「おなか健康!不老の秘訣!?」
  とし坊 の読んで得する健康情報
No.13 【ダイエット・運動 関連情報】


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2006/08/26
からだづくり:太りやすくなったのはなぜかな〜  
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/archive/news/2006/08/20060823org00m100011000c.html
     毎日新聞暮らし健康 2006/08/23 
  「最近、なんだか太りやすくなった」「運動をしても、思うように脂肪が落ちない」「毎年、少しずつ太ってきている。」という方、必見の情報です。

 なぜ太り易くなっているのか、日常生活の中の体に悪い習慣がチェックできます。さて、あなたは、いくつあてはまりますか?

【質問】

     常に睡眠不足である(睡眠時間は5〜6時間)/熟睡できない/週に4回以上菓子を食べる/子供の頃(幼少期〜15歳位まで)に肥満になった経験がある /朝食を食べない/常にエアコンがきいている部屋にいる/両親共(又は兄弟が)肥満である/昼は13:00頃までに食べ終わり、残業などで、夕飯は21:00以降の日が多い/35才以上である/ストレスを感じると沢山食べてしまう/週に3回以上、つまみを食べながらお酒を飲む/近所のコンビニも車で移動する/車通勤である/早食いである/1日の内で、夕食を一番「がっちり」食べる
【答え】
 上記の質問に対して当てはまる数が、ひとつ以上だと、要注意。3つ以上では、かなり危険。5つ以上は、大変です! 


2006/08/20
早食いは肥満のもと 名大グループ調査 
  http://www.asahi.com/health/news/TKY200608120369.html
   ----asahi.com 健康 健康・生活 2006/08/12 
 名古屋大の玉腰浩司・助教授(公衆衛生学)、大学院生の大塚礼さんらが、愛知県内に住む35〜69歳の男性3737人、女性1005人の身長・体重・食事内容・運動習慣のデータを分析した結果、早食いをすることで肥満を招き易くなることが判ったという。

 早食いそのものが、肥満を招く理由はまだよくわかっていないが、早食いだと、エネルギーの取り込みを促進するホルモン、インスリンが過剰に分泌される可能性などが考えられるという。


2006/08/03
内臓脂肪、ウエスト同じでも日本男性は米より「多め」 
  http://www.asahi.com/health/news/TKY200607310343.html
   ----asahi.com 健康 健康・生活 2006/07/31 
 日本人は米国人ほど極端に太らず、少し太っただけでも糖尿病などの生活習慣病に罹り易いといわれているが、その理由は分かっておらず、メタボリック症候群をめぐって、滋賀医科大と米ピッツバーグ大が、草津市と米ペンシルベニア州で40〜49歳の男性それぞれ239人、177人の住民のウエストサイズを測り、CTで腹部の内臓脂肪などの断面積を調べた結果、日本人男性は腰回りのサイズが同じでも、米国の白人男性より内臓脂肪多いことが判ったという。

 例えば、ウエストが88.9〜96.8cmの層を比べてみると、皮下脂肪の断面積は白人の方が日本人より7平方cm上回ったが、逆に内臓脂肪は日本人が101.7平方cmと、白人の85.5平方cmを上回った。この傾向は体格にかかわらず見られたという。

生活習慣病予防の運動指標は「エクササイズ」 
  厚労省の検討会がが簡便な指針作成 
  http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/200607/501065.html
     日経メディカル オンラインHot News 2006/07/31 
 厚生労働省の「運動所要量・運動指針の策定検討会」は、生活習慣病予防を目的に「健康づくりのための運動指針2006」を作成し、7月25日の第23回厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会に報告した。

 この指針は、身体活動全般を速歩やジョギングなどの「運動」、日常の掃除や買い物などの「生活活動」に分け、「エクササイズ(Ex)」という身体活動量の単位を設定し、どの活動をどれ程度行えば必要な運動量が達成できるかを示したのが特徴で、運動習慣のない人でも、日常生活の中で活動量を増やして生活習慣病予防に取り組めるよう工夫している。

●1エクササイズに相当する運動の例における活動内容時間(分)
ボウリング、バレーボール、フリスビー、ウエートトレーニング(軽・中強度)20
速歩、体操(ラジオ体操など)、ゴルフ(カートを使って)、卓球、バドミントン、
  エアロビクス、対極拳
15
軽いジョギング、ウエートトレーニング(高強度)、ジャズダンス、エアロビクス、
スケットボール、水泳(ゆっくり)、サッカー、テニス、スキー、スケート
10
ランニング、水泳、柔道、空手7〜8
●1エクササイズに相当する生活活動の例における活動内容時間(分)
普通歩行、床掃除、荷物の積み下ろし、子供の世話、洗車20
速歩、自転車、介護、庭仕事、子供と遊ぶ(歩く/走る、中強度)15
芝刈り(電動芝刈り機を使って、歩きながら)、家具の移動、
 階段の上り下り、雪かき
10
重い荷物を運ぶ7〜8

パソコンやiPodでエクササイズに革命 
 http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20060804hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2005/07/26
 米国人の過半数は、政府が推奨する「中等度の運動を1日30分以上」の運動量を満たしていないという。そういった状況の中、PCやiPodのような携帯情報端末があれば、バーチャル個人トレーナーやポッドキャスト、動画配信などの最新の技術を利用してフィットネスを米穀では始めることができるという。

 「PumpPod」は、iPodなどで利用できるトレーニングプログラムで、ヨガ、エアロビクスなど43種類の中から選び、インターネットからダウンロードできる。
 費用の面においても個人トレーナーの35〜100$/時に比べ、バーチャルトレーナーなら、10$/月ですませることもできるメリットがある。

▼原文
 :Welcome to the E-Exercise Revolution


2006/07/23
肥満予防・対策、「飲み物に注意」は少数 花王が調査
  http://www.asahi.com/health/news/TKY200607160691.html
   ----asahi.com 健康 健康・生活 2006/07/17 
 食事や運動に比べ、肥満予防・対策で飲み物に気をつける人は少ないという調査結果を花王がまとめた。
1日にとる飲み物の量は平均1486mLで必要量は満たしていたが、中身への意識は低いようだ。

花王 > ニュースリリース(2006.05.30)
 「サラリーマン・OL800人調査 「飲みものと肥満」の関係

     「調査によると、肥満予防・対策としての「飲みもの」への意識は「食事」「運動」に比べて低く、「何を飲むか」という中身についても、男性サラリーマンの意識が低くなりがち。メタボリックシンドロームが社会問題化する中で、「どれ位飲むか」だけでなく「何を飲むべきか」についても、意識を高く持つことが重要になってきている。」と結論付けています。
生活習慣病防ぐには… 厚労省が運動量の目安まとめる
  http://www.asahi.com/health/news/TKY200607120327.html
   ----asahi.com 健康 健康・生活 2006/07/12 
 厚生労働省の運動指針小委員会が、生活習慣病の予防に必要な1週間の運動量の目安を示した指針「エクササイズガイド2006」を、15日までにまとめた、19日に開かれる同省検討会に報告する。
 スポーツだけでなく、日常生活での活動も対象にして、内容ごとに具体的な時間をあげて、運動習慣のない人でも活用できるのが特徴。

 メタボリック症候群の人向けに、目安とされる腹囲(男性85cm以上、女性90cm以上)を1cm細くするのに必要なエネルギー消費量を「7000kcal」と設定。自分の腹囲を基準値以下にするために、1日にどれだけエネルギーを消費すればいいか分かるように示した。


2006/07/02
ヘルシーリポート:健康インフォメーション ダイエットにかつお節
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/archive/news/2006/07/20060702ddm010100145000c.html
     毎日新聞暮らし健康 2006/07/02 
 カツオ節にはアミノ酸の一種のヒスチジンが含まれ、これが脳の満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防ぐ働きがあるという。
 人を対象にした研究で、ヒスチジンの摂取量が多いほど肥満度を表す体格指数(BMI)が低くなったという報告がある。20g/日程度のカツオ節を取れば、肥満予防の働きが得られるといわれる。
 カツオ節にはアンセリンというアミノ酸も含まれ、アンセリンを取ってから運動をすると、疲労の指標となる血液中の乳酸が低いという試験研究もあり、運動後の疲労感を軽くする働きがある。

2006/06/10
白インゲン:加熱しても、ダイエット効果なし
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/archive/news/2006/06/20060609ddm013100135000c.html
     毎日新聞暮らし健康 2006/06/09 
 TVの健康情報番組で紹介されて注目を浴びた白インゲン豆のダイエット法において、加熱不足で下痢などを起こした人が多く出たが、十分に加熱しても、ダイエット効果はあるのかを探った記事。

 インゲン豆を生か加熱不足のまま食べれば、下痢などを起こすことは年配の人なら常識で、若い世代に受け継がれていないことが問題であるが、豆を水に浸したあと、軟らかくなるまで十分に煮れば、レクチンの毒性は無くなる。
 消化酵素を阻害するたんぱく質(インヒビター)は、1Kgのインゲン豆に2g前後しか含まれていないので、インゲン豆の粉を、ごはんに振りかける位で減量効果を期待することは無理と、食品問題に詳しい高橋久仁子・群馬大学教授は指摘する。
 肥満の男女12人でファセオラミンの効果を試験した浅野・浅野生活習慣病予防研究所長(内科認定医)によっても、副作用の心配はないが、2ヶ月間の服用で平均体重が81Kgから78Kgに減るというもので、劇的なものではないという。

睡眠不足が体重増加と関連 
 http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20060602hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2005/06/01
 米ケースウエスタンリザーブ大学(オハイオ州)医学部助教授Sanjay Patel博士らが、サンディエゴで開催された米国胸部学会(ATS)国際会議で報告したところによれば、夜きちんと睡眠をとることで、十分な休息が得られるばかりでなく、加齢に伴う体重増加を抑えることができるらしいという。  睡眠時間が5時間の女性は、7時間の女性に比べ、約15Kg以上の大幅な体重増加の認められた率が32%高く、肥満になった率は15%高かった。また、睡眠時間が6時間の女性は、 7時間睡眠の女性よりも大幅な体重増加が12%多く、肥満は6%多かったという。

▼原文
 :Lack of Sleep Linked to Weight Gain


2006/05/14
豆ダイエット被害の原因はレクチンか 
  http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/200605/500398.html
     日経メディカル オンラインHot News 2006/05/10 
 番組紹介の白インゲンダイエット被害は数百件に、TBSがホームページで告知・謝罪

 問題のダイエット法は、5月6日放送の番組「ぴーかんバディ」で紹介した「白いんげん豆ダイエット法」。番組を見て実践した人が、激しい嘔吐や下痢などの食中毒症状を訴えていたもの。
 ダイエットに効果があるとされる成分はシロインゲンマメに含まれるファセオラミンと呼ばれる物質。 詳しい原因はいまだ不明だが、生豆に含まれる「レクチン」と呼ばれる蛋白質などの成分が加熱不十分な状態で残り、これが胃腸の粘膜に炎症を起こし、嘔吐や下痢の症状を引き起こした可能性が高いという。

▼TBS>番組「ぴーかんバディ」>「白いんげん豆ダイエットへのご注意

学校でジュース販売禁止へ 子供の肥満防止に豪の州政府 
  http://www.asahi.com/health/news/JJT200605020001.html
   ----asahi.com 健康 健康・生活 2006/05/02 
豪州では10代の子供の3人に1人がジュース 2缶/日 以上飲んでおり、20〜25%が肥満状態のため、  オーストラリア南東部のビクトリア州政府は、公立の小・中・高校にある売店や自販機でのジュースの販売を今年中に禁止するという。

2006/04/02
一人でのランニングは効果半減? 
 http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20060323hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2005/03/23
 米プリンストン大学(ニュージャージー州)心理学教授Elizabeth Gould氏が、医学誌「Nature Neuroscience」オンライン版3月12日号に発表したところによれば、ラットを用いた最新の研究では、社会的に孤立した状態で走ることにはあまり利点がなく、むしろ健康によくないという。
 ただし、この結果が一人暮らしの人間にとっても意味をもつとはいい難く、社会的交流が健康的なものであり、ストレスの悪影響を緩和することがわかるとGould氏は述べている。
運動の効果は高齢者ほど著しい−−細胞レベルで解明  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/nh/nh_news/425497
   ----日経ヘルス ニュース 2006/03/23 
 ワシントン大学のスージー・ウー博士らが「米心臓病学会誌」で発表したところによれば、エクササイズを行う前と後で、細胞レベルでの酸素の効率を調べた結果、その変化の割合は、お年寄りの方が、若い人よりはるかに大きく、お年寄りの方が運動により機能が向上することがわかったという。

2006/03/12
どんなに年をとってもエクササイズには効果がある 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/nh/nh_news/424280
   ----日経ヘルス ニュース 2006/03/09 
 南フロリダ大学の老化研究所のロス・アンデル助教授(老人科)らが、雑誌「加鈴と健康」(Journal of Agingand Health)2月号に発表したところによれば、80〜90歳代であっても、ウオーキングなどのジムのエクササイズを2回/週行うことで、血圧が下がり、体のバランス感覚が改善するという。

2006/03/04
仕事上のストレスでメタボリックシンドロームの発症リスクは倍増する、英国の研究 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/mdps/423669
     MedWaveニュース一覧 2006/03/02 
 心血管疾患や2型糖尿病のリスクを高める危険因子が重積した状態をメタボリックシンドローム(MS)と呼ぶ。これまでにも職務ストレスとMSの関係を調べた研究はあったが、ストレス暴露期間に関する情報の入手に問題があった。
 今回ロンドン大学のTarani Chandola氏らが、ロンドンの公務員を14年間追跡し、職務ストレスのレベルとメタボリックシンドローム発症の関係を調べたもので、ストレスを繰り返し評価することにより、持続するストレスが健康に及ぼす影響の評価を試みた研究結果を、British Medical Journal誌電子版に2006年2月14日に発表したところによれば、慢性的にストレスを感じている人々はメタボリックシンドロームを発症するリスクが2倍以上になるという。著者らは、持続するストレスは、自律神経系と神経内分泌機能に直接影響し、MSを引きおこす可能性があると考えている

 ▼本論文の原題:
  ・「Chronic stress at work and the metabolic syndrome: prospective study

週3回以上の運動で認知症リスクが3割減 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/mdps/423265
     MedWaveニュース一覧 2006/02/27 
 米Washington大学のEric B. Larson氏らの研究成果tが、Annals of Internal Medicine誌2006年1月号に報告されたところによれば、60代以上の高齢者1740人を平均6年間追跡して、運動の習慣と認知症発症の関連を調べた結果、3回/週 以上定期的に運動する人はそうでない人に比べ、認知症全体とアルツハイマー病の発症リスクが約3割減少することが確かめられという。

 今回の調査は、運動の頻度のみを指標とし、運動の強度や時間は分析に加えていないが、得られた結果は、定期的な運動が認知症及びアルツハイマー病の発症を遅らせることを示した。

 ▼本論文の原題:
  ・「Exercise Is Associated with Reduced Risk for Incident Dementia among Persons 65 Years of Age and Older

買い物、掃除は何分間? 生活習慣病予防に運動基準案 
  http://www.asahi.com/health/news/TKY200602230396.html
   ----asahi.com 健康 健康・生活 2006/02/24 
 生活習慣病の予防策として、厚生労働省は23日、健康づくりのための運動基準の案を作り、有識者の検討会に示した。普段運動をしない人向けにも、日常生活でどれだけ体を動かせば良いか具体例をメニューで示した。今後、検討会で議論し、3月中に新基準を決めるという。

 身体活動なら普通歩行20分、庭いじり15分、運動なら速歩15分などと具体例を示し、それぞれに「1個」という単位をつけ、運動習慣のない人は身体活動のメニューから「3〜4個/日」(計23個/週)、運動習慣がある人は、運動メニューから好みに合わせて「4個/週」を日常生活に採り入れるよう勧めている。

▼厚労省 健康局  運動所要量・運動指針の策定検討会 > 第3回運動指針小委員会 > 健康づくりのための運動指針(案)


2006/02/18
肥満度を知る数値として「ウエスト・ヒップ率」を提案 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/nh/nh_news/421437
   ----日経ヘルス ニュース 2006/02/06 
 カナダ・オンタリオ州ハミルトンにあるマクマスター大学の「人口健康研究所」のサリム・ユスフ所長が、医学誌「ランセット」に発表した論文によると、主要な内蔵が収まっているおな かの脂肪分を問題にして、肥満度の評価として「おなか」と「お尻」の回りの相対的な割合「ウエスト・ヒップ率」 (waist/hip ratio =WHR)を提案している。
 この割合が、男性では「1」以上、つまり、おなかの方がお尻より太いなら、肥満度が高く、病気にもなり易く、女性では「0.8」で肥満であり、病気になりや易い目安になるという。
少しの運動でも、脳の健康を保てる 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/nh/nh_news/421118
   ----日経ヘルス ニュース 2006/02/02 
 米シアトルにある健康組合「Group Health Cooperative」が行った研究が、2006年1月発行の「米内科学紀要」(Annals of Internal Medicine )に発表されたところによれば、3回/週 ウオーキングをするなど、軽い運動をするだけで、お年寄りが認知症になるリスクを減らす効果があるという。

2006/02/05
カロリー制限食を続けている人の心臓は若い 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/nh/nh_news/420885
   ----日経ヘルス ニュース 2006/01/31 
 「米心臓学会報」の1月17日号に報告されたところによれば、米ミズリーリ州の「カロリーを制限する会」という組織のメンバーは、41歳〜64歳で、毎日、栄養のバランスがいい食事を、1400〜2000kcalに制限して食べており、この会のメンバー25人の心臓の働きを、普通の米国人と比較したもので、カロリー制限食を長年続けている人の心臓の機能は、同年代の一般人より平均して15年若かったという。
定期的な運動がアルツハイマー病発症を遅らせる 
 http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20060126hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2005/01/27
 「健康に関する共同研究センター(Group Health Cooperative's Center for Health Studies:シアトル)」所長のEric B. Larson博士らが、、医学誌「Annals of Internal Medicine」1月17日号に発表したところによれば、少なくとも3日/週 軽度の運動を続ければ、高齢者に見られるアルツハイマー病や他の認知症の発症リスクが30〜40%低下するという。

