な安心感が大切です。
そして、体力をつける漢方薬で体力を補い、血虚を解消して、
なにが、人生で大切なものかを 考える・感じる時間が必要です。
すぐ治ることは、発症の原因をすぐに忘れ、
生活習慣や精神生活を洞察して変革するチャンスを 逃すことになるのです。
しあわせな感覚、開き直った不安感の少ない生活、心地よい軽い運動の継続、健康であるという幸せ、
外見や人の批判や 人の目を気にしない のびやかな ふるまいが大切です。
お返事遅くなり 申しわけ有りません。
不安感を訴える人は多いのですが、洞察力があれば、きっと よくなります。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
先生、こんにちは。
もう6月に入ってしまいました。
家の周りは すっかり緑色の葉に覆われ、緑の中に孤立したようです。
この状態が、秋深まる頃まで続きます。
また、お願いします。
5月は 2度も胃腸風邪になりました。
15・16日と寝込み、点滴でした。
かかりつけの病院の看護士さんが、点滴の針をさしながら「弱いね〜」と追い討ちをかけました。
年末から3度目の胃腸風邪ですもんね。
その前に友人と食事会があり、週末にも外での食事会が続いたので、胃腸が弱っていたように思いま
す。
次の週には プールへ一度行き、週末にかけて 友人の家の葬儀の受付のお手伝いに、2日間でまし
た。
そのせいかどうか、土曜日の午後から また胃腸風邪がぶり返し、日曜は一日寝てました。
自分でも、どこまで体を使ってよいものか考えてしまいました。
どうも 体とキモチがかけ離れているようで・・・。
しかし、朝起きる時は覚悟がいりますが、昼間は わりと痛みが軽減されているように感じます。
ただ痛み止めは、かかせませんが。
先生、寝る前の読者はダメですか?
なかなか本を読む時がないので、寝る前の15〜20分の読書は とても楽しみな時間なのですが。
主人は、よくないんじゃないかって。
そのせいか?相変わらず夢見人さんです。
それから、生理が4/21〜5/1まであり、また5/10〜5/17までありました。
どうも ここ3年くらいバラバラでよみきれません。
仕事のほうは落ち着いていて、定時には 会社をでてます。
通勤時間がかかるので、家に着くのは 6時30分前後ですが。
プレドニンは 変わらず5mg/日です。
整形の先生が 新薬の注射を勧めるので、渥美先生の言われた事を伝えたら、怪訝な顔をしてました。
無理には言われないのですが・・・。こんな感じの一ヶ月でした。
ストレッチの本を購入し、やれる事を少しずつやってます。
それでは、先生お願いします。 まとまりのない文でごめんなさい。
00
(返信)
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
5月は、胃腸をこわした方が多く、
毎年 蕁麻疹や嘔吐の人が 多い季節です。
季節の変わり目は 漢方では、ストレスの季節です。
涼しすぎる日があり、 あまりよい天候ではなかったようです。
1日の温度差が8度以上ある日は、脳卒中や心筋梗塞が増えるというデータがあります。
それだけ、人間は 温度差に弱い存在だと分かります。
特に、五臓が弱っている人にとっては。
丈夫な人が、暑いときに暑い所に行くこと、ストレスに強くなります。
その逆に、寒い日に寒いところに行けることも、ストレスに強くなることです。
弱い人は、寒いから、暑いからと 避寒、避暑の傾向となるため、いつまでたっても
ストレスに強くなれません。
どこかで 思い切りが必要です。
食事会は、3時間以上かかるのでしょうね。
00様の体力では、週末は土日は 正午まで 寝ているのが普通の状態だと思います。
残念ながら・・_。
疲れ切るまで、頑張ってしまう性格なのでしょう。
ご家族の理解を 得られますように。十分 休んで下さい。
プールに 一度行かれたのは、勇気があってよいことです。
悪くなるかも知れないと 臆病になってはいけません。
00様は、人にあわせるのが上手ですが、いつもヘトヘトになってしまうようです。
ご自身の体力が ついていないようですね。
漢方では、疲労というのは、胃腸が疲れることです。
また、思慮過度は 胃腸を傷めるのでしたね。
今回は、胃腸が疲れても しょうがないと思います。
よくなってきたときに、そのチャンスをつかむことが大切で、
調子の悪いときは、じっと 回復の時期を待ちます。
年をとったら、義理を欠くことは、健康に生きるために大切なことですが、
まだまだ お若いので 義理を欠くわけにも いかないのでしょう。
体と相談して、生活方法を 観察してみてください。
朝に、心身ともに すっきり起きられることが理想です。
疲れていると、心身が固まっていて、朝はエンジンがかかりません。
昼間は、エンジンが回り始めると、肝のたかぶりがある人は 疲れを感じないものです。
そして、体力と気血の 限界以上に働いてしまうものです。
5月の生理は、よけいなものだったようです。
忙しい毎日をどうやって 負担無くすごすのか 負担のない時間をかせぐか を考えて下さい。
漢方が効く余裕の時間を 創り出して下さい。
ご自身の体力を 少しずつ作り上げることが大切で、
運動もスイミングもやりすぎるのは 体に負担をかけます。
最初は、形から入ります。
たのしい気持ちで始めてください。
負担のかかるまで やらないことです。
こころを楽しませる程度に 軽いウオーキングや 15分ほどのスイミングでよいのです。
毎日の習慣にできる、15分の運動が大切です。
毎日・・というのが、コツです。
ご主人の言われることは あたっているようですが、
でも それに縛られずに 参考にする 考え方が大切です。
ご自分にあった方法は、ご自身でしか 編み出せない という意味がおわかりだと思います。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
渥美 様
こんにちは。お世話になってます、00県の00です。
お陰様で、日々の生活には 差し障り無い程度に 回復しております。
最近の体調は、特段 変わりないです。
痛みは少なく、日によって 疲労感がすごいですが
2〜3日に1回位 の頻度になってきました。
ただ、食事の支度をするだけで、又は 掃除機などをかけるだけでぐったりして
息が上がるのは 相変わらずです。
それでも、今では その後も 家事を辛いながらも 続けていられます。
最近になって気付いた事なのですが、
食欲は 授乳の最盛期より 多少落ちたものの 通常とおり しっかり有り、3食取ってますが
体重がドンドン減少していました。(血虚と思われます)
健康な時のベスト体重が 45キロ位でしたが
今は37キロになっていて、驚いてしまいました。
母子手帳をみたら、妊娠4ヶ月目の検診で40キロ
産後1ヵ月後は38.5キロでした。
(身長は、157センチくらいです)
それと、これはかなり以前からですが
背中の肩甲骨の下あたりと、足の裏(側面)がやたらと凝るので、先日 ネットで何がよく無いのか
な?と 何気なく見てみたのですが、
足は 内側側面の膀胱あたりのツボで、
背中は膈兪というあたりみたいです。(あまり良くわからないのですが・・・)
年中、硬いもので揉んでます。
又、ここ2週間くらい顔に ヘルペスが再発してますが そろそろ治って来てる感じです。
ここ数ヶ月は、月に1回(丁度、お薬をお願いする頃)
1週間位だけ、痛みが 時にはあちこちに ぶり返したかと思う様に出る事が有りますが、
気をつけて生活していると 今と同じ状態に戻ります。
前回は、自転車に少し乗ったのがいけなかった様で
膝からはじまり、あちらこちらが 痛み始めましたので
やはり、自転車は 暫く辞めました。
この様な感じですが、今は何かと忙しいのですが
暖かくなってきたので、日中は 息子と公園へお散歩などで楽しんでいこうと思います。
渥美様も、どうぞ初夏を充分に楽しまれて下さい。
それでは、宜しくお願い致します。
00
(返信)
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
リウマチの痛みは、大分よくなったのに、
2-3日おきに、すこぶる疲労感を感じるというのは、なぜでしょうか?
食べ過ぎのあとか?
水分のとりすぎは?
天気が悪くなると、だるくなりますか?
前日に動きすぎたり、
ストレスがかかったりしたのでしょうか?
その 観察が必要です。
調子が良いときは、15分早足で歩いて下さい。
歩けるのでしょうか?
産後の体重減少は、血虚の増進か、陰虚の症状です。
食べる物が、うまく消化吸収されていないか あるいは 消費がはげしいのか?
