- 今回はリーダーAさんの下見に同行の山行だった。初めて乗る「つくばエキスプレス」から臨時バスに乗り換え、筑波山神社入口で下車した。
- 車道から急坂の参道へと入って行くと立派な筑波山神社に着いた。ケーブル乗り場への道を左に分け登山道に入った。岩と階段が多かった。ヤブツバキの花が落ちていた。
- ケーブルカー沿いの道を登って行った。途中のあずまやはゲーブルカー複線箇所の横に有った。休憩していたら、すぐ横を2台のケーブルカーがすれ違って行った。
- ケーブルカーのトンネルの上を通り、少し下ると男女川(みなのがわ)源流に着いた。水がちょろちょろと流れていた。源流を過ぎると階段の連続する登りになった。脇には雪が残っていた。見上げるとヤブツバキの花が咲いていた。すれ違いが多くなった。
- 御幸ヶ原(みゆきがはら)で昼食休憩にした。うっすらと日光男体山が見えた。観光客も大勢いた。脇には先日降った雪が残り、小さな雪だるまが有った。少し寒く小雪が舞い始めた。体が冷え切らないうちに男体山に向かった。
- 小さい子供も登るにしては急な岩の道を行くと男体山に着いた。気象観測用の古い建物が有り、少し雑然とした感じのする山頂だった。西には、これから向かう最高峰の女体山、南には関東平野が見えた。展望板に記載のスカイツリーは霞んで見えなかった。
- 御幸ヶ原に戻り、今度は女体山に向かった。男体山と違ってゆるい道だった。道脇には雪が残っていた。
- 大岩の間を登ると女体山に着いた。社が建っていた。三角点の横には百名山の石柱が建っていた。岩の上からは先ほどいた男体山が見えた。南に霞ヶ浦が霞んで見えた。
- 下山は、東側に向かった。雪は本降りになった。下り始めは急な岩の道で滑りやすく時間をかけて下った。「弁慶七戻り岩」などの奇岩が多かった。弁慶茶屋跡のあずまやはきれいだった。やがて岩が少なくなり歩きやすくなった。
- うっすら雪の積もった道を下り、見晴の良い丘を過ぎるとつつじヶ丘バス停に着いた。幸いは雪はやんでいた。振り返ると霞がかかりそうな女体山が見えた。
- この日は変化の大きい山歩きができて満足した。