 同博士らは、定期的な運動はアルツハイマー病や他の認知症の発症を阻止することはできないものの、長期にわたり発症を遅延させる可能性があると述べている。


2006/01/29
肥満で死亡率高く…前立腺がん 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20060123ik0d.htm
     Yomiuri-Online・・ 医療と介護 医療ニュース 2006/01/23 
 米デューク大(ノースカロライナ州)が米医学誌2月号に発表したところによれば、肥満の男性は前立腺がんの発見が難しく、肥満でない男性に比べ死亡率が高まるという。 

 研究は、1998〜2004年にかけ、前立腺がんを切除した1400人を対象に、手術後の経過と肥満などの有無を調べた結果、BMIの値が大きくなるほど、前立腺が大きくなる傾向にあることを確認したもの。
 肥満した男性は、肥大した前立腺の陰に隠れて、前立腺がんが見つかりにくく、がんの発見率が20〜25%低く、その結果、死亡率も20〜35%高まるという。


2005/12/30
少量の酒は肥満防ぐ!?…米調査 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20051219ik0b.htm
     Yomiuri-Online・・ 医療と介護 医療ニュース 2005/12/19 
   米テキサス工科大などの研究グループが、米医学誌の電子版に発表したところによれば、少量の酒を規則的にたしなむ人の方が、飲酒しない人よりも太り難いという。

 ウイスキーなど酒類を平均グラス1杯/日 飲む人は、全く飲まない人に比べ、肥満になる割合が54%少なく、2杯/日 飲む人は41%少なかったが、4杯以上/日 飲む大量飲酒者は、肥満になる割合は逆に46%も高まるという。

毎日運動すれば、寿命が4年延びる  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/nh/nh_news/415276
   ----日経ヘルス ニュース 2005/11/24 
 オランダのロッテルダムにある、エラスムスMC大学医学センターオスカ−・フランコ博士らが「米内科学紀要」(Archives of Internal Medicine )に報告したところによれば、毎日30分間ウオーキングを週5日続ければ、しない人よりもおよそ4年間長生きできることがわかったという。
ウエストのくびれがなくなるのが、心臓病リスクの前兆  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/nh/nh_news/414940
   ----日経ヘルス ニュース 2005/11/22 
 カナダのマクマスター大学(トロント)のサリム・ユスフ教授(一般医学)が、医学誌「ランセット」2005年11月5日号にて発表したところによれば、 「ウエスト/ヒップ」比率は、女性で平均0.85、男性で平均0.95だったが、平均値を上回ると、心臓血管系の病気になり易いという新指標を提唱している。

2005/10/02
スローな筋トレ 意外にも効果
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20050926ik07.htm
     Yomiuri-Online・・ 医療と介護 医療ニュース 2005/09/26 
 手軽に行える割に、筋力アップやダイエット効果も大きいと注目される「スロートレーニング」について。
東大教授の石井直方さん(身体運動科学)によると、運動後に分泌される成長ホルモンが鍵を握る。

 スロトレの利点は、従来の方法より、軽い重量で出来るので、関節を痛め難いこと。また、血圧の上昇が少ない分、脳や心臓に負担がかからず事故防止にもつながる。更に成長ホルモンの効果で、新陳代謝が活発になり、長期的に行えば、肌つやにも効果が出てくるという。

 減量したい人は、ウオーキングなどの有酸素運動との組合わせが効果的で、コツは先にスロトレを行い、分泌された成長ホルモンの効果で、脂肪分解が進み、その後、有酸素運動に移った際に脂肪燃焼効果が大きくなるという。


2005/09/04
ゴミが多く、緑が少ない居住環境には肥満者が多い、欧州8カ国の研究
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/393246
     MedWaveトピックス 2005/08/24 
 英グラスゴー大学のAnn Ellaway氏らは、欧州8カ国(仏、独、伊、スロバキア、ハンガリー、ポルトガル、スイス、リトアニア)の都市で行われた居住環境と肥満に関する調査結果から、居住環境が肥満に関連している可能性が高いことを指摘する結果をまとめ、British Medical Journal電子版に8月19日で報告した。

 調査結果によれば、緑が多い居住環境に住む人は、緑の少ない環境の人に比べ、運動の活発さが3倍も高くなっていた。また、肥満の人の割合も約40%低くかった。
 一方、居住環境にゴミや落書きが多い環境に住む人は、運動の活発さがゴミや落書きが少ない環境に住む人に比べて約50%低く、肥満の人の割合はおよそ50%高くなっていた。

▼本論文の原題:「Graffiti,greenery, and obesity in adults: secondary analysis of European cross sectional survey

ローカーボダイエットの成功はたんぱく質の食欲抑制にあった 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/392825
   ----日経ヘルス ニュース 2005/08/22 
 パン、パスタ、ライス、イモ類など、でんぷん質の食物を減らというローカーボダイエットで、体重が減る理由について、ワシントン大学医学部(シアトル)のデービッド・ウエリグル博士らが、「米臨床栄養学雑誌」(American Journal of Clinical Nutrition)で発表したとろによれば、ローカーボダイエット時に、でんぷん質を増やすと必然的に増えるたんぱく質が食欲を抑えて、結果的に摂取カロリーが減って、減量に結びつくのだという。
学校での清涼飲料販売を制限 米飲料協会、肥満に配慮 
  http://www.asahi.com/health/news/TKY200508180111.html
     Asahi.com 健康 健康・生活 2005/08/18 
 米国公立学校から炭酸飲料やジャンクフードを締め出そうという動きが各地で起きている中、飲料業界団体「米飲料協会」(ABA)は17日、子どもの肥満対策として、学校で販売する飲み物を自主的に制限する方針を発表した。
 今回のABAの対応は、
  • 小学校=水と100%ジュースのみ販売
  • 中学校=授業時間内は、以上のほかにスポーツドリンクやカロリーを控えた「ダイエットタイプ」の飲料のみ販売
  • 高校=販売する飲み物を多様にし、炭酸飲料は半分以下に抑える――というもの。
ヨガが中年層の減量に有効 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20050812hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2005/08/12
 米Fred Hutchinson癌研究センター(シアトル)が、ヨガが単に筋力や柔軟性を高めるだけではなく、中年層の減量に有用であることを、初めて評価し、その結果は医学誌「Alternative Therapies in Health and Medicine」7/8月号に掲載された。

 今回の調査結果は、ヨガのタイプによる身体的強度の差が考慮されていないほか、個人の記憶に基づく自己報告によるものであるため、今後の観察試験で不足部分を補うことができれば、大規模な無作為化試験を実施することができると期待されるという。


2005/08/14
運動中にトマトジュースで疲れ知らず / カゴメと国際医療福祉大が疲労軽減効果を発表
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/390972
     MedWaveトピックス 2005/08/08 
 7月30〜31日に開催された第13回日本運動生理学会において、カゴメ総合研究所と国際医療福祉大学が発表したところによれば、運動の合間にトマトジュースを飲むと、筋肉中に疲労物質の乳酸がたまり難くなり、運動後の疲労を軽減させられる可能性があるという。

▼カゴメのプレスリリース(2005.07.29)
  トマトジュース飲用による運動疲労軽減作用を示唆 −カゴメ、国際医療福祉大学の共同研究−

 カゴメ(株)総合研究所は、国際医療福祉大学(樋渡正夫教授)との共同研究により、運動の合間のトマトジュース飲用が、運動後の疲労を軽減する可能性があることを明らかにしました。
住民が運動をするしないは、お天気次第−−地域別調査で判明 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/390632
   ----日経ヘルス ニュース 2005/08/08 
  エクササイズをする、しないは何で決まるのだろうかを調べた研究が、「健康行動ジャーナル」(Journal of Health Behavior)7〜8月号に掲載された。CDC(米疾病管理予防センター)が電話インタビューで行った調査を、ブリガムヤング大学のレイ・メリル博士らが纏めたもので、中程度の体を動かすエクササイズを、30分間/日、5〜7日間/週 行なう。あるいは、強く体を動かす運動を20分間/日、週に3〜5日間/週 行なうという基準に達している住民全体の何%いるかどうかを調べ たもの。

 上位の州は、モンタナ、ユタ、ウイスコンシン、ニューハンプシャー、バーモントの各州だった。一方、ワースト5は、ハワイ、プエルトリコ、ノースカロライナ、ケンタッキー、ミシシッピの各州と準州であった。 これを各気象台の記録と突き合わせるとベスト5の地域は、乾燥して温和な日が多く、ワースト5の地域は、湿度が高く、蒸し暑い日が多いことがわかり、結論的には、その地域の天候が大きく影響するとのこと。


2005/07/31
ヘルシーリポート:太り過ぎ危険、過食やめ適度な運動を 
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/news/20050730ddm010100089000c.html
     毎日新聞暮らし健康 2005/07/30 
 食べ過ぎて運動をしないと脂肪が燃やされずにどんどん蓄積し、やがて高脂血症や糖尿病などになり、心筋こうそくなどのリスクが高くなるので、体脂肪の高い人は血液中の中性脂肪値も高く、肝臓に大量の中性脂肪が溜まれば、脂肪肝になり易い。茨城キリスト教大学(日立市)の板倉教授(医師)は、10分/日程度の縄跳び、早足で歩くなどを継続実践することが体脂肪の減少につながると日常的な運動を勧めている。
【骨代謝学会速報】 若い女性の骨を強くするのはビタミンDと運動
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/388254
     MedWaveトピックス 2005/07/27 
  骨密度は、加齢と共に低下し、特に閉経後はエストロゲンの減少で、骨密度は顕著に低くなるため若い頃に骨密度を上げておくことが、将来の骨粗鬆症を予防するといわれている。
 東京女子医科大学医学部産婦人科教室の黒田龍彦氏らが、7月23日の骨代謝学会での口演セッションで発表したところによれば、平均20歳の女性を対象にした調査から、食事によるビタミンDの摂取量を増やし、歩行数を増やすことが、血中ビタミンDの濃度を上げ、さらには骨密度を高めるということがわかったという。

 「血中25OH-ビタミンD濃度が25ng/ml以上であれば、高骨密度の獲得につながる」 という。


2005/07/16
エクササイズすると乳ガンの死亡率が下がる 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/386250
   ----日経ヘルス ニュース 2005/07/15 
 ハーバード大学医学部のミッシェル・ホルムズ博士らが「JAMA(米医師会雑誌)」に発表したところによれば、1984〜1998年までに乳ガンと診断された女性2987人を調べた結果、ほんの少しでも(1週間に1時間のウォ−キングでも)、定期的に運動をしている乳ガン女性の生存率が高かいことが判ったという。
運動するお年寄りには前立腺ガンが少ない 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/383126
   ----日経ヘルス ニュース 2005/06/29 
 医療に従事している男性47,620人の医療記録を14年間分調べた結果、65歳以上よく運動する人(週に少なくとも3時間はかなり激しい運動をする人)は、運動をあまりやらない人より、進行前立腺ガンになった割合と死亡した割合の合計が67%低かったという疫学研究結果が「米内科学雑誌」に報告された。 運動が、なぜ前立腺ガンのリスクを減らすのかは、まだわかっていない。
ヘルシーな油でも加熱をくり返すと健康に害 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/384366
   ----日経ヘルス ニュース 2005/07/06 
 米ミネソタ大学の教授、サーリ・ツァラニー博士(食品化学,栄養生化学)が「米油脂化学学会」(American Oil Chemists' Society)の会合で発表したところによれば、大豆油、ひまわり油など植物性の不飽和脂肪油は、コレステロールを下げ心臓病予防に良いとされてきたが、何度も加熱したり、繰り返し使用すると、HNEができて、次にその油で揚げたり、炒めたりした食物に吸収されて、かえって健康に悪いということになるから気をつけたほうがいいと警告している。

2005/06/25
運動している女性には卵巣ガンが少ない 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/381526
   ----日経ヘルス ニュース 2005/06/24 
 カナダの「慢性病予防管理センター」(Center for Chronic Disease and Control)の所長、ヤング・マオ博士らの研究チームが、「国際ガンジャーナル」(International Journal of Cancer )5月号に発表したところによれば、ウオーキング、ジョッギング、テニス、ゴルフ、ボーリング、ダンスをやっている女性は、ほとんど運動らしいことをたやっていない女性と比べると、卵巣ガンにかかる割合が、30%少ないことが判ったという。

2005/06/19
盆踊りで、筋力維持ができる!
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/380459
   ----日経ヘルス ニュース 2005/06/14 
 第5回日本抗加齢医学会総会(6月10〜11日)で、早稲田大学スポーツ科学学術院の福永教授は、楽しく筋力を鍛えるため、踊りを利用するアイデアを提案した。
妊娠中に過剰節食、太りやすい子に…京大教授ら実験
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20050612ik06.htm
     Yomiuri-Online 医療と介護 医療ニュース 2005/06/12 
 京都大学病院産婦人科の藤井信吾教授らが米医学誌「セル・メタボリズム」最新号に発表したところによれば、妊娠中の母親の栄養不足が、子どもの肥満を引き起こしやすくすることが、マウスを使った実験で判明したという。

 ダイエットマウスの子は、食欲やエネルギー消費をつかさどる「レプチン」というホルモンの分泌量が、通常よりも早い時期に増えており、レプチンの分泌時期のずれが、肥満につながっているのではないかと推測される。


2005/06/12
中年男性の64%がカロリー過多を自覚、3カ月以上運動ゼロも62%、花王の調査で判明  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/378446
     MedWaveトピックス 2005/06/02 
 花王が実施した調査は2004年11〜12月、首都圏在住の30〜50歳代既婚男性サラリーマンを対象に行われ、連続する7日間の日常行動や生活意識について、323人から有効回答を得たもの。

 その結果、全体の60%が食生活や運動習慣から考えて、「太りやすい生活」を自覚。自覚がある人の43%は、最近5年間に体重が増加している。
 食生活については、全体の64%が、カロリーオーバーを認識し、特に太り易い生活を自覚している人では、79%がカロリーオーバーだと考えているが、適正カロリー量を知るのは全体の10%に過ぎない。
 その他、「早食い」を自覚する人が72%、「食事が不規則」が54%、「寝る直前に食べる」が59%に達している。

 運動については、62%は直近3カ月に全く運動をしていない。運動不足を自覚している人は全体の69%に達する。休日も多忙や疲労を口実に、全体の57%が「家でごろごろ」している。

 ▼花王のプレスリリース(2005.5.30)
   『現代サラリーマンの太りやすい生活行動』調査

コレステロールを下げるにはもっと野菜を食べなさい  
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/378351
   ----日経ヘルス ニュース 2005/06/02 
 コレステロール値が高いと、心臓血管系の病気になり易くなるが、野菜など植物性の食物を多く含んだ食事次第でコレステロール値が下がるというデータが「米内科学雑誌(Annals of Internal Medicine )」5月3日号に報告された。
中年太りは、後年、認知症になりやすい  
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/378102
   ----日経ヘルス ニュース 2005/06/01 
 NIH(米国立衛生研究所)の資金により「カイザー・バーマネンテ医学基金の研究者がブリティシュ・メディカル・ジャーナルのオンイン版に発表したところによれば、カリフォルニアの住人たちを、30年近く追跡調査した結果から、40代ごろに肥満、ないし体重オーバーだった人は、年を取ってからアルツハイマー病などの認知症にかかる割合が高いことがわかっという。

2005/05/21
【栄養・食糧学会速報】 運動習慣によって必須微量元素クロムの排泄が減少する
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/375529
     MedWaveトピックス 2005/05/18 
 第59回日本栄養・食糧学会大会で5月14日、椙山女学園大学生活科学部の三田有紀子氏が発表したところによれば、運動習慣がある人は運動習慣が無い人に比べ、尿中へのクロム排泄量が減少することがわかったという。

 一過性の運動によって、クロムの尿中への排泄量が増加することが以前から分かっており、習慣的な運動によって耐糖能異常を起こす人もいないし、運動習慣は糖尿病の予防や改善に有効とされていることから、三田氏らは、運動習慣がある人では、尿中へのクロム排泄量を抑える何らかの機構が存在すると推察したという。

前立腺がんの予防、「少し激しい運動」に効果  
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050516so12.htm
     Yomiuri-Online 医療と介護 医療ニュース 2005/05/16 
 米ハーバード大(マサチューセッツ州)の研究チームが、1986年から約47,000人の医療従事者を対象に14年間に及ぶ調査の結果を米医学誌に発表したところによれば、65歳以上の男性で、週に最低3時間以上、活発な運動をする人は、ほとんど運動しない人に比べて前立腺がんで死亡する危険率が70%も低くなることが判ったという。
 死亡率減少と運動量を関連付けたのは、初めて。
禁煙による体重増加が肺機能に悪影響  
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20050515hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2005/05/15
 英キングス大学公衆衛生学上級講師のDeborah Jarvis博士らが医学誌「Lancet」5月7日号に発表したところによれば、禁煙後の体重増加によって肺機能が阻害される恐れがあるため、禁煙したのち体重が増加しないようにさらに努力する必要があるという。

 禁煙により体重が増えたとしても、そのわずかな悪影響よりも禁煙によって得られるさまざまな有益性の方が明らかに大きいということ理解が必要。


2005/05/08
米内科学会、肥満の薬物療法と外科的治療のガイドラインを発表
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/372452
     MedWaveトピックス 2005/04/28 
 米国内科学会(ACP)のVincenza Snow氏らがAnnals of Internal Medicine誌2005年4月5日号に報告したところの、肥満患者に対する薬物療法および外科的治療のガイドラインは、全患者に食事療法と運動指導の実施を求めており、なお未達成の患者に対する薬物療法の適用を、また BMI=40以上の高度肥満者に対し、一定の条件下で外科的治療の適用を勧告している。

▼本論文の原題:「Pharmacologic and Surgical Management of Obesity in Primary Care: A Clinical Practice Guideline from the American College of Physicians


2005/04/24
国民健康調査:男40代3人に1人、おなか出っ張りに注意−−厚労省
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/news/20050422dde041100021000c.html
     毎日新聞暮らし健康 2005/04/22 
 03年11月、全国の4160世帯を対象にした、たばこや肥満、運動習慣などの調査結果は、体重(Kg)を身長(m)の2乗で割った体格指数(BMI)が25以上で、男性はウエスト85cm以上、女性は90cm以上を「上半身肥満の疑い」として、30〜60歳代男性の約3割が上半身肥満の疑い。

 男性は40代に続いて、30代が29%で多く、30〜60歳代男性の3割以上が肥満。 20歳代女性の2割以上が低体重(やせ)。運動習慣のある人は男女とも60代が最も高かった。

