2.ミヤマクワガタの魅力

クワガタのインタ−ネットペ−ジで扱われているものは殆どオオクワガタ・ヒラタクワガタのDorcus属です。しかし、私は短命なLucanusの方が断然好きです。オオクワガタは飼ってみたものの、確かに長生きですが気が小さく余り表に顔を出しません。ミヤマクワガタは誰にでも喧嘩売る気の強さで、格好はめちゃくちゃいいのに、虚弱体質というアンバランスさ、という点がヤンキ−っぽさを感じさせます。耐久性よりも、ひたすら格好良さを追求したイタリアンカ−のようでもあります。オオクワガタがベンツだとするとミヤマクワガタはフェラ−リであります。さあ、貴方もミヤマクワガタを飼ってみましょう。
 










ここがカッチョいい その1.
なんといってもこの頭の張り出し部分が最大の魅力ですね。これは耳状突起って言われてます。良くできた車のリヤスポイラ−みたいな形ですよね−。なんの目的でこんな形に成っているのか不思議です。






「格好良ければどうでもいいじゃん!」というノリで神様が作ったとしか思えません。 挟み合いの喧嘩なので、挟まれないように頭を大きくしちゃった大鑑巨砲主義的発想の進化かな?その結果、前胸を挟まれると簡単に沈没します。















ここがカッチョいい その2.
金色に輝く産毛が美し−い
怪傑ライオン丸のタテガミのようで、勇ましい−。
(え−知らないんですか?
こ−してオジさんは若い衆から嫌われてゆくのであった。)
















ここがカッチョいい その3.
変化のある大顎の歯も魅力ですね。
この四角ぽさなんかもやっぱり神様がノリで作った感じするでしょ−?








 






ここがカッチョいい その4.
色を沢山使った作りがナイスです。
黒地に黄土色のアクセントなんてニクイね−。
色使った分だけ余分にコストかけてます。










ここがカッチョいい その5.
この大顎の真下に向かって生えてる歯は以外と知られてません。
目立たない場所にも拘ってます。
「いい仕事してますね−。」














 






ここがカッチョいい その6.
亜種のタカサゴミヤマクワガタやチョウセンミヤマクワガタには見られないこの頭部の出っ張りはmade in JAPANの表示であります。

















ここがカッチョいい その7.
茶色いのがいたり、黒いのがいたりしてカラ−バリエ−ションが豊富。同じ場所で採取してもかなり違う色のものがいたりします。



























ここがカッチョいい その8.
大きさによっても、歯の形が変化します。同じ種類には見えませんね。ですから、沢山飼ったとしても飽きませんよ−ん!

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