胃腸が弱いことは確かですが、通常は1年半程度で良くなっていくものです。
ヘルペスは、疲労がたまったり、風邪をひいたり、胃腸が疲れると(ムラ食いしたり)生じます。
もちろん ストレスや思慮過度で 胃腸を傷めて、ヘルペスは生じます。
毎月1週間ほど、定期的にあちこち痛くなるのは、生理と関係がありませんか?
排卵期や 生理の前、生理の最中や 生理後に生ずるか 観察してみてください。
色々なストレスが強いようなので、薬だのみでは、完治が遅くなります。
ご自身で 体を丈夫にする 軽い運動を 工夫してみてください。
夕方や夜に 30分かけて ストレッチをしてください。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美様
こんにちは。00の00です。いつもお世話になっております。
6回目のお薬をお願いします。
この1ヶ月の状況をご報告します。
週5日は毎日近くの公園まで歩いています。
新緑が気持ちいいですね。
そろそろスイミングを始めようかと考えています。
スイミングをする場合は20〜30分のウォーキングも並行して行うのでしょうか?
この何ヶ月かは 毎日だいたい 午前0時就寝、朝10時半起床です。
早起きしようと 朝7時に目覚ましをセットしているのですが、
身体の熱いだるさ があり二度寝してしまいます。
しかし 今回は 同じ朝寝坊でも パッと起きあがれる日が増えたように思います。
変な汗もかいていません。
目と口の乾きは 先月よりすこしマシです。
口が渇いたら熱いお湯を少量、頻回とるようにしています。
この1週間程 黄砂の影響か 目がとてもかゆく、かゆみで 明け方一度目が覚めてしまう始末です。
この2年程は 目のアレルギー症状は治まっていたのですが。(少しはありましたが)
生理:41日目で来た。6日間あった。1日目の生理痛がきつかった。血の塊なし。量少なめ。
便通:1〜2日に1〜2回ある。(先月の胃腸炎は10日間ほどですっかり良くなりました。)
(手首)
前回…両手首に違和感。
現在…変わらず。
(手の指)
前回…疲れた日の翌日、右手全体が中指を中心にぱんぱんに腫れた。
普段は両手親指付け根に軽い痛みと、右中指の腫れ。
現在…親指の軽い痛みは消失、右中指の腫れはあるものの、腫れが目立たない日も増えた。
皿洗いが苦痛なくできるようになった。
(肩、二の腕)
前回…暖かくなってきて、痛みは軽減。朝の着替えは 少し辛い。
現在…少しごりごりする感じはあるものの 痛みは軽減。
(肘)
前回…両方拘縮。左ひじのそばの筋肉が つる様に痛むときがある。右ひじの方が動かしやすい。
現在…両方拘縮。左ひじのつる様な痛みは消失。相変わらず 右肘に水が溜まっているようです。
(膝)
前回…とても調子が悪い朝以外は、あまり痛みを感じない。
まわりのものにつかまらなくても立てる日もある。
現在…前回より さらに調子が良い。
(足首)
前回…調子が悪い日以外は 歩くと違和感があるくらい。
現在…左のくるぶし周辺が熱く、少し腫れる日があった。
(首)
前回…違和感程度。
現在…うっかり冷やす と寝違えたような痛み。普段は 違和感程度。
2、3ヶ月前と比べて、どこの関節の痛みも(特に調子が悪い日は)熱く腫れ 痛む感じがします。
腫れた時 赤くはなりません。
水が溜まる感じです。
腫れたところを触っても痛みはあまりありませんが、動かすと違和感と痛みがあります。
先日、友人達と夕食がてらに 遅くまでおしゃべりやゲームをやって楽しく遊んだのですが、
翌日・翌々日は 体中の関節が熱くだるく痛み、色々考えてしまい、悲観的になってしまいました。
しかし 好きな音楽で気分転換を図って立ち直りました。
気分が変わると身体も楽です。
私はコーヒーが好きなのですが、先日から カフェインを控えています。
その方が 寝付きもよく、頭がさえて思考に走りすぎる事もないようで、調子がいいです。
少しづつ コツの様なものがわかってきたのと、漢方のおかげとで、気分が明るくなってきました。
そろそろ就職活動もゆっくりやっていこうと思っています。
体調や気分も 波はあると思いますが、気楽にかまえて行こうと思います。
それでは お忙しいとは思いますが、よろしくお願い致します。
00
(返信)
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
就寝が、午前0時というのは、なぜ遅いのでしょうか?
肝のたかぶりがあり、眠れないのでしょうか?
それともあまり外出できないのでストレスがたまり、夜まで起きてストレスを発散することをして
いるのでしょうか?
漢方では、生活方法の理想は、暗くなったら休み、明るくなったら起きるというのが、理想的です。
目がかゆくなったのは、花粉症がまた出てきたので、
その影響で、体全体の炎症が少し悪化したかもしれません。
でも その影響も1-2週間で また少なくなってきました。
一週間ほどで、花粉症に対しても、体内のバランスがとれてくるのです。
花粉の出始めに悪化して、両目が目やにで 朝 開かなくなった人がたくさんでました。
雨がふるということは、湿気に弱い人は悪化するのですが、
降雨は 飛んでいる花粉を少なくする作用もあります。
一般的には、花粉よりも 雨が降る時の方が、花粉症もリウマチも 悪化する傾向があります。
雨で 花粉は少ないはずなのに、悪化するのです。
胃腸の疲労による 体内の湿気の影響の方が強いのです。
さて、思い通りにならなくても 煩躁しなくなりましたか?
中指の腫れは、煩躁の印です。煩躁とは、焦ることです。
音楽で精神を浄化することはよいことです。
音楽を聞きながら、心を楽しませ、頭を空にすることが 人生には必要です。
絶えず考え続けることは、人間の体にはむきません。
頭を空にする、ストレス発散の仕組みが、生活の中に必要です。
自分を叱咤激励する、反省しすぎる、細かいことにこだわる、人にまかせられない、
自分の方法にこだわる、一生懸命、完璧主義であることを ゆるめられていますか?
人間は、ミスをする存在です。
スイミングは すぐに始めて下さい。
漢方薬は、元気を補う作用があり、鬱的な気分を和らげてくれます。
スイミングは、体を活性化して、エネルギーの産出を増大させ、
活性化して体があたたまると、前向きな意欲が湧いてきます。
じっとしているだけでは、体が固まってしまい、心も固まってしまいます。
動きすぎると、その後、気血不足で熱っぽくなってしまいます。
その運動の加減は、ご自身で調節するより方法はありません。
現象を観察して、よい方法を編み出して下さい。
まだ、25歳というのは、本当に幸運です。人格の柔軟性が高いからです。
リウマチは、30代で発症して、苦労される方が多いのです。時間はかかりますが、
完治する方は多いです。
40代になると、家庭があり、仕事の重い責任があり、意地があり、回復に苦労します。
50-60代になると、頑固になり、仕事の責任も重くなり、柔軟性やフランクさに欠け、
無意識に反抗するようになり、ご主人や家族との関係も難しく、治療に、難渋します。
ご自身の症状にのみ 気持ちが集中して、病状を悪化させる傾向があります。
すなおになれる人、つっぱらない人は、よくなります。
スイミングができれば、ウオーキングは必要ありませんが、
散歩して ゆっくり 自然の変化を楽しむ心のゆとり は必要です。
食後に 甘い物を少しおとりください。
甘い物はストレスをやわらげ、胃腸が動くことによる低血糖を予防し、消化吸収を良くします。
抗核抗体が高いのは、神経の使いすぎです。
おこらないようになりましたか?
人の目を気にしないようになりましたか?