厚生労働省 > 報道発表資料 2005.04.21>平成15年 国民健康・栄養調査結果の概要について

動脈硬化 ウエストが警鐘 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050418so12.htm
     Yomiuri-Online 医療と介護 医療ニュース 2005/04/18 
 食べ過ぎや運動不足などで腹部に内臓脂肪がたまり、肥満や高脂血症などを引き起こし、動脈硬化になりやすい状態になること「メタボリックシンドローム」と呼ぶ。 この病態の診断基準を、日本高血圧学会など日本内科学会傘下の8学会がまとめた。
 この診断基準は、
 ウエストサイズが盛り込まれ、女性で90cm以上、男性で85cm以上あると、内臓脂肪が“危険水域”を超える。
このウエストサイズ以上で、
  1. 中性脂肪150以上かHDLコレステロール40未満
  2. 最大血圧130以上か最小血圧85以上
  3. 空腹時血糖110以上
――の3項目のうち2項目以上に該当する場合、メタボリックシンドロームと診断する。

2005/03/26
ウエストサイズが糖尿病の目安 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050322so12.htm
     Yomiuri-Online 医療と介護 医療ニュース 2005/03/22 
 米臨床栄養学会誌の最新号に掲載された米ジョンズホプキンス大の約3万人に対する疫学調査によれば、米国成人男性のウエストのサイズが糖尿病の危険度の有効な指標になることが、肥満度の指標としてよく使われるBMI値よりも、優れた目安になることが判ったという。

 ウエストによる糖尿病の危険度予測が有効なのは、腰回りの脂肪が、2型糖尿病の発症に強く関係しているため。


2005/02/26
母が肥満 子も太りやすい 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050221so16.htm
     Yomiuri-Online 医療と介護 医療ニュース 2005/02/21 
 米ペンシルベニア大などのチームがまとめ、米国の臨床栄養学雑誌に発表した研究結果によれば 「肥満気味の母親の子どもは、6歳から太り始める可能性が高い」という。

 2歳では体格差はなかったが、4歳になると肥満気味の母親の子どもの方が、より体重が増える傾向が見られ、6歳児の比較では、肥満気味の母親の子どもの平均体重は、細身の母親の子どもの平均体重を3Kg上回り、約23Kgとなり、脂肪量でも初めて差がつき、肥満度に明確な差が出たという。

たまの深酒は肥満のもと? 米国立研究所が調査
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200502200062.html
     Asahi.com健康健康・生活 2005/02/20
 米国立アルコール依存研究所が、97〜01年の国民健康面接調査に参加した男女のうち、酒を飲む約3万7千人の「1回の酒量」と「飲酒の頻度」を調べ、「飲みっぷり」と肥満との関係を探った調査結果を、米国立保健研究所(NIH)が発表したところによれば、たまにしか飲まない酒で深酒する人は太りやすく、少量の晩酌を習慣にする飲み方だと太りにくいという。

BMI(体重を身長の二乗で割った数値)との関係をみると、

  • 1回に1杯しか飲まない男性 : BMIの平均が26.5。
  • 1回に4杯以上飲む男性   : BMIの平均が27.5。
  • 女性の場合 : 25.1(1杯/回) → 25.9(4杯以上/回)
  • 一方、年間の飲酒日数が少ない人ほどBMIの数値が大きかった。
  • 飲んでも太り難いのは、1杯/回しか飲まず、週に3〜7日飲む人。
  • たまのお酒で量を過ごす人が、最も太り易い。

2005/02/12
低脂肪乳を飲むと体脂肪が減り、ウエストにクビレ!−−日本人女性で確認
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/358012
     MedWaveトピックス 2005/02/07 
 辻学園栄養専門学校中央研究室の広田孝子教授が、2月3日に開催された「第7回メディアミルクセミナー」(主催:日本酪農乳業協会)で発表したところによれば、低脂肪牛乳を飲むと体脂肪が減り、筋肉量が増えるというダイエット効果があるという。

 低脂肪乳を飲むことにより、カルシウムの血中濃度が増るて、副甲状腺ホルモンなどの働きで脂肪細胞内のカルシウム濃度が下がり、それによって脂肪の合成が抑制され、分解は促進されるためと考えられる。


2005/02/05
【サプリ&機能性食品2005速報】 「肥満解消に、ビタミンやミネラルが必須」−−ビタミン外来の佐藤医師
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/357047
     MedWaveトピックス 2005/02/01 
 「サプリ&機能性食品2005」最終日の1月28日午後の講演に登場した、こもん会稲毛病院(千葉市稲毛区)でビタミン外来を担当する佐藤務医師(整形外科・健康支援科部長)は、ビタミンやミネラル摂取の重要性を強調。

 肥満の原因は、3大栄養素(炭水化物、脂肪、たんぱく質)の過剰摂取によるカロリーオーバーと、それを代謝するビタミン、ミネラルなどの副栄養素の圧倒的な不足にある。しかし、カロリーオーバーばかりにスポットが当たり、副栄養素の不足に着目しないのは問題だと。 

≪原因≫

  1. 副栄養素が不足する理由は、野菜の栄養価の低下にあり、50年前に比べてビタミン、ミネラルなどの栄養価が1/8〜1/20に減っている。
  2. 加工食品が増えたこと。例えば米では、精白過程で副栄養素がそぎ落とされたりしている。
  3. ストレスの多い現代生活では、抗ストレスホルモンを作るためにビタミンが大量に使われるため。
≪対策≫
 副栄養素を十分に摂取できる食事が基本だが、それができないなら「ビタミン、ミネラルなどが幅広く配合されたサプリメントを利用する。但し、単一成分配合のビタミン剤ではダメ。

2005/01/30
ファストフードと肥満、深い関係 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050124so14.htm
     Yomiuri-Online 医療と介護 医療ニュース 2005/01/24 
 英医学誌ランセットに掲載された米ミネソタ大などの研究によれば、1985,85年に18〜30歳だった男女約3000人を対象にした15年間の調査により、米国人では運動不足や飲酒よりも、ハンバーガー、ピザ、フライドチキンなどのファストフードを頻繁に食べることが、米国人の肥満や糖尿病と密接な関係があると指摘している。

2005/01/22
肥満の人は歯周病にご注意 普通の人の1.5倍の罹患率
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200501190270.html
     Asahi.com健康健康・生活 2005/01/19
 大阪府立看護大の吉田幸恵教授や今木雅英教授らの研究グループが、21日から大津市で開かれる日本疫学会学術総会で発表した研究成果によると、肥満者は、歯周病に約1.5倍かかり易いという。統計的にも明確な差があった。年代毎にみても、肥満者の罹患率が上昇しており、原因は脂肪から分泌する物質が骨を壊すなどして歯周病につながると考えられ、「肥満が歯周病の危険因子の一つである可能性が見いだされた」。

2005/01/15
肥満でも数Kgやせれば肝機能改善も…順天堂大が解明 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050109so11.htm
     Yomiuri-Online 医療と介護 医療ニュース 2005/01/09 
 順天堂大学医学部の河盛隆造教授らの研究によれば、肥満している人が体重を数Kg減らすだけで、低下した肝機能などが短期間で改善する可能性の高いことが判った。
 BMI=30以上の体重100Kg前後の30〜40才代の男性15人に食事制限や運動を3ヶ月行った。体重は平均6.5%の6.7Kg減ったが、全員のBMIは肥満とされる25以上の28以上のままだった。しかし、肝臓内の脂肪が平均で38%も減少し、中性脂肪や肝機能の指標となるガンマGTPの数値も正常値に近づいた。
運動で肥満による死亡リスクは減少せず 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20050107hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2005/01/07
 米ハーバード大学公衆衛生学部の研究者らが11万6000人の女性を対象に行った24年間の研究成果を米国医学誌「New England Journal of Medicine」12月23日号に発表したところによると、運動量が多くても早期死亡リスクは排除されず、身体活動のレベルに関係なく肥満は独立した死亡の予測因子であり、また肥満かつ身体活動の少ない人は死亡リスクが最も高いことが判明したという。

 しかし、付随する論説の共同著者で米ミネソタ大学疫学准教授のMark A. Pereira氏は、男性を対象とした別の大規模研究では、身体活動が肥満指数(BMI)よりもはるかに正確に死亡率を予測することが判明していることを含めて、今回の研究は運動の評価を参加者の自己報告に依存し、座位での活動時間を考慮していない点で不十分であると指摘している。


2004/11/27
肥満あるいはやせた人は、普通の男性より精液の濃度が低く、精子の数も少ない
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/345330
     MedWaveトピックス 2004/11/25 
 デンマーク国立病院発達生殖研究部門のNiels E. Skakkebak氏らがFertility & sterility誌の10月号に発表したBMI(body mass index)と精子の質の関連によれば、若い男性で、肥満あるいはやせた人は、普通の男性より精液の濃度が低く、精子の数も少ないという事実が明らかになった。
 徴兵検査を受けた男性の1558人(平均年齢19歳)を対象に、それぞれのBMIと精子の質や生殖ホルモンとの関連を調べた結果、BMIが25より高い、肥満のグループは、精液濃度が普通の男性(BMI;20−25kg/m2)より21.6%低く、精子の数は23.9%少なかった。一方、BMIが20より少ないグループは、普通の男性に比べ精液濃度が28.1%低く、また、精子の数も36.4%少なかった。
週末だけの運動でも、健康効果は高い  
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/343032
   ----日経ヘルス ニュース 2004/11/11 
 週末のみの運動の健康効果はどうなのかを、ハーバード大学公衆衛生学部の疫学者アイミン・リー博士らの研究チームが「ハーバード大学卒業者健康調査」の一環として、高齢の男性8000人を対象に調べたところ、「週末だけ運動をする」という人は、全く運動しない人よりも明らかに長生きだった、という。但し、「週末だけ運動をする」人は、「毎日規則的に運動をしている」という人よりは、体重が重かった。
苦い味に敏感な人は太らない 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/341651
   ----日経ヘルス ニュース 2004/11/04 
 米ラトガーズ大学のベバリー・テッパー教授(食物科学)らは、ブロッコリ−の新芽などに含まれていて、ほのかに苦味を感じさせる物質に類似している物質である「PROP」と呼ばれている化学物質を使って、テストを行った。これを「苦い」と感じることができる人は苦味に敏感 でり、微妙な苦い味を敏感に感じ取ることができる人はほっそりしているという。逆に苦味に鈍感な人は、脂っこいもの、甘いもの、熱い食べ物、苦味が強い食品を好んで食べて過食につながり、どうしても 体重が増え傾向があるという。

2004/11/21
肥満:寝不足が原因? 米大研究グループ 
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20041120k0000m040056000c.html
     毎日新聞 > サイエンス > 医療 2004/11/19
 米政府の健康栄養調査のデータを分析した米コロンビア大の研究グループが北米肥満研究会の総会で発表しところによれば、「睡眠不足は肥満を引き起こす」とのこと。  睡眠時間7〜9時間の十分な睡眠を取る人に比べて、肥満になる率をみると、
    4時間以下の人: +73%
    5時間の人:    +50%
    6時間の人:    +23%と、 肥満になる率が高い。
青年期→中年、体重7キロ増 心臓病に注意! 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20041115so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース 2004/11/15
 18歳〜30歳の男女2500人について15年間にわたり生活習慣や健康状態を追跡調査した米ノースウエスタン大の防医学研究チームが、米国心臓病学会で報告したところによれば、青年期から中年にかけて体重が約7Kg以上増えた人は、ほとんど変化しなかった人に比べ、心臓病になる危険度が5倍も高いという。
 15年間に7Kg以上体重が増えた人は80%もいたが、この内ち20%に高血圧や高脂血症、さらに血糖値を下げるホルモンであるインスリンが効き難いなどの異常が見られ、こうした異常は、米国で「代謝シンドローム」と呼ばれている。

2004/10/31
ウオーキングでぼけ防止 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/337785
   ----日経ヘルス ニュース 2004/10/18 
 ハーバード大学公衆衛生学部の疫学者、ジェニファ・ウーブ博士が、70歳〜81歳までの高齢女性1万8000人を対象に、体を動かす習慣と健康状態について、12年間追跡調査した結果、定期的に楽な速さで歩いている高齢女性は、頭脳のシャープさなど、一般的な精神的活動が、数年も若いことがわかった。

2004/10/23
男性の3割が肥満、深刻事態に厚労省も危機感 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20041019so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース 2004/10/18
 肥満者の割合を厚生省が纏めた所によると、男性が29.4%、女性が26.4%と肥満が進行。日本酒で3合/日以上を飲む「多量飲酒」も、7.1%にまで増えており、男性の肥満が「3人に1人」に迫りつつある事態に、厚労省は危機感を募らせている。
肥満は乳がんの死亡リスクを上昇 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20041015hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2004/10/15
 肥満と乳がんの生存率との関連性が判明し、米国治療放射線腫瘍学会の年次集会で発表されたところによると、研究者らは1978年〜2003年までに「Stage(病期)T/U」の早期段階で乳房温存腫瘍摘除、リンパ節郭清、放射線療法、化学療法を受けた女性2010人について、診断時のデータを肥満指数(BMI)に基づいて分類した結果、22%(452人)が正常体重、43%(857人)が過体重、35%(701人)が肥満であったという。

 上記の結果等より、年齢および閉経期などの危険因子を差し引いても肥満は、転移悪化の重大な独立予測指標であるようだ。


2004/10/10
リンゴのポリフェノール、筋力増強や脂肪減少の効果 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20041004so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース 2004/10/04
 赤ワインや黒豆などに含まれるポリフェノールは老化やがんの要因とされる活性酸素を除去する働きが知られているが、アサヒビールと日本体育大学大学院の中島寛之教授らの共同研究で、リンゴから抽出されるリンゴポリフェノールに、筋力増強や内臓の脂肪を減らすなどの効果が明らかになった。

2004/10/03
女性の虚血性疾患原因、肥満より運動不足…米で調査 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040927so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース 2004/09/27
 米フロリダ大などのチームが1996〜2000年に906人の女性を対象にしたライフスタイル全般にわたる活動状況の追跡調査を米国医師会雑誌に発表したところによれば、女性の心臓病や脳卒中など虚血性疾患の発症には、肥満より「運動しない」「日常生活で体を動かさない」など活動性の低さの方が強く関与していることが、判った。
 体重は人並みでも、運動をさぼると虚血性疾患になり易いといえる。

2004/09/19
最近は体重が気になるのでサラダ油を変えました? 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/colm04/331444
     MedWave医師も戸惑う健康情報 2004/09/15 
 サラダ油を特定保健用食品(以下トクホ)となっているジアシルグリセロール(DAG)入りのものにしても、体脂肪は減るかも知れませんが、体重は減らないのに、ジアシルグリセロール入りの食用油やマヨネーズのテレビコマーシャルを見ると、これらの商品を摂れば摂るほど健康に良いかのように思えてしまう。
 これらトクホが私達の健康に本当に良いかどうかがはっきりするのは、5〜10年といった長期的な摂取により病気が予防できることを実証される時で、それはメーカーではなくて結果的に実際に使う消費者自身になるのでは、と警鐘を鳴らしている。
油断禁物、「やせ形」も飲酒で糖尿病の危険 厚労省調査
  http://www.asahi.com/health/life/OSK200409110014.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/09/12
 太った人に比べ糖尿病に罹り難いと言われる痩せ形の男性も、酒を飲む習慣があると危険が高まることが、厚生労働省の研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の調査で分かった。日本酒2合程度でも、糖尿病の罹り易さが倍になるという。女性での関係は分からなかった。

2004/09/13
やせた男性はがん発生率高い、女性では関連なし…厚労省調査 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040906so14.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/09/06
 非常にやせている男性は、標準的な体重か太めの男性に比べ、がんになるリスクが高いことが厚生労働省研究班(主任研究員=津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)の40〜69歳までの男女約9万人を対象とした約10年に亘る大規模な調査で明らかになった。
 BMI 〔体重(Kg)を身長(m)の二乗で割った数値〕 19〜21未満では、標準のBMI=23〜25の人と比べて14%高く、BMI=19未満では29%も高いというが、女性ではBMIとの関連はなかった。

2004/09/04
肥満対策のマーガリン、コレステロール対策のトクホ・マヨネーズが新登場する 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/329305
     MedWaveトピックス 2004/09/03 
 厚生労働省が効果と安全性を認めた特定保健用食品(トクホ)に、肥満対策のマーガリンと、コレステロール対策のマヨネーズが新たに加わった。

 肥満対策のマーガリンは、日清オイリオ「リセッタ ソフト」。厳密にはマーガリンではなく、ファットスプレッドと呼ばれる分類の商品。発売時期は未定。
 コレステロール対策のマヨネーズは、「植物ステロール」を配合・強化した味の素「ピュアセレクト サラリア」。厳密にはJAS規格の「マヨネーズ」には相当しない商品で、「サラダ用調味料」となる。

日清オイリオニュースリリース 「リセッタソフト」特定保健用食品として許可取得

味の素プレスリリース 「ピュアセレクト サラリア」

  http://www.ajinomoto.co.jp/press/2004_08_30.html
     味の素 プレスリリース  2004/08/30
 味の素は、マヨネーズでは初めてコレステロール低下作用について特定保健用食品の許可を受けた新製品「ピュアセレクト サラリア」を9月10日に発売する。

2004/08/29
甘いソフトドリンク好きの女性はご用心、2型糖尿病と体重増加のリスクに 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/327403
     MedWaveトピックス 2004/08/26 
 米Harvard大学公衆衛生校予防医学部のMatthias Schulze氏らの研究で、米医師会誌のJournal of American Medical Association誌2004年8月25日号に掲載された報告によると、甘いソフトドリンクには、通常サイズ1缶(350mL)に、50gの板チョコ1枚分に匹敵する約33gもの砂糖(ショ糖や果糖)が含まれており、これらの飲料を毎日1本以上飲み続けた成人女性では、ほとんど飲まない女性に比べ、2型糖尿病発症リスクが約1.8倍高く、又調査期間中に飲む量が増えた群では体重増加が特に著しいことが判明した。

 缶ビール1缶(350mL)のエネルギー量もコーラ類とほぼ同じなので、1日の総エネルギー量を増やさないように努める必要があると警告している。

 ▼本論文:「Sugar-Sweetened Beverages, Weight Gain, and Incidence of Type 2 Diabetes in Young and Middle-Aged Women

≪関連情報≫

ソフトドリンク、日本では茶系飲料がトップ、甘み控えめが主流へ  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/327754
     MedWaveトピックス 2004/08/27 

