12月9日

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現地レポート!

サッカー

イタリア セリエA 第13節
パルマ×レッジーナ
(イタリア・パルマ、エンニオ・タルディーニ)

◆試合後のコメント

中村俊輔(レッジーナ)「(中田との対戦を聞かれて)サッカーは11対11でやるもので、ヒデさんを見ていたわけでもないし、やっていたわけではない。(何か話をしたか、と聞かれて)試合前に一言だけ。ジーコとは代表の日程についての話をし、特に体調面には気をつけてほしいと言われた。自分も(ジーコもウディネ-ゼで)そういう厳しい時期があったから、と。パルマは個々の能力が高いチームで、うちが後半失速するのは精神的な面が弱いからだと思う。イタリアのサッカーには慣れたけれど、まだまだ自分のイメージの100%にはいかない。でもこれは、一人でどうこうできるものではないし、コンビネーションなどの問題でもある。(交代について)出来が悪かったからでしょう。デカニオ監督はとても細かい話をする人で、それを実践できるかどうかは選手にかかっている。GKと1対1の場面(中村のパスからサボルディ)であれが決まって(先制点が取れて)いれば、また違った展開になっていたはずだった」

◆日本代表ジーコ監督の会見から抜粋(イタリア語とポルトガル語で)
「中田は4年目のプレーヤーで、すでに経験を持っており、中村はまだセリエBから上がったチームの一員だ。いずれにしても、2人のプレーを私はよく知っているし、イタリアでビッグな選手だ。タイプが全く違うので、比較はできない。中田は今日、チームの一員としてすばらしい働きをし、ファンタジーを見せていたと思う。中村も同様で、これを続けていれば来季はほかのチームから誘いが来るに違いない。私は代表で一緒に2人を使うことを考えているし、彼らがここでプレーをして日本にいいものを持ち帰ってくれることを望んでいる。
(日本代表の日程についての話し合いを持ったのかと聞かれて)もちろんそのために私はここに来た。来年の予定を一度は決定したが、若干変更しなくてはならない。セリエが終わったあと、おそらく日本で2試合の親善試合を組むことになるだろう。バカンスを短縮しても合流をしてもらわないとならないことになる(相談したという意味)。2つの強豪チーム(国)が来るので(注:これはコンフェデレーションズ杯の前に国内で行われるキリン杯でのメンバー招集について。セリエは5月25日に終了し、当初は、ここからフランスでのコンフェデまで2人は休暇を取って合流の予定だったのを、一部変更するため監督と話し合いを持った)」



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