- 初日、新居浜駅からのコミュティバスには他の乗客はいなかった。
- 中七番でバスを下車し歩き始めた。車道を少し進んだ所から林道に入った。数日天気が悪かったせいで林道は湿っぽかった。分岐が数ヶ所有り、地形図で確認しながら登った。三ツ森峠手前の沢で水を補給して3.5ℓにした。ザックの重さが14kgになり重たく感じた。
- 三ツ森峠は送電線が通っていて開けていた。霧で展望は得られなかった。峠を越えた風の無い地点に幕営した。この夜は寒くテント内は5℃まで下がった。翌朝、峠の10m程上の送電鉄塔まで登ると電波が通じた。
- 二日目、林道を離れ登山道を登って行った。最初は急登だった。曇り空で風が冷たかった。三ツ森山山頂付近はシャクナゲが咲いていた。三ツ森山からは、所々で岩稜帯が有った。風が冷たくフリースを着たまま歩いた。
- 送電鉄塔の立つ広場からは見晴らしが良かった。大座礼山にかけてはミツバツツジやシャクナゲがきれいだった。大座礼山山頂は灌木に囲まれて展望は今一歩だった。
- 大座礼山からの下り途中の水場で水を汲んで3.5ℓにした。登山口から林道を少し歩いた後、東光森山登山口から再び登山道に入った。登り途中で二泊目の幕営をした。
- 三日目の朝のテント内の温度は10℃だった。晴れだった。東光森山までは岩の多い登りだった。小鳥がたくさん鳴いていた。
- 東光森山からの登山道は踏み跡程度になり、はっきりしなくなった。県境を示す高さ30cmほどの黄色い標柱を頼りに歩いた。シャクナゲやシロヤシオがあちこちできれいだった。
- 首なし地蔵からは少し急になり地形も複雑になった。シャクナゲが多く咲いていた。1403m峰で方角を間違えて約5分ロスした。大野山ではシロヤシオが咲いていた。シロヤシオの花びらもたくさん落ちていた。
- 滑車台跡からは登山道が再びはっきりしてきた。ロープの有る岩場を通った後、なだらかになると野路峰(のじみね)に着いた。ザックを置いて約145m下の水場を往復して水を3.5ℓにした。
- まだ時間が早かったので幕営予定地を野路峰から黒岩山に変更して先へ進んだ。