2004/08/22
やせ形男性もがんにご注意 厚労省研究班調査 
  http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20040820k0000m040110000c.html
     毎日新聞 > サイエンス > 医療 2004/08/19
 厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)が90〜01年にかけて、全国の40〜60代の男女約9万人を継続調査した大規模疫学調査の結果、痩せた日本人男性は、標準体形の男性に比べてがん発生率が最大29%も高いことが分かった。肥満でがんのリスクが高くなる危険性は数多く指摘されているが、やせ形もがんになりやすいことが新たに示されたことになる。
 調査結果によると、体重(Kg)を身長(m)の2乗で割った値であるBMIが、23〜29.9の男性はがん発生率がほとんど変わらないが、やせ形になるに従って発生率は上昇し、発生率の最も低いBMI=23〜24.9と比較すると、最も痩せているBMI=14〜18.9場合は、29%と発生率が高くなる。一方、最も太っているBMI=30〜39.9でも発生率は22%と高かくなる。
危ない!女子スポーツ選手 体脂肪率10%以下だと全員が月経異常 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040815so11.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/08/15
 厳しい練習を重ねる女子選手は月経異常が起きやすいことはよく知られており、筑波大の目崎登教授(スポーツ医学)は、五輪主要競技の女子強化選手(1772人)と普通の女子大生(1786人)を対象に、体脂肪率や月経異常の有無などを調査・比較した結果、体脂肪率が低いほど月経異常の割合が高くなることを明らかにした。

2004/07/11
ダイエットで、男性の勃起力が回復 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/317964
   ----日経ヘルス ニュース 2004/07/09 
 イタリアでの研究で、「JAMA(米医師会雑誌)」最新号に報告されたもので、対象は35〜55歳のBMIが30以上のかなりな肥満の男性の話です。
〈元気〉早食いを調べてみました ゆっくりかんで緊張抑える
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200407070202.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/07/07
 「早食いは太る」「体によくない」といわれますが、どの程度の影響が あるのかを調査した記事。財団法人ライオン歯科衛生研究所が東京歯科大と協力して東京都内の20〜50代の会社員男女340人の肥満との関係を指標にBMIを使い調べた。

 ≪結果≫ 「早い」と答えた人(40%)の平均BMI=23.5、
        「どちらとも言えない」(45%)の人のBMI=22.4、
        「遅い」(15%)の人のBMI=21.6。
    早いと自認する人ほど、肥満度が高かった。


2004/07/04
「ローカーボ・ダイエット」で、睡眠障害が改善
 炭水化物制限食は、ナルコレプシーの症状を軽くする−−米Duke大学が報告
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a027/315630
     日経ヘルスサプリ&機能性食品 トピックス 2004/06/24 
 炭水化物を極端に制限する「ローカーボ・ダイエット」で、睡眠障害の一種であるナルコレプシーの症状が改善するという研究結果が、米国Duke大学の研究グループから 報告された。研究結果は、米国神経学会の学術誌「Neurology」の6月22日号に掲載された。

2004/05/29
運動1日30分… WHO、生活習慣病対策に国際指針
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200405220332.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/05/23
 世界保健機関(WHO)総会は22日、肥満症、心臓疾患、糖尿病などを予防するための「食生活と運動に関する世界戦略」を採択した。これは生活習慣病に対する初の国際指針で、各国の実情に合わせて肉付けするよう求めている。

 健康的でない食生活と運動不足が糖尿病や心臓病、一部のがんの原因になっていると指摘。

     ▽適度な運動を1日に少なくとも30分以上行う
     ▽砂糖、脂肪、塩の摂取制限
     ▽果物、野菜、豆類の消費拡大などを勧めている。

2004/04/04
リンゴ食べれば太らない? 弘前大・アサヒビール実験 
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200403250425.html
     Asahi.com健康健康・生活 2004/03/26
 リンゴに含まれるポリフェノールに、脂肪が体内に蓄積されるのを抑える効果があることが、アサヒビールと弘前大の長田恭一助教授のグループの共同研究で明らかになった、研究結果が28日から始まる日本農芸化学会(広島市)で発表された 。これまで報告されていた、がんなどの予防効果に加え、生活習慣病の予防にも期待できるという。

2004/03/14
危険な肥満の徴候はBMIよりウエストサイズに現れる  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/294564
     MedWaveトピックス 2004/03/08 
 
 カナダQueen's大学の Ian Janssen氏らがAmerican Journal of Clinical Nutrition誌2004年3月1日号で報告した内容によれば、高血圧、高脂血症、メタボリックシンドロームの予知因子としては、BMIよりも腹囲(ウエストサイズ)の方が優れているとするという。
18歳以後に太った人は乳ガンのリスクが高い 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/294469
   ----日経ヘルス ニュース 2004/03/08 
米がん協会(American Cancer Society )が、発表した研究結果によれば、18歳以降に20 〜30ポンド(9kg〜13.5kg)増えた女性は、この間に体重が増えなかった女性と比較すると、乳ガ ンに罹るリスクが40%高くなり、増加した体重が多いほど、乳ガンにかかるリスクが高くなることがわかった。

 ちなみに、体重増が31.5Kgを超えた女性は、そのリスクが2倍になるという。


2004/02/02
太るか太らないかは意志よりも、盛りつけの量  
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/288253
   ----日経ヘルス ニュース 2004/01/30 
米イリノイ大学のブライアン・ウォンシンク博士らの研究によると、 「人間は、盛りつけられたものは途中で食べるのをやめられず、多く盛りつけられると結果的に多く食べてしまう」ということを、ボウルに入れたスープや、容器に入れたポップコーンを食べさせる実験から証明した。
 この研究結果から、肥満問題を解決するには、1回に盛りつける分量を減らすことだという
「有酸素能力」高いほど、糖尿になりにくい
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040120so13.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2004/01/20
 「運動を続けていれば糖尿病になりにくい」とよく言われるが、東京ガス健康開発センターの調査でわかった。 男性では、体力の目安とされる「有酸素能力」(酸素を体内に取り込む能力)が高いほど、糖尿病になる危険性は低い傾向にあることがわかった。
運動の継続で加齢に伴う体力の衰えを防ぐ 
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20040123hj001hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2004/02/02
 加齢とともに生じる慢性的な健康障害の多くは、加齢そのものではなく体を使わないことに起因し、運動によってこれらの発症を遅延することができるという。
 50歳から10年単位で人の衰えは、筋力12%、筋肉量6%ずつ衰え始めるが、週3回のウエートトレーニングを2〜3カ月続ければ、筋力および筋肉量が1/3高まり、最高で30年分の喪失を補うことができるという。
 米国の高齢者の健康推進団体「活力ある高齢化国際協議会」の提唱する老化による体力を補うための八つの指針とは?

2004/01/17
アーモンドでダイエットできる 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/284252
   ----日経ヘルス ニュース 2004/01/06 
 「国際肥満ジヤーナル」最新号に掲載されたカリフォルニア州のシティ・オブ・ホープ医学研究所の臨床栄養学者、ミッシェル・ウイーン博士らの研究報告に依れば、アーモンドでダイエットできるという。

2004/01/10
人気のやせ薬「エフェドラ」、米で禁止 155人死亡 
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200312310155.html
     Asahi.com健康健康・生活 2003/12/31
   米食品医薬品局(FDA)は30日、ダイエット用の栄養補助食品として人気があり数百万人が使っている「エフェドラ」の販売を禁止すると発表した。心臓病や脳卒中などでこれまでに155人が死亡している。日本で個人輸入している人も注意が必要。

2003/12/30
ストレス…女性は男性より太りやすい やけ食いの傾向 
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200312270299.html
     Asahi.com健康健康・生活 2003/12/28
 厚生労働省の国民栄養調査において、ストレスを感じると、女性は男性より太りやすいという傾向が浮かび上がった。ストレスは女性を「やけ食い」に走らせがちで、それが体重変化に表れるという。 ふだんの生活でストレスを感じているのは、男性76.9%、女性が84.2%。男女共とも40代が最も高い。 ストレスを感じているときの食事に対する行動で男女で特徴が表れた。ストレスがたまると食事量が「少なくなる」と回答したのは、男性15.8%、女性15.4%とほぼ同率だが、「多くなる」と答えたのは、男性6.8%に対し、女性は17.9%に上った。この食事量の変化を反映して太ると回答したのは、女性の15.8%に対し、男性は6.2%だった。

2003/12/13
手術や出産後に「歩き」の勧め 血栓予防で学会など指針
  http://www.asahi.com/health/life/TKY200312070059.html
     Asahi.com健康健康・生活 2003/12/07
 日本麻酔科学会が844の医療機関を対象に調査した結果、02年度の1年間に深部静脈血栓が手術後に発生し、66/369人が死亡したことがわかった。多くは手術後、寝込んでいる間に血の固まりが出来易くなったために、手術や出産後は、積極的に歩いて突然死を防ごう。

2003/11/23
一流スポーツ選手の「運動後の息切れ」、魚油サプリメントで改善−−米研究
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/277346
     MedWaveトピックス 2003/11/19 
 「運動誘発性気管支収縮」(EIB)は、運動後に気道がぐっと狭くなり、まるで喘息のような症状を示すもので、スポーツ選手、特に一流選手になるほど合併率が高いことが知られている。米国Indiana大学運動学部門のTimothy D. Mickleborough氏らが、American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine(AJRCCM)誌11月15日号発表した研究結果によると、このEIBを魚油サプリメントで予防できる可能性があるという。

2003/11/16
電気製品の進歩で年に4.5kg体重増 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/276573
   ----日経ヘルス ニュース 2003/11/14 
 肥満の原因の一つに、家庭の電化、自動化、機械化が進んだことが言われるが、家事の省力化によりどれだけカロリー消費が減るのかを、米国メイヨークリニック(ミネソタ州)のジェームズ・レビン博士らが分析したところ、洗濯だけでも、手洗いと電気洗濯機で18kcalの差があった。これらを積算すると、家事を機械類に頼る現代生活は、昔よりも消費カロリーが少なく、年間の体重増は、平均4.5kgになると算出された。
 肥満の解決策はただ一つ。今更川に洗濯に行くことも出来ないので、電化で家事が楽になった分だけ、歩きましょうということだとか。

2003/10/19
子どもにダイエットをさせるとかえって太る  
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/271488
   ----日経ヘルス ニュース 2003/10/15 
 子どもにダイエットをさせると、かえって太ることが多く、適当でないという調査結果が報告された。ボストンのブリガム女性病院の研究者が行った、1996〜98年にかけて9歳〜14歳までの子ども1万6000人を対象にした調査によるもので、ダイエットにより、体の代謝機能の効率が高まり、少ないカロリーで体重が維持されるというメカニズムが原因と考えられている。

2003/10/05
週1時間速歩きで血圧下がります 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20031004so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2003/10/04
 国立健康・栄養研究所の高田和子主任研究員らは、高血圧の男女207人を5グループに分け、毎週の運動時間をそれぞれ「0」から「2時間以上」に決めて、8週間続けさせた結果、最高血圧の降下は、1〜1.5時間/週 運動を行ったグループで顕著に現れ、それ以上運動量を増やしても、大きな変化はなかった。運動の回数が週1回でも、5回以上の細切れでも、効果は同じだったという。この結果より「1週間に合計1時間以上速歩きすれば、血圧が下がる」ことが分かった。運動の回数より総量が重要。速歩きなど、心拍数が毎分110〜120回になる程度の軽い運動が有効。

2003/09/28
「体力の向上」が癌死亡の抑制因子に  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/268650
     MedWaveトピックス 2003/09/26 
 日本癌学会の9月25日の一般口演において、東京ガス健康開発センターの澤田享氏が発表したところによれば、成人男性8000人を17年間追跡した大規模職域コホート研究で、追跡開始前に2回行われた体力テストで体力の向上が認められた群では体力が低いままだった群よりも、癌死亡のリスク が低くなる傾向があることがわかった。「低い体力」が癌死亡の危険因子であることは既に報告されていたが、「体力の変化」が予後因子であることが示唆されたのは初めて。
肥満女性、結腸がんの死亡危険性3.41倍−−名大大学院グループ研究
  http://www.mainichi.co.jp/news/article/200309/24e/029.html
     毎日新聞 > 科学・環境ニュース > 生物・バイオ ・地球科学 2003/09/24
 名古屋大大学院の玉腰浩司講師(公衆衛生学)らは、女性は肥満の度合いが高いほど、結腸がんで死亡する危険性が高くなるが、一方、男性では、肥満と結腸がんとの間に明確な相関関係はみられない、との疫学調査結果を纏めた。25日から名古屋市で開催される日本癌(がん)学会で発表される。
 報告内容は、BMIが20〜22未満の女性に比べて、結腸がんで死亡する危険性について、
    @BMIが28以上の場合: 3.41倍。
    ABMIが26〜28の場合: 2.27倍。
    BBMIが24〜26の場合: 2.23倍。
 又、20歳のころBMIが高かった女性や、20歳を過ぎてBMIが大きく増加した女性も、危険性が高まると、いうもの。

2003/09/21
エクササイズでセックスライフがのびる 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/267475
   ----日経ヘルス ニュース 2003/09/19 
 ハーバード大学公衆衛生学部のエリック・リム助教授らが、53歳〜90歳までの男性3万1742人を対象にアンケート調査を行い分析した研究結果によれば、ジョッギングをする、早足で歩くなど、日常的によく運動をする男性は、運動をしない人よりも、50歳過ぎてのセックスライフが30%長くなるという。更に非常によく運動をする人で、たばこを吸わず、筋肉質で、飲酒は適量という人では、セックスライフが平均より10年も長いこともわかった。

2003/09/14
食事制限+運動のダイエット効果はやはり確実、7〜10%の減量を実現
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/266570
     MedWaveトピックス 2003/09/12 
 食事制限と運動の継続が基本となる方法で、肥満で運動不足の20代から40代の女性201人を対象として、運動と1日1500kcal以下の食事制限を行った結果、半年後に6〜12%の体重ダウン、1年後でも5〜14%とほぼ減量を維持でき、循環器系にもよいというダイエット法が米国における研究で効果を裏付けられた。研究結果はJournal of American Medical Association(JAMA)誌2003年9月10日号に掲載された。期間中1〜2週間に1度のミーティングと電話連絡が行われのが本研究の成果のカギと思わているという。
体脂肪がついた場所がわかる−−新装置 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/266471
   ----日経ヘルス ニュース 2003/09/12 
 英科学誌「ニューサイエンティスト」最新号によると、体重計のような台に乗るだけで、スキャナーが全身を探って、脂肪がついている場所や、脂肪の量や落とすために有効なエクササイズの種類まで教えてくれる装置が、英国東部のにある「食品研究所」(institute of Food Research)によって開発されたという。
郊外暮らしの方が太りやすい!? 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/266042
   ----日経ヘルス ニュース 2003/09/10 
 広々として空気がきれいで緑も多い郊外に住んでいる人と、狭い都市部に住んでいる人では、どちらが健康的かというなテーマで行われた研究結果が、9月5日「米公衆衛生学雑誌」に掲載された。結果は、郊外に住んでいる人は、どこへ行くにも車を使い、狭い都市部に住む方が結構歩く機会が多く運動不足にならないのだという。

2003/09/07
米国人はなぜ太るのか、フランスとの比較でわかる 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/263372
   ----日経ヘルス ニュース 2003/09/02 
 グルメと言われるフランス人は、脂肪分も結構多く食べるのに、肥満率はわずか7%に過ぎない。一方、米国人の30%が肥満といわれている。栄養学者の研究チームが、その原因をさぐるために、米仏両国で調査したところ、外食などの一人分の量に相当の差があることが判った。
 店頭で販売されている食品の単位では、仏国は米国より、平均して25%少なく、レストランについては、米国の方が量が多く、キャンディバーは52%、ホットドッグは63%、ヨーグルトは87%、米国の方が量が多かった。

2003/08/31
「体の年齢」がわかる体重・体脂肪計、9月発売
  http://www.asahi.com/health/life/OSK200308280055.html
     Asahi.com健康健康・生活 2003/08/29
 オムロンヘルスケアは、「体の年齢」を表示する家庭用の体重・体脂肪計「カラダスキャン HBF-354」を9月22日から発売する。両手、両足から微弱電流を流しその抵抗をもとに全身の筋肉量を測り、基礎代謝を算出。18歳〜80歳までのうち、どの年齢の標準値に当るかを表示する。実売は1万3000円前後の見込み。

オムロン ヘルスケア(株) > ニュースリリース > 体重体組成計『カラダスキャン』HBF-354

体脂肪ってどうやって測ってるの?
  http://www.asahi.com/edu/nie/tamatebako/b-tama53.html
     Asahi.comNIEののちゃんのふしぎ玉手箱 2003/06/02

2003/07/26
市民マラソンランナーはご用心、常識の「できるだけ水分を摂る」は危険 
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/258403
     MedWaveトピックス 2003/07/23 
 マラソンランナーの多くが書籍や指導者や仲間から聞かされる、のどの渇きを満たしただけでは水分不足が生じるという“常識”が時に死に至る危険をもたらすと指摘した論説(Editorial)が、British Medical Journal誌の2003年7月7日号に掲載された。
 水分の過剰摂取は有害無益であり、現段階での最良の水分摂取法は、のどの渇きに応じて飲むことで、標準的な分量は1時間当たり400〜800ml、体格や運動の激しさによって増減すべきだという。

2003/06/29
痴ほう・パーキンソン病予防にカルシウムと運動が有効
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030624so15.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2003/06/24
 海外では近年、山歩きや散歩、ストレッチなどの運動を1ヶ月程度続けると、パーキンソン病や痴ほう症が改善したとする報告が増えている。また約4300人を追跡調査した海外の研究では、運動習慣がある人は、ない人に比べて痴ほう症になる割合が半分程度だったという背景を踏まえ、海藻や牛乳などカルシウムが豊富な食事や日々の運動が、パーキンソン病や痴ほう症の治療や予防に役立つことを筑波大医学系の須藤伝悦博士らが動物実験で初めて明らかにしたことにより、生活習慣の大切さが改めて注目されそうだ。

