チベット旅行記
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ギャンツェ - シガツェ
6日目 5/2(Tue)

白居寺

雪をかぶったツアー車両
45.jpg 朝起きるとなんと外には雪が積もっている。 レストランで朝食をとるが、せっかくだから雪景色でも見ながらと思って窓際に座ると、 隙間風もあってすごく寒い。
あとでガイドにも聞いてみたけど、こんな季節に雪が降ることはすごく珍しいそうだ。
パンコル・チョルテン
53.jpg9:00- 白居寺を見学。右周りにぐるぐる回って登っていく。たくさんの部屋があってその中に仏教画が描かれている。このたびで唯一、撮影料を支払って室内の仏教画を撮影したけど、あまりの多さにCD化することは断念しました。
さらに追加料金を支払って屋上(というかトタン屋根の上)に上がったけど、パノラマを撮るのにはちょっと怖かった。

寺の中を案内してもらっている間にポケットにさしていた眼鏡をなくした
ガイドに相談すると、 「外人の観光客が眼鏡を拾って、受付に持っていく可能性は十分あるけど、 それを受け取ったチベット人が私たちに返してくれる可能性はない」 とのこと。 まぁ、落としたこちらが悪いのだから諦めよう。

11:20-12:00 昨日食事をしたレストランで昼食。

白居寺でのパノラマ(28mm合成)
白居寺でのパノラマ
このパノラマのQuickTimeVR(175K)
(見れない場合はQuickTimeをダウンロード

シャール寺

途中シャール寺によって見学。僧侶が曼荼羅を書いていたので、ガイドを通訳にして「写真を撮ってもいい?」と聞くと、「構わないけど、それって雑誌に載せたりする?」と質問された。「私たちはプロじゃないから雑誌には乗せないけど、ホームページっていうものには載せるとは思うけど。なんで?」「雑誌に曼荼羅が乗って、それが道端に捨てられたりするのはよくないからね」とのこと。写真を撮らせてもらった後、「分かりました。雑誌には載せませんが、それと関係なく心配されるようなことがないように十分配慮します」と約束した。
このホームページを読まれた方もこの曼荼羅の絵がそのような扱いを受けないように配慮をお願いします。

 
シャール寺 曼荼羅への気持ちを大切に!
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タシルンポ寺

15:00にシガツェ到着。すぐにタシルンポ寺に行って、17:30まで見学。

4世の墓はとても豪勢な物が残っているが、 5世から9世のものはひとまとまりにして新しい墓が作られていた。 昔はそれぞればらばらに存在していたらしいが、10世が建てなおし、10世自身はそれからしばらくして死んだそうだ。

なぜ5〜9世のものだけ一つにしてしまったのかガイドに聞いてみたところ、 彼の推測では5〜9世の墓はそれほど豪華ではなかったのだろう、とのこと。
ラサでの代々のダライラマの墓(5世が何かと大きい)でも思ったことだが、 必ずしも後生のリーダがより大きく豪華な墓を作るわけではない、ということは興味深い。 彼らの宗教的なものからくる欲の無さや、その時点でのそのリーダの政治的な位置づけなどによるものだろう。

レストラン
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世界で最高所のホテルらしい
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ヤク以外にも働き者はいる!(ロバ)
タシルンポ寺の後、町中のマーケットを私たちだけで散策。
その後19:00からレストランで夕食。私たちの泊まっているよりも安そうなツーリスト用の宿が経営しているレストランで、欧米人がたくさん泊まることもあって、スタッフは私たちが泊まるホテルの従業員よりもはるかに英語が堪能。

ちなみに、私たちの泊まったホテルはまだ完成して間もないらしいけど、どうやら世界で最高所のホテル、と言っているらしい。こういう内容がどこまで本当かというあたりは、この国に限ったことではないだろうけど、、、

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