人の目を気にすると過緊張となり、肝がたかぶり、抗核抗体が上昇します。
痛みやリウマチを忘れていることがある・・ということは、よいことです。
ご自身の体と心にやさしくしてあげることは 大切です。
頑張ったら ご自分の体の 休息と栄養を考えてあげてください。
ご自身を大切にすることは、ご自身以外にはできません。
他の人の、不安感や追いつめられた気持ちが分かるようになりましたね。
それがリウマチになって、洞察力が養われたということです。
その洞察力や観察力がないと、リウマチは完治しません。
強がりや見えや怒りは、いつのまにか、不安感を生み出します。
人の目を気にせずに、ゆったりできるということは、
人生を楽しむために、リウマチをなおすために、とても大切なことです。
6ヶ月目からは、通常は、意識できるほど よくなっていくものです。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
渥美先生、こんにちは。
GW明けてから5月は体調は良好でした。
更新されたホームページを自分に当てはめたりしながら確認しています。
私のリウマチの原因ははっきりしています。
それをいかにしてコントロールするか、ということですが、なかなかひっくり返るような
転換はできていないです。
私の場合ストレスの8割は仕事に関するものです。
そのため、痛み止めをのむほどではない程度の痛みは、常にどこかにあります。
現在は 左顎、右肩、右手小指が痛んでいます。
スイミングを始めて1年と5ケ月経ちました。
逆三角形とまではいきませんが、胸の筋肉、太ももの筋肉が変わったのがはっきりわかります。
泳ぎ終えて玄関を出る時の爽快感はほんとうに気持ちよいです。
毎晩ゆっくり千メートル泳いでいますが、休む時間が短くなりました。
呼吸の乱れがすぐおさまるのです。
そのおかげか、カラオケで声がよく出るようになりました。
関係ありますかね?
また、メールします。HPの更新も楽しみにしています。
00
(返信)
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
スイミングの様子は、私がスイミングを始めた当初を 思い出させます。
毎晩スイミングに通い、1年ほどして 家族から 逆三角形気味になってきたといわれ、
うれしかったことを 思い出します。
なにより 夜 ビールを飲まなくても スイミングの後は、疲れて、飲みたいとも思わず、
ぐっすり眠れるようになりました。
当時は、薬剤師会の役員として 行政の色々な会議に 軒並み出席していて、
あちこちで さまざまなストレスを抱えていて、大変な時期でした。
ストレスを発散するのにアルコールを飲むと 夜中の2-3時頃に目がさめて、
ストレスを思い出し、いやな気分になったものです。
泳いでいても、ふとストレスな事柄が 頭を過ぎりましたが、考えないようにして、
全力を出して泳いでいると、いつのまにか忘れているので、よいストレス発散になりました。
体も丈夫になり、ウエストも88センチが、76センチに1年半-2年ほどで減りました。
仕事のストレスのコントロールは お仕事の内容から難しそうなので、
ご自身が変わる他に 道はありません。
千メートル泳げる胃腸をつくり、体力を維持できているので、
今の方法でストレスを発散し、リウマチをうまくコントロールすることができています。
泳げるということは、リウマチを完治させる 大きな一手段です。
キモのすわりは、とても大切で、古来から これを求めようと色々な方途が探求されてきました。
坐禅も瞑想も呼吸法も自律神経訓練法も、キモを据え、肝のたかぶりを鎮めるための方策です。
武術も そのような面があります。
もともと 気の弱い、弱虫が、空手や筋トレをして 自信をつけようとするものですが、
それ自体のおもしろさに はまっていくものです。
修験道の山岳信仰や荒技修行も、キモのすわりを求めるものです。
目もくらむような崖の上に上半身を乗り出させ、死の恐怖を体験するという修行を
現代人がとりつづけることは、キモのすわりを目指すもので、
その 非日常的な体験は、日常生活で獲得することは難しいということです。
キモのすわりは、不安感を払拭し、開き直りができて、
肝のたかぶりをもたらさない仕事ぶりは、リウマチの完治には大切でも 獲得は難しいのです。
肝のすわりは、肝のたかぶりとは 逆の心理状態です。
どうすれば 肝のすわりを獲得できるのでしょう?
列挙すれば、いくらでもでてくるのですが、正解は限定されません。
気づいたことを、メールで 教えてください。
まず 体調をよくする
運動によって、疲れにくい体をつくる。(毎日、50分程度の持続的な運動で獲得される)
丈夫な胃腸をつくり、軟便や下痢、下痢や便秘を繰り返さないようにする。
食事の時間を大切にして、何も考えず、食事を楽しみ、おいしく・ゆったりと味わう。
短いお茶の時間を仕事の合間にはさみ、それを大切にする。
仕事の仕方としては、
体調のすぐれないときは、仕事のスピードを意識的にゆるめる。
余裕をもって仕事にあたれるように、早出をして、ゆっくりお茶を飲みながら準備する。
朝夕、出勤時に15分程度毎日 早足で歩く。特に、帰宅時の早足15分はストレスを解消する。
軽い発汗は ストレスを発散する・・ということを意識する。
じっとりと湿気があるときは、発汗できずにストレスがたまる・・ということを意識する。
仕事が次々に入ってきたときは、落ち着いてこなす心構え、感情を入れず行動する。
集中した後には、短い心の休憩タイムを 意識的にとり、ゆっくりお茶を飲み、何も考えない。
忙しくても疲れを感じない時は、意識的にちょっとした休憩を挟む。
大工さんが、早く仕事を始め、午前10時、お昼、お三時、と
2-3時間おきに、後半になるほど、早めの休憩をとる意味を考える。
なるべくメモをとり、頭に残さないようにする。
ストレスを発散するコツを 仕事ぶりや生活方法の中から発見するように常に意識し、
それを紙にかいてみる。
毎日、1時間は、勉強するようにする。
仕事になれてきたら、二足草鞋をはき、仕事に巾をもたせ、学習によって、実力をつける。
痛み止めは、ストレス発散の作用があるので、我慢せず、上手に頓服で利用する。
リウマチは痛み止めを飲みながら、軽い運動をするとよくなります。
痛み止めだけでは、完治しないのです。
軽い痛みは、ストレスのシグナルです。
痛みは、心気の滞り・こだわり、気血の流れの滞りを示します。
シグナルを解消するように、現象を観察し、解消する方法を試行錯誤します。
運動の後の、爽快感を味わえる人は、幸せです。
リウマチを いずれは ご自身の力でなおすことができるからです。
爽快感は、一瞬ですが、その気持ちよさは 良い意味での麻薬となります。
大人になると、あれこれ つっかかりができて、あちこち 痛みがでることがありますが、
一瞬で消えたり、もむと消えたり、一晩寝ると消えるものは 軽いもので 誰にでもあります。
ストレッチを勉強しましょう。
夜に 30分程度 毎日してください。
1つの動作は50秒で、1つの動作の後に 50秒の脱力を入れます。
こだわる人、過去を振り返る人、家族と不仲な人の こだわる心や
過去の出来事をうらみに思う心は、肝のたかぶりを招くことで、
気血の流れを悪化させ、リウマチは治りにくいです。
千メートルをゆったり泳いだ後は、あちこちの痛みが なくなっているはずですが、
いかがでしょうか?
常に 軽い痛みがあるとのことですが、
冷えたり、疲れたり、コンをつめたりすると さらに痛みが生じてくるのではないでしょうか?
これだけ泳いでいると、25-40mくらいは、十分 息継ぎ無しで 軽く潜水泳法で泳げます。
呼吸筋も強くなるので、カラオケでも声がよくでることは 私も経験しました。
気血が充足されると、つやのある、大きな声がでてきます。
大きな声は、腎(生命力)がだすものです。
逆に、疲労して気血が不足すると声がかすれ、腎虚になると 声が小さくなり、出なくなってきます。
運動によって、疲れにくくなり、疲労の回復も早くなり、お酒も強くなり、眠りも深くなります。
つまり 人生が楽になり、楽しむ巾が広くなります。
50歳をすぎたら、ちがう職場でも力が発揮できるような、準備をすることが
今の仕事でも 気持ちにゆとりを生ずると思います。
新しい仕事に とりかかる準備を 始めてみるとよいと思います。
あるいは、今の仕事が 楽にできる 技術を深く習得して発展させることも、
ゆとりをもたらすと想像します。
色々な趣味があるとのこと。
それを、ゆったりと楽しむ生活は うらやましいことです。
また、感想をメールしてください。
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
今日も、涼しく・湿気のある天気で、天気予報を見るたびに うんざりしています。
日本全国の天気に あちこちの患者さんの病態を思って、やきもきしています。
暖かくなって、それをジャンピングボードにして、一気に良くなって欲しいと天気だのみ、
だというと、まるで 巫女のような気分です。
さて、00様の 今回の処方は、 よく時間をかけて検討しました。
今までの処方と その反応で、体内の構造を推察しました。
きっと よく効くと思います。
慢性疲労からきた、冷え性が内在していることは間違いないのですが、
それが 肝のたかぶりで 筋が拘縮していると、冷え性を改善する血流が回復しない、
あたためて、あたたまらない、冷え性が改善しない状態が続いているようです。
まだ、お勤めは続けていることとおもいますが、いかがでしょう?