2003/06/22
速足ほど低い死亡率…米の糖尿病男性調査
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030617so15.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2003/06/17
 糖尿病の大半を占める2型の糖尿病患者では、日ごろ速足で歩いている男性の方が、ゆっくり歩いている男性より死亡率が低いことが、米ハーバード大チームの研究でわかり、米医学誌に発表された。 糖尿病患者の身体活動と死亡率との関連を詳しく分析した研究は、これまでほとんどなかったが、糖尿病と診断された30歳以上の男性3058人の協力で、体を動かすことと死亡率との関係を14年間にわたり調査したもので、この間に355人が亡くなった。 

2003/06/15
日本の子供 米並み肥満…米機関が警告
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030614so16.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2003/06/14
日本の子供たちは、米国の子供たち並みに太ってきており、心臓病や糖尿病になる危険が増えていると、米疾病対策センター(CDC)のシファン・ダイ研究員が調査結果をまとめた。「日本の子も食事や運動に注意する必要がある」と警告している。
飲むだけで糖尿病に効く!?
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030612so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > ニュース  2003/06/12
血糖値を下げ、脂肪を燃焼させる特殊なたんぱく質を、東大病院の門脇孝・助教授と山内敏正医師の研究グループが発見し、12日付の英科学誌「ネイチャー」に掲載された。この成果は、飲むだけで糖尿病を改善するような画期的な新薬開発に結びつく可能性もあるという。
運動せずに脂肪燃やす 開発のカギ、細胞の仕組みを発見
  http://www.asahi.com/science/update/0612/002.html
     Asahi.comサイエンス 2003/06/12
 発見されたのは、ホルモンの「アディポネクチン」が結びつく細胞の受容体。両者が結合すると、脂肪の分解を促進する酵素が活発になり、重度肥満による糖尿病の治療に期待される。
運動不足だと、危険な脂肪が内臓につく  
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/251190
   ----日経ヘルス ニュース 2003/06/09 
 運動をせずに過すと、単に太るとか、体重が増えるとかの外見上の肥満だけでなく、外見から判らないが、最も危険な内臓脂肪がどんどん増えることがわかった。内臓に脂肪が蓄積すると、糖尿病の引き金となるインスリン抵抗性が増大するなど、健康への害が大きい。

2003/06/01
「夢の食品」?実態はたんぱく質の部品アミノ酸では痩せない
  http://www.be.asahi.com/20030531/W13/0043.html
     Asahi.combe Report 2003/05/31
 痩せる、肌がきれいになる、疲労が回復する、集中力がつく。こんな触れ込みで、「アミノ酸」入り食品が売れているが、これらの商品を飲んだだけで痩せる理由はなく、製品中のアミノ酸「リジン」が、体脂肪を血液中に引き込む酵素「リパーゼ」を勢いづかせて痩せるとの俗説が広がっているだけ。いかに「アミノ酸」を強調していても、カロリーのある食品だから、飲み方次第では「太る」可能性すらある。
オリジナルサイトの画像データです。商品別の成分が比較できます。クリックすると拡大できます。 「アミノ酸」関連の商品のほとんどが、ダイエット効果をうたっている。既存のスポーツ飲料との違いは、アミノ酸の有無で、「飲めば飲むほど痩せる」と思われているかのような売れ行きだという。
 火付け役の商品は、キリンビバレッジの「アミノサプリ」。これをサントリーの「アミノ式」が、「こんな運動しなくても」という話題のCMで猛追している。2品とも500ml中にアミノ酸1gを含む。脂肪を燃焼させる効果があるようなPRも似ている。

 但し、これらの商品を飲んだだけで痩せる理由はなく、製品中のアミノ酸「リジン」が、体脂肪を血液中に引き込む酵素「リパーゼ」を勢いづかせて痩せるとの俗説が広がるが、原料のアミノ酸を供給する味の素も協和発酵も、そんな研究成果を否定している。

 運動量の多少で、所要量に個人差はあるが、足りているのに飲めば、余る。この理屈から、飲み方次第では「太る」可能性すらある。アミノ酸は糖と同じカロリーがあるので、運動などで消費しないと、糖や脂肪に変わって体に蓄えられる。更に余分なアミノ酸の窒素を尿として出すとき、一緒にカルシウムも排出されるので、結果として、肝臓や腎臓に負担を掛けかねない。

 特定の成分を取って簡単に痩せるられることは、有り得ないと、専門家は指摘している。

 アミノ酸は、医療用輸液に40年使われており、さまざまな効能があることは判っているが、サプリメント程度の量で効果が出ると確かめられているのは、種類も組み合わせも限られる。

 そんな中、分岐鎖アミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン)とアルギニンなどを同時に取ると、運動後の筋力回復や筋肉痛の軽減に効果があるとの研究結果は多い。

 個別のアミノ酸ではなく、その組成が注目される製品もある。マラソンの高橋尚子選手が使って有名になった、明治乳業の「VAAM(バーム)」。中身は、液体しか取らないのに100Km/1日を飛び回るスズメバチの栄養液から発見されたアミノ酸17種類の混合比を再現してあるもので、成分比率などは非公開だが、理化学研究所の特許に基づく。これを飲んだネズミを泳がせた実験では、1時間以上も、長く泳くことができたという。

≪参考情報≫ 味の素の「アミノ酸大百科

≪関連記事≫

「アミノ酸」でやせられる?
  http://www.asahi.com/column/aic/Mon/d_aera/20030505.html
     Asahi.comコラム AIC
茶カテキンで体脂肪低減――新しい肥満研究 
  http://health.nikkei.co.jp/news/rep/repCh.cfm?id=20030423hr64n000_23
     NikkeiNet いきいき健康 リポート・追跡 
 現代人の悩み「肥満」。その体脂肪低減に作用するのが、健康機能素材として注目の集まるカテキン――。花王では、カテキンの新たな力、体脂肪を低減させる作用を立証、特定保健用食品の許可を受けた。4月に開催された「花王ヘルスケアフォーラム――新しい肥満研究」から、肥満をめぐる最新研究の成果をリポート。

▼540ミリグラム程度で優位な効果
 この3月に茶カテキンを高濃度に含む飲料について“体脂肪が気になる方に”という表示で、厚生労働省から生活習慣病の予防機能を表示できる特定保健用食品の認可を得た。商品名「ヘルシア緑茶」として5月26より販売。

▼12週間の試飲検証、体重が1.3kg減
 肥満気味の男女約80人に対して、処方した試験飲料で試験したところ、飲料を12週間飲んだ人で、体重が1.3Kg減り、体脂肪を表す数値であるBMIが減少した。効果は通常の肥満治療薬の半分程度だが、毎日無理なく安心して摂取できる食品としては、顕著な効果を確認した。

▼肝臓中の脂肪の燃焼助ける
 茶カテキンは、脂肪の摂取を抑制するのではなく、血液中に取り込まれて、肝臓中の脂肪の燃焼に関連するβ酸化関連酵素を活性化させる。脂肪を効率よく燃焼して、体全体のエネルギー消費量を上げるというメカニズム。
 運動に換算するとジョギング15分間程度、ご飯ならば1杯程度減らすことに相当する。茶カテキンやジアシルグリセロールを、食品として上手に利用することで、肥満や生活習慣病予防ができる。

≪参考情報≫ 花王の「ヘルシア緑茶


2003/05/25
高齢からの運動開始でも効果は大、総死亡率が48%減少
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/247993
     MedWaveトピックス 2003/05/21 
 高齢女性に対する米国の大規模コホート研究で、運動をしないで過ごしてきた高齢者でも、新たに運動を始めると顕著に死亡率が低下するという調査結果が明らかになった。研究結果は、米国医師会雑誌Journal of American Medical Association(JAMA)2003年5月14日号に掲載された。
カイロプラクティックが脳卒中を誘発−米調査
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/247936
     MedWaveトピックス 2003/05/21 
 首を左右にひねるなどの手技で知られるカイロプラクティック(整体の一種)に、脳卒中を誘発する恐れがあることが、脳卒中患者を対象とした米国の症例対照研究から判明した。カイロプラクティックにより、首の動脈が裂ける(椎骨動脈解離)タイプの脳卒中が6倍以上増えるとの見積もりになるというもので、調査結果はNeurology誌5月13日号に掲載された。

2003/05/12
成人型糖尿病が米国の子どもに急増−−将来が心配肥満だとガン死の割合が高い−−90万人調査 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/245888
   ----日経ヘルス ニュース 2003/05/09 
ここ十年の米国では子どもや十代の若者が、成人性糖尿病にかかるケースが急増している。理由は「食べすぎ」と「運動不足」。この子どもたちがそのまま成人すると、将来、2型の糖尿病患者が、かなり増え、恐ろしい現象が起きるのではと、専門家らは憂慮している。
肥満だとガン死の割合が高い−−90万人調査 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/244896
   ----日経ヘルス ニュース 2003/05/02 
米ガン協会(American Cancer Society )が1982年から98年にかけて、90万人の米国人を追跡調査した結果、男女とも肥満しているほどガンで死亡する割合が高いことが判ったという。特に、極端な肥満男性ではガン死の割合が一般より52%高く、極端な肥満女性では62%も高いという。

2003/04/20
過食症は遺伝子のせい−−意志が弱いのではなかった 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/242263
   ----日経ヘルス ニュース 2003/04/16 
過食症の人は、これではいけないと思いつつも、どうしても食べてしまう。この行動パターンを「意思が弱いからだ」と考えられていたが、「メラノコルチン4レセプター」(melancortin 4 receptor)の遺伝子がそうさせるのであって、意思が弱いためではない、という研究結果が出た。
1日2時間以上テレビを見る女性、糖尿病になるリスクが14%も高く
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/241916
     MedWaveトピックス 2003/04/14 
 5万人を超える女性を6年間追跡した米国の研究から、1日に2時間以上もテレビを見る習慣がある女性は、肥満になる相対リスクが23%、糖尿病になるリスクが14%も高いという事実が明らかになった。テレビをよく見る人は太り易いという経験則が裏付けられた。

2003/04/13
乳癌患者に運動の勧め
  http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20030328hj000hj
     NikkeiNet いきいき健康 米国発ニュース 2003/03/20
乳癌と診断された後、患者の日常の身体運動量が診断前に比べ大幅に減少していることが、米国医学誌「Cancer」4月号に掲載された。肥満と乳がんの関係は既に報告されていることより、この知見は重要だ。乳癌と診断された時点で、太りすぎか、又は肥満である女性では、痩せている女性に比べて5年以内の再発が2倍、10年後の乳癌による死亡が60%も高くなるという。

2003/03/02
ダイエット目的の腸管洗浄やコーヒー浣腸にご用心
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/colm04/232639
     MedWaveコラム / 医師も戸惑う健康情報 2003/02/25 
 腸内洗浄とは、肛門から管を入れそこから水やコーヒー、石けん水などを注入し大腸内の便を無理に排出させる方法であり、ダイエット目的ではない。様々な病気に効果があると喧伝されている代替医療のひとつである。
 宿便をとるために腸内洗浄が必要とPRされている節がある。宿便は高度の便秘に伴う糞便塊を指すものであって、代替医療のものとは異なるものである。
 腸内洗浄は、理論的に問題のあること、決して安全とはいえない治療法といえるとコメントしている。

2003/02/01
子ども肥満は3歳時の生活習慣
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030201so13.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > 医療ニュース  2003/02/01
 子どもの肥満は、3歳時の生活習慣の乱れが原因――そんな研究結果を、富山医科薬科大などの研究チームがまとめた。子どもたち約1万人を7年間追跡調査して分かった。
2003/01/26
肥満児は寿命が短い−−30年間の統計でわかる 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/226860
   ----日経ヘルス ニュース 2003/01/22 
 肥満は寿命を縮める、しかも肥満の年齢が若ければ若いほど短命である、とボルチモアのジョンズホプキンス大学の研究者が報告した。この研究は、1月8日発行の「米医師会雑誌(JAMA)」に掲載された。

2002/12/16
男性の肥満者は20年前の約1.5倍に、40歳未満の女性はやせている人が増加
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/221989
     MedWaveトピックス 2002/12/13 
厚生労働省は12月11日、「2001年国民栄養調査結果」の概要を公表した。体脂肪指数(BMI)が25以上の肥満者の割合は、20歳以上の男性では、各年齢で20年前の1.5倍前後増えていた。一方、女性では、60歳未満のいずれの年代も、肥満者の割合は20年前より低くなっていた。
栄養補助食品、女性23%・男性17%が利用
  http://health.nikkei.co.jp/news/top/topCh.cfm?id=20021211d1g1101v11
     NikkeiNet いきいき健康 最新ニュース  2002/12/12
女性の4人に1人が、ビタミンやミネラルの錠剤、ドリンク剤などの栄養補助食品(サプリメント)を摂取していることが11日、厚生労働省の「2001年国民栄養調査」で分かった。男性は6人に1人で、男女とも50代以降の割合が多かった。30代以上の男性では食事を抜く人が増えているとの事。

筆者コメントマーク 健康の為に栄養や食事の内容について考えない方が多い実態が報告されています。さすがに女性の方が関心は高いのは頷けますが、女性の30才代でも「良く考える」方の割合が30%未満というのは、子供を持つお母さんの立場からも、ちょっと心配です。

 1日最低1食、きちんとした食事を2人以上で楽しく、30分以上かけて食べている者の割合は、全体で67.9%。20歳代の男性で最も少なく半数という結果には、以外でした。本当に30分以上も時間を掛けているのでしょうか?ちょっと疑問です。

 外食頻度は20〜59歳の男性で高く、3割前後がほとんど毎日1回以上利用しているといことです。男女とも、外食の利用頻度が高いほど、緑黄色野菜及びその他の野菜の摂取量が少なという結果からも、意識して野菜を摂るように心がけてください。
 男性では食事づくり(食品の買い物、調理)をほとんどしない者が7〜9割、 30〜69歳女性では毎日2回以上食事づくりをしている者が6〜7割。 「健康」を食事から整えるには、女性と一緒に暮らすことが近道の様にも思えます。

 今後、健康づくりのために必要な栄養や食事に関する知識や情報をどこから得たいかの問いには、「よく考える」者でも、「TV・ラジオ」ということですが、TV・ラジオの情報では、一過性の懸念がありますので、インターネットの方が望ましいと思うのは、このページを見ている皆さんだけかもしれませんね?

 栄養バランスのとれたメニューを提供している飲食店や食品売場・職場の給食施設・食堂は、少ないと考えている者は3割以上とのことで、栄養バランスは、自己防衛が必要と思います。

 13年度の調査では、エネルギー摂取量に占める脂質からのエネルギー割合である、脂質エネルギー費については、若いほど高くなる傾向がみられということで、脂肪の摂りすぎからも体脂肪指数(BMI)が25以上の肥満者の割合は、20歳以上の男性では、いずれの年代でも20年前の1.5倍前後増えているということですから、意識して脂肪を摂らない様に致しましょう。
 また、13年度の調査では、栄養食品の利用を調べており、約2割の方が利用してるようで、服用理由は「病気の予防・健康増進」が6割ということは、頷けるのですが、その中身が問題ですね。特殊な成分に限定せずに、自然食品から構成されるサプリメントを選び、食事から摂れない栄養・ミネラル・酵素を補うことが事をお薦め致します。


2002/11/25

筆者コメントマーク 日頃から健康管理をされていると思われる皇族の方におかれても、突然亡くなられるという報に接し、健康管理のあり方に首を傾げたくなりました。
 高円宮さまが行っていた、スカッシュは相当に激しいスポーツということですから、激しい運動で大量に汗をかくと血液の粘度が高まり、血栓ができるリスクは大きくなるので、運動中は血液の粘性を抑えるため水分を多く取るといった予防措置を心がけることが、ポイントの様です。
 皮肉なことに、同じ日のニュースに、急性心筋梗塞で入院した患者への聞き取り調査で、その危険因子として、最も多くの患者が「喫煙」を挙げたというですが、これって日頃不健康な喫煙をしている傍ら、健康に良いというスポーツをしてプラスマイナス零にしているという、間違った健康感の極みそのもののように受け取れました。
 激しいスポーツで筋力を鍛えるのは良いにしても、スポーツをすることで体に発生させた多量の活性酸素を、運動後の一服で更にその活性酸素を倍加させて、細胞内の遺伝子を傷つけながら、悪玉コレステロールを増やして心臓・循環器系に悪影響を与えているとは、思いもよらないのでは、とても長生きが出来ないし、益々不健康になるのですが・・・。
 長生きの秘訣として、循環器系が“強い”ことも条件であるとのニュースも、更に水を差すもののようにも思われた、一日でした。

「心室細動」スポーツ中に突然死
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20021122so12.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > 医療ニュース  2002/11/22
 高円宮さまがスカッシュ練習中に急逝された原因とされる心臓疾患は、年齢にかかわらず運動中の突然死をもたらす危険性が最も高い。最近の調査では、突然死の前から心臓の機能異常があったと疑われる例が9割に及び、スポーツ熱が中高年層まで広がる中、日ごろの健康管理が重要。

年齢問わず高い危険
 スカッシュは、テニスコートの1/4の広さの四角い部屋で2人--4人のプレーヤーが壁に向かって小さなボールを交互に打ち合うもので、運動量はテニスの倍ともいわれ、選手の心拍数は毎分180を超えるとの研究報告もあり、このような激しい運動による心臓への負担は相当に大きい。
 高円宮さまの急逝の原因とされる「心室細動」も、激しい運動で大量に汗をかくと血液の粘度が高まり、血栓ができるリスクは大きくなるもの。
 東京都監察医務院が先月公表した調査結果によると、運動中に突然死した約220人(平均35歳)は、約9割に心臓肥大や、心臓に栄養を送る冠状動脈の硬化が見られ、ほとんどが心臓の機能低下に気付かず、激しい運動をしたことが原因。
 比較的安全に見えるゴルフでの死亡例も年間200人に及ぶとされるだけに、日ごろから心電図等の検診を受け、運動中は、血液の粘性を抑えるため水分を多く取るといった予防措置を心がける必要があるようだ。

患者が考える急性心筋梗塞の最大危険因子は「喫煙」、日本人患者への面談調査で判明
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/218304
     MedWaveトピックス 2002/11/22 
『急性心筋梗塞で入院した日本人に対する面談調査で、その危険因子として、最も多くの患者が「喫煙」を挙げたことがわかった。この種の調査が日本で行われたのは初めてで、欧米での調査でトップに来る「ストレス」は、日本では2位だったという。』という記事。
「長寿の秘訣は心臓にあり」、センテナリアンの子供調査で判明
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/218151
     MedWaveトピックス 2002/11/21 
『ボストン医科大学老年医学部門のDallara Terry氏らの報告に依れば、100歳まで生きた人々を欧米ではセンテナリアン(centenarian)と呼ぶが、こうした超長寿者の子供は、平均並みの寿命で亡くなった人の子供と比べ、冠動脈疾患や高血圧、糖尿病の罹患率が半分以下であり、癌など他の加齢関連疾患の罹患率に差はないことが判った。遺伝的に循環器系が“強い”ことが長寿の秘訣と研究グループは分析している。』という記事。

