チベット旅行記
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日本 - 広州 - 成都
1日目 4/27(Thu)

日本出発

羽田駐車場

4:30に秦野を出発。 出発が早朝便であり、帰りも22:30着で電車だとホテルに前泊しないといけないので、羽田付近の駐車場 JetParkingを利用した。
14日間で2万円のみ。 成田と比較すると都内であるだけにどうしても高くなるけど、 今回の場合、成田発-北京経由(成田発はこれのみ)だと一人あたり3万円高となるので、全く問題ない。 自宅から空港までの距離もはるかに近いので、今後も関空便の時には利用したい。

Yahooなどで検索すると羽田の駐車場がたくさん出てくるので、 その中での値段で選んだ。
受け渡しは、他の業者が駐車場内であるのに対して、この業者は乗り場の前であったが、 特に問題はなし。

5:35に羽田空港に到着し、JetParkingに電話。 予定の時間よりも少し早かったため、5:55まで待って車両を渡した。

羽田 - 関空

携帯用の薬などを購入してから、搭乗手続き。 中国に着いてからのリコンファームは不要。
JAS国際線受付カウンターでは、 外人に対して一生懸命日本語で説明していた。自分が海外の国際線カウンターでこの外人と同じ目にあったらと思うと、やっぱりこんな状態じゃ国際線に対応してるとは言えないんじゃない?

7:30羽田発。9:00関空着。10:00関空発。

広州

30分遅れの13:40に広州到着。 入国審査が非常に遅く30分もかかった。 この時点で14:10。飛行機が飛び立つまでの時間が1時間もない。

急いで国内線の乗り場に行き、国内線の荷物を預けた。 搭乗手続き担当者は、 「保険料の上限がどうのこうの」という欄を指差しながら、 何か中国語で話していたが、こちらが中国語は分からないと英語で言うと、 笑って済ませていた。

自信満々に中国語で話し掛けられることはとても多い。 「中国人から見ても私たちが日本人であることが分からないことがある」 ということもあるが、彼らが英語を全く話せないことが大きな原因。

中国元への両替で大ピンチ!

急いで搭乗しようとすると、予定通り「空港使用料を払うように」 と言われる。 こちらが米ドルを見せて、「これしか持ってない。 この空港で両替するように言われたけどどこでするの?」 と聞いても、中国元を見せて「これじゃないとだめ」 みたいなことを中国語で叫んでいる。

「そんなことは分かってるけど、だからどこで両替するの?」 と英語でいくら言っても誰一人理解しない。 しょうがないのでお店の人とか警備の人とかにも話しかけるけど、 英語が分からないのは相変わらず。 筆談でも「ここ(国内線空港)の支払いは中国元じゃないとだめ」の連発。そんなこと分かってるって。

最後には自分の中国元を出して、闇両替をしようとする。 「こんなところで捕まったらたまらない」と思って慌てて拒否して、 英語の通じそうな国際線ターミナルまで猛ダッシュした。

国際線ターミナルでは英語も通じ、ターミナル内の両替所を教えてくれた。 14:55に両替。 15:10にセキュリティーチェック(これがまた時間がかかる)。 15:20に搭乗用バスに乗る。

本当にぎりぎりの搭乗だった。 本に載っている「乗り継ぎは余裕のある便で」 との記述の意味が本当によく分かったが、この便を決めたのは旅行会社だけど、、、

成都

成都の空港に着くと日本語の堪能な現地ガイドが迎えてくれる。

車に乗り込んで挨拶もほどほどに、突然「新婚ですね?」などと聞いてくる。「いいえ、結婚して5年くらいかなぁ」などと笑って答えると「あれ?そうですか?でもこれお祝いです」と言ってお祝いの品をくれた。
どうやら妻のパスポートが仕事上の都合で旧姓のままであったので、そのような勘違い(配慮?)をしたらしい。事実は説明したわけだし、彼らも返されても困るようだったのでありがたく頂戴した。(実際の中身はパンダの刺繍の置物。私たちのような中国に精通していない旅行者では結構高く買わされそうなもの)
こんなことなら毎回新婚ってことにしてもいいかも。

ホテルの部屋につくとそこでも「結婚おめでとう!」などと書いてあるカードとか、花まで飾ってあるよ。ここまでやってもらえると、ちょっと悪い気がしてきた。

ガイドから渡された資料を見ていると、私たちの年齢が20歳くらい多くなってる!「そんなの私たちを見たら間違いに気づくでしょ。でも両替さえもあんなに手間取った国だからラサまで何があるか分からないからなぁ」などと思いながらガイドに電話をしようとした。
ガイドに教えられたようにホテルの部屋から電話しようとするけど、結局つながらず、フロント横のビジネスセンターで電話をかけてもらった。結論からすると「年齢はどうでもいい」だって。

22:00夕飯を食べれそうな場所を聞いていたけど、明日の朝は早い(5:15出発)ので、朝食用に買ったドーナツで済ますことにして、隣のデパートに入ってみる。中国に不勉強な私には意外と普通のデパートなのでびっくり。
ジュースなどを買おうと店に入ろうとすると、何やら中国語で注意される。相変わらず英語は通じないので苦労するが、どうやらザックを持ったまま店に入ってはいけないらしい。入り口付近の荷物預かり係員にザックを預ける、というシステムらしい。
万引き防止なのだろうけど、日本でもデパートの1日の万引き被害が100万円単位だというから、導入してもいい方式なのかもしれない。
しかし、店員が総じてムスッとしているのはなかなか慣れないものだ。日本の店員さんも気分の悪いときもあるだろうに、ありがたいことです。

腕時計の心拍計で早速計測。妻69、夫68。高山病の心配はまだまだこれから。高山病に効果があるというダイアモックス(利尿剤)をさっそく飲み始める。高所に着く数日前から飲むものらしい。
高山病には何よりも水分が大事。デパートで買った紅茶(3.2元)とジュースでしっかり補充。

部屋には120Vの電源もあるし、ドライヤーもついてる。それなりのホテルなのかな。
22:00就寝。

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