中指の腫れから始まった経緯から、常に 煩躁状態にあるのではないかと、心配しています。
痛みも強く、肛門周囲の血流不全による痛みも改善されず、残念ながら順調とは言えません。
丈夫になった分、さらに肝のたかぶりが生じて、エネルギーの流れの渋滞が強くなり
痛みや炎症が強くなるタイプではないかと、心配しています。
30代前半で 気が強そうな反面、痛みに耐えかねて 心細くなっているのがよく分かりますが、
体内のみだれは みずからが治し、漢方薬を 上手に利用する気持ちが大切です。
心理的な安定感が 肝のたかぶりを鎮めるために もっとも 大切なのですが、
痛みが強いと 安心感の獲得は難しくなります。
生理時の腹痛が 軽くなるように、処方を考え直しましたので、次回必ずご報告ください。
生理痛とリウマチの症状が関連しているので、生理痛を治すことが良いと思います。
痛みは、流れが悪くなると、生じます。それが、漢方の病理観です。
オ血の痛みは、痛む場所が変わらないのが特徴ですので、フル血がたまっているのは、
ご推察の通りでしょう。
今は、足の裏の痛みも強そうで、何分くらい歩けるのでしょうか?
軽い運動はできますか?
仕事の上でイライラすることはありますか?
食事はおいしいですか?
腹痛は時折ですが、トイレに入っても出そうで出ない・・・という感じの便秘は、ストレス性の
便秘の特徴です。 改善するように処方しました。
便秘は、ストレスでも生ずるので、便秘を治すことは、ストレスも軽減し、ひいては、血流を
改善して痛みの改善につながります。
痛みを軽くするためには、便通を良くすることが大切なのです。
便通を良くすることは、血流を改善して痛みを軽くしてゆくので、便秘かどうかは大切な診断基準で
す。
内膜症は、漢方の説明では、生命力の低下が原因です。
これに桂枝茯苓丸などを使うと、痛みが悪化します。
遊んでいるときや 楽しいことをしているとき、同窓会でワイワイ話している時は、
痛みを忘れるといいます。
痛みは、気のながれ、血のながれの滞りで生ずるというのが、漢方の考えですので、当然です。
どうぞ、爽やかな運動を 義務的でなく 気持ちよく楽しんで歩いて五臓を丈夫にして下さい。
歩きすぎると悪化します。
毎日のストレス発散のためには15〜20分程度でよいのです。
5月13日の腹痛は、何時ころでしたか?
おそらく 冷えによる痛みだと思われますが、冷えによる腹痛は絞られるような痛みが特徴です。
痛み方の特徴もおしらせください。
いそがしさが、かさなるとメールを出し損ねますので、
折りをみて 随時、症状や感想のメールをください。
うまくあえば、お返事を出すことが出来ます。
00様は、私の患者の中でも、複合的な痛みの強い方ですので、十分注意が必要ですので、
ご自身の言葉で、症状と対策を分析して ご報告ください。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
メールは、同じ物が 2通 まちがいなく届いています。
営業時間外でも メールの仕組みとしては 着くはずです。
00様の 症状を想像すると、お体は、とても元気だったようですね。
しかし、肝のたかぶりをもたらす 慢性疲労は 以前から常にあり、仕事や家事が忙しく、
59歳にもかかわらず、睡眠時間が 3時間だった、というのは とても異常です。
癇が強くて、ガンバリ屋であることは 間違いないようです。
肝がたかぶると 疲れをあまり感じないのですが、それ以上に働き続けていました。
肝のたかぶりで 肝は 血液の流れを調節しており
たかぶると、流れの渋滞をおこし、筋の拘縮を招きます。
拘縮が持続すると、痛みや腫れや熱を持つようになります。
さて・・家庭内で、頑張って、段取りをコントロールする立場の方は 治りにくいです。
今でも、あれこれと心配して、指図していませんか?
自分の方法にこだわりがあり、他の人の方法が気に入らないと 肝のたかぶりを招き
筋の拘縮は 緩みにくくなります。
特に、仕事が出来、今まで頑張って すべてを こなしてきた人は、治りにくいタイプです。
家庭内での、主導権を 精神的にも 譲り渡すことが 筋を緩めるためには大切です。
医師は、漢方薬で治した経験がないので、
漢方の力がわかりませんので、お話にならない方が ストレスが少ないでしょう。
一度、折を見て、漢方を試しても良いかどうか聞いてみるのも、
その医師の漢方に対する意識を知るために良いと思います。
否定的な 返答なら なおさら、お話にならない方がよいでしょう。
すべて 自分の治療方法を 万人に支持されたいと 不安に思う患者も ゆったり身をゆだねることが
できず、不安感が強く、なおりにくい気質です・・・と、このホームページで述べているところです。
今、お仕事も、農業も、家事も 痛みのために できないからといって、
あれこれと思いをめぐらして 指図したく思う心を 鎮められますか?
そもそも60歳近くになっても、睡眠時間 3時間で 頑張ってきたという気質は、
リウマチ気質です。
それが 痛みのために できなくなったから、やめているけれど、
痛みが無いなら、それを続けようという気持ちは 持ち続けている・・と推察いたします。
体質は、頑健だったので、頑張りすぎていた時に、肝のたかぶりも 人一倍強く、
限界を越えたときに、全身の拘縮と痛みが 一気に生じたのでしょう。
普通は、長期間の持続的な肝のたかぶりがあり、長時間のじっとしている旅行中や、
過緊張の後に ホッとした時に、一カ所の痛みの発症から始まり、
しだいに あちこちに発症するのが通常のパターンです。
全身に 一気に痛みが生じたのは、癇の高ぶりによるエネルギーの流れの 渋滞が強かったのでしょ
う。
そのエネルギーの流れも まだ 太かったと推察できます。
ですから、ステロイドや痛み止めの効果が、すぐにあらわれたので、働きつづけることが、
できました。
今は、気血の流れも、細くなっている状態です。
今も、五臓の状態は、肝のたかぶりは強い と思います。
全身が拘縮して 強く がんじがらめになっている筋の拘縮をとることが漢方の目的です。
その手段は、漢方薬を飲みながらの軽い 爽快なウオーキングですが、
やりすぎたり、頑張らずに、うっすらと汗 がかけるとよいのですが?
30分間、痛みを我慢して、義務的に 歩くのは、よくありません。
歩いている・・というだけでなく、気持ちがよかった という感情が述べられていませんが、
いかがですか?
家でのんびりと、ストレスなくすごされている・・との事ですが、本当でしょうか?