2002/11/01
「ウエスト÷身長」で生活習慣病の危険性判定
  http://health.nikkei.co.jp/news/top/topCh.cfm?id=20021101e3mi01e101
     NikkeiNet いきいき健康 最新ニュース 2002/11/01
 ウエストの数値を身長で割った値が0.5以上なら動脈硬化になる危険が高い――。虎の門病院(東京・港)や独協医科大学などのグループが、生活習慣病になりやすさを見分けるこんな指標を考案した。現在広く使われている指標の、体重(Kg)を身長(m)の二乗で割った体格指数(BMI)に比べ計算が簡単で、高コレステロールや中性脂肪が高い人を検出しやすいという。

2002/10/06
コレステロールに新基準
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/life/li292901.htm
     Yomiuri-Online医療と介護 > 食品と健康  2002/09/29
『コレステロール値が高いと、心筋梗塞など心臓病になりやすいとされる。その「高コレステロール血症」の新しい診療ガイドラインがまとまった。日本動脈硬化学会がまとめた新指針では、高コレステロール血症の診断基準を、空腹時の血液中の総コレステロール値で220mg以上(血清0.1リットル当たり)とした上で、年齢、喫煙、高血圧、糖尿病など、心臓病を引き起こす要因を「危険因子」とし、これを加味した管理目標値を定めた。』という記事。

オリジナルサイトの画像です。クリックすると拡大できます。  今回の指針は、治療の基本は、食事と運動による生活習慣の改善と強調したことがポイント。食事や運動の指導もせず、すぐ薬を出すような医師は問題。
 運動は、弱く、長くが基本。心拍数が1分間に110〜130、ややきついと感じる程度の運動を、1日20分以上、できるだけ毎日行う。速歩き、水泳、自転車などが続け易い。

 コレステロールの多くは体内(主に肝臓)で作られ、卵やレバーなどを食べても必ずしも数値が上がるわけではないので、健康な人は神経質になる必要はない。
 野菜、豆、海藻を多くし、バターなど動物性の脂肪は控え、主菜は魚を中心にすると良い。

 コレステロールの摂取を1日300mg以内に抑える。コレステロールの多い食品は、卵(1個260mg)、生クリームを使った菓子、レバーなど。

≪関連記事≫

  http://www.health-station.com/topic85.htm
  -----Health Media

2002/09/08
早朝のトレーニングは体に悪い!?−−免疫力が低下
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/204635
   ----日経ヘルス ニュース 2002/09/04 
『朝起きて、すぐに走ったり、泳いだり、ジム通いすると、細菌などに感染しやすくなると英国の研究者が報告した。研究では、水泳選手14人を集めて、早朝と夕方に泳がせて、コルチゾールと免疫グロブリンA(IgA)を測定して、その変化を比較した。朝はトレーニングのいかんにかかわらず、免疫力が低下しており、午後からは、トレーニングによって、免疫システムの機能が高まる、ことがわかった。』という記事。

 特に、ケガをした後や、病み上がりは、早朝の運動は避けて、遅い時間に行うと良いと、伝えている。

2型糖尿病の発症予防の鍵は「減量」、1kgやせればリスクが13%低下−−DPP試験より  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/204984
     MedWaveトピックス 2002/09/05 
『耐糖能異常(IGT)があり、空腹時血糖値も高く、しかも太っている、そんな人が2型糖尿病にならないためには、減量が最も効果的であることが、DPP試験の最新解析から明らかになった。』ということです。

2002/08/12
「少し辛口のカレー」でもダイエット効果大、満腹感も長く続く 
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/health/f_saizen1.html
   ----日経ヘルス FrontLine 日経ヘルス9月号 2002/08/06 
オリジナルサイトの画像にLinkしています。 クリックして拡大できます。
 夏バテで食欲が細りがちでも、スパイスの刺激で食が進み、元気になる。そのうえダイエットにもいい! こんな、カレーのうれしい効果が、京都大学大学院人間・環境学研究科教授の森谷敏夫氏らの研究で明らかになった。

 「ちょっと辛口」程度のレトルトカレーでも、脂質の多いハンバーガー食に比べ、食後のエネルギー消費量が大幅に増えるし、又更にうれしいことに、満腹感が長続きすることも確かめられたという。
 これまでは、トウガラシ等のスパイスを沢山入れた激辛のカレーでなければ無理、との見方が多かったが、「ちょっと辛口」程度のレトルトカレーでも効果が有る事が確かめられた。スパイス抜きのカレーではこの効果が低いので、体熱促進効果を生み出しているのはやはりスパイスらしい。
 これらの事より、脂肪の多いハンバーガー食に比べれば食後の体熱産生は高くなるので、「カレーライスは、小児肥満予防に大きな可能性をもつ機能食品といえそうだ。」と結んでいる。

Medwebの記事のURL
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/199978


2002/08/04
運動の知識  
効率良く脂肪燃やす運動は? 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/hop/ho263001.htm
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/hop/ho242801.htm
     Yomiuri-Onlineからだ/けあ > ホップステップ健康! 2002/06/30・04/28
▼(1時間のジョギング)脂肪減少は数10g 減るのはほとんど水分
    1時間走れば、体重が1〜2Kg減ることはあるが、ほとんどは水分の減少分。「ジョギングで、脂肪がガンガンと燃える」という表現は大げさ、「ちょっとだけ燃える」が正しい。
▼(8分〜10分位ずつ)数回に分けても同じ効果
    脂肪消費目的のためには、身体活動の総量を増やすことが大切。 短い運動を繰り返すことで十分な効果を期待できる。
    多忙な人でも、10分位空い時間に意識して歩く、 これを1日に3〜4回行えば、血圧や血糖値の改善、減量には有用なのだ。
▼(運動後、疲れてしまってゴロゴロは、)元のもくあみ
    運動をしなくても、日常生活の中で相当なエネルギーが消費されている。運動後に安心してゴロゴロしていると、元のもくあみになってしまうので要注意です。
▼骨の密度 上げられる 上肢にはダンベル有効
▼効率良く脂肪燃やす運動は?
    ・長時間、低い強度が最適
    ・安静時の動力源は脂肪が大半占める
    ・急激に運動すると関節、心臓に負担
      急激な運動を短時間やっても、筋力はつくが、脂肪は減らない。反面、動かないと脂肪が燃える量は非常に少ない。効率的に脂肪を燃やすには、長時間、強度の低い運動をすることだ。

      目安になるのが、「METS」(メッツ、metabolic equivalents=代謝当量の略)という単位。座って安静にしている状態のエネルギー消費(安静時代謝)が1METS。これを基に活動時のエネルギー消費を数値化している。
      運動すれば、3〜9の数値となる。興味深いのはゴルフ(カート使用)2〜3、渓流釣り5〜6だ。

      要は、日常生活の中で、ごろごろせずに主婦の仕事のように家事を分担し動き回れということの様だ。



2002/07/28
国民生活セ、中国製ダイエット用医薬品で相談事例公表 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf/CID/onair/biztech/medi/196357
     BizTech 医療・介護・バイオ 2002/07/16
『国民生活センターは7/12、ダイエット効果をうたった健康食品に関する相談件数や危害件数などを発表した。国民生活センターや全国の消費生活センターには、ダイエット効果をうたった、いわゆる健康食品による下痢や嘔吐、気分が悪いといった症状を訴える事故情報が絶えないという。』という記事。

国民生活センターの「ダイエットをうたった健康食品で深刻な健康被害」のページへ


2002/07/14
「中国製「やせる」薬で死者 12人肝障害厚労省が商品名公表
  http://www.asahi.com/life/health/medical/K2002071300495.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 > 医療・健康ニュース 2002/07/13 
『中国製ダイエット用医薬品などを服用した男女12人が肝障害を起こし、うち女性1人が死亡していたことで、厚生労働省は商品名を公表し、消費者が誤って服用しないように呼びかけている。公表された商品は「御芝堂減肥コウ嚢^(おんしどうげんぴこうのう)」(発売元・広州御芝堂保健制品有限公司)と「セン之素コウ嚢^(せんのもとこうのう)」(同・広東恵州市恵宝医薬保健品有限公司)。(いずれもカプセル。)シンガポールでは同薬は「スリム10」という名称で昨年から今年にかけて販売され、肝炎にかかるなどした被害者は少なくとも22人に達し、うち1人が死亡。大きな社会問題になった。』という記事。
女性死亡の「やせる食品」 日本に2000―3000箱  
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne271307.htm
     Yomiuri-Onlineからだ/けあ > News > 健康 2002/07/13

2002/06/23
米国人の肥満、低年齢化の恐れ=研究◇ロイター 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf/CID/onair/biztech/medi/191594
     BizTech 医療・介護・バイオ 2002/06/18
『米国人において、1950年代後半生まれよりも1960年代前半に生まのほうが、肥満になりやすい研究結果が、学会誌に発表された。これは、食事や運動といった生活習慣の変化で、若年層ほど肥満になりやすい可能性を示唆するもので、肥満の低年齢化が今後進んだ場合、他の健康上の問題を併発する時期も早まると、専門家は警告している。』、という記事。


究極の低カロリー食なら、健康で長生きできる−−NIH
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/show/nh/news/190075
   ----日経ヘルス ニュース 2002/06/11 
『サルに必要最低限度までカロリーをカットしたエサを与え続けると長生きすることがNIH(米国立衛生研究所)のマーク・レーン博士らの15年間の研究で明らかになった。この研究における結果として、15年間の死亡率は低カロリーのエサのサルでは14%、普通のカロリーのエサのサルでは22%だった。心臓血管系疾患、糖尿病、じん臓病など高齢にともなう病気にかかったサルの割合も、低カロリーグループのサルでは14%で、普通エサのグループでは32%だった。ここでの低カロリーのエサは人間の食事に換算すると、男性なら1540kcal/日、女性なら1120kcal/日の食事に相当し、基礎代謝といわれる最低カロリーにかなり近い量であった。』と、報じている。

≪過去の記事≫

不老長寿のカギは「粗食」/米国の最新遺伝子研究で新事実 
 http://www.asahi.com/life/health/kenko/1208a.html
   ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 2001/12/08 


2002/06/09
地中海食はリバウンドしにくい、“低インスリンダイエット”の効果も検証  
  http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/189088
     MedWaveトピックス 2002/06/05 
日経ヘルス'02/7号
“肥満大国”米国の4月の米国栄養科学学会で、ダイエットの最新研究が発表された。その発表によると、摂取カロリーを減らせば体重は減が、我慢して食欲を抑えても、いずれリバウンドするという。ドイツ人間栄養研究所のハンス・ツンフト博士によれば、47人を6年間追跡調査結果は、大幅な減量に成功した人ほど、後でリバウンドし易いという。

 これに対し、米ブラウン大学のメアリー・フリン博士は、「地中海食なら減量後もリバウンドし難い。」と発表した。 地中海食には、

    (1)オリーブ油をたっぷり使うのでコクがある
    (2)吸収が緩やかで腹持ちがいい――といった特徴がある。
 だから食事の量を無理なく減らせ、リバウンドし難いと解説している。 またオレイン酸などオリーブ油の成分が心臓病を防ぐといった効果もあり、地中海食は正に健康食なのだろう。 このことより、最近出回っている脂肪を燃焼させやすい油類を料理に積極的に利用したほうが良いという事でしょうね。

 その他にも、リバウンドを防ぐには運動が重要なようだ。テネシー大学のノブコ・ホング博士によれば、満腹感をつかさどるホルモン「レプチン」の働きが、ウォーキング等の運動で正常化するので、食欲が抑えられるて、リバウンドを防ぐ効果が期待出来るとのこと。 運動は単なるカロリー消費だけではなかったという事は、重要な事ですね!。

▼日経ヘルス7月号の記事のURL
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/health/f_saizen1.html
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/health/2002/07back/saizen1.html
  http://medwave.nikkeibp.co.jp/health/f_kako_saizen.html

2002/05/12
落とせ!生活習慣病の元凶「内臓脂肪」 
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/hop/ho250501.htm
     Yomiuri-Onlineからだ/けあ/ホップステップ健康 2000/05/05
『「高血糖、高血圧、高コレステロール、肥満。この4つは「死の四重奏」といわれている。肥満は世にも恐ろしいカ ルテットの指揮者か、リーダーか?。この際、肥満の元凶体脂肪、特に「内臓脂肪」を落として、すっきりと夏を迎えませんか。』、という記事。

    ◆有酸素運動と筋トレが有効
    ◆注意!20歳当時に比べ体重10%増の人
    ◆数値こまめにチェック
       体脂肪は、体脂肪計に依る正確な数字よりも、自分の体脂肪の水準を知り、体脂肪率を毎日計測することで、その変化に敏感になる姿勢が重要であり、同じ条件で長期的に変化を見ることが大切だという。

    ≪関連記事≫

    ■効率良く脂肪燃やす運動は?
      http://www.yomiuri.co.jp/iryou/hop/ho242801.htm
         Yomiuri-Onlineからだ/けあ/ホップステップ健康 2000/04/28
     どんな運動をどの ぐらいすればいいのか。運動と消費カロリーの関係が掲載されている。

    ◆長時間、低い強度が最適
    ◆安静時の動力源は脂肪が大半占める
    ◆急激に運動すると関節、心臓に負担

      

2002/05/06
「脂肪を減らせ」ではやせない、「野菜の種類を増やすこと」が大事 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/medi/182503
     医療・介護・バイオ 2002/04/26
『米国Tufts大学のMegan A.McCrory氏が21日、米国栄養科学学会のミニシンポジウム「Obesity,Nutritional Considerlations 1」で発表した米国人592人の食事内容と肥満の関係を調べた調査に依れば、脂肪摂取率と肥満度は相関しておらず、ケーキ、クッキーなどの種類を多く食べてい る人ほど肥満の傾向が強く、果実、野菜などの種類を多く摂る人はやせていた。』、というもっとも当り前な記事。

 当然といえば当然ですが、でもこの種の調査でいろいろとデータ的に肥満の原因が裏付けられることは良いことですね。

 記事に依れば、米国の栄養学者は、クッキーやチョコバーのような砂糖と脂肪が両方たっぷり入った加工食品類を、 「high energy-dense food」と呼んで特に問題視しており、重量当たりのカロリーが非常に高く、味覚が刺激的で、その割に満腹感が少ないのが特徴とか。
 だから、ちょっと食べると太ってしまうのもうなずけるというものです。

米栄養科学学会:“腹八分目”の健康効果は? 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/prom/182198
     医療・介護・バイオ 2002/04/25
『米国Maryland大学医学部のBarBara C. Hansen氏の4月21日のE.V.McCollum賞受賞記念講演で、猿を使った長年の研究をから、摂取エネルギーを抑制することで体内の代謝システムが「エネルギー倹約型」に変化するとともに、生活習慣病につながる代謝異常が抑えられることを示し、「このシステムをうまく引き出すことが生活習慣病克服のカギ」と訴えた。』、という記事。

 記事に依れば、飼育している猿を、20年以上にわたって厳格な体重制限を施し、“腹八分目”で飼育された猿は、年をとっても糖尿病や高脂血症を全く発症しなし、耐糖能などの代謝指標も、若い猿並みに健全なことが判ったという。

米栄養科学学会:「ウオーキングで減量」には理由が! 
  http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/prom/182197
     医療・介護・バイオ 2002/04/25
『米国Tennesee大学のNobuko Hongu氏らのグループが発表した内容は、軽いウオーキングを1週間続けるだけで、満腹感をコントロールするホルモン「レプチン」のレベルが大幅に低下することが報告された。』、という記事。

 記事に依れば、「レプチン」が欠損したネズミは際限なく食べて太ることから発見されたホルモンで、肥満で中性脂肪が高いような人ほど、レプチン濃度も高い傾向があるというが、ごく軽い運動でレプチン感受性が改善できる可能性があるという。


2002/03/10
 今回は、読者からのお便りで、やせ薬、ガルシニアについての情報を探して欲しいとの依頼のメールが舞い込みました。大学生の娘さんが、やせ薬・ガルシニアを通販で購入し飲んでいるのだが、ニュースで「生殖器官の萎縮の危険がある」と聞いたので、インターネットでこの種の情報を探してみたが見つからなかったということだったのです。

 早速、検索エンジンの「Google」を使って検索しました。 キーワードは、「ガルシニア」だけでは、通販のページしか見当たりませんので、もう一つキーワード「生殖」を加えることで、ほぼ目的の情報を探し当てることが出来ました。 
 この件のお蔭で、私も知りえなかった知識を吸収することが出来ましたし、結果を連絡した読者の方にも喜んでいただき、インターネットの便利さと有益さを実感した最近の出来事をご紹介いたしました。この情報ってすごくホットなものだったのですね。 さすがは、私の読者は健康情報には敏感だったという証拠のような事件だったということです。 その時の成果を、ご紹介いたします。

 ダイエット目的の健康食品は、消費者がダイエット効果を強く期待して、摂取目安量を大幅に超えて摂取する傾向があり、また、カプセル等の形態で高濃度に含有されていることから、容易に大量に摂取できるので、過剰摂取となり易いことが背景にあります。 ガルシニア抽出物を含有するものは、過剰摂取により精巣の機能に影響が出る可能性が高いということで、厚生労働省が通達を出すに到ったようです。

 私の経験から申せば、ダイエットは、摂取するカロリーと消費するカロリーの差により実現できるもので、それを体重計で頻繁にチェックすることと、夜九時過ぎの食事は出来る限り控えて、揚げ物やスナック類の食べ過ぎに注意し、野菜果物をバランス良くたくさん毎日食べて、脂肪が付くのを長期的にコントロールする事に尽きるように思うのです、そうすれば、「やせ薬」は不要です。 特に気をつけたいのは、10代の成長期に太りすぎを気にするあまり、食事を控えることは成長を阻害しますので、朝食を十分に摂って、昼食やおやつと称してスナック菓子やジャンクフードを極力食べない・食べさせないようにして欲しいものです。

