小型種クワガタ飼育レポート
 

マダラクワガタ

これもオニクワガタ同様、幼虫採集に限ります。私の場合、朽木の種類が判別出来ないので、なにとは言えませんが、赤く朽ちた倒木からです。採ってきた朽木の破片で飼います。容易に羽化までは行きます。さて、成虫が問題です。やはり何を食べているのか解りません。成虫の寿命はオニクワガタ同様に長くありませんでした。そのままに放っておいたら、先日、新しい成虫を発見しました。見逃した幼虫が2年1化に
なったのか?それとも産卵された1年1化なのか解りません。小型種の場合はマット飼育が困難です。マットの湿度をうまく保つのが難しいです。そんな訳で朽ち木片で飼うのですが、放っておくと増えたり減ったりしそうで、”けさらんぱさらん”のようなクワガタです。
 
 
ミニプラケ(ミニサイズのプラスチックケース)で飼ってます。矢印の場所は成虫の坑道です。その他にも沢山見えますね。かなり、活動的です。 
 
 
 
ピルケースの中に3頭いるのが見えますか?完璧な保護色ですね。 
 
 
 
ここに成虫がおります。
 
 
 
なんか火星の地表を移動する物体発見って感じです。歩く速度は結構早いです。 
 
 
 
背中のマダラが見えるでしょ。
 
 
 
矢印がマダラクワガタで、その右側の穴はマダラクワガタの巣?です。 
 

あっ、最後に成虫飼育の注意点。彼らはカミキリムシみたいにケースの壁面を平気で歩けるので、蓋には乾燥防止と脱走防止の意味で、
ビニールを挟んで下さい。


教訓:余りごちゃごちゃ考えずに放っておいた方が良いようだ。なるべく大きい容器で湿度をうまく保つのが肝要のようだ。