今まで、頑張ってきて、急に 何も出来なくなって、痛みもあり、この現状に
とてもストレスが溜まっていて 不安を 強く感じるのが 本当のような気がします。
漢方薬は、不安感を軽くする作用もあります。
発症前、ご主人のご飯を つくるのが、とても(疲労などがあり)ストレスだったとのこと。
田植え時期は、段取りが立て込み、ヒステリックになる時期だ・・というのが、
肝がたかぶっているという、本当の状態をあらわしている気がします。
漢方薬は、どんな薬と併用しても良いです。
むしろ、ステロイドが1日5mgでは 少ないような気がします。
メールでは、思考方法は 明瞭で進取の気性に富む方だと思われるのですが、
頑固で 支配者的な 臭いを感じます。
これは、リウマチ気質に通ずるものです。
治るためには、
ご自身にやさしく、周囲にやさしく、周囲にまかせられる気質が、リウマチを完治させる気質で
す。
ご自身を 心の束縛から解き放ち 人生を楽しむことが、筋の拘縮をゆるめる方法であり、
漢方はそれを お手伝いするものです。
漢方の働きは、肝のたかぶりを鎮めてストレスを和らげ、疲れた体の疲労感を改善し、
五臓を整えることによって、冷え性をとり、
食欲がすすまないが、義務的に食べている胃腸を建て直します。
胃腸が、気血を十分につくることができるようになると、生命力を高めてリウマチを改善するのです。
気血をつくるだけで、上手に流さないと 渋滞が強くなり、かえって痛みは強くなりますから、
軽い 爽快な運動は そのために必要なのです。
当初の漢方薬の効果は、気血を補うので、流れの隠れた隘路では
新たに あちこち痛くなる場所がでるものです。
この時に、不安感を強く感じる方は、肝がたかぶり 効果の発現が遅くなります。
それを改善するために、頭を空にしながらウオーキングをします。
生命力を低下させた無理な働き方から解き放たれても、腎虚という生命力の低下は
そのままの状態では、運動だけでは回復しにくいので、さらに、漢方薬で補います。
漢方の効果として、
まず1-2ヶ月で こころが 楽になることが大切です。
この時期と次の時期は、新たに 痛くなる場所がでてくるものです。
3-4ヶ月で、体の疲れが軽くなり、イライラや心配性が改善することを期待します。
6-7ヶ月で、体が温まりやすくなり、徐々に手などの浮腫や発赤に対して、
効果がはっきりでてくると理想的です。
新たに痛くなる場所がでても、治るまでの期間が短くなると 五臓に力が戻ってきた証拠です。
心の固く、家庭内で支配権を握って、なにもかも、指示する方は リウマチは なおりにくく、
ゆったりと人にまかせられ、少々のことには目をつぶることができ、
感謝と幸せを感じることができる人は、治りやすいです。
それが、このホームページの内容です。
最初から 色々と書きましたが、まずは 漢方薬を飲んでみて下さい。
自分の方法が確立され、自我の殻が 固いと思われますので、陥りやすい道を先に
説いてみました。
お薬は、なるべくお湯で 食直前や空腹時にお飲みください。
忘れたら食後でもかまいません。
なにか疑問な点がありましたら、遠慮なくメールしてください。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
渥美先生
こんばんは。お世話になっております。
先日は 相談メールへのご返信をありがとうございました。
今月もお願いいたします。
先日は長いメールをお送りしてしまい 申し訳ありませんでした。
あれから日も浅く あまり状況は変わらないのですが、今月の気になった症状を簡単にまとめてみま
す。
・生理は、通常より少ない量で7日くらい続きました。
・朝起きたときの両手首のこわばりは あまり気にならなくなった。
・左膝の裏(外側)のつっかかり は 今月はあまり感じられなかった。
・手指のむくみが感じられる日があった。
・汗も、だんだん暑くなってきてますが、異常にかくこともはありません。
食事時も普通です。
ただ 寒暖の差にはまだ弱いように思います。
・少食も先月と同じで続けられています。
もう意識するまでもなく、そのほうが 身体も気持ちも とても楽なことに気づきました。
・下痢症状は 全くと言っていいほどなく、
どちらかというと 便が固い と感じられる日のほうが 多くなったみたいです。
・運動は、今月、先生にご相談メールを送るまでは ほとんど出来てなかったですが、
あれから反省して、とても夜遅いとき以外は また やり始めています。
・体重は このところあまり変化がなかったのが、また自然と少しづつですが
減量していってるようです。
ダイエットは 意識して意識せず!の精神です。
更に 運動で 筋肉を増やして 脂肪を減らすようにしたいと思います。
・相変わらず忙しいのは変わりませんが、気のはやりのようなものは、
先月に比べ格段と減ったようです。
ひとつひとつ出来ること、気づいたことから片付けていって、
出来ないかも なんて心配せずに、出来なかったら その時考えようと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
00
(返信)
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
体が疲れてくると、気力が落ちてきて、気血両虚のために 運動のやる気が落ちるという
側面があります。
もちろん 理想的な体型になりたい 健康になりたいという 理想がなければ、長続きしません。
何度も、運動の習慣づけに 失敗したり 怠けたりしながら、
運動後の爽快さ を認識して、記憶に刻まれるようになった時、体質が 本当に変わったと言えます。
軽い運動の後は、体内のエネルギー代謝の活性化が促進され、それが 習慣化されると、
からだが温まり、発汗と血流促進によって、ストレスが発散され、五臓が丈夫になって疲れにくくな
り、
肝のたかぶりが鎮まり、リウマチが完治するのです。
体を丈夫にせずに、リウマチを完治させることは出来ません。
体重や体型が変わったから 体質が変わるのではなく、習慣になったかどうかで、
体質が 本当に変わったと言えます。
習慣になると、体質だけでなく、人生の哲学が変わったと言えます。
それが、自信となり つぎつぎに よい習慣が 無理なく 作れるようになるものです。
自信がつくと、冷静に 相手や自分の心身の状態が 分かるようになりキモが太くなります。
どうぞ おだいじ
渥美
00様 はじめまして (有)文隣堂あつみ薬局 薬剤師の渥美です。
メール拝見いたしました。
とても 症状の分かりやすいメールでした。
ご自身で このようなメールを打てる方なら、漢方でよくなります。
ホームページの記述の理解力や洞察力、実行力がないと 漢方では難しいのです。
最初に ステロイドが 効いたとのこと。
ステロイドは、ストレス防御ホルモンですので、
ステロイドが効いたということは、生命力を食いつぶしていた証拠です。
その後の、リウマトレックスカプセル2mgと鎮痛剤も効いたようですが、
痛みが抑えられて無理をされて 生命力を使い尽くして、症状が 徐々に悪化している状態です。
肝のたかぶりから生じた筋の拘縮が 解けていないので、徐々に 流れが悪くなっています。
冷え性になってきたのが、その証拠です。
ご推察のとおり、慢性疲労とストレスで リウマチは発症します。
急に、全身の筋肉痛が生じたとのことですが、
実は、その原因は 準備されてきたものです。
あるとき、ストレスが限界を超えて 爆発的に 全身に症状がでたのでしょう。
発症当時 とても 精神的なストレスを強く感じることが 肉体的な疲労よりも
ありませんでしたか?
あるいは、やっと楽になって ほっとしたときに、症状が出てくるものです。
この症状を改善するには、2年近くかかると思われます。
50代後半ですので、精神生活の可変性・柔軟性が落ちている可能性があるからです。
怒りを抱えている方は、長くかかりますが いかがですか?
まだ、ご主人は 三交代で働いているのでしょうか?
その食事の準備を まだ しているのでしょうか?
体は、もともとは お丈夫の様だったと思われますが、
田植えも していたのでしょうか?
慢性疲労の程度は、いかがでしたか?
お薬は、粉薬を 1日3回 食前にお湯で飲みます。
30分歩けるので、漢方治療には 有利ですが、
頑張ってよくしようと、歩きすぎると 悪化します。
体力をつけ、気分を明るくして、体をあたためる処方を考えます。
朝晩、上手に ストレッチをして、歩く量を調節してください。
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美光
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
体質は、あまり変わっていないようですが、
ご結婚され、精神的にも安定されているようで、回復力が弱冠、戻ってきたようです。
漢方的に 理想に近い生活を送られたので、
この一年で、リウマチの検査数値がさがり、陰性となりました。
しかし、まだ リウマチ様疼痛が 中程度に残っているようで、
歩くのに ご不自由とのこと。
リウマチは、筋の引きつりが原因で 拘縮が生じて 痛みや炎症が起きます。
それは 過緊張や思慮過度による 肝のたかぶり から生ずると説明してきました。
お仕事は 週に3回で 8時間勤務とのこと。
お仕事のない日は、スイミングをお奨めします。
温水プールは、冷たくて入れない・・と言う方が多いのですが、チャレンジできる人は、
治りにくい方でも、よくなっています。
ストレッチは、毎日 朝夕30分くらい時間をかけて 1動作 50秒を目安に行います。
運動は その後、気分が爽やかにならなければ、筋はゆるみません。
やりすぎると悪化しますが、適度に動かした後 痛みがゆるんでくることは
よく経験されることだが 思います。
じっとしていては、心身の流れが促進されません。
軽く発汗する運動を15分〜30分 毎日続けると 1年ほどで大分 五臓が丈夫になります。
少しずつできるようになっても この1年間は、1日50分以上は、まだ、続けてはいけません。
漢方薬は、お湯で 食前に お飲み下さい。
忘れたら いつでもかまいません。
生理痛が軽くなったり、
肩の痛みが和らいでくるかどうか ご報告ください。
今の、気晴らしや 趣味はなんでしょうか?
