チベット旅行記
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ラサ市内観光
3日目 4/29(Sat)

バルコル(2回目)

6:30 起床。水分補給のジャスミン茶も飽きてきたので、持ってきた粉末でカフェラテ作成。
7:30〜8:40 バルコルをコルラ(右回りに回ること)。バルコルに近いホテルなのでこんなことが朝飯前にできてしまう。
昨日は夕方だったので店も閉まりかけてたけど、今日は市場も開いていて活気がある。人が多い分だけこちらを見る奇異な視線が強いけど、それくらい気にしない、気にしない。

物乞いの子供はかなりしつこい。しばらく無視してたけど、平然とバルコル1周に付きあいそうな勢いだ。最後には私たちの後にいた無関係なチベット人が少しお金を渡したようだった。

8:40 朝食。昨日から体調がすぐれないのであまり食べなかった。

ポタラ宮

中国政府が置いたであろうごみ箱
09.jpg 9:30 ガイドに連れられてポタラ宮の観光。 ダライラマが昔住んでいた宮殿で世界遺産にも指定されているが、今は中国政府のものとなっていて観光入場料はそちらへ流れている。
車で上の駐車場まで上がれる
チベットの寺院関係はどこもそうだけど、室内の撮影をするには追加料金が必要となる。室内は当然のように暗く、ストロボを光らせたりすればすぐにばれてもっと高額の罰金になるみたい。ただ、三脚とかストロボとかかなりがんばらないときれいには撮れなそうなので、お土産屋のきれいな写真集を買った方がよいような気はします。
ちなみにこれもどこの寺院も同じだけど、入場有料敷地内であっても屋外は撮影無料。屋外の解釈は日光が届くところであればいいようで、空が見える廊下(屋根あり)の場所でもOKだそうです。ここに載せている写真と同様なものは追加料金無しで撮影できます。

ポタラ宮内の休憩所
いろいろな過去のダライラマの墓などを見ながらだんだんと上の階に上がっていく、やっと空が見える場所につくと休憩所がある。
昨日から悪くなり始めた体調のため、「トイレどこ?」と聞くと、「もうちょっと部屋を見た後じゃないとないよ」。
追加料金の屋上
それでもせっかく来たポタラ宮、「10元を払ってでも屋上を見学する」という私たちを「トイレは大丈夫なの?」という目でガイドが見ていた。

屋上からは歴代のダライラマの墓の屋根が見える。 王というものはその権力を誇示するがためにそれ以前の王よりも必ず大きな墓を作るもの、と思っていたけど、 歴代のダライラマに関しては必ずしもそうではないようだ。 歴代のダライラマ本人がそれぞれの時代の最大権力者でなかった(利用されていた?)という背景もあるのかもしれない。

漢族の人に「写真を撮ってください」と日本語で話しかけられた。日本語が話せることもびっくりしたけど、簡単に日本人だとばれてしまうのも不思議な感じ。

歴代のダライラマの墓(大きさがまちまち)
やっとトイレに到着
どうにかポタラ宮の途中のトイレに到着。
しかし、体調不良でなくてもこのトイレには是非一度いってみるべき!その場で会った欧米人いわく「Long Drop !!!」。
行ってみればどういう意味なのかはすぐに分かりますが、見ず知らずの人と向かい合って用を足す、という中国では珍しくない習慣が前提となります。

バルコル(3回目)

ジョカン前
ガイドとともにバルコルを歩いた。彼の家があるという町中も案内してくれた。正直彼がいなかったら絶対に迷っていたと思う。細い路地はいるときは要注意!

12:00〜13:00 ガイドと別れてバルコルの入り口付近にあるバルコル・カフェで昼食。 丼物など無難な食事が頼めるが、そんなことより体調は最悪で、ちょっとだけしか食べれなかった。

のんびりと食事をしていると、モンゴルから中国への留学生が日本語で話しかけてきた。彼は日本語を勉強中だとかで、日本語の文法についてなど教科書と照らし合わせていろいろと質問をしてくる。
できる限りの回答をしたけど、回答をする言語がないのが難点で、彼は英語をほとんど理解しないらしく、私たちのいいかげんな漢字の筆談も難しいみたい。結局、分からない日本語をその日本語でゆっくりと教えた。
質問の例文もびっくりするものがあって、「『羊解体』はこのままで日本人に通じますか?」と聞いてくるので、「うーん、確かに日本語として間違ってはいないんだけど、普通の日本人は日常生活で羊を解体することはないからねぇ。。。きっと「羊買いたい!」だと思うだろうね」と答えに窮してしまった。

ノルブリンカ宮殿

さらに贅沢なホテル
23.jpg 15:00 こちらの体調不良に配慮(車に対しての不満を言ったことへの配慮?)として、ホテルを差額無料で変更(金谷飯店→西蔵大廈(Grand Hotel))してもらった。
体温を測ると36.9℃。平熱からすると少し高い。(日本の正露丸程度だとほとんど効果がなかったが)中国製の薬をもらって飲むとその後恐ろしいほどに体調が回復した。 マさん(ガイドの上司)本当にありがとうございました。
もう少し確実に効く薬を日本で探す必要があるかもしれない。
ノルブリンカ宮殿前景
ノルブリンカ宮殿16:00 ノルブリンカ宮殿を観光。ダライラマが昔使っていたという宮殿。
それほど観光に時間のかかるところでもないので、その後ガイド宮殿前のお土産屋へ。日本語勉強中だという店員もいたりして、最初は変な日本語でいろいろと解説をしながら押してくるけど、ジャスミン茶でも飲みながら話をすれば、ほとんど買わなくても楽しい人たちだったりして。

ホテルに戻った後、ホテル内のお土産屋で曼荼羅などを購入。
19:00 昨日と同じお店で夕食。
脈を測ると妻60、夫70。脈はまだ大丈夫かも。


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