1997年 2月
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- 大きな病気、けがもせず1歳となった。感情表現が明らかになってきた。特に最近は怒りの表現が発達しつつあり、かんしゃくをおこして物を投げたりする。
- 歩けるようになってきた。最初は数歩歩いてよろよろしているだけである。段差を越えるのは難しいようだ。おぼつかない足どりに親はころんでけがをしないかと心配する。
- はじめて人見知りをするようになる。父母以外の人に抱かれると泣く。
- 「靴下」「帽子」という言葉を理解する。「てって」と言いながら様々な物を指さす。
- 食事は1日3回、大人とほぼ同じものを食べる。おやつと寝る前には乳を飲む。
- 予防接種を受けている。2月までに注射を受けた回数は2回(3種混合(百日ぜき、ジフテリア、破傷風))である。一回目は注射されるまでは何ともなかったが、注射されたあとに猛烈に泣き出した。2回目は、医者の白衣を見たとたん泣きわめくようになってしまった。注射とのよくない出会いである。
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1997年 3月
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- 3月10日を最後に乳を飲まなくなった。母・康江の乳が出なくなった必然の結果である。
- 3月11日より2日間、熱を出す。熱を出しているさなかも機嫌はよく、動きも活発であった。
- 河原で友だちと遊ぶようになる。母親に連れられた子供数人と離合集散している。子供同士にしか通じない言語「喃語」をあやつり、指さした方向へ一斉に歩いたり、他の子供を触ったりしている。
- 父・透の出勤時に駅まで見送る際 、瑞生に靴を履かせて歩かせるようにした。最初は1度に20メートルくらいだったが、段々距離が伸びてきて、親の手を離したり、段差を越えるようになってきた。
- 飲み物を口に含み長時間味わうことを楽しんでいる。ときどき「べーっ」と吐き出し、親が慌てふためく様を楽しむ。
- 夜、布団に入ってから絵本を読んでもらうのが習慣になった。その後「ゆりかごの唄」で眠る。
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1997年 4月
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- 発声の仕方が、発話をするようになる。以前の瑞生の発声は単音節あるいは同音節の繰り返しが多かったが、4月になり、違う音節をつないで長い句をしゃべるようにする。ただし、音節はどこの言語ともしれず、まして、音節と意味の結びつきなど知らない(と親には見える)ので外国語をしゃべっているようである。不思議な言語であるが、耳に心地よい。
- ボタンが好きである。最近の機会のボタンは押すと、光ったり音がなる。自宅の賃貸マンションのエレベータのドアの開閉ボタン、ステレオのボタン、電気ピアノのキー、押せるものがあれば何としてでも押そうと試みる。親がパソコンをいじれば最悪である。必ずまとわりついて、キーを押させてくれとせがむ。
- 好きなものが欲しいとき、水がほしいとき、パンがほしいとき、取り上げた人形がほしいときは、必ず右手を前につきだして、指をひらいたり閉じたりする。何かほしいのは分かるが何がほしいのかわからない。4月末になって、さらに指でほしいものを指すようになった、少し進歩した。
- 4月14日より2日間、高熱を出す。その4日前にポリオのワクチンを受けたので関係を疑ったが、普通の風邪だったようだ。(そういえば秋にポリオワクチンを受けた後も熱を出した。)
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