このホームページに載っている 漢方の考え方や治し方の実践が、大切です。
体に残された過去のストレスを解消し 筋の拘縮を ゆるませる工夫が必要です。
そのために、
心拍数を少し上げる 運動を 運動だけのためにおこなう時間を毎日 確保してください。
毎日15分でよいのです。
あるいはゆっくり20-30分の散歩を ストレッチをしながら行って下さい。
これによって、体をあたためる漢方薬の効果が倍になります。
お掃除や買い物は 気晴らしにはなりますが、体を回復させる運動にはなりません。
この漢方薬を飲んで、1-2ヶ月で生理の痛みが和らぐなら、よくなっている証拠です。
漢方を利用しながら、頼るのではなく、ご自身で治す・・という意識が必要です。
この1年間は 上手にできて来たと思います。
漢方を支えに、完治させてください。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
先日は 遠いところから お疲れさまでした。
二人のやんちゃな お子さまは とても元気がよく走り回り 育児の大変さがよくわかります。
奥様の お体やお顔を拝見して、体力的には とりたてて異常はなく、
血虚もひどくない という肌の色つやをしていました。
体力は あるようですが、やや お顔がのぼせているので、腎陰虚火旺あるいは、
肝火旺という、症状があるようです。アキレス腱の痛みもあるようですね。
腎陰虚火旺という のぼせやめまいや足腰のだるさを伴う疲労感の症状の他に
イライラ・のぼせ・心理的な疲労感が主の 肝火旺という症状の方が強そうです。
舌が やや異常に赤く、イライラの心火という、心理的にまいっているような
体の状態とは あまり 一致しない イライラの舌の状態であるという 印象を受けました。
おそらく、ご自身がおっしゃっているように、子育てに 疲れているようです。
手の指の腫れも、煩躁状態や心の弱りの場所に強く現れていて、
最近は イライラの強い時にあらわれる 人差し指も腫れてきているようです。
お顔つきが健康そうな顔をしているので、ご主人も誤解していて、ことさら 心配していないようで
す。
現在 3人目の妊娠六ヶ月ということも リウマチと診断されて、歩き方もやや不自由になり
これからの子育てを心配されていることも 舌の症状に 拍車をかけているかもしれません。
二人の元気な男のお子様がいて 4歳のお兄ちゃんを筆頭に、弟さんも元気いっぱいで、
毎日が とても大変なことと思います。
私も、三人育てましたが、12年以上にわたって オムツや授乳や離乳食の世話や気苦労で
へとへとでした。
三十代当時は 今ほど体力・精神力がなく、一人親では 心理的に とても育児に耐えられないな
・・と思ったものです。
子供を 悲愴な顔で どなっている若い母親を見るにつけて、そう思います。
今では、何人いても 大丈夫だと思います。
夫婦 二人の協力で なんとか育てられたのですが、祖父母の協力が得られなければ、たとえば、
女性が一人で子供を育てることは、心身ともに とても大変なことだと実感しています。
今回も できるだけ早く 母親のご実家の 九州に里帰りされることを お奨めします。
今の00様の 子育ては おそらく母親一人で育てているという 思いが強いと思います。
00様も 従来は 身体的には丈夫だったので、今まで 頑張ってこれたのだろうと
思いますが、健康そうな外見と裏腹に 心理的には ご自身が思っている以上に
とても疲れて 追いつめられているのではないかと、推察いたします。
そのように メールと舌の状態とのぼせから、感じられました。
特に・・ ご主人が 疲れていて 子育てを手伝ってもらえないという そのイライラは、
奥様も学生時代陸上で100-200mの選手だったという、エネルギーの太さの体質を考えると、
とても強いイライラが生じて、経絡に強い渋滞が生じているために 肩の痛みの後に
手の指のはれ、肩の痛み、足のむくみ 足裏の痛みが 生じててきたとおもわれます。
激しい運動をしていた人が、まったく運動をやめて 5年以上たつと、ストレスがたまり始め、
著しく体のバランスを崩すことは よくあります。
運動選手は、体が丈夫なので 働きすぎて、人によって肝炎になったり、心臓発作を起こす人もいま
す。
激しい運動をしていた人が、運動をやめると とても強いストレスを体にためるのです。
00様は、まだ 体力はあるようで、血虚もひどくないようですが、
心の火という 心理的な加熱状態から 肝のたかぶりをもたらし、筋が拘縮しているようです。
私も子育ての時は、ゆっくり一人で風呂に入りたいと 何年も思っていました。
過ぎてしまえば、手が放れ、むしろ 子供が身近にいないさびしさの方が多いものです。
ご主人は、子育てに関しては、放任主義か、マイペースのような印象を受けました。
どうぞ 上手に ご主人に 子育ての手助けをしてもらってください。
ご主人も 仕事で疲れと、腹痛の持病があり、その上の子供の世話は とても大変でしょうが、
今の奥様の心理状態とリウマチの治療は 待ったなしの状態です。
とても プレドハン錠2.5mg/日 の服用だけで、おさまるものではありません。
今の子育てを乗り切らないと、いずれ ねたきりになったり、著しく歩行困難のリウマチの奥様と
三人のお子さまの世話の 両方を背負うことになるということが、お分かりになっていないような
雰囲気を感じました。
奥様は、まだ 体力は十分のこっていますから、漢方は よく効くとおもいます。
しかし、最短でも 10ヶ月以上はかかります。
イライラや不安感が少なくなり、心理的な安定感が得られれば、完治までの期間は短くなります。
漢方薬服薬後3ヶ月で、漢方薬による症状の改善が自覚され、理想的には、
心身ともに妊娠が順調なら、健全な胎盤から分泌される女性ホルモンの作用とも相まって
9-10ヶ月目で ほとんどリウマチ症状がなくなることです。
ポイントは、イライラが少なくなり、精神的な安定感がでてきて、夢も少なくなることです。
上記は、プレドハン錠2.5mgなどの、ステロイド剤がよく効くタイプのリウマチにあてはまります。
腎虚という、生命力低下よりも、イライラが強く生じているタイプのリウマチや膠原病では、
ステロイド剤の大量療法では、症状は改善されず、元気になった分のエネルギーの流れが太くなるの
で、
逆に、ステロイド剤が多すぎると、肝のたかぶりが高じて 精神的なストレスが強まります。
00様は、腎虚の程度が軽そうなので、少量のステロイドが 合うタイプのリウマチだと思います。
わずかな腎虚を補うために、1日2.5〜7.5mg程度のステロイド剤は 必要かもしれません。
出産による出血や授乳や育児などで 腎虚(生命力の低下)が 一時的に増強され
たとえ、症状がでても 大丈夫です。やがて 漢方の支えで 6-10ヶ月ほどで、よくなります。
産後の肥立ちを、ご実家で十分に保証されることが望まれます。
心理的な余裕をもたらしてあげる工夫を 夫婦で身につけ
イライラしない状態が大切だ・・と ともに助け合ってください。
とかく、男性は 女性は仕事をしていないから、子育ては全部やるのが当然だ
という意識になるものですが、それは誤解です。
少しの手助けでも 物理的、心理的な援助は 奥様にとって とても救いになるものです。
このメールは ご主人にも 必ず見せてください。
なにか ご質問がありましたら メールしてください。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
お返事有難うございます。
リウマトレックスを飲んでいると、漢方では完治しにくいと書いてあったので、焦ってしまいました。
この間の受診時の私は、自分の事ばかり考えていて、整形の先生の気持ちを察することのない、
独りよがりの私だったと思います。
残念には思いますが、先生の事は非難していません。
質問なのですが、
他の医者を捜した場合、リウマトレックスを すぐに全量やめても大丈夫なのですか?
いただく薬は、痛み止めとステロイドだけでいいのですか?
それとも、リウマトレックスは じょじょにやめていくために、いただいた方がいいのですか?