『厚生労働省は1日、ダイエット目的の健康食品などに使われているガルシニアについて、、取りすぎに注意するよう消費者に呼びかけることを決めた。大量に摂取すると精巣の機能に影響が出る可能性があることが動物実験で分かったため。 』という記事。

「ガルシニア」、精巣に影響も 大量摂取に注意喚起     ----Asahi.com > 生活 > 健康・医療 2002/03/02 

ダイエット食品に含まれる「ガルシニア」で精巣委縮?Yomiuri Online >社会

   ---- 厚生労働省トピックス 2002/03/07
 厚生労働省の情報に依れば、下記のようになっております。
    1. 過剰摂取を控える旨の注意喚起を、消費者に見やすくわかり易く行うこと。
    2. ホームページ等を通じて、一般の消費者にも過剰摂取を控える旨の注意喚起に努めること。
    3. 摂取目安量は、ヒドロキシクエン酸に換算して1日1人当たり1.5gを超えている場合は、摂取目安量を減少させること。
 ガルシニア抽出物を含有する健康食品は、消費者がダイエット効果を強く期待して、摂取目安量を大幅に超えて摂取することが知られており、また、カプセル等の形態で高濃度に含有されていることから容易に大量に摂取する傾向があるので、過剰摂取となりやすく、その危険が高いことを示している。
・ガルシニアで痩せることができるか?(無作為化対照試験)
  →ガルシニアには痩せる効果なしと判定されたと、文献情報を掲載しています。
 『週末だけ運動をする中高年の突然死が報告されている。ガルシニアの効果を高めるためと、いきなり無理な運動を始めては、かえって体の負担になるので、普段からよく体を動かす方が、プラス・アルファ効果を求めるために利用するのが良い。』と、結んでおります。 やはりシニアの知恵ということでしょうか。
   ---- Hotwire / ニュース 2002/03/01 
『カネボウが、ラズベリーを原料にして、脂肪を分解する効果のあるダイエット用サプリメント剤を開発したことを発表した。5月には市場に登場する予定だ。  同社によると、臨床試験に協力した人の70%に、1週間の連用で体重の減少が認められたという。』と、報じている。

ラズベリーの香気成分にダイエット効果を発見 / カネボウ > 新着情報&プレスリリース


2002/02/10
   ----日経ヘルス ニュース 2002/02/01 
日経ヘルスサイトの画像にLinkしております。
『ロンドンで開かれた国際肥満会議において、CDC(米疾病管理・予防センター)の栄養と運動部門の責任者のウイリアム・ディアズ氏が、「テレビを見る時間が長い子供には、肥満が多い。」という報告を行った。世界的に肥満児が増えているのは、テレビと密接に関係しているという。年代的に見て、テレビ視聴時間と肥満傾向の関係は明らかであり、子供のテレビを見る時間について、米国では1969年には毎日平均2時間だったが、90年には5時間以上になった。その間 に、若者の肥満は3倍に、小さな子どもの肥満は2倍となった。原因は、テレビを見ることによる運動不足と、見ながらの間食だ。』と、報じている。

≪関連情報サイト≫
 生活習慣病 〜 糖尿病を防ごう 〜 
  ---(財)健康・体力づくり事業財団の「健康ネット」
オリジナルサイトの画像です。クリックすることで拡大できます。!
 運動不足と肥満の関係は明らかなことですが、自動車の普及に伴って人間が如何に体を動かさなくなったかという面白いデータをご紹介いたします。自動車の登録台数と糖尿病総患者数とは、明らかに正比例しているのです。このことからも子供がテレビを見たりやテレビゲームをすることで運動不足になることは当然のことです。それが、今データとして示されただけに過ぎません。


2002/01/13
【かかりつけ医通信・2号】肥満と正しいダイエットの情報 
   ----Nikkei BP かかりつけ医通信 バックナンバー  2001/09/04 
 肥満を気にしている方は大変多いようで、ダイエットの情報が、テレビ、新聞、雑誌、本と、世の中に溢れています。しかし、その中には、健康を害するような間違った情報も少なくありません。そこで、肥満に関する基本的知識と、安全で成功するダイエット法についての情報を項目別に整理して紹介。 また、アメリカの国立研究所が公表している 「安全で成功する減量法を見極める要素」を、要約して紹介したメールマガジンの記事。



2002/01/06
     ----日経Health過去の特集
 2001年度の日経ヘルスの特集記事における、ダイエット関連の情報を纏めてみました。
それにしても、凄い数ですね。いかにダイエットについて皆さんの興味が集中している事が良く判ります。でもダイエットに対する切り口は違う様に見えますが、よく中身を分析していただければダイエットの基本は同じ所にあります。

 その基本となるところが何処なのかを見極める事で、自分に合ったダイエット方法を見つけていただければ幸いです。

  • 基本は、和食にあり。 
  • 毎日の生活パターンにおける自分の消費カロリーよりも、摂取するカロリーを多く取らない事。
  • その為に、体重計により体重をチェックする事。
  • 余分な脂肪をを減らす基本は、野菜・果物・穀物・根菜類を沢山食べること。
  • 朝食は抜かないで、3食をきちんと取ること。朝おなかが減った状態にする為に、夕食は早めに取り多く取らない事。
  • 清涼飲料水を取る事を止めて、水を沢山飲む事。間食はしない。

   ----Nikkei BP Biztech 医療・介護・バイオ  2001/12/20 
『松下電器産業は2002年2月1日から、トイレで便座に座ったまま、体脂肪率を測れる温水洗浄便座 「ビューティ・トワレ」を発売する。本体右袖部に握りやすい「ハンド電極」と、便座に「便座電極」を設置。便座に座ってハンド電極を握れば、内臓脂肪も含めた体脂肪率を約6秒で測定する。毎日、楽に健康管理ができる。本体価格は9万8000円。』と、報じている。


2001/12/06
   ----Nikkei BP BizTech 医療・介護・バイオ  2001/12/06 
『軽食や間食も含め、1日に何度も食事を取る人では、1日に1〜2回しか食べない人よりも、摂取カロリーは多いのにコレステロール値が低いことがわかった。英国在住の1万4000人を対象にした調査によるもの。食事回数が多いとコレステロール値が低いことは、動物実験や小規模の介入試験で知られていたが、食事制限を設けない大規模な非介入研究でこうした結果が出たのは初めて。』と、報じている。

2001/11/09
   ----Nikkei BP BizTech 医療・介護・バイオ  ’2001/11/09 
『ドライバーで気持ちよく球を打った瞬間、ヘッドを頭にぶつけたわけでもないのに、後頭部に激痛。頭痛はその後何日も続き、次第にめまいや吐き気、ふらつきが現れる。こんな珍しい「ゴルフ頭痛」が11月8日、日本救急医学会で報告された。』と、報じている。

 この症例を報告したのは、国立仙台病院脳卒中センター脳神経外科の西野晶子氏、桜井芳明氏ら。原因は、首を急にひねったことによる椎骨動脈の解離。
 西野医師らは、1998〜2000年の2年間で4人、ゴルフ後に激しい頭痛やめまい、ふらつきを訴え、「脳卒中ではないか」と救急外来を受診した患者を経験した。
 この患者の4人のうち3人は30歳代、一人は50歳代。この4人には特に持病はなく、共通していたのは、全員がいわゆる「飛ばし屋」で、ドライバーまたは5番アイアンで球を打った直後から症状が出ていたこと。また、ハンデは推定20〜36。
 最初に現れた症状は、スイングと同時に突然、後頭部に激痛が走り、その後も頭痛が続き、意識ははっきりしていたものの、翌日〜2週間後に頭痛やめまいが強くなり、うち二人は運動麻痺が出現していた。
 ゴルフによるけがの大半は、筋や骨、関節を痛めるものだが、不適切なスイングから首の血管を痛めて、運動麻痺になるということは、とても怖い話である。

MedWave記事

   ----Nikkei BP BizTech 医療・介護・バイオ  ’2001/11/09 
『英誌スリミング・マガジンが毎年行うこの調査は、自分を肥満と見なす2000人の女性を対象にして行われた。このうち80%以上が、肥満が健康に悪影響を与え、性生活を傷つけ、またキャリアを積む上で障害になる、と考えているという』と、報じている。

 同誌の編集長、アリソン・ホール氏は、「肥満の女性は棒のように痩せたいわけではない。平均的な体重レンジに戻して、健康的でセクシー、自信にあふれたな気持ちを得たいだけ」と述べている。


2001/10/15
  ライフスタイルや食事の変化によって
  太りすぎの子供が急増中健康への影響が心配だ
     ------ニューズウィーク日本版  2000年7月19日号 P.48 
 『子供の生理や欲求は、昔とそれほど変わってはいない。変わったのはむしろ社会の状況だ。家庭料理よりもファストフードを食べる機会が増え、ビデオゲームが遊びの主流になるにつれ、肥満ぎみの子供はどんどん増えている。』という、書出しで始まる。

  • 600万人が深刻な肥満
       世の中にはスナック菓子や炭酸飲料があふれ、学校では体育の時間が減らされた。ビデオゲームやインターネットの登場で、外で遊ばず家にこもる子供が増えている。その影響は深刻だ。
       太りすぎの子供は、体と心の両方に問題をかかえ、思春期になっても肥満したままの子供は、成人になってもやせない場合が多い。
       肥満の関与する糖尿病や心臓病、高血圧、特定の癌などで毎年約50万のアメリカ人が命を落とし、その医療費や生産性の低下でアメリカ社会は約1000億ドルの損失をこうむっている。  子供の肥満は、最近までは非常にまれだった。身長と体重の比率を示すボディー・マス・インデックス(BMI)は成人の肥満度を測る目安だったが・・・・・・・。
  • 糖尿病の子供も増えた
  • 引き金はやはり生活環境
  • 肥満を防ぐ環境づくり
  • 親がやせれば子もやせる
  ティーンは何を食べ、どれくらい眠っているのか
  食生活から運動まで、10代の健康をチェックする
     ------ニューズウィーク日本版  2000年6月14日号 P.70 
 『元気盛りの10代にとって体の悩みといえば、おでこのニキビと、あらぬところに生えてきた毛くらいなものだ。おなかの出てきたパパのように、癌や心臓病を気に病むことはない。 だが彼らもいずれは、さまざまなリスクが潜む「地雷原」を歩くことになる。食生活、運動、睡眠、喫煙――この時期の生活習慣に、生涯の健康がかかっていると言っても言いすぎではない。 今の10代は果たして丈夫な大人になれるのか。いくつかの項目をチェックしてみよう。』という、書出しで始まる。

  • 食べる
  • 睡眠
  • アルコール・タバコ・麻薬
  • 心の健康
  • ジャンクフードを卒業しよう
      ・オニオンフライやフライドポテトも野菜料理に数えられるが、脂肪が多いので、駄目!
      ・ヘルシーバーガー(ベーコンは抜いて、レタスやトマトを挟むだけでOK)
      ・炭酸飲料は、糖分が多く、虫歯の原因にもなるので駄目!
  • 食べ物が体をつくる
      ・体の老廃物を出すためにも、水分をたっぷりとること。
      ・炭水化物はエネルギーになる。
      ・野菜にはビタミンや繊維がいっぱい
      ・肉や魚には良質のタンパク質がたっぷり。ビタミンやミネラルが豊富な野菜や果物と合わせて食べよう。
      ・10代の子供は丈夫な骨を作るため、カルシウムをたっぷりとる必要がある。牛乳やチーズをとるよう心がけよう
  アメリカで大人気のメタボライフ356
  減量に役立つという栄養補助剤だが、副作用を懸念する声も
     ------ニューズウィーク日本版  1999年10月13日号 P.66 
 『アメリカで栄養補助剤「メタボライフ356」がブームになっている。いまアメリカで最も売れている栄養補助剤の1つ。抗鬱剤のプロザックや性的不能治療薬のバイアグラに匹敵する数字だという。しかし、問題点もある。メタボライフには、興奮作用のある物質が含まれており、それが体に害を及ぼすおそれがある。』という、書出しで始まる。

  • 乱用の危険性がある?
  • 初めは筋肉増強剤だった
  • 年齢制限を設けるべきだ
  • 中身をのぞいてみると

2001/09/30
   ----Asahi.com 科学・自然  > ニュース速報  ’01/09/28 
『早食いは肥満のもと――。サラリーマンの食生活について、ライオン歯科衛生研究所と東京歯科大学社会歯科学研究所が共同で調査したところ、こんな通説を裏付けるデータが得られた。29日から始まる日本口腔(こうくう)衛生学会で発表する。(09/28)』と、いう記事。

 都内で働く20〜50歳代の男女340人を対象に、健康診断と併せて食事の時間や食べ方を尋ね、分析した結果、「肥満度」(BMI=体重(Kg)÷身長(m)の2乗 )で、肥満傾向にあるとされる BMI>24の人の比率は、食べるのが「遅い」人が9.8%だったのに対し、「早い」人では43%だった。

 「あまり噛まない」人の50%が肥満傾向にあり、「よく噛む」人の13.7%を大きく上回った。
 脳の満腹中枢は、血糖値の上昇で刺激を受けるため、「早食い」だと満腹になる前に食べ過ぎてしまうため。しっかり噛んで食べることがダイエットにつながるという事が裏付けられた事になる。


2001/07/29
     ------MSNジャーナル <’01/07/04>
 エコノミストが分析した、アメリカ人の肥満の原因。

 『アメリカの 90 年代は肥満者が激増した10 年だった。ジョージア州では 5 人に 1 人以上が肥満という統計もある。肥満を増やしたのはマクドナルドのポテトが増量されたせいか、ビル・ゲイツがコンピューターを普及に力を尽くしたせいか、好景気で収入が増えたせいか?・・・・・・。』

 この 10 年の間に何が変わったのか。1 つには、ファストフード店の食事の量が増えたのは事実である。では、マクドナルドのフライドポテトの増量が原因か? 否、太っている人はたくさん食べたがるから量を増やしたのだろう。 又、パソコンが使い易くなりインターネットの普及で買い物が出来きて動かないからか? 禁煙する人が増えたからか? 収入の増加により「食」に金をかけられるからか?。
 色々な理由が考えられるが、ロチェスター大学のエコノミストであるスティーブン・ランズバーグは、90 年代は低脂肪・低カロリーの食べ物がブームだった結果、一食あたりのカロリーは減っているので、量を食べてしまった結果、太ってしまったということの様だと推論している。

 この推論が当っているとすれば、やはり人間というものは、意志が弱いというか、安易な方向に流されていってしまう動物ということで、他の動物と結局は同じ次元の生物だったという証拠なのかもしれません。
 なかなか、欲望をコントロールすることは、難しいと言う事でしょうね。

≪その他の読み物≫

     ------MSNジャーナル・医学、医療、バイオ <’99/11/18>

2001/05/27
     -----BizTech医療・介護・バイオ <’01/04/04>
交通手段の近代化に伴い、中国にも肥満の波が押し寄せているという話題ですが、そこには中国の家庭における価値観が、微妙な影を落としているようだとのこと。

 この記事によれば、1997年に行われた中国健康栄養調査のうち、20歳〜55歳の4827人を対象として、 本人または家族が乗り物を持っている場合、持っていない人と比べた肥満リスクは、約1.8倍と算定された(男女差なし)という。

詳しくは、こちら!  → MedWave


2000.06.26
Diet City 
       -------森下仁丹
 サラシアはインドやスリランカに自生する植物で、糖の吸収を邪魔する成分を含んでおり、食べた糖を体に取り込まない作用があるといことです。
 食べ過ぎを防ぐというダイエット法はいろいろあるけれど、「普通 に食べてもいい」ダイエットなんて初めてでは?・・・
 詳しくはこのサイトを御覧頂き、あなたのダイエット方の一つに加えてみては如何でしょうか?

 おなかをちょっと見て、ぽこっと出ている人は、ウエスト÷ヒップ=?  の計算を。男性で1、女性で0.8より大きい人は、ちょっとアブナイ肥満タイプだから気をつけて!
 この辺の肥満度をチェックしてくれる「肥満度チェック」で、あなたのかくれ肥満度は?

肥満度チェック
サラシアって何
・肥満は体に悪い、もちろん肌にも
・サラシア ダイエットがいい!
ダイエットのウソ・ホント
ダイエットQ&A1
ダイエットQ&A2
≪関連情報≫
“サラシア”で糖尿病を改善
     -----週間現代Onlineの 「「健康グッズ」これは効いた!

2000.06.05

ウオーキング 毎日できる安全な運動 お勧め「1日1万歩」
       ------Yomiuri On-Lineいきいき健考人・からだけあ(2000.1.9)
 手軽な運動としてウオーキングブームが続いている。とっても健康的。でも、どれ位歩くと、体にいいのか?心臓発作の発症率を比較した。0.4Km未満が5・1%に対し、2.4Km以上は2・5%と半減。0.8Km増えるごとに15%低くなり、歩行速度には関係なかった。とにかく歩けば、それなりに効果が出る。

2000.06.01

ダイエットナビ
       ------Hi-Ho KURASHI Web
 あなたのダイエットライフをサポートするクリニックです。今まで見落としてきたダイエットポイントや、ひとりで抱えてきた悩みもきっと解決します。 】・・・・・・

  こんなキャッチに引き込まれて、いささか太り気味な私も覗いてみました。(^_^;)・・

 でも、このメニューには大満足!「メニュー項目の多さにゲップが出そうです (^O^) 」。 ダイエットクリニックの各種精密チェックだけでも効くー! (>_<) って感じです。(女性必見!)

