「す」と発音させたい場合、皆さんご承知の通り、ss またはエスツェットで表しますが、新しい正書法では、その前に来る母音が短い、短母音の時は ss となります。
従来のと違っているところは、「す」の後に子音字が来ても、エスツェットにしないことです。
また、単語の最後、語末でも ss です。
長い母音、長母音が来るときは、エスツェットです。
従来通りですね(^^)
従来(不定詞を)くっつけて書いていた、分離動詞のうち、次のようなものは分けて書くようになります。
名詞+動詞 の場合、名詞を大文字書きして、分けて書きます。
Angst haben |
Eis laufen |
Ma$ halten |
Rad fahren |
動詞(の不定詞)+動詞 は、分けて書きます。
kennen lernen |
sitzen bleiben |
spazieren gehen |
また、過去分詞+動詞の場合も、同じく分けて書きます。
getrennt schreiben |
verloren gehen |
形容詞+動詞 の場合、その形容詞が比較級を作ったり、また、ganz や sehr などで強調できる場合、分けて書きます。
bekannt machen |
fest halten |
nahe bringen |
そうでない場合の 形容詞+動詞 は、非分離動詞です。
freisprechen 「無罪の判決を下す」 というときは、新正書法でも前綴りをくっつけて書きます。
複合的な副詞+動詞 の分離動詞は、分けて書くようになります。
auswendig lernen |
durcheinander bringen |
vorw"arts gehen |
副詞+sein は、必ず分けて書きます。
da sein |
vorhanden sein |
zufrieden sein |