今までの先生に以前と変わらず受診して、このまま治療をお願いし、渥美先生にリウマトレックスの減
ら
し方を指導していただきながら、薬を調節していくのも ひとつの方法かなと思います。
先生をだましている様な気がしますが、それは衝突を回避しながら、自分の望む方向に
舵を切るということでしょうか。
自分の体なので、自分が納得したやり方で治療したいし、医者に全て丸投げで お任せではなく、
自分で治療方法も選択したいです。
西洋医学は膨大なデータや研究がなされているのでしょうが、個性を無視した対処療法が
好きではありません。
一人一人の体全体を関連したものとして診る漢方の考え方が私にはしっくりします。というか好きで
す。
近所に漢方薬も処方してくださる整形外科があるので、そちらに行くか、
今までの先生のところに行くか、迷っています。
宜しくお願い致します。
(返信)
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
今日も とても気持ちが良く 晴れましたね。
私は、昨日は 一人で 海までゆっくりジョギングして ストレッチやスクワットをしてきました。
相模湾のながめは とてもすばらしいと 白い小さな波のうねりをみながら あらためて感じます。
さて、ご質問ですが、リウマトレックスは 漢方を飲んでいるので、
それほど はげしい痛みはないので、急に 全部やめても大丈夫です。
適切な漢方薬を飲んでいない人は、医師の指示無しに こわいからと 強い痛みがあるのに
やめてはいけないということです。
肝炎になって リウマトレックスを急にやめても 適切な漢方薬の併用者では大丈夫のようです。
むしろ、こわがりの人、神経をつかいすぎる人、人にあれこれと指示して
細かいことまで 自分の思い通りにさせようと癇の高ぶっている方は
リウマトレックスをのんでいても効かず、悪化しています。
むしろ、医師に全幅の信頼をおいて、安心している人の方がリウマトレックスが効いているようです。
安心感が、肝のたかぶりを鎮め 筋の拘縮をゆるめるからです。
そして安定してきたら、症状を忘れ、心身の休養をとることを すすめるようにしています。
生活方法を変えることができなければ、完治しなくても 痛みが抑えらればよいのです。
それも選択です。
それでも治らない人は、漢方を始めればよいのです。
治療法を知らないと言うことは悪いことではなく、自然治癒力がある人は 多少の体の血虚は
肝のたかぶりがひどくなければ、そんなに強いリウマチ症状は起こさないことがあります。
リウマチの治療法の、考え方の要点は
即断即決を旨として 細かく 考えないこと とらわれないことは大切です。
あるいは 思考停止にして 結果をみて、あとで 考える・・方法を身につけることもよいでしょう。
そんな風に 考え方を変えることは 難しいことですが 大切です。
ご自身の考え方を すべての人に 理解してもらうことはできません。
誰でも、自分の信じる道があるのです。
また、秘密をいだかず、だれにでも 自分の考え方をオープンにする人も、衝突は避けられません。
その服装が、似合っていないな・・と思っていても、似合わないね とはいいませんね。
こうしたらいいよ・・と言われていても、私は こうしたいからこうしていると
その人に あえて いわないものです。
それを言いたくてしょうがない人というのは、
自分の思うとおりを主張したいという、肝のたかぶりのある人です。
ストレスを創り出す人は、リウマチは治りません。
不安なストレスを抱えていて、それを誰かに話して、ストレスを発散させないでいられない人は
キモの座りが悪く、肝のたかぶりを抱えて続けてしまいます。
ご自身が治療の主体ですが、回りの人を すべて従わせることは よくないようです。
リウマチの方で、実際に、回りの人を すべて自分の思い通りに動かしている人を見ますが、
リウマチは完治しておらず、痛みに苦しんでいます。
痛みに とても苦しんでいるので なんとかしようと 思い通りに動かしているのですが、
人が、自分の方法の通りにしないと とても癇がたかぶるのです。
自分の思うとおりに人が従わないと すぐ怒る方は、リウマチは治りません。
人を 意のままにうごかすことは、自分の方法にこだわることで、とても神経を使うことです。
ご自身が 柔軟に変わればよいことです。
彼・我の考え方に縛られずに、ホームページを読み 直感の選んだ道をゆけばよいのです。
人のせいにせず、その責任は 自分でとるという キモの座り、決断力があれば、
きっとよくなります。
なにごとも、すべてに渡って ご自身が主導権をとることはできません。
ゆったりまかせられない人、従えない人、とんがった人は、うつ病になりやすいのです。
西洋医学の知識も漢方の知識も 治した経験も 同じレベルになることはできません。
一人の人の治し方を、きちっと生活全般に渡って すべて説明・指導することもできません。
原則ははずれずに、ゆったりと まかせることができるゆとり がなければ、リウマチは完治しませ
ん。
考えすぎずに・・、ホームページの内容を 参考にするけれど、それにとらわれず、
しかも、大きく道をはずれず、誤ったら考え直して修正すればいいという
観察力と柔軟性があれば 必ずよくなります。
勘違いの人、つっぱる人 家族と喧嘩を続ける人、仕事の手を抜けない人は なおらないのです。
ご自身のこだわった考えからも 自由になることが リウマチの完治には必要です。
それが、このホームページに意図です。
キーワードは、ちょっと 自由になることです。
このホームページの
一字一句を 大切な言葉を、手帳に書いて下さる、まじめで、誠実な方が多いのですが、
ホームページの記載を 洞察していただければ、わかることですが、
大切なのは、読んで知ってはいるが、現象をよく観察して、教えにもこだわらない ということです。
自分が 心地よく、体の調子もよくなる方法は、自分でしか編み出せません。
まじめも いいかげんにしなさい・・ということが、うつ病の治療方法ですが、
リウマチの治療にも通じるものです。血虚の生じている臓器が異なるだけですから。
若い頃に、漢方を学習する際に、不世出の天才的な師から 教えられた一つは
守・破・離 ということです。
リウマチで言えば、
ホームページの内容を 良く読み、洞察して、真に理解して それを守る生活を続けてみて、
自分の仕事や生活、家族、体質、好き嫌いを勘案して、その教えを 生じた現象を よく観察して
自分なりに治療方法・運動の導入や精神生活を工夫することが 破・・ということです。
そして、リウマチを完治させて、私から 離れていくのです。
最初から、破や離 では、とても完治は望めませんが、
いつまでも 守 でも 完治は 望めません。
治るかどうかは、上手な 守・破・離 にかかっています。
どうか ホームページを良く読み ご自分で 答えをだしてください。
それが、 正解です。
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美
渥美先生こんにちは
00です
朝の指の強張りは 相変わらずですが
天気のいい日は 体も軽く 関節の痛みもだいぶ楽でウォーキングも30分くらい行っても平気で
余力があり 先日はとても 体調が良かったので以前(結婚前)に通っていたスポーツセンター
へも出掛けました
ストレッチと無理しない程度の速さで エアロバイクを15分くらいとウォーキングマシーンを
15分行い 清清しい気持ちで帰ってきましたが
一転、天気が曇りで 靄がかかり 湿度の高い日は 朝から全身がだるく 手足の関節もずきずき痛く
微熱(37.0〜37、1) 家事もままならない日があります
先日 橋本病で通院している医院で 血液検査の結果サイログロブリンが146と通常より
だいぶ高く 通院当初から150台あり なかなか その数値が改善されません、
サイロブロブリンの数値と 体調の異変は関係しているのでしょうか?
宜しくお願いします
(返信)
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
5月13日のメールは、誤って削除してしまったようです。
申しわけ有りません。
00様の場合は、足のだるさが、五臓の丈夫さの指標になるようですので、毎回 記載してください。
五臓が丈夫になると、心臓も丈夫になるものです。
今の運動を やりすぎないように 心を空にして 軽い運動をつづけてください。
運動をやりすぎると、疲れが溜まり、胃腸が疲れ、水分の代謝が悪くなって、天気が悪くなると
とたんに冷えてだるくなり・拘縮して、痛みが増すものです。
少しずつ、起きたときはだるくても 毎日つづけられる運動量が 正しい量です。
体が 気持ちよさを感じるようになると 続けることができ、
精神を落ち着かせて、完治に導きます。
甲状腺は、体内の代謝のスピードを調節する、甲状腺ホルモンを分泌する器官です。
サイログロブリンは、甲状腺だけが分泌する、甲状腺ホルモンの原料となるものです。
サイログロブリンが多いというのは、甲状腺に慢性の炎症があるため、その刺激で、
過剰に甲状腺細胞からサイログロブリンが産生されている状態か、
あるいは、血液中の甲状腺ホルモン値が低いので、それを脳が感知して、TSHという
甲状腺刺激ホルモンが過剰に分泌されて甲状腺が無理矢理分泌しているか 普通は、そのどちらかで
す。
それは、TSHの値を調べれば分かります。
チラーヂンS錠、50マイクロg を飲んでいるので、
おそらく、その両方の影響であると思います。
心を遣いすぎると、頑張りすぎると、過剰な体の代謝の亢進を導き、甲状腺に負担をかけて、
甲状腺疾患に陥り、動悸ももたらすために、心臓にも負担をかけます。
心を遣いすぎるということは、過緊張の状態にあり、
常にジェットコースターに乗っているように、アドレナリンが普通より多く放出されている状態です。
要するに 常にドキドキしやすい キモのすわりのない状態です。
それが、長期に渡ると、甲状腺を過剰に働くようにし向けるのでしょう。
過剰に甲状腺が働き続け、疲弊して炎症状態となったのが橋本病です。
漢方的に分析すると、
過緊張が習慣になると、胆虚となって キモが細くなり、
ちょっとしたことで、心臓がドキドキし、
体のエネルギー代謝を亢進するような体質になり、甲状腺機能亢進症と同じ症状になります。
甲状腺がホルモンを多く放出して、エネルギー代謝が亢進すると 普通は 体は疲れるのですが、
過緊張があり 肝のたかぶりがあると、余り疲れを感じないので、動きすぎ、
さらに 肝のたかぶりが強まると、ちょっとしたことでイライラしやすく、喧嘩早くなります。
甲状腺ホルモン分泌過剰で代謝亢進となると 汗をかきやすくなり、暑がりとなり、
漢方では、心と小腸は 表裏の関係にあり、下痢もしやすくなり、
やがて 疲れやすくなります。
疲れを余り感じない、肝のたかぶりの強い方は、リウマチ様の疼痛を生ずる人もでてきます。
疲れを感じなくても 体はエネルギー代謝の亢進の体質となると、長期になると消耗してきます。
甲状腺機能亢進症は、それほど体内の消耗(陰虚にまではいたらない)が進まない人に生じます。
一方、橋本病は、体内の症状が、消耗に傾き、甲状腺が過剰に分泌するサイログロブリンの産生に
対しても部分的な栄養失調状態となって 甲状腺細胞が疲弊すると、甲状腺炎を生ずるようになりま
す。
例えば、しもやけは自律神経失調で手の先などが冷えてレイノー症状となり、栄養が行かなくなると、
部分的な栄養失調となり温まってくると、赤くただれるような 炎症を生ずるのと同じことです。
簡単にいえば、神経を使いすぎると、過緊張では、甲状腺にも 炎症がしょうずるのです。
橋本病になる前から、
思慮過度や過緊張によってエネルギー代謝の亢進をもたらされていました。
ちょっとしたことで、ドキドキしやすくなったり、人から言われたことに こだわりましたね。
さらに、一生懸命の生活では 亢進が長期に及び、エネルギー代謝を亢進させるために、
甲状腺がホルモンの原料である、サイログロブリンを過剰に産生し、過剰分泌を強いられて
甲状腺細胞が疲れ果て、甲状腺に限局される栄養失調から 甲状腺炎が生じたと考えられます。
疲弊した甲状腺は、細胞に生じた炎症の刺激のため、甲状腺から、
サイログロブリンを過剰に分泌するのですが、
栄養失調のために サイログロブリンから甲状腺ホルモンまでつくることができず、
甲状腺ホルモンが不足するために、エネルギー代謝の低下となり、体がだるくなります。
その不足の情報が脳にフィードバックされ、TSHという、甲状腺刺激ホルモンが脳から分泌され
不足の甲状腺ホルモンを 一層産生するようにし向け、さらに甲状腺は疲弊するのです。
甲状腺の慢性炎症の刺激で、甲状腺からはサイログロブリンの分泌までは、過剰に分泌できるのです
が、
サイログロブリンから、さらに甲状腺ホルモンまでを合成することができない状態が、
今の サイログロブリン高値の状態です。
まとめると、
血液中の甲状腺ホルモンが足らないと、その情報は脳にフィードバックされるという循環が続き、
脳からはTSHをさらに分泌して、栄養失調の甲状腺を無理矢理に働かせるために
ついには 細胞の疲弊から炎症が起き、橋本病が生ずると考えられます。
漢方では、簡単に言うと、過緊張・思慮過度・一生懸命・頑張りすぎ・
キモの細り、から リウマチと同様に、橋本病が生ずるのです。
陰虚症状という漢方的な消耗状態は、炎症をもたらします。
陰虚は虚熱を生ずる・・というのが、漢方的な生理の説明です。
陰虚は、炎症や発熱状態を生じ、代謝を過剰に亢進させることがあります。
普通の疲労は、だるくなり なまけることによって 体をやすめることができるので
過労死を防ぐことができるのです。
しかし、過労死では、長期に微熱がつづいたり、顔や耳がほてり、睡眠不足なのに
エネルギー代謝の過亢進のため あまり疲れを感じません。
過亢進の状態ですから、熱があっても働ける・・と成人スチル病の人や過労死の人は いっています。
そして、それでも働き続けていると、あるときに 心停止や脳卒中や関節炎をおこすのです。
肝のたかぶりを放置して頑張りすぎていると、関節の腫れや微熱や高熱の持続、
湿疹の発生、関節の腫れが生ずる場合が リウマチや成人スチル病や膠原病です。
それが、漢方による 陰虚や 橋本病やリウマチや過労死の発症メカニズムの説明です。
考え込んだり、考えすぎて自分の考えにこだわったり、こわがったり、しない習慣がつきましたか?
開き直るように キモがすわってきましたか?
漢方薬を飲んで、軽い運動を続けると 体の調子はよくなり、精神は安定し、
ちょっとのことで 精神が動じなくなります。キモが太くなってくるのです。
その指標となるのですが、肥満気味の体が ひきしまってきましたか?
エネルギー代謝の亢進では、痩せすぎが生じ、代謝の低下では、ぶくぶくとだるく肥ります。
五臓の力が付くと、食べ過ぎなければ 体がひきしまってきます。
慢性疲労を重ねない 余裕のある生活や遊びを 心がけて下さい。
よくばらないように ゆったりと行動・運動してください。
それが 大事です。
五臓が 丈夫になれば、多少の無理はきくようになります。
沖縄は 梅雨入りしたとのこと。
台風の発生に負けないように 少しずつ 体をきたえてください。
遅くなり 申しわけ有りませんでした。
どうぞ おだいじに
渥美
渥美先生へ
今晩は、00の00です。
このところ ずっと体調もよく、生理もきちんと来ます。
右人差し指も、まだ突っ張り感はありますが、見た目には 左指と区別がつかないくらい
曲げることができます。
水泳は 週に4〜6日、一回300〜500m続けて泳いでいます。
上腕部に筋肉がつきました。
よく見えないのですが、背筋もついているのではないでしょうか?
一時期 55kgを指した体重計の針も 今は52〜3kgで落ち着いています。
先日、友人との待ち合わせに遅れてしまったので、ダッシュしたところ、
以前にくらべて ずいぶん長い距離を走ることができました。
おかげさまで、今の状態だけを見れば 同年代の他の人より健康そうなのでは?とすら思えます。
先生に訴えたいような体の状態がとりたててなかったもので、
メールを出すのが遅くなってしまいました。
ただ、やはり 血管はまだ弱いようで、素足で段差にあたった時に 足の血管が切れたりしました。
とりあえず、現在はこのような調子です。また何か思いつきましたらメールします。
では、よろしくお願いします。
(返信)
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。
00様の完治の鍵は、仕事のスピードを意識的にゆるめ、
仕事の合間に、強いて ゆったりする時間を入れることです。
ゆったりお茶をのみ、軽く心身のストレッチをしてみてください。
夢中になると やめられないという気持ちはよくわかります。
私は、三種類 お茶を用意して、ゆっくり飲むようにしています。
頭を空にすることは 難しいと感じる年齢になってきたので、
ジョギングの時に、風景や波を よく見るようにして 頭を空にしています。
体に筋肉が着くと、疲れを感じなくなり、 もっと 仕事に 夢中になってしまいます。
やる気が落ちたときは、血虚であるとして、無理に動かないようにするクセをつけて、
やる気がでてきたら、とりかかるように観察して、行動してください。
もちろん それが、可能な場合ですが
お便りおそくなりました。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美