ダイエットナビの「メニュー」

「ダイエットクリニック」
ライフスタイルチェック/外食カロリーアドバイス/ダイエットQ&A
簡単手作り「ヘルシークッキング」
おすすめメニュー/困った時の一品/ パン・お菓子・デザート/料理レシピ検索
男と女の「ダイエットカフェ」
ダイエット川柳「満腹館」/虫食い川柳
Let's Try「クイズ&ゲーム」
カロリーバトル/食材図鑑/ バーチャルレストラン/食材クイズ/ダイエットクイズ
 
ダイエットクリニック」の「ライフスタイルチェック」について

 26の気になる項目が並んでおり、夫々の項目には約10〜15の設問が設定されており、各設問にチェックマークをつけていき、最後に判定ボタンをクリックする事により、グラフ形式の判定結果とワンポイントアドバイスが表示されます。
 このアドバイスも、ポイントを突いたもので、評価が甘くなる自己採点と違って、「思わずドキッ!」とするようなウィークポイントを突いた指摘がなされ、以外と知らなかったり又は勘違いを正すような知識も得られるお薦めのサイトである。
 例えば、「意識は高いが実践が・・・・」とか、ダイエットに関して「カロリー計算出来ないと、ダイエットが出来ないと思っていたら・・・、食べたものを記録しチェックすることで可能!。」とダイエットの実践方法の誤解を正されたとか等々、ワンポイントアドバイスも的を得ており中々良く出来たサイトである。
 私もトライしてみました。気掛かりなポイントを恥をしのんでその概要を報告します。
    体重チェック・・・体重と身長を入力すると、自分のBMIが表示され、標準値に対するコメントが示され便利。
    食習慣チェック・・・早食い、ながら食いは満腹感を得る前に食べ終わるので太り易い。
    間食チェック・・・間食をするならば、栄養剤的なものを選ぶような工夫を。
    カルシウム足りてるチェック・・・「かなり不足」と出て、ショック! 青菜類は野菜の中でもCaは多い。パンは牛乳を加えてあるので、以外とCaは多いとあったが、要は乳製品を摂りなさいという事のようである。
    アルコール飲み方チェック・・・以外と高カロリーで食欲増進させるので要注意。
    ビタミンC足りてる?チェック ・・・不足気味。ブロッコリー・ほうれん草・キャベツ・いも類で。
    植物繊維足りてる?チェック・・・かなり不足。便秘し易い理由も一つか。海草、きのこ、バナナを食べて。イチゴみかんリンゴ等の果物も良いが、糖分多いので食べ過ぎに注意。
    塩分摂取量チェック・・・一日の摂取量は10g以下なのに13.1gも、思わず絶句。和菓子には甘さを際立たせる為に以外にも塩を多く使っているとは!。その他、以外なのは和風ドレッシング、加工食品も多いとか。
    運動消費エネルギーチェック・・・体重を入力し、メニューの運動項目と時間を選べば、消費カロリーが計算されて便利。
    運動不足度チェック・・・要注意。仕事がデスクワークである為、予想通りなのだが改めて(T_T)。
 ちょっと質問の内容が偏っているのか、対象が中高年向きで無いのか、まともに答えても散々な結果となることもあるので結果を過信しない事も必要だ。 使い方次第でウィークポイントの発見が出来る便利サイトである。

2000.04.24

JUNKO♪ダイエット
       -------JUNKO♪JUNKO♪JUNKO
 「栄養」に関する解説を軸にビタミン・ミネラル等の話題を加えた健康サイト。
圧巻は、「ダイエット」のページ。6章・約100項目のページから構成される、このサイトのダイエット情報は、無理無くあなたをスリムな方へと導いてくれます。

ダイエットサイトの項目だけ見ても、それだけでも読んで見たくなりますよ。

 ・ダイエットの目的は体脂肪を減らす事
  ・原因は偏った食生活と運動不足
   ・ダイエット食は栄養バランスが大事
    ・私的理想体重を目指すのも一法
     ・人間は太り易い動物である
      ・間違ったダイエットが肥満を呼ぶ
       ・ダイエットを繰り返すと痩せにくい体質に
        ・飼い主が太っていると犬も太る?
         ・肥満は寿命を短くする
          ・太ると何故、血圧が高くなるのか
         ・痩せる広告の誤魔化しに御用心
        ・エステティックだけでは痩せられない
       ・部分痩せは科学的に不可能
      ・痩せる化粧品は効果がない
     ・単一食ダイエットは寿命を縮める
    ・食事抜きはかえって太る
   ・太る人の食べ方には共通点がある
  ・夜食べると脂肪が身につきやすい
 ・過食の誘惑に打ち勝つには・・・・・
 結論は、「ダイエットプログラムの七ヵ条」にあり。
『食生活改善の七ヵ条』『メニュ-改善の七ヵ条』『生活行動・運動改善の七ヵ条』が示されております。
 でも実行するのは貴方次第、くれぐれもお忘れなく。ポイントは、野菜・果物・海草類の摂り方と思うのは経験からくるものでしょうか。


2000.03.21
ダイエットノウハウ
       -------ダイエット通信・HIMAWARI
 太っている旦那さんを如何に痩せさせるか、その「ノウハウ集」がきっちりと纏められたサイトです。作者のプロフィールや写真が載っているわけではないのですが、このサイトの文章を読んでいると、不思議な事に私の理想の奥さんの様に思えてきました。・・と、云うようなことでお薦めサイトにいきなりランク入りしてしまったサイトのご紹介です。 成人病が気になる方は特にお薦めです。

 自分が痩せるための文章ではなく、パートナーを痩せさせるための管理術としては、まず本人にやる気になってもらわなければならないのですが、ご主人が理屈家だったら相当に勉強が必要になりそうと、勝手に心配してしまいます。(^o^)  「サルもおだてりゃ・・・」何とかで、やる気のないパートナーをその気にさせる方法は、おだてる方法が一番では・・・、とはこのサイトには書かれておりません。それよりももっと男の心をくすぐる方法を心得ておられるようで、男をやる気にさせるには、見栄えよりも「健康」などの大儀名文的な理由を挙げた方が良いと、ちゃんとツボは抑えておられる様です。

 そして痩せていた方が、カッコイイ とか言って煽てあげて、のんびり、ゆっくり少しずつ痩せさせるのがBestと説かれております。その為にはパートナーたる女性の手助けが必要ですとのことです。あなたの奥さんは如何でしょうか?

  ダイエットする人と管理者が協力しあって、できるだけ楽しく前向きなダイエットを目指すためには、毎日の食事の記録をつけて、内容を大まかにチェックする事が寛容とありました。 毎日カロリー計算なんて、なかなかできるものではありませから、問題となる部分をその記録から見つけ出して、ダイエットする人とミーティングをします。といってもお風呂の効用と併用して、一緒に長くお風呂に入る事もミーティングの一つと考えれば、夫婦円満でダイエット成功間違いなし。(^0_0^)m(__)m

 その他に、水は沢山飲むべし、但し浄水器を通した水やミネラルウォータをと、最後に申し添えておられました。

ダイエットをはじめるために
 やる気にさせようダイエット /痩せる気にならない時のための作戦/やる気になった後は
ダイエットの方針と必要なもの
  ダイエットの方針/必要なもの一覧 /あると便利なもの
太っているの?痩せてるの?
  どれくらい太っているのか考えよう /目標を決めよう/体重至上主義に陥らないために
ご飯帳で食生活の問題点を見つけよう
  ごはん帳をつけ、食生活の問題点をみつけよう /ダイエット時の食事について
食生活の改善について考えよう
  どうして食事改善が必要なのか、理解してもらおう/ダイエット時の食事について
1.ダイエットの時の食事と食べ物食べ方に関するヒント
2.参考*日本人に必要な栄養素の量
3.参考*この栄養素はこの食品で。摂りやすい食品一覧
飲み水について
  水の重要性について/以外の飲み物は?/どれくらい飲んだらいいの?
お風呂に入ろう
  お風呂の効能/楽しくお風呂に入るために/入浴時の注意事項
体を動かそう
  パートナーは運動好き?/運動させるための作戦/こんな運動はいかが?
サプリメント

2000.03.16

”日頃の適度な運動”が健康へ与える影響
         ------Health Media
 健康を維持するために、栄養成分の摂取やカロリーには気をつけてはいるのですが、やろうと思ってはいても何故か実行が遠のいている”日頃からの適度な運動”について、健康上の重要なファクターとなっているというから、運動不足の諸氏には必見の情報と思います。
 日本でも、ここ数年ダンベル体操やウォーキングなどによる適度な運動が肥満や糖尿病の改善に役立つとしてブームになっているようですが、このような手軽な運動の疾病予防効果とについて、特に女性を対象とした世界の調査結果が報告されている。

 ▼1日1時間または少なくとも30分の運動で糖尿病のリスク減少
 ▼日頃の運動で女性の卒中による死亡のリスクが半減
 ▼運動は女性の胆石手術の必要性を減少
 ▼5%から10%の少しの減量でも健康状態に好影響


2000.03.06

       -------日本成人病予防協会の「健康管理情報
 「自然治癒力」とは、人間に本来備わっているところの、身体の失われたバランス、調和、平衡を取り戻そうとする機能です。 病気になるのは、日常生活の中で、どこかで無理をして疲れが溜まったりしてリズムを崩すためであり、その異常・不自然さを自分自身に出すサインが「病」ということなのです。

 治癒には「場」というものが関わっており、「治癒力」の発現には「きっかけ」があり、それが大きな治癒へとつながることがあります。そして、「自然治癒力」を生かすには、それなりの基本的な条件や鍵となるものがあると説くこのサイトの情報は、120歳までの生きるためのヒントが一杯です。

 そして、そのヒントとは、「呼吸・心・運動・食事」という、生命活動の基本的条件にあり、この四つの条件は、お互いの 密接な相互関係と 相互作用を持って、私達の生命活動を支え、変化させているのです。

▼1.自然治癒力とは
▼2.自然治癒力を生み出すためには
▼3.自然治癒力を支える3本の柱
▼4.医食同源の力
▼5.食が体質を変える
▼6.体質を強くする食事
▼7.食べ物は薬以上の薬です
▼8.病気の予防効果が期待できる食べ物
▼9.運動と自然治癒力
▼10.現代社会が生んだ運動不足病
▼11. 体にいい運動
▼12.呼吸と心の関係
▼13.呼吸の仕組み
▼14. 正しい呼吸法
▼15. 心とからだを結ぶルート

2000.02.27
男性は肥満、若い女性細く 〜20年前と様変わり
            ------−-------朝日新聞

≪朝日新聞のコメント≫
 男性の肥満が増え、20代、30代の男性は19年前に比べて肥満の人の割合が二倍になる一方で、10代後半と20代の女性は「やせ」が増えていることが、厚生省が25日付で公表した「1998年国民栄養調度」でわかった。

1999.10.08

乳酸のなぞ(1):疲労のメカニズムを解明する
乳酸のなぞ (2):どう効果的なトレーニングにつなげるか
   ------MSNジャーナル茂木 宏子・経歴と記事一覧

 スポーツの世界で “科学的トレーニング” という言葉をよく耳にするようになった。旧態依然とした根性論を脱し、科学的裏付けのある効果的なトレーニング方法が注目されはじめた。この一つとして、最近脚光を浴びているのが疲労物質といわれる乳酸。この乳酸をコントロールすることで、運動選手にとって避けられない筋肉疲労をどう抑えていくか・・というレポートです。

 筋肉疲労のバロメーターとなる血液中の乳酸濃度。この乳酸の状態を知ることで、自分の持久力や運動能力の特性を正確に把握することができるという。思いこみで間違ったトレーニングを続けていたことに気づくきっかけになったという例もある。客観的、科学的なデータに基づいてより効果的なトレーニングにつなげられるとあって、最近、人気がある。一般の人にとっても、効率のよいダイエットが期待できるという効果もあるという 。


1999.07.31

ウエスト太いと心臓病に
   ------TOYAMA CHEMICALの健康トピックス

  ウエストが76.2cm以上の女性は体重が正常でも、ウエスト71.1cm以下の女性に比べて心臓病にかかる危険が2倍以上高い、という研究結果がアメリカ医師会誌に発表されました。

≪その他の気になるトピックス≫
低下続く子供のパワー
若い世代ほど運動不足!?
太った警官に「レッドカード」!
30代男性に肥満が急増!
若さと健康維持は正しい姿勢から!
「体力に自信あり」の過信は危険!
あなたは”かくれ肥満”では?

1999.04.12

10秒ダイエット
   ------Office Pocket
  『平日毎日更新。毎日わずか10秒の流し読みで豊富なダイエット知識が自然に身につきます。』とあります。
 ダイエットをする上での正確な知識、知って損のない知識を、毎日提供。色々な人の成功談や失 敗談も! 無料のメール配信有り。
日本循環器管理研究協議会 監修・『あなたの運動処方』 
健康運動のガイドとその効果
   ------ライフパスポート研究会
  獨協医科大学公衆衛生学助教授 保健学博士 宇佐見 隆廣 先生の「健康と運動」の講義です。

1999.03.23

お気楽ゴクラクダイエット
   ------トレードネットワーク(有)の「InfoCity」
 ダイエット中の疑問や知恵を出し合う「FAQ掲示板」や、「ダイエットレシピ&食べ物情報掲示板」、「ダイエットメーリングリスト」、「チャットdeダイエット」等々至れり尽せり型の当世若者向け?のサイトです。
 ダイエットに関連する書籍の紹介もあり、又ダイエットLink集には、沢山のサイトが紹介されています。

≪お薦めメニュー≫
栄養バランス〜そもそも栄養素ってなにするもの?
体脂肪あれこれ〜脂肪の蓄積と分解のメカニズム
栄養吸収の流れ〜栄養吸収のしくみが解説されています

1999.03.21

ウオーキング
   ------日本光電ウエルネス(株)の「健康増進関連」ページ
『歩く』運動の正しい知識を身につけましょう!

 効果的な運動の量/運動強度/運動時間/運動の頻度/目標心拍数/脈拍の測り方/ 心拍数の測り方/運動の種類

お薦めの、▼インターネットで見るウォーキングコース のLink集があります。


健康運動のガイドとその効果
   ------ライフパスポート研究会保健・健康づくり・疾病予防関連情報
『歩く』運動の正しい知識を身につけましょう!

 効果的な運動の量/運動強度/運動時間/運動の頻度/目標心拍数/脈拍の測り方/ 心拍数の測り方/運動の種類

▼T.健康づくりのための運動の原則
     運動4原則の比重のかけ方
▼U.メディカルチェックと運動負荷試験
     ◎負荷試験の禁忌
     ◎内科的疾患に対する運動療法の適応基準
     ◎運動負荷試験の中止条件
▼V.運動処方の留意点
▼W.持久的な有酸素運動・aerobic exercise の効果


1999.01.14
Health Scramble・『こだわりダイエットリンク集

1998.11.04

とっておきの健康法-病気にかかりにくい体を如何につくるか?
   ------Dr.神谷の「flower essence」
 漢方の事を英語で、「フラワーエッセンス」と言うことがあるそうで、西洋医学の根強いアメリカで漢方・鍼を中心にした「東洋医学」は人気が高く、この東洋医学をもとに治療しているドクター神谷が、健康を守るため、病気にかかりにくい体を如何につくるか?またその体をいかに維持するか?といった疑問にお答えするページ。
▼ビタミンサプリメントに対してのお考えは?
▼マルチビタミンはどうでしょうか?
▼一般的にはどの程度の運動が必要でしょうか?
▼結論としてはどういうことになるでしょうか?
≪その他の気になる話題≫
健康的に減量する方 法? ダイエットにきく耳のつぼ? 今人気のナチュラルダイエット方法とは?
今話題のメラトニン、DHEA、ロゲイン、鮫の軟骨とは?
  ・・・・・サプリメントの摂り方の解説
1998.09.17

週末運動族』   ------US Health News
 最近指摘され出した「週末の運動」に関する記事です。
 日頃の運動不足を解消しようと一気に週末に運動をこなすことは、かえって筋肉を痛めてしまうケースがあるそうです。それに筋肉痛が2日後あたりに起こるのは老化が始まった証拠ですし・・・・(^_^;)。
 週末に汗をかいて疲れを流していけない事はありません。しかし、コリや痛みは、身体を優しくいたわる事でも和らげる事が可能ですので、あまり無理をしないで運動不足を解消してくださいね。

1998.06.29

Balanced Diet
 『家族のしあわせは、健康な毎日から!健康な毎日のために、食生活のバランス・栄養と食事・暮らしについて、家族みんなで考えるホームページです。』とあり、京都府在住の管理栄養士・大倉 節子さんからのプロとしてのアドバイスです。やはり、健康の基礎は「食」に有り!。
▼健康づくりは栄養・運動・休養のバランスから「バランス生活」
   食生活指針
   企業の健康づくりに学ぶこと
   食事バランスの基本「六つの基礎食品について」
   「宇宙食から生まれた食品の衛生管理手法」 HACCP

糖尿病予防・肥満予防の生活情報
 「肥満を防ぐ食生活」のために
21世紀も健康で!その為に今?

厚生省H9年・健康づくりのための年齢・対象別身体活動指針
厚生省:報道発表資料より
厚生省:「平成8年国民栄養調査結果の概要」
厚生省:「糖尿病実態調査の概要(速報分)」
厚生省:生活習慣に着目した疾病対策の基本的方向性について(公衆衛生審議会意見具申)
厚生省、21世紀の国民栄養調査のあり方検討会の報告書を発表

  厚生省:『21世紀の栄養・食生活のあり方検討会報告書について』 


外食カロリーアドバイス
   ------荒牧麻子のダイエットクリニック on Diet Navi
 こんな時は何を食べたらいいの? 生活シーン別の食事のポイントやメニューが紹介されています。
 生活が不規則な「WebCatcer」諸君に是非読んでもらいたいサイトです。が、そんな余裕が有るのでしょうか?
 内容的には、一時的なアドバイスとお考え下さい。どちらかと言うと、若い人向けのメニューな様です。中高年の方は、私のサイトの情報を基におなかの活性化を心掛け、夕食のカロリー配分を減らす事をお勧め致します。

運動でダイエット(Fytte9月号・ワンポイントレッスン)
 脂肪を燃焼させ、筋肉をきたえて、健康的にやせるには運動は不可欠!
 その為に、ウォーキングとダンベル体操が人気が有るとのことで、
ウォーミングアップ、歩く時の姿勢・歩き方、シューズの選び方、ダンベル体操の方法が、画入りで解り易く解説されています。
http://www.health.co.jp/forum/fytte/onepoint_9.htm

夏こそ絶対「キレイ脚」でいたい!(Fytte8月号・ワンポイントレッスン)
 「生脚も平気!すべすべ脚にする完璧ケア」と言う事では、女性必見です。
http://www.health.co.jp/forum/fytte/onepoint_8.htm

 Omuron”健康プラザ”の「運動トレーナーへの質問」
 −肥満解消の計画を立てたが、目標達成までにどの位掛りますか?−

 毎日の摂取カロリーと運動による燃焼カロリーの差から、1女性のシュミレーションを示しています。 標準体重とは?
 体脂肪を上手に減らすポイントとは?  ご一読あれ!!
http://www.omron.co.jp/healthcare/trainer.html
 バックナンバーにも、関連情報がありました。
   「本当に自分は肥満か?体脂肪率で判断しよう
http://www.omron.co.jp/healthcare/back/trainer6.html
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