| クロックアップの善 |
CPUのクロツクアップは魅力です。低予算で上位モデル並みの性能を手に入れられます。G3モデルでは、ほんの数百円で数万円するCPUの性能を手に入れられます。これこそ、改造の醍醐味でしょう。
G3での、数十ヘルツのアップなど体感的には感じないでしょう。スペックマニア的な所もあるでしよう。しかしクロックアップの誘惑は、いつも私を虜にして離しません。 |
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| クロックアップの悪 |
CPUのクロックアップに伴い、消費電力が増加します。これと同時に発熱も増えます。CPUには動作が保証されている設定温度がありますが、これを超えると正常に動作しなくなります。最悪の場合はCPUが破壊されます。
クロックアップには(バスクロック変更、動作倍率変更、コア電圧アップ)などのクロックアップ法が存在しますが、どの方法を選んでも、行き過ぎたクロツクアップは、CPUの寿命を縮めたり、動作を不安定にしたり、最悪の場合は破損の危険がある事を覚悟しなければなりません。
又、CPUの動作倍率を変える場合、ディップ.スイッチの封印シ-ルを剥がす必要がありますが、これを剥がした瞬間から、「Appleの正規保証を受けられない事」を覚悟しなければなりません。 |
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| クロックアップの心得 |
1.クロックアップは総べて自分の責任の上で行いましょう。CPUはクロックアップ以前に静電気で破損するかも知れません。CPUの取り扱いを含めクロックアップには危険が伴います。
2.ク-リングをしましょう。 クロックアップに伴い発熱も多くなります。最低ク-リングを徹底しましょう。G3は発熱の少ないCPUですが、それだけ安定動作の設定が低いようです。
3.動作が不安定になったら潔くやめましょう。 動作が不安定になったら(突然のフリ-ズ、起動中のフリ-ズ、CPUの熱暴走)潔く諦めましょう。 |
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| 私の実績、あたりはずれ |
| 588 |
Cordyceps 603e/120MHzの動作倍率変更でのクロックアップ
ロジックを見て諦める。リスクと効果を考えて諦めました。(大人だなあっ?) |
| B&W G3/350MHz |
1.オリジナルCPUのクロックアップ(動作倍率変更による)
350MHz→400MHz ク-リング無しで成功
350MHz→450MHz 起動するも突然のフリ-ズ多発、起動中にフリ-ズあり。
ク-リングするも改善せず。諦める。
2.450MHz純正IBM.CPUのクロックアップ(動作倍率変更による)
450MHz→500MHz ク-リング付で安定動作。28℃前後で安定している。
450MHz�ﾓ550MHz 起動音するも動かず。HDDも回らない。ク-リングしてももちろん
不動。キャシュクロック変更は行わず。 |
| 6500 |
1.SONNET.G3.250MHzのクロックアップ(Sonnet_Clocker_II_rev1.1による)
250MHz→275MHz 安定動作、動作温度31℃前後。
250MHz→300MHz 安全装置が働いたのか?設定しても275MHzに戻ってしまう。不可
2.SONNET.G3.250MHzのクロックアップ(ResEditの書き換えによる)
250MHz→300MHz 起動するも突然のフリ-ズ。キャシクロックを変更しても不可
3.SONNET.G3.300MHzのクロックアップSonnet.Clocker.rev1.2bによる。
300MHz�ﾓ350MHz 安定動作、何の問題もなく作動している。
300MHz→375MHz 安定動作だが、CPU温度が58℃まで上昇。
300MHz→400MHz 3回に1回は起動中にフリ-ズ。立ち上がってもしばしばフリ-ズ。キャ
シュの作動倍率を変えても、ク-リングしても不可。諦める。
4.SONNET.G3.400MHzのクロックアップSonnet.Clocker.rev1.2bによる。
400MHz→500MHz 大当たり! 1発成功、安定動作。kikuchiさんありがとう。良いカ-
ドです。
5.PowerLogix.G3.500MHzのクロックアップ。カ-ド動作倍率による。
500MHz→550MHz キャシュ275MHzで、Finder割り当てメモリ2.5MBでOK。
500MHz→600MHz キャシュ300MHzで、Finder割り当てメモリ2.5MBとCPU、キャシュ
ク-リングでOK。 |
| 以上です。588は120MHz、G3は500MHz、6500は500MHzでCPUク-ラ-を増設して現在使用しています。目標だったG3.300MHz.MTの性能を完全に凌駕しています。CPUだけの結果で言えばPM G4 500/AGP(Rev.B)1327の値とどっこいです。ヨセミテのG3/500MHzも